みずのちかい
みずのちかい
第5世代から存在する技の一つ。
水の柱で相手を攻撃しダメージを与える技。
特殊な教え技であり、習得できるのは水御三家とヒヤップ系統のみ。
そのまま使うとただの威力50の技である為、使い勝手が悪い。
この技の本領は他の「ちかい技」と組み合わせる事にある。
他の「ちかい技」と組み合わせる事によって威力が150になり、さらに組み合わせた技によって相手の場を特殊な状態にする事が出来るのである。
その為本領発揮はダブル以上である。
ちなみにこの合体技、合体後のタイプに関係なく一致判定が掛かる。
「ほのおのちかい」と組み合わせると、味方の場に「虹」がかかる。
この場合はみずタイプの技として扱われる。
追加効果の発動確率を2倍にする。
効果の面から運ゲー寄りになってしまう為、他の合体技と比べると地味。
「くさのちかい」と組み合わせると、相手の場を「湿原」状態にする。
この場合はくさタイプの技として扱われる。
相手の素早さを1/4にしてしまう効果がある。
ポケモンにとって最重要となる素早さを下げられる点は非常に大きい。
更に第7世代ではまひ状態の素早さが1/2になった為相対的に強化された。
残念ながら「みずのちかい」同士では何も起きない。
ちなみに2匹目の行動順は強制的に1匹目の行動の後に引き上げられる。
その為、実際に技を放つ2匹目の素早さはあまり意識する必要は無い。
その代わり、1匹目の行動は「2匹目を待っている」状態になる。つまり1匹目は攻撃できない。
故に、何らかの要因(ひるみやまひ)で2匹目が攻撃できなくなった場合、1匹目も巻き添えになる形で実質攻撃できなくなる。
特にダブルだと「ちかい」を使う御三家2匹を並べなければならない都合上止められやすいので注意。
第6世代では威力80となり、単体でもある程度使えるようになった。
あまり知られていないが、「よびみず」持ちのポケモンに技が吸い寄せられないという隠れた効果を持っている。ダブルバトルなどでは覚えておくとよいかもしれない。