ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

視覚障害者用音響装置

しかくしょうがいしゃようおんきょうそうち

視覚障害者などの為に、信号機に付けられているスピーカーから音を発して、誘導する装置。

視覚障害者用音響装置は、信号機に外付けされた、スピーカーなどにより、音を発して、視覚障害者を誘導する装置である。音の種類は、2種類の擬音式があり、嘗てあったメロディー式は、「通りゃんせ亅、「故郷の空亅、現在の擬音式は、「カッコー亅や、「ピヨピヨ亅などがある。なお、現在は国内の全てが擬音式で、メロディー式は全て擬音式に変更された。というのも、2003年に障害者団体(聾側、詳しくは後述)の要望に応える為に警視庁が、メロディー式を擬音式に統一するよう、各都道府県に通達した。よって、現在はメロディー式から擬音式に変更された。メロディー式は、両方のスピーカーから、同時に音楽を流しているため、視覚障害者(つまり聾)からしたら、非常に分かりにくい。擬音式は音の出し方が三種類ある。「同種同時鳴き亅両方のスピーカーから、同時に擬音を流す方式で、21号などによく見られる。これを改良したものが、1995年に登場した、「同種鳴き交わし亅というもの。これは、両方のスピーカーで、それぞれ異なる音を流す方式。「カッコー亅もう片方のスピーカーから「カッコー亅という鳴き方。ピヨも同様で、「ピヨ亅、もう片方のスピーカーから、「ピヨ亅と流れる。主に217号で見られる。「異種鳴き交わし亅というもの。基本的には、同種鳴き交わしと同様であるが、鳴き方が異なる。鳴き方は、「カッコー亅、「カカコー亅と鳴る。ピヨは、「ピヨ亅、「ピヨピヨ亅である。主に、217号後半から、現在の1015号で見られる。なお、1015号で、メロディー式を採用している例も少なからずある。主に、東京、宮崎、長野などが挙げられる。その他の道府県は、基本的に新設の場合は擬音式での設置である。なお、歩車分離信号に、音響装置を設置する場合、メロディー式での設置例は少なく、基本的に、擬音式での設置である。メロディー式の場合は、全方向のスピーカーから、同時にメロディーを流す。擬音式は、全方向の歩行者信号が青になると、「ピヨ亅「ピヨピヨ亅「カッコー亅「カカコー亅と鳴らす仕組みである。これを、鳥混合と呼ぶ。なお、21号や、217号の設置例もあるが、基本的に、21号は、「カッコー亅か、「ピヨ亅のどちらかしか鳴らない。(一部を除き)217号も、どちらかしか鳴らない。(一部を除き)話は変わるが、東北地方(青森県を除く)では、点滅時に、点滅音が鳴る。「ピーポーピーポー亅や、「プップッ亅と鳴るものがある。青森では、「信号が赤に変わります。横断をやめて下さい。亅の音声が主流である。嘗てはご当地メロディーも存在して、青森県「乙女の祈り亅、静岡「富士の山亅、横浜「赤い靴亅、愛知「お馬の親子亅などがあり、ピーク時には、20種類ものご当地メロディーが存在していた。ただ、これだと他地域からの視覚障害者が混乱するということから1975年に、「通りゃんせ亅、「故郷の空亅、(「カッコー亅、「ピヨピヨ亅は2003年以降認識性の為に絞られた)の4種類に決定し、各都道府県に通達を出した。なお、大阪の、浜寺交通公園という場所に、唯一の生き残りがいるから、ぜひ見に行って欲しい。なお、メロディーが鳴るのは、休日のみなので、お忘れなく!青森の乙女の祈りの変更された後は、鳥混合である。尚、静岡県の富士の山は勿論、愛知のお馬の親子迄も廃止された。

関連記事

親記事

信号機 しんごうき

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました