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ジャローダ

じゃろーだ

ジャローダとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次[非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0497
イッシュ図鑑No.003
英語名Serperior
ぶんるいロイヤルポケモン
タイプくさ
たかさ3.3m
おもさ63.0kg
とくせいしんりょく / あまのじゃく(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう/しょくぶつ


ポケリフレ情報

頭頂部
襟(?)部分
危険


進化

蔦蛇集合!


ツタージャ(Lv.17) → ジャノビー(Lv.36) → ジャローダ

概要

ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)から登場した、ツタージャの最終進化系。
進化によって脚がなくなり、胴体が大きく伸びて一気にらしい体型に変化した。

胴体に黄色い唐草模様が入り、高い襟のようなヒレ状の構造が表れるなど、ロイヤルの分類名に違わない高貴さを漂わせる。
目つきも睥睨するような鋭く冷たいものとなり、その気高い瞳で射竦めるだけで相手の動きを止めてしまう。そしてその威圧に動じない強敵を相手にする時だけ、本気を出して戦うという。

生態そのものは蛇と植物の要素をちゃんと引き継いでおり、光合成で浴びた太陽エネルギーを体内で増幅させている。

リーフブレード五刀流


もなくなっているように見えるが、こちらはちゃんと残っている。ヒレ(?)の根元付近で垂れている葉っぱがそれであり、「ポケモンミュージカル」ではグッズを持たせる事が可能。もっとも短くなり過ぎたためか、手を使う機会は殆どないらしい。

名前の由来は系統共通の「(音読み:ジャ)」+「道(英:Road)」ないしは「卿(英:Lord)」+「蛇(音読み:ダ)」と考えられる。
何気に高さが3.3mもあり、草御三家どころか御三家全体で見ても一番大きい上に、第五世代の中では最大級の大きさを持つ。後にホワイトキュレム(3.6m)に抜かれたものの、それでも大きい事には変わりない。

ちなみに、蛇をモチーフにしたポケモンとしては珍しく、タマゴグループにドラゴンは含まれない。(りくじょうとしょくぶつ。アーボックハブネークなど、蛇型のポケモンは基本的にドラゴングループに属している。なお同じく草御三家で爬虫類モチーフのジュカインはドラゴンとかいじゅうの複合である。)

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
7575957595113528

蛇=素早い」というイメージにもかかわらず素早い蛇型ポケモンがいなかった中、初めて種族値100を超える蛇型ポケモンとして登場した。
草御三家では同じ爬虫類モチーフのジュカインに次ぐ速さで、御三家全体で見ても素早い方に位置する。また、素早いポケモンでありながら耐久力がかなり高水準。

一方で、攻撃力についてはお察しレベルの数値であり、シナリオ攻略ではいくら強い技を覚えさせてもダメージが稼げない。
しかも自力習得できる攻撃技は自タイプとノーマルタイプのみと極端に偏っている。わざマシンを用いても「めざめるパワー」がすぐに候補に上がってくるほど貧弱なレパートリーであり、『BW2』以降の教え技で「アクアテール」「アイアンテール(タマゴ技でもある)」「りゅうのはどう」「げきりん」「はたきおとす」等が揃うまでアタッカーは困難だった。そしてくさ技は全タイプ中最も通りが悪い

こうした特徴から、シナリオ中ではぶっちぎりに頼りにならない御三家である。
道中でゲットできる他のくさタイプ(エルフーンドレディアヤナッキーなど)は技の揃いや能力面で大きく勝っており、これらに乗り換えた人が多数いた。
相対的にはいつぞやのハーブポケモン以上に厳しい環境だったと言える。
敢えて育てるなら「せいちょう」「やどりぎのタネ」のどちらかがあると幾分楽。

ただ、蛇ポケモン特有の強力な積み技「とぐろをまく」さえ覚えておけば、持ち前の高耐久もあって相性の悪い相手にも強引に勝つ事が可能。
やどりぎのタネ」と合わせて複数回積めれば全抜きも夢ではない。攻撃技は積み前提なら「リーフブレード」「おんがえし」だけで十分。
とは言えバトルの度に毎回積んでいては時間がかかるのも事実。普段の勝負は他のポケモンに任せ、強敵相手にこそ頼るといいだろう。

シナリオで苦労する分の反動なのか、対人戦においては優秀の一言。技も状態異常をかける手段こそ少ないものの、蛇由来の優秀な遺伝技「へびにらみ」に始まり「やどりぎのタネ」「ひかりのかべ」「いえき」「ちょうはつ」など概ね揃っており、「みがわり」と「やどりぎのタネ」を併用した持久戦や、「へびにらみ」を活かした麻痺撒きサポートを一通りこなすことができる。
地味に積み技も優秀で、やはり蛇由来の「とぐろをまく」の他「つるぎのまい」「めいそう」「せいちょう」を備えるため、積みアタッカーもこなせなくはない。こうげき・とくこうは同値なので両方に対応できるのも強みの1つ。

そして『ORAS』で解禁された隠れ特性あまのじゃくでまさかのアタッカーとしての才能が開花した
この特性を持った状態でリーフストーム」を使うと「とくこう」を2段階も上げられるのである。
威力130のタイプ一致ボーナス1.5倍という超火力が次のターンには威力が半減するどころか倍増して襲いかかると言えばその恐ろしさがお分かりいただけるだろうか。
素の攻撃力が上記の通りなので、実際にはそこまでゴリ押しが利くわけではないのだが、ジャローダは搦め手に秀でたポケモンである。各種変化技に攻撃技1枠という構成にしていた個体も珍しくはなく、問題無く「リーフストーム」を戦術に組み込むことができた。
早い話が本来火力を度外視するサポーターが強力なブースト手段を備えたわけで、攻防共に隙の無い、高いレベルでバランスの取れたポケモンになった。
特にくさ技の通りが良くなるさかさバトルでは最警戒ポケモンの一角にまで登り詰めており、第5世代御三家の中ではぶっちぎりの使用率を誇っている。
そして何と言っても、ポケモンUSUMで行われた単タイプポケモン限定のインターネット大会「シンプルシンフォニー」では使用率1位という快挙を成し遂げるくらいへと変貌した。
なお、積み技との相性が最悪なため、この特性で積みアタッカーになることはできない。

使用トレーナー

ゲーム版

※1 最初に選んだツタージャを進化させた場合
※2 ポケモンマスターズのバディー
※3 主人公がミジュマルを選んだ場合
※4 主人公がポカブを選んだ場合

アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

本作に於いても、本家同様先手を打っての搦め手を得意とするポケモンとなっている。
火力こそ低めなものの防御の種族値が高めになっており、CPは低めだがメガニウム等と同様に耐久力も重要となるスーパーリーグに適しており、通常わざが出も速いタイプ一致の「つるのムチ」ならばゲージわざのチャージも速い。
習得するゲージわざは「くさむすび」「グラスミキサー」「つばめがえし」そして限定技の「ハードプラント」。この内グラスミキサーは相手の攻撃をがくっと下げる効果を持ち、通常わざが前述したつるのムチならゲージの溜まりも速い為先手を打って相手の火力を削ぎやすい。また同じくゲージの溜まりが速いつばめがえしも同タイプのメガニウムやこちらの弱点を突いてくるむしタイプ辺りの相手に対し持っておくとより柔軟に動ける。
ウツボット等他のグラスミキサー使いに比べ火力が出しづらく素の火力も低めな為、高めの耐久力・手数とデバフを上手く活かして立ち回りたい。スーパーリーグではチルタリスエアームド等「ゴッドバード」使いも多数いる為、弱点を補完出来るポケモンも控えておくと安心。

『ポケパーク2』

フローラルエリアのエリアマスター。
一人称は「ワラワ」。
後継者であるツタージャのおてんばさを心配している。ミジュマルのことを小さい頃から知っているらしい。

Newポケモンスナップ

「樹海(トキシキの森およびイルミナスポット)」に生息。第5世代御三家の中では唯一の出演。
トキシキの森では2番目の季節分岐が「秋」の時にのみ、2番目および4番目(分岐先のみ)に出現する。
イルミナスポットではとあるイルミナポケモンと仲良さそうにしている。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • シューティーのジャローダ
    • 旅立つ際にアララギ博士から貰った最初のポケモンで、シーズン2にてジャローダに進化した状態で登場。
    • カベルネのヒヒダルマやモブトレーナーのクイタランを「にらみつける」からの「ソーラービーム」のコンボ一撃で沈め、デントのイワパレスには前述のコンボは封じられたものの「ハードプラント」であっさりと倒し、サトシのチャオブーも目にも止まらぬスピードで翻弄し勝利した。
    • 神速のようなスピードを身につけたジャローダだったが、シューティー自体が相手が予想外な行動に弱く、あまり機転が効かない気質が災いしてアデクのバッフロンには一撃で敗北してしまった。
    • イッシュリーグでは自慢のスピードで翻弄するも、サトシが機転を利かせ、ピカチュウにリベンジされ敗北する。このバトルでシューティーが精神面でサトシに負けてしまい当時の自分の考えが完全に崩れ去った瞬間であった。
    • アデク曰く「シューティーのことが大好き」とのこと。
    • 現在覚えている技は「ドラゴンテール」、「ソーラービーム」、「にらみつける」、「ハードプラント」
  • BW109話
    • イメージのみ登場


『BW2紹介SPムービー』

  • メイのポケモンとして登場。ヒオウギジムリーダー・チェレンとのバトルに使用し、なんと「はかいこうせん」と「ハードプラント」を覚えている(※BW2でのヒオウギジムは最初のジム)。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL


  • ホワイトのあまんだ
    • 性別♀️・特性:しんりょく
    • 性格:しんちょう・個性:ちょっぴりみえっぱり
    • 10章から1年前にアララギ父が研究していたブラック達に渡したのとは別のイッシュ御三家がNによって逃がされ、そのうちのツタージャがNに着いて行き、ジャノビーに進化していた。
    • 10章本編において、ライモンシティの観覧車での出来事でNに着いていってしまったポカブのぶぶちゃんと入れ替わる形でホワイトの手持ちになる。
    • ちなみにNが逃がした他の2匹は、ポカブがぶぶちゃん、ミジュマルはアララギ父のダイケンキである。
    • 冷静沈着な性格で常に気丈とした態度を取り、ブラックのチャオ(チャオブー)を尻尾で平気で転倒させている。ブラックからは「プラズマ団のスパイではないか」と疑われているが、同時にホワイトの護衛としての立場になっている。
    • ホワイトとの信頼関係は微妙なものだが、ホワイト自身は次第に親しみを持ってきている。ブラックがホワイトと再会した時にはバトルサブウェイでの修行によって既にジャローダに進化していた。
    • 11章では墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るためにチェレンのジャノビー・ヒュウのツタージャ・ブラックのブオウ・バンジロウのチャオブー・N(代理ファイツ)のぶぶちゃん・アララギ博士(父)のダイケンキ・ラクツのフタチマル・ベルのミジュマルによる「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。
    〈ホワイトの手持ち〉
    あまんだ (ツタージャジャノビー→ジャローダ♀️)
    じぇしか (シキジカ♀️)
    なんしー (ママンボウ♀️)
    どろしー (マッギョ♀️)
    ゆにぼう (ユニランダブラン♂️)
    ばーばら (バルチャイ♀️)

関連イラスト

ロイヤルポケモン
嫁


ジャローダ
ちびジャローダ



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン BW BW2 
ポケモン一覧 ポケモン御三家 くさタイプ

0496.ジャノビー0497.ジャローダ→0498.ポカブ

イッシュ御三家・最終進化形

くさタイプジャローダ
ほのおタイプエンブオー
みずタイプダイケンキ


草御三家・最終形態

ポケモン該当地方
フシギバナカントー御三家
メガニウムジョウト御三家
ジュカインホウエン御三家
ドダイトスシンオウ御三家
ジャローダイッシュ御三家
ブリガロンカロス御三家
ジュナイパー(ヒスイジュナイパー)アローラ御三家(ヒスイ御三家)
ゴリランダーガラル御三家
マスカーニャパルデア御三家


蛇ポケモン

アーボ/アーボック イワーク/ハガネール
ノコッチ/ノココッチ ハブネーク 
ジガルデ(50%フォルム) スナヘビ/サダイジャ

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