基礎データ
ずかん | No.501 |
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英語名 | Oshawott |
ぶんるい | ラッコポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 5.9kg |
とくせい | げきりゅう / シェルアーマー(隠れ特性) |
進化
ミジュマル → フタチマル(Lv.17) → ダイケンキ(Lv.36)
ヒスイ地方
ミジュマル→フタチマル→ヒスイダイケンキ
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)から初登場するポケモン。
名前の由来は、おそらく「ミジュ(<水>または<未熟>の両方をかけている)+
マル(丸:<牛若丸>のように武家の幼名などで用いられる名前の一部)」
『ブラック・ホワイト』で最初に選ぶ三匹のポケモンの内の一匹で、モチーフはラッコ。
お腹の貝殻のような物体は「ホタチ」(恐らく「帆立」の「太刀」で「帆太刀」)といい、なんと取り外し可能で爪と同じ成分で出来ている。
アニメではオーラを発して剣にも盾にもなる謎の万能アイテムである。
ちなみにデザイナー杉森氏によると、ホタチは「(ミジュマルの)体から染み出るカルシウム成分。それが鎧や兜になっていくという裏設定」らしい。(『オトナファミ』11年3月号による)
ドッコラーと合わせて初代以来の武器を持ったポケモンである。
BWの公式イラストではへの字口であまり表情がないような姿をしており、初情報公開時はよくネタキャラ扱いされていた。しかしアニメやゲーム中のドットなどの情報が公開されるにつれ、そのかわいらしさに惹かれる者も増えていった模様。
BW2の公式イラストは笑顔で描かれている。
アニメのミジュマル
サトシのミジュマル
CV: 福圓美里
「ベストウイッシュ」1話から登場。
元はアララギ研究所で、シューティーのために用意されていた初心者用のポケモンの1体。彼には選んでもらえなかったが、「可愛い」と褒めてくれたサトシを気に入ったようで、彼を追って研究所を脱走しゲットされた。
サトシにとっては初の「科学者から貰った初心者ポケ」である。カントー御三家、ジョウト御三家はいずれも野良(カントーに関しては皆一度は捨てられている)、キモリとナエトルも元は野生、ヒコザルは一度捨てられた個体をゲットした。
ボールから勝手に出ては対戦権を横取りするお調子者。一方で相手を苦手だと感じると、サトシやピカチュウの後ろに回り、彼らを代わりに押し出そうとする。
だがおだてには弱いようで、サンヨウジムで飛びだした時はサトシにおだてられ、そのままデントのヤナップとバトルした。
サトシの手持ちの中ではコミカルなリアクションが多い、コメディリリーフ的存在である。
性別は♂。同48話にて同行していたニャースの翻訳から、一人称は「俺」という事が発覚し、驚いた視聴者も少なくない。
更にはキレ出すとホタチを地面に思い切り叩きつけ、拾った後一回転させてから身につけることもしばしば。
同19話では、ポケモンソムリエールのカベルネから「おじさんみたいな加齢臭がする」と言われ激怒。もっともカベルネの性格が性格なので(思いこみが激しい上、同話でサトシの手持ちの全てに難癖をつけている)本当にそういう匂いがするのかは不明。
同31話にて水の中で目を開けられないことが判明したが、続く32話にて克服した。
この時シューティーに「みずタイプなのに目が開けられないなんて」と言われているが、過去に水タイプでも泳げない子がいたので、そこは人間と同じように個体差であろう。
ベストウイッシュシーズン2エピソードN編のOPではいつものコミカルキャラはどこへやら、「シェルブレード」でチェレンのハーデリアと対峙したり、「アクアジェット」で敵の猛攻を華麗に避けたり、キバゴと共に瓦礫から飛び出した後追ってきた敵のコジョンドを「シェルブレード」で迎撃したりと、カッコ良い活躍を見せている。
基本的に(ポケモンから見て)可愛い、美人な♀ポケモンには目がないようで、種類やタイプを問わず積極的にアプローチする。
しかし一度、ニャースと共に♂のチョロネコにアプローチしてしまったことも(おそらく美少女に見えたのだろう)。
同24話では、エモンガちゃんの電撃を浴びて嬉しそうに跳び上がり、自ら志願して彼女の「メロメロ」を受けている。
「ベストウイッシュシーズン2」ではメロエッタに一目惚れしたり、ヒカリのミミロルにデレデレしたりしていたが、同時にメロエッタを巡ってヒカリのポッチャマという(性格が非常に良く似た)恋のライバルができ、修羅場に。
それでも別れの時はやはり寂しかったようで、抱き合って涙を流していた。
新無印では
モブとして至る所に登場する。
作画監督である山崎玲愛氏の回では必ずと言って良い程隠れミ◯キーならぬ隠れミジュマルが登場している。
その他のミジュマル
ポケパーク2
最初に冒険するポートエリアの出身。エリアマスターのダイケンキの依頼で「ポケモンがいなくなる事件」を調べていたところ、ウィッシュパークに辿り着き、ピカチュウと合流し、仲間として行動を共にすることになる。
アニメとは声こそ同じだが内面が大きく違い、生真面目でさっぱりした性格。事件を一人で解決しようとする勇敢な所があるが少し向こう見ずな所もある。ただ一人称が「オレ」なのはアニメと同じ。
固有のスキルとして水上移動が可能。作中で使える技は「みずてっぽう」と「シェルブレード」。
スマブラ3DS/WiiU、スマブラSP
アイテムのモンスターボールから登場。なみのりで相手を押し出そうとする。実はリフレクターなどで反射ができる。
LEGENDSアルセウスでは
シンオウ地方が舞台ではあるが、こちらは『DPt』および『BDSP』よりも昔の時代設定となっており、アイヌの要素がモチーフに入っているためか、モクロー、ヒノアラシと共に本作の御三家に選ばれた。
みえ応援ポケモン
なんとみえ応援ポケモンに抜擢された。
今までの応援ポケモンはカントー地方のポケモンに限られており、他地方のポケモンが登場するのはミジュマルが初。恐らく三重=みじゅうから抜擢されたと思われる。
pixiv内での扱い
可愛い系のイラストの投稿が主流だが、微妙な公式絵・コロコロコミックでHな扱いからスケベな性格として描かれる事も。
また、全国図鑑のナンバーやアニメでの声優・たまらッコのことで、ストライクウィッチーズの宮藤芳佳と関連させることもある。
余談
Twitterが選ぶ御三家総選挙人気投票THEアンケートではイッシュ部門一位にランクイン。
『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』のPVでは小清水亜美がミジュマル役を務めたことから、新旧のプリキュア主人公がミジュマルを演じたという非常に稀な現象が発生した。
また続編のXYだとシトロンの手持ちとなったハリマロンは生天目仁美さんである。(セレナの母親、スマブラのミジュマルの声も担当) すなわち新旧初心者用ポケモンを新旧プリキュアで継続した事になる。(ミジュマル→星空みゆき/キュアハッピー、ハリマロン→相田マナ/キュアハート) 偶然にしては出来過ぎている…。
なおアニメのハリマロンだが、ミジュマル同様かなり食いしん坊な性格である。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン一覧 みずタイプ ポケモンBW たまらッコ イッシュ御三家 ヒスイ御三家
ラッコ
三重県:2021年12月に「みえ応援ポケモン」に任命された。
イッシュ御三家・初期形態
くさタイプ | ツタージャ |
ほのおタイプ | ポカブ |
みずタイプ | ミジュマル |
ヒスイ御三家・初期形態
くさタイプ | モクロー |
ほのおタイプ | ヒノアラシ |
みずタイプ | ミジュマル |
水御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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ゼニガメ | カントー御三家 |
ワニノコ | ジョウト御三家 |
ミズゴロウ | ホウエン御三家 |
ポッチャマ | シンオウ御三家 |
ミジュマル | イッシュ御三家(ヒスイ御三家) |
ケロマツ | カロス御三家 |
アシマリ | アローラ御三家 |
メッソン | ガラル御三家 |
イタチ系ポケモン仲間
オタチ ジグザグマ ザングース ブイゼル スカンプー フタチマル コジョフー