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酔芙蓉~千年の約束~弐
『王都妖奇譚』二次創作、オリキャラメイン。主に良源様を出してます。 今回のお題は 【冥穴開放】【仙界楼閣】【不老不死】 カッコいいじゃありませんか(//▽//) あのおおらかな性格、腕っぷしも良く、頼もしい上にイケメンときたら、坊さんにしておくのが勿体無い♡ 昨年来、何度も比叡山の横川を訪ねました。 お堂よりも、御廟(みみょう)が好きですね。 “魔所”とかパワースポットとか言われてますが、わたし的には、とても心が落ち着くヒーリングスポットです。 お堂はスルーしても、御廟は必ず行きます。 壱で書いた描写は、自分で感じた印象もあります。 とても静かなので、聞こえる人には聞こえるのではないかと思ってしまいます。 比叡山自体が聖域で、“結界”を示す石があるのだとか。 千日回峰行が有名ですが、一般人には知られていない、修行も多くあるそうです。 また琵琶湖畔の雄琴温泉の常連は坊さんだったとか。 無論、ただ風呂に入りに行くだけで済む訳ではなく……。 生臭な話がけっこうあるらしいですよ、今でも。12,267文字pixiv小説作品 - 酔芙蓉
酔芙蓉~千年の約束~肆
王都妖奇譚、二次創作。ぬら孫に出したオリキャラの全く別の話です。 良源さま、メイン←罰当たり 文を交わす二人、影連のこと、晴明の縁談 二頁目と三頁目で被ってる部分がありますが、これは自宅のPCで書いたものと、職場でこっそり書いたものがダブってしまったためです。 気にしないでください(^^;7,385文字pixiv小説作品 - 酔芙蓉
酔芙蓉~千年の約束~壱
万を辞してUPします。『王都妖奇譚』の二次創作。 バチが中るかもしれん……。 R-18の“酔芙蓉”シリーズ、ぬら孫二次創作に登場したオリキャラの、全く別の話。 ですが、冒頭で然り気無く牛鬼の話をしてますw 1ページ目は現代。 2ページ目から平安時代です。 まだ書き終わってないので、チマチマ載せます。 気長にお付き合いくださいませ。 また漢字が多いです。わざとです。すみません。 『王都妖奇譚』(岩崎陽子)は若き頃の安倍晴明を主役にした、オリジナルストーリーの話です。 コミックで全12巻。 デジタル化されてますので、是非お読みください。面白いですよ🎵 良源様は9巻から出てくる実在の有名人です。 晴明様より9才年上。 同時代の人物。 絶対に面識があったと思いませんかっ?! 然り気無く芦屋道満らしき人物も出てきます。 そうそう、小野篁も。 『王都妖奇譚』は秋田書店なので(?)、時代考証、無視w ロン毛ですw 烏帽子も被ってないしw 後世に伝わる伝承は、殆どが晴明が50才を過ぎてからのものなんです。 京都で清浄華院というお寺に行ったら、何故だか『少年陰陽師』のラノベが社務所にありましたw なんでも作者様が置いていったとか。 このお寺は、晴明様とも関わりがあり、ご朱印も晴明様で貰うこと事ができます。 クリアファイルもありますよ(^^) そのちょうど南隣に良源様こと、元三大師様を奉った廬山寺があります。 紫式部の館跡とも言われています。 宮中に参内するために、良源様自ら開かれたお寺です。 比叡山は標高800mを超えます。 行ったり来たりするのも大変だったでしょう。10,164文字pixiv小説作品 - 酔芙蓉
酔芙蓉~千年の約束~五
王都妖奇譚 の二次創作。 ぬら孫に出したオリキャラの昔話も兼ねてます。 今回はエピソードを2つ。 京都御所の鬼門に実際にある、木彫りの猿をネタにしてみました。 実は良源さまは申年生まれ。 それから牡丹ですが、漢方薬の材料だって、ご存知ですか?その話もちょっと。 晴明さまの縁談は後回し(笑)7,711文字pixiv小説作品 - 酔芙蓉
酔芙蓉~千年の約束~参
王都妖奇譚、二次創作。オリキャラメインです。ぬら孫に出したもう一人のオリキャラも。 良源様と絡めてます♡ バチが中るかも(//▽//) 妖退治話、疫病話、彼女の館で寛ぐ彼の三本だて。 まず、晴明様、で将之もチラッと出しました。 仙人代表として、申公豹さまを出してみました。 漫画版じゃありませんからね。 講談社の『封神演義』をお読みください。 僧侶にとっては、“嘘をつく”方が悪いことらしいです。女遊びよりも。 今でも、“祇園は我々が(遊びに行くから)もってる”と豪語した、皇室関係の有名寺院がありますから。 作中に出てくるお菓子は、“清浄歓喜団”という名称で、高島屋が通販してます。 大河ドラマにも出てますよ(^^)12,386文字pixiv小説作品 花よりひそかに
晴千前提の、良+晴。 長男の吉平(よしひら)くんも登場します。 想定では、5、6歳くらい。 前半期が不明な晴明様ですが、没年とされる1005年から逆算し、921年生まれというのがほぼ定説らしい。 吉平くんが生まれたのが954年、33歳の頃です。 作中の良&晴は、過去も現在も、付き合っているわけではないけれど、かつては一線を超えたことのある関わりあっての雰囲気を考えてみました。 (検索避けのために腐表記はしていますが、BLと言えるほどの表現ではないので、CPタグは付けていません。) 『王都』の晴明様は、放射線上に関わり合う相手が複数いるのが自然なように思います。 影連や将之を想わずにいるなんて彼らしくないし、直接に身体的接触があったわけではなくとも、生涯想い続けるであろう対象。 同時に、千早さんのことを愛おしみ大切にする側面もあり、きちんと結婚生活も存続していける。 良源様に頭が上がらず、ある意味、最も遠慮なく寄り掛かれる憧憬心も持っている。 (若い頃は)迫られても拒めないような、気の許し方のできた唯一の相手。 万が一、晴明様が「あちら側」に倒れそうになったなら、将之同様、力技で呼び戻してくれるだろう、本当に頼もしい御仁ですよね。 その辺も含めて、我が子を見守る晴明様の姿が見たくて書いたお話です。 吉平くんも、これから生まれる次男の吉昌(よしまさ)くんも、父親同様、幼少期から「見える目」と呪力を持ち(母親までが見鬼だから血筋よね)、やがては深刻な疑問も煩悶も出てくるでしょう。 それでも、温かい愛情に溢れた両親の許で、幸せに生きていってほしいとの願いは止みません。 尚、史実との擦り合わせについては、研究ではなく創作なので、あまり拘り過ぎるのもナンだなということで、相当大雑把に構えています。 実際、出世の遅かった晴明は、40歳の時点(960年)で、未だ天文得業生(陰陽寮に所属し天文道を学ぶ学生)。 天文博士に任ぜられたのは、50歳を過ぎた辺り。 ちなみに、当時の月給は、天文博士や陰陽博士で「職田四町」(荘園の超小規模版)。 天皇に謁見できない五位未満の下位貴族でさえ八町はあったそうだから、かなりの薄給なのだとか。 奥方の実家からの援助も考えられますが、それでも、若い頃はなかなか厳しかったのかもしれません。 尤も、二次創作なので、あくまで『王都』の原作に基づく話であり、言わばパロのパロ。 千早さんとは、二十代後半くらいで婚約、結婚といった目安でしょうか。 妻子を養うに充分な収入もあるものとしています。 千早さんの年齢は原作でもはっきりしていないようですが、以前、他所にて“連載時で18~22歳”くらいとの話を見聞きしたので、それに準じています。 晴明様より5、6歳下といったところでしょうか。 あの時代にしては、かなり晩婚と言えるのかも。 冒頭の和歌は、万葉集第二巻、大伴宿禰安麻呂が巨勢郎女を妻問う歌(101)と、郎女の返歌(102)。 然るべき伴侶がいないことを挙げて口説く歌に、相手の恋心を指摘する返歌。 晴明桔梗印に絡めて半ばに挙げたのは、拾遺和歌集、第七巻・物名「きちかう」(363)より。 良源様の忍ぶ(?)恋に引っ掛けました。 そんなしおらしい人ではないし、厳密には、恋とは違うと思いますが。 目を掛けて可愛がっているし、見守ってくれてはいるけれど、独占欲や焦燥心とは無縁の筈。 あの人が本気になったら、生半では済みませんよ。 (拾遺集の成立は1005~6年頃とする説が有力らしく、本来なら、彼らの若き時代に使える歌ではないのですが。) ラストは、万葉集第十三巻(3284)より一部抜粋。 女の祭主による恋の歌と想定されるそうですが、晴明を見つめる良源様と、息子を見守る晴明様の思い、それぞれを込めました。 <参考文献> 『新日本古典文学大系7 拾遺和歌集』岩波書店,1990. 『新日本古典文学大系 萬葉集3』岩波書店,2002. 『折口信夫全集10 口訳万葉集 下』中央公論社,1995. [初出:2002.11.18.]7,827文字pixiv小説作品