基礎データ
地方図鑑
イッシュ図鑑 | No.007 |
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ヒスイ図鑑 | No.007 |
ブルーベリー図鑑 | No.206 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ミジュマル | 未熟(“ミジュ”ク)+丸(武家の幼名につける) |
| Oshawott | shell(貝)+water(水)+otter(カワウソ) |
フランス語 | Moustillon | moussaillon(若い水主)+mustélidé(イタチ) |
ドイツ語 | Ottaro | ottar(カワウソ)+taro(太郎) |
韓国語 | 수댕이 | 수달(カワウソ) |
中国語 | 水水獭 | 水+水獭(カワウソ) |
進化
ミジュマル → フタチマル(Lv.17) → ダイケンキ(Lv.36)
リージョンフォーム
ミジュマル→フタチマル(Lv.17)→ヒスイダイケンキ(ヒスイ地方でLv.36)
※通常種と進化条件は同じ。
概要
ポケットモンスター 第5世代『ブラック・ホワイト』から初登場する、最初に選ぶ三匹のポケモンの内の一匹。
いわゆるラッコがモチーフで、白い顔にはそばかすのような伸びる前の髭が目立つ。泳ぎ方は現実のラッコよろしく背泳ぎだが、潜水する際には他のポケモンと同様に泳ぐ。
お腹の貝殻のような物体は「ホタチ」という、爪のように身体から染み出したカルシウム成分が凝固して作られたもの。普段はへそにくっつけているが自在に取り外し可能で、ミジュマルたちはこのホタチを戦いでの武器や、硬いきのみを割る時の石代わりに使う。
水のオーラを纏わせたホタチは小刀のような切れ味を発揮し、攻撃を受け止めてからすかさず切りつけて反撃する。知能もそれなりに高く、人が砥石を使う様を見て、ホタチを河原の石で手入れする技術を得た模様。
『ブラック・ホワイト』の公式イラストではへの字口であまり表情がないような姿をしており、初情報公開時はよくネタキャラ扱いされていた。しかしアニメやゲーム中のドットなどの情報が公開されるにつれ、そのかわいらしさに惹かれる者も増えていった模様。
『ブラック2・ホワイト2』の以降の公式イラストは笑顔で描かれていることも多い。
名前の由来は、おそらく「未熟+水+丸」と思われる。
色違い
色違いは濃い青色となる。
ゲームでの特徴
BW・BW2
- 『BW2』では最初にポカブを選ぶとヒュウの手持ちとなる。
XY
- BWなどから連れてくる必要がある。
オメガルビー・アルファサファイア
SM・USUM
剣盾/BDSP
- 未登場。
LEGENDSアルセウス
- シンオウ地方が舞台ではあるが、こちらは『ダイヤモンド・パール・プラチナ』および『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』よりも昔の時代設定となっており、アイヌの要素がモチーフに入っているためか、モクロー、ヒノアラシと共に本作の御三家に選ばれた。
- 最初に選ばなかった場合は、クリア後に同じくギンガ団本部でラベン博士から貰う事ができ、更に純白の凍土で発生する時空の歪みや大大大発生でも出現する。
スカーレット・バイオレット
- 2023年3月31日の星7レイドバトルからポケモンHOME解禁。DLC『藍の円盤』ではブルーベリー学園のリーグ部で「ポーラエリアの環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドームの「ポーラエリア」に出現するようになる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミジュマル | 55 | 55 | 45 | 63 | 45 | 45 | 308 |
水御三家比較
水御三家 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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ゼニガメ | 44 | 48 | 65 | 50 | 64 | 43 | 314 |
ワニノコ | 50 | 65 | 64 | 44 | 48 | 43 | 314 |
ミズゴロウ | 50 | 70 | 50 | 50 | 50 | 40 | 310 |
ポッチャマ | 53 | 51 | 53 | 61 | 56 | 40 | 314 |
ケロマツ | 41 | 56 | 40 | 62 | 44 | 71 | 314 |
アシマリ | 50 | 54 | 54 | 66 | 56 | 40 | 320 |
メッソン | 50 | 40 | 40 | 70 | 40 | 70 | 310 |
クワッス | 55 | 65 | 45 | 50 | 45 | 50 | 310 |
使用トレーナー
ゲーム版
- トウヤ:BW男主人公※1 ※2
- トウコ:BW女主人公※1
- キョウヘイ:BW2男主人公※1
- メイ:BW2女主人公※1
- チェレン:BWライバル※3
- ベル:BWライバル※4
- ヒュウ:BW2ライバル※3
- テル:LEGENDSアルセウス男主※5
- ショウ:LEGENDSアルセウス女主※5
※1 ツタージャ・ポカブとの3択
※2 ポケモンマスターズのバディー
※3 主人公がツタージャを選んだ場合
※4 主人公がミジュマルを選んだ場合
※5 モクロー・ヒノアラシとの3択
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンマスターズ
トウヤ&ミジュマル
2019年9月24日に実装された、優秀な物理アタッカー向けのサポート。
トウヤいわく、ポケモン勝負が得意で自分より大きなポケモンを倒せるほど実力が高い。トレーナーよりも朝早く起きて一人で修行する真面目でストイックな性格な模様。条件を満たせば進化させる事が可能。
技
アクアテール | 追加効果なし |
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スピーダーG | 味方全員の素早さを2段階あげる |
ひとりじゃない! | 自分の残りHPの割合が少ないほど味方全員の攻撃を最大で6段階あげる |
たきのぼり | 20%の確率で相手をひるみ状態にする |
バディーズ技
バディーズウォーターインパクト | ★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
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パッシブスキル
全ダウン無効 | すべての能力がさがらない |
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ポケモン不思議のダンジョン
『マグナゲートと∞迷宮』『ポケモン超不思議のダンジョン』では主人公・パートナー候補のポケモンとして登場。
ポケパーク2
最初に冒険するポートエリアの出身。エリアマスターのダイケンキの依頼で「ポケモンがいなくなる事件」を調べていたところ、ウィッシュパークに辿り着き、ピカチュウと合流し、仲間として行動を共にすることになる。
アニメとは声こそ同じだが内面が大きく違い、生真面目でさっぱりした性格。事件を一人で解決しようとする勇敢な所があるが少し向こう見ずな所もある。ただ一人称が「オレ」なのはアニメと同じ。
固有のスキルとして水上移動が可能。作中で使える技は「みずてっぽう」と「シェルブレード」。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品でアイテムのモンスターボールから登場。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』のポッチャマと同じく、なみのりで相手を押し出そうとする。実はリフレクターなどで反射ができる。
アニメ版
アニポケ・第1~7シリーズ
レギュラーの手持ち
CV:福圓美里 詳細は当記事参照。
ライバルやゲストなど
- カベルネのミジュマル
現在はフタチマルだが、サンヨウジム挑戦時ではミジュマルの状態だった。
- ミジュカ
BW126話にて、サトシのミジュマルが一目惚れした♀️のミジュマル。サトシのミジュマルはホタチキング決定戦で優勝しサトシと別れ島に残ることになったが、既にミジュカはフタチマルのシーザーと付き合っていたためそのショックでホタチが割れ優勝剥奪。結局、サトシと旅を続けることになった。
- 新無印編
モブとして至る所に登場する。作画監督である山崎玲愛の担当回では必ずと言って良い程隠れミ◯キーならぬ隠れミジュマルが登場している。
新無印106話・119話・121話・126話でのWebラジオ画面がロケットに乗ってるミジュマルになっている。
その他
BW | 109話・120話(イメージ) |
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SM | 43話・86話・95話・146話 |
新無印 | 30話・46話(冒頭)・60話・99話・119話・121話 |
アニポケ・第8シリーズ
第1話からリコのルームメイトであるアンのパートナーで登場。リコのニャオハ同様、学園から貰ったポケモンで、リコにとってもニャオハにとっても初めてのバトル相手でもある。
3話以降ではアンと共にリモートで登場し、テラスタルデビュー編ではフタチマルに進化していた。
- 58話:モブで登場
- 68話:『フリード博士のポケモンゼミ』で登場。
ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮
CV:小清水亜美
主人公。パートナーのピカチュウ♀(通称:くぎゅピカ)と共に冒険し、ポケモンパラダイス作りに励む。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
アララギ父子はそれぞれイッシュ御三家を手元にいたのだが、イッシュ図鑑所有者の1人・ラクツのフタチマルはそもそもどちらからでもない為、歴代で初めて研究所出身でない御三家がパートナーになっている(エメラルドのジュカイン、12章においての彼女のマフォクシーは波乱万丈の末に最終進化してからようやく手持ちになったが、それでもキモリ・フォッコ時代から描かれてるのに対し、ラクツのフタチマルにはミジュマル時代すらない)。
- ベルのミジュマル
性別は♂。チェレンと同じく、アララギ博士(娘)から譲り受けた。ポカ・ツタージャの仲裁役でもある。
怒ると顔色が変わり、白目を向いてホタチを振り回して攻撃する。机や本などを切るほどの破壊力で相性の悪いツタージャにも引けを取らない。ベルとは違い律儀な性格。
サンヨウジムではラッシュを掛けた後、激怒してポッドのバオップを倒すが、直後にデントのヤナップにホタチを破壊されて倒れた。しかし、ブラックのポカが持ってきたヤナップのハーブを食べてツタージャと共に回復し、ベル達を勝利へと導いた。
なお、原作ゲームでは主人公がツタージャを選んだ場合にベルがミジュマルを選ぶのだが、ポケスペでは主人公ブラックがポカブを選び、ベルとチェレンが逆になっている。
11章では墜落するプラズマフリゲートの激突で炎上するNの城にいるポケモン達を守るためにホワイトのあまんだ・チェレンのジャノビー・ヒュウのツタージャ・ブラックのブオウ・バンジロウのチャオブー・N(代理ファイツ)のぶぶちゃん・アララギ博士(父)のダイケンキ・ラクツのフタチマルによる「ちかい」の9体合体技で鎮火を行った。
- アララギ父のミジュマル
アララギ父が研究していた御三家の1匹だが、本編1年前にNの手によって逃がされてしまうも唯一アララギ父の手元へと戻った個体。現在はダイケンキに最終進化している。
結局戻らなかった2匹は実は、ホワイトの元で女優になったぶぶちゃんとNについていき10章でホワイトの手持ちとなるあまんだである。
トライアドベンチャー
終盤にて主人公達の仲間となったイッシュ御三家。主人公の一人であるソロと共に行動するも、よくソロにホタチをぶつけている。
ポケモンローカルActs
なんと「みえ応援ポケモン」に抜擢された。今までの応援ポケモンはカントー地方のポケモンに限られており、他地方のポケモンが登場するのはミジュマルが初。理由としては三重が「みじゅう」とも読めるダジャレの他、三重県の東側が海に面しておりミジュマルの持つ貝が海産物と連想させやすいので起用されたと思われる。
三重県各地にミジュマルが描かれているポケモンマンホールが設置されている。
余談
pixiv内での扱い
可愛い系のイラストの投稿が主流だが、微妙な公式絵・穴久保版『ポケットモンスター』でHな扱いからスケベな性格として描かれる事も。
また、全国図鑑のナンバーやアニメでの声優・たまらッコのことで、ストライクウィッチーズの宮藤芳佳と関連させることもある。
ラッコがイタチ科に属するため、イタチポケモン扱いされることもあるが、ラッコがイタチ科であるという事実があまり認知されていないこともあってかこの扱いも浸透していない。
アンケート
Twitterが選ぶ御三家総選挙人気投票THEアンケートではイッシュ部門一位にランクイン。
中の人
上記の通り『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』のPVで小清水亜美がミジュマル役を務めたことから、新旧のプリキュア主人公がミジュマルを演じたという非常に稀な現象が発生した。
また続編のXYだとシトロンの手持ちとなったハリマロンは生天目仁美さんである(セレナの母親、スマブラのミジュマルの声も担当)。 すなわち新旧初心者用ポケモンを新旧プリキュアで継続した事になる。(ミジュマル→星空みゆき/キュアハッピー、ハリマロン→相田マナ/キュアハート) 偶然にしては出来過ぎている…。
なおアニメのハリマロンだが、ミジュマル同様かなり食いしん坊な性格である。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0500.エンブオー→0501.ミジュマル→0502.フタチマル
水御三家・初期
関連ポケモン等・グループタグ
グループ | パートナーポケモン(ポケモン御三家) 水御三家 イッシュ御三家 ヒスイ御三家 イタチポケモン 刃物ポケモン |
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番外 | 主人公(ポケダン) パートナー(ポケダン) |
コラボ | 地域応援ポケモン 三重ポケふた組 |
ネタ | たまらッコ |
他 | |
バオップ | BWでミジュマルを選ぶと夢の跡地で貰えるポケモン。 |