つばめがえし
つばめがえし
初出 | 第3世代 |
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威力 | 60 |
命中 | - |
PP | 20 |
タイプ | ひこう |
分類 | 物理 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 必ず攻撃が当たる |
英語名 | Aerial Ace |
第3世代から存在する技。
所謂必中技の一種。
どのようなわざかというと、実はわざエフェクトの通りであったりする。
(刀を目の前で振り下ろし油断した隙にそのまま斬り上げる)
これがアニポケであるとポケモンによって演出が全く異なり、鳥ポケモンの場合は素早い動きでの突撃(オオスバメはジェット機よろしく後部に、ムクホークやドンカラスは頭にエフェクトが発生する仕組み)、ワルビアルは(ワニなのに)滑空ラリアット、ゲコガシラやゲッコウガはキック(かかと落としや飛び蹴りなどバリエーション多し。サトシゲッコウガの場合は、キックの他にパンチも織り交ぜる。ゲッコウガは刀を生成可能な種族なのであるが、そうしたバージョンは現状披露されていない)と様々なバリエーションが確認されている。カッコイイけど、つばめがえしって何だったっけ。
実はワルビアル版は相手の懐へ飛び込んで油断させてから飛び上がり、相手の元に返って来るというプロセスを踏んでおり、動き自体は原典に則ってはいる。せめて爪使えよは禁句。
ポケダンでの効果音は刃物で切ったような凄まじいエフェクトが鳴る。
初登場から技マシンの常連になっており、習得者自体は非常に多い。
そして第6世代に至るまで唯一技マシンとして現存する必中技であり、必中技の中でも汎用性はトップクラスである(第3・第4世代では「でんげきは」もわざマシンであったが第5世代で消えたが、第7世代で「スマートホーン」が新たに登場している)。
なお、威力60でこの汎用性のためつばさでうつを涙目にしたのはいうまでもない。
ただ、タイプ一致で使うとなるとひこうタイプの物理攻撃技にはブレイブバードやドリルくちばしの方が威力が高いので需要はそちらへ回りがちなので採用率は低め。
採用する場合はストライクやボーマンダ・ケンホロウの様にひこう技に恵まれないポケモンが対象となる場合が多い。
特にストライクは特性・テクニシャンの効果とタイプ一致も相まって威力135と必中技としてはとんでもない威力となるため、メインウェポンにする価値は十分あるといえるがつばさでうつのPPが35もあるので長期戦を想定した場合つばさでうつの方の採用も考えたいところ。
サブとして用いる場合は、威力の都合上「ひこうタイプが4倍弱点となる相手への対策」というピンポイントでの採用となることが多く、やはり採用率は高くない。
ただし前述の通り汎用性が高く、気軽に習得可能な必中技であるため決して他技に劣っていることはない。技範囲に悩むならば採用の価値は十分あるであろう。
第8世代ではダイマックス技「ダイジェット」登場に伴い、習得者の多さもあって大きく採用率を上げた…
と思いきやわざマシンから削除されてしまい一部のポケモンにしか使用出来ない技となってしまった。対戦では必中はりきりが強力なパッチラゴンが良く使用して来る。
BDSPではダイマックスが存在しないため、わざマシンに返り咲いており、再度ストライクのサブウェポンとしての活躍が見込まれる。
ちなみにドイツ語ではAero-Assという。Assは英語のAceと同義語であるため下ネタ的な意味ではないのでご安心を。ただ、海外では良くネタとされている。
リリース当初から実装されている3ゲージ技で、ピジョットやオオスバメをはじめ、トゲキッスやレックウザ等と習得者の範囲は広い。
...しかし、ポケモンGOのひこう技の中では現状1番不遇な扱いとなっている。何にせよこのつばめがえしはゴッドバードは愚か同じ3ゲージ技のドリルくちばしに威力、硬直、トレーナーバトルでのチャージ量全てに於いて負けてしまっている。本作のバトルで命中率の概念がないことも追打ちを喰らっている。
しかも最近の調整で改善されるかと思いきやドリルくちばしの方が強化を施され、あろうことか同じく不遇技であったブレイブバードも主力技と化し、つばめがえしは完全に置物になっている。
だが2023年9月にゴッドバードが弱体化した一方、つばめがえしの必要量が40げ減少し、3色パンチと同等の性能となったことで使い辛さは多少解消した。ドリルくちばしには依然負けているが…