技のデータ
登場 | 第1世代 |
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威力 | 35(第1世代)→60(第2世代~) |
命中率 | 100 |
PP | 35 |
タイプ | ひこう |
分類 | 物理 |
範囲 | 相手単体 |
直接攻撃 | ○ |
概要
初代から存在するひこうタイプの技。特に追加効果の無い普通の攻撃。
名前の通り、翼を敵にぶつけて攻撃する。
困った事に同威力技につばめがえしがあり、あちらは必中かつわざマシンで習得しやすいので肩身が狭い。
ただし威力の割にPPが非常に多いので、耐久グライオン等PPが多く欲しい時に採用されることがある。
ストライクの場合は特性テクニシャンによる威力の補正もあって実質威力135の技を35回も使用できるので、長期戦が想定される場合にはメインウェポンにもってこいである。
もちろんシナリオ攻略で回復を挟まない長旅を想定する時にも安心。
剣盾ではつばめがえしの習得者が激減した代わりに、テクニシャン対応の連続技ダブルウイングが登場。
やや命中不安だが、テクニシャン補正がかかると威力120(タイプ補正で180)と強力であり、つばさでうつの立場が更に厳しくなった。
完全下位互換技に飛行タイプの初期技として有名な「つつく」がある。
なお、初代では設定ミスのためつつくと同じ性能になっており、攻略ガイドの威力と食い違う。プテラを除くと習得レベルが軒並30前後と遅いため、飛行タイプ技の上位版と勘違いして覚えさせるプレイヤーが後を絶たないという問題があった。
しかしながら、初代では「つつく」と「つばさでうつ」を両立できるポケモンはあまり存在しなかったため難を逃れたケースは多い。
第2世代からは威力が60に上方修正され、同時に序盤にレベルアップで覚えるポケモンも増え、シナリオ技としては申し分ない性能を持つようになった。
どういうわけかポッポ系統は習得レベルが30前後とやたら遅い。LPLEのみ習得レベルが15と早め。
ただしリザードンはLv36、カイリューに至ってはLv55と進化レベルが高く、そんなレベルで覚える技としては明らかに力不足。
剣盾では進化時に覚える技がそれぞれエアスラッシュ(リザードン)とぼうふう(カイリュー)といった、より強力な技に変更されている。LVアップで覚える技から削除されたが、カイリューはLv1で覚えられる技に残っているので「技教えマニア」経由で習得可能。リザードンの方は何故かヒトカゲのタマゴ技候補に残っている。どこを打って攻撃するのだろう…?
BDSPでは進化前後共に翼がないドードー系統まで覚えるようになった。既にはがねのつばさを習得可能だったとはいえ、他に適切な技は無かったのだろうか…。
手が無いのにパンチ技を遺伝できたゴースやキノココに続く珍事となっている。
なおゴースのパンチ技は剣盾で、キノココのパンチ技はBDSPで、ヒトカゲのつばさでうつは第9世代でタマゴ技から削除されている。