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ジャローダ

じゃろーだ

ジャローダとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0497
イッシュ図鑑No.003
ブルーベリー図鑑No.202
ローマ字表記Jalorda
ぶんるいロイヤルポケモン
タイプくさ
たかさ3.3m
おもさ63.0kg
せいべつ87.5%♂・12.5%♀
特性しんりょく/あまのじゃく(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう/しょくぶつ
異名森の君主

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ジャローダ蛇(ジャ)+Lord(英語で君主)
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語Serperiorserpent(英語で海蛇)+superior(英語で上、高位)
フランス語Majaspicaspic(仏:コブラ)+Majesty(英:陛下)
ドイツ語Serpiroyalserpent+royal(独:王の)
韓国語샤로다
中国語君主蛇

ポケリフレ情報編集

頭頂部
襟(?)部分
危険

進化編集

蔦蛇集合!

ツタージャ(Lv.17) → ジャノビー(Lv.36) → ジャローダ


概要編集

第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から登場した、ツタージャの最終進化系。

進化によって脚がなくなり、胴体が大きく伸びて一気にらしい体型に変化した。

胴体に黄色い唐草模様が入り、高い襟のようなヒレ状の構造が表れるなど、ロイヤルの分類名に違わない高貴さを漂わせる。


目つきも睥睨するような鋭く冷たいものとなり、その気高い瞳で射竦めるだけで相手の動きを止めてしまう。そしてその威圧に動じない強敵を相手にする時だけ、本気を出して戦うと言い、その眼光と威風堂々とした姿から「森の君主」の異名で呼ばれる事もある。


その反面警戒心も強く、無駄な戦いを煩わしいと感じる為、普段は樹海奥深くの遺跡で静かに暮らすことを好む。

生態そのものは蛇と植物の要素をちゃんと引き継いでおり、光合成で浴びた太陽エネルギーを体内で数十倍に増幅させている。


リーフブレード五刀流

もなくなっているように見えるが、こちらはちゃんと残っている。ヒレ(?)の根元付近で垂れている葉っぱがそれであり、「ポケモンミュージカル」ではグッズを持たせる事が可能。もっとも短くなり過ぎたためか、手を使う機会は殆どないらしい。


何気に高さが3.3mもあり、草御三家どころか御三家全体で見ても一番大きい上に、第五世代の中では最大級の大きさを持つ。後にホワイトキュレム(3.6m)に抜かれたものの、それでも大きい事には変わりない。


ちなみに、蛇をモチーフにしたポケモンとしては珍しく、タマゴグループにドラゴンは含まれない。(りくじょうとしょくぶつ。アーボックハブネークなど、蛇型のポケモンは基本的にドラゴングループに属している。なお同じく草御三家で爬虫類モチーフのジュカインはドラゴンとかいじゅうの複合である。)


ゲームでの特徴編集





  • 第8世代では未登場。


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
7575957595113528

「蛇=素早い」というイメージにもかかわらず素早い蛇型ポケモンがいなかった中、初めて種族値100を超える蛇型ポケモンとして登場した。

草御三家では同じ爬虫類モチーフのジュカインに次ぐ速さで、御三家全体で見ても素早い方に位置する。また、素早いポケモンでありながら耐久力がかなり高水準でタマゴわざで「ミラーコート」を覚える。


一方で、攻撃力についてはお察しレベルの数値であり、シナリオ攻略ではいくら強い技を覚えさせてもダメージが稼げない。

しかも自力習得できる攻撃技は自タイプとノーマルタイプのみと極端に偏っている。わざマシンを用いても「めざめるパワー」がすぐに候補に上がってくるほど貧弱なレパートリーであり、『BW2』以降の教え技で「アクアテール」「アイアンテール(タマゴ技でもある)」「りゅうのはどう」「げきりん」「はたきおとす」等が揃うまでアタッカーは困難だった。そしてくさ技は全タイプ中最も通りが悪い


こうした特徴から、シナリオ中ではぶっちぎりに頼りにならない御三家である。

道中でゲットできる他のくさタイプ(エルフーンドレディアヤナッキーなど)は技の揃いや能力面で大きく勝っており、これらに乗り換えた人が多数いた。

相対的にはいつぞやのハーブポケモン以上に厳しい環境だったと言える。

敢えて育てるなら「せいちょう」「やどりぎのタネ」のどちらかがあると幾分楽。


ただ、蛇ポケモン特有の強力な積み技「とぐろをまく」さえ覚えておけば、持ち前の高耐久もあって相性の悪い相手にも強引に勝つ事が可能。

やどりぎのタネ」と合わせて複数回積めれば全抜きも夢ではない。攻撃技は積み前提なら「リーフブレード」「おんがえし」だけで十分。

とは言えバトルの度に毎回積んでいては時間がかかるのも事実。普段の勝負は他のポケモンに任せ、強敵相手にこそ頼るといいだろう。


シナリオで苦労する分の反動なのか、対人戦においては優秀の一言。技も状態異常をかける手段こそ少ないものの、蛇由来の優秀な遺伝技「へびにらみ」に始まり「やどりぎのタネ」「ひかりのかべ」「いえき」「ちょうはつ」など概ね揃っており、「みがわり」と「やどりぎのタネ」を併用した持久戦や、「へびにらみ」を活かした麻痺撒きサポートを一通りこなすことができる。

地味に積み技も優秀で、やはり蛇由来の「とぐろをまく」の他「つるぎのまい」「めいそう」「せいちょう」を備えるため、積みアタッカーもこなせなくはない。こうげき・とくこうは同値なので両方に対応できるのも強みの1つ。


そして『ORAS』で解禁された隠れ特性あまのじゃくでまさかのアタッカーとしての才能が開花した

この特性を持った状態でリーフストーム」を使うと「とくこう」を2段階も上げられるのである。

威力130のタイプ一致ボーナス1.5倍という超火力が次のターンには威力が半減するどころか倍増して襲いかかると言えばその恐ろしさがお分かりいただけるだろうか。

素の攻撃力が上記の通りなので、実際にはそこまでゴリ押しが利くわけではないのだが、ジャローダは搦め手に秀でたポケモンである。各種変化技に攻撃技1枠という構成にしていた個体も珍しくはなく、問題無く「リーフストーム」を戦術に組み込むことができた。

早い話が本来火力を度外視するサポーターが強力なブースト手段を備えたわけで、攻防共に隙の無い、高いレベルでバランスの取れたポケモンになった。

特にくさ技の通りが良くなるさかさバトルでは最警戒ポケモンの一角にまで登り詰めており、第5世代御三家の中ではぶっちぎりの使用率を誇っている。

この世代で獲得した「とつげきチョッキ」とも好相性で、「ミラーコート」でどうにもならない敵を処理できるようになった上にある程度の耐久を活かして有利対面を広げることができるようになった。やろうと思えば「リーフストーム」、「ミラーコート」、「りゅうのはどう」/「ギガドレイン」、「めざめるパワー」というフルアタック型も違和感なく育てられる。

そして何と言っても、ポケモンUSUMで行われた単タイプポケモン限定のインターネット大会「シンプルシンフォニー」では使用率1位という快挙を成し遂げるくらいへと変貌した。

なお、積み技との相性が最悪なため、この特性で積みアタッカーになることはできない。

通常環境でもUSUM期では概ね使用率30位台後半を推移し、準環境ぐらいの力はあった。耐久合戦となったこの頃の環境で「あまのじゃく」によりグングンとパワーが上がるジャローダは貴重で、例えば「あまのじゃく」で特攻+6段階となった状態での「リーフストーム」はHD特化カビゴンの「くいしんぼう」+「リサイクル」+混乱きのみによる回復すら追い付かないものであった。USUM期当時は「あまのじゃく」を積みさえすればウルガモスを突破できる「めざめるパワー(いわ)」型が好まれた。


第9世代編集

DLC『藍の円盤』の配信に伴い解禁。ステラテラバーストで「あまのじゃく」を発動するという新たな動きが加わったが、元のタイプがあまり恵まれない上にそもそも半減でもズンズンと「リーフストーム」で「あまのじゃく」を積んだ方が強いので、一概に強化とは言い切れない。

はなふぶき」や「スケイルショット」などの物理技を覚えたが、素の物理火力が低いのであまり強化になっていない。ただし「スケイルショット」は「あまのじゃく」と組み合わせることで「攻撃しながら物理防御を上げる」という使い方も出来る。

ダブル目線では素早さデバフ技の「こわいかお」、味方バフ用の「てだすけ」が目ぼしい強化か。

通常テラスタルは、はがね対策と耐性補強に役立つほのおテラスタル、炎オーガポンに強くなるいわ、こおり4倍弱点のドラゴンやランドロス、グライオンへの対策となるこおりが目ぼしいところか。


解禁早々シングルでパワーとクッション性能を活かしたおくびょうHSベースで「たべのこし」や「オボンのみ」を持った「リーフストーム」「テラバースト」「へびにらみ」「みがわり」型が主流の1つとなっている。「へびにらみ」と「こうごうせい」を活かしてまひによる行動不能を引くまで粘り、ただ攻撃するだけでは競り勝てない相手に対面勝ちを狙う型もある。


伝説のポケモン、幻のポケモン、パラドックスポケモンが使用不能なレギュレーションHでは、軌道に乗る前に上から叩きに掛かるコライドンミライドンこくばじょうバドレックスハバタクカミザシアンなどが不在のため、環境に復帰。

同レギュレーションの壁サポーターとしては非力で場に残ると起点にされやすいアローラキュウコンと異なり、相手の耐性にも左右されるがパワーで相手を薙ぎ倒すことが期待できるのが利点。


テラレイドバトルではラランテスと同様の「あまのじゃく」+「リーフストーム」で特攻を上げながら「ギガドレイン」で回復しつつ殴る、「いえき」での特性消去といった戦法でなかなかの強さを発揮する。

ラランテスと比較すると火力では若干劣るが耐久力で上回り、「リフレクター」や「ひかりのかべ」でのサポートも可能。何より素早さで圧倒的に上回るので大半のポケモンに対して上を取れ、こちらの方が安定感が高い。

あまのじゃくが隠れ特性なのでとくせいパッチが必要になるのと自力入手に若干の手間がかかるのが難点だが、これから草タイプアタッカーを育てるのならこちらの方がお勧めである。





使用トレーナー編集

ゲーム版

※1 最初に選んだツタージャを進化させた場合

※2 ポケモンマスターズのバディー

※3 主人公がミジュマルを選んだ場合

※4 主人公がポカブを選んだ場合

※5 『BW2』のPWT


アニメ版編集


漫画版編集


番外作品編集

ポケモンGO編集

本作に於いても、本家同様先手を打っての搦め手を得意とするポケモンとなっている。火力こそ低めなものの防御の種族値が高めになっており、CPは低めだがメガニウム等と同様に耐久力も重要となるスーパーリーグに適しており、通常わざが出も速いタイプ一致の「つるのムチ」ならばゲージわざのチャージも速い。


習得するゲージわざは「くさむすび」「グラスミキサー」「つばめがえし」そして限定技の「ハードプラント」。この内グラスミキサーは相手の攻撃をがくっと下げる効果を持ち、通常わざが前述したつるのムチならゲージの溜まりも速い為先手を打って相手の火力を削ぎやすい。また同じくゲージの溜まりが速いつばめがえしも同タイプのメガニウムやこちらの弱点を突いてくるむしタイプ辺りの相手に対し持っておくとより柔軟に動ける。


ウツボット等他のグラスミキサー使いに比べ火力が出しづらく素の火力も低めな為、高めの耐久力・手数とデバフを上手く活かして立ち回りたい。スーパーリーグではチルタリスエアームド等「ゴッドバード」使いも多数いる為、弱点を補完出来るポケモンも控えておくと安心。


ポケモンマスターズ編集

メイ&ジャローダ編集

メイ&ジャローダ

メインストーリー第1章をクリアすると必ず仲間にできるメイのバディーで、当初はツタージャ。

くさタイプのサポート。

エナジーボール10%の確率で相手の特防を1段階さげる
SPアップG味方全員の特攻を2段階あげる
元気メイっぱい自分のわざゲージをその場にいる味方のバディーズ1組につき3増やす(マルチプレイのときは味方のプレイヤー全員のわざゲージを3増やす)
ギガドレイン相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する

バディーズ技

可能性は無限大のリーフストーム★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる

パッシブスキル

特防ダウン無効特防がさがらない
技後特防アップG1専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。技が成功したときに味方のバディーズ全員の特防を1段階あげる

ポケパーク2編集

フローラルエリアのエリアマスター。一人称は「ワラワ」。後継者であるツタージャのおてんばさを心配している。ミジュマルのことを小さい頃から知っているらしい。


ポケモン+ノブナガの野望編集

モトナリ(ランク2)のベストリンクとして登場。

攻撃は低いものの、技威力が高いため火力はまあまあ。攻撃範囲も広く、比較的扱いやすいポケモンである。


Newポケモンスナップ編集

「樹海(トキシキの森およびイルミナスポット)」に生息。第5世代御三家の中では唯一の出演。トキシキの森では2番目の季節分岐が「秋」の時にのみ、2番目および4番目(分岐先のみ)に出現する。イルミナスポットではとあるイルミナポケモンと仲良さそうにしている。



アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • シューティーのジャローダ
    • 旅立つ際にアララギ博士から貰った最初のポケモンで、シーズン2にてジャローダに進化した状態で登場。
    • カベルネのヒヒダルマやモブトレーナーのクイタランを「にらみつける」からの「ソーラービーム」のコンボ一撃で沈め、デントのイワパレスには前述のコンボは封じられたものの「ハードプラント」であっさりと倒し、サトシのチャオブーも目にも止まらぬスピードで翻弄し勝利した。
    • 神速のようなスピードを身につけたジャローダだったが、シューティー自体が相手の予想外な行動に弱く、あまり機転が効かない気質が災いしてアデクのバッフロンには一撃で敗北してしまった。
    • イッシュリーグでは自慢のスピードで翻弄するも、サトシが機転を利かせ、ピカチュウにリベンジされ敗北する。このバトルでシューティーが精神面でサトシに負けてしまい当時の自分の考えが完全に崩れ去った瞬間であった。
    • アデク曰く「シューティーのことが大好き」とのこと。
    • 現在覚えている技は「ドラゴンテール」、「ソーラービーム」、「にらみつける」、「ハードプラント」

  • BW109話
    • イメージのみ登場

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • 41話:画像で登場。

BW2紹介SPムービー編集

  • メイのポケモンとして登場。ヒオウギジムリーダー・チェレンとのバトルに使用し、なんと「はかいこうせん」と「ハードプラント」を覚えている(※BW2でのヒオウギジムは最初のジム)。

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • ホワイトのあまんだ
    • 性別♀️・特性:しんりょく
    • 性格:しんちょう・個性:ちょっぴりみえっぱり
    • 10章から1年前にアララギ父が研究していたブラック達に渡したのとは別のイッシュ御三家がNによって逃がされ、そのうちのツタージャがNに着いて行き、ジャノビーに進化していた。
    • 10章本編において、ライモンシティの観覧車での出来事でNに着いていってしまったポカブのぶぶちゃんと入れ替わる形でホワイトの手持ちになる。
    • ちなみにNが逃がした他の2匹は、ポカブがぶぶちゃん、ミジュマルはアララギ父のダイケンキである。
    • 冷静沈着な性格で常に気丈とした態度を取り、ブラックのチャオ(チャオブー)を尻尾で平気で転倒させている。ブラックからは「プラズマ団のスパイではないか」と疑われているが、同時にホワイトの護衛としての立場になっている。
    • ホワイトとの信頼関係は微妙なものだが、ホワイト自身は次第に親しみを持ってきている。ブラックがホワイトと再会した時にはバトルサブウェイでの修行によって既にジャローダに進化していた。
    • 11章では墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るためにチェレンのジャノビー・ヒュウのツタージャ・ブラックのブオウ・バンジロウのチャオブー・N(代理ファイツ)のぶぶちゃん・アララギ博士(父)のダイケンキ・ラクツのフタチマル・ベルのミジュマルによる「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。
〈ホワイトの手持ち〉
あまんだ (ツタージャジャノビー→ジャローダ♀️)
じぇしか (シキジカ♀️)
なんしー (ママンボウ♀️)
どろしー (マッギョ♀️)
ゆにぼう (ユニランダブラン♂️)
ばーばら (バルチャイ♀️)

関連イラスト編集

ロイヤルポケモンジャローダ

ジャローダちびジャローダ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧

ポケモンBW ポケモンBW2

くさタイプ 単タイプ

2進化ポケモン 最強のジャローダ

ツタージャ


図鑑番号順

0496.ジャノビー0497.ジャローダ→0498.ポカブ


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