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みずタイプ

みずたいぷ

みずタイプ(Water Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンのタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。

「みず」タイプのカテゴリーに分類される特徴としては、などをモデルにしたポケモンやなどに生息するポケモンが入れられる。
全体的傾向として、外見の色が系統のものが多い。
全生命の源である水がモチーフであるためか、全タイプ中一番多くのポケモンが属するタイプであり、複合タイプもひこうタイプエスパータイプと共に全タイプとの複合が存在している

ちなみに、ゲームの初めに貰える3匹のポケモン(ポケモン御三家)には、必ずみずタイプのポケモンが含まれている。
最初から出会える属性である反面、みずタイプのポケモンの多くは水上または水中に生息するポケモンが多いため、最初に選ばない場合は出会えるポケモンの大多数は中盤から後半になる。
陸上で活動できる水ポケモン(主に獣型や両生類のポケモン)もそれ相応には居るので草むらに居ないことはないが、全体的に見ればやはり魚類が多い為、加入が遅くなりがち。
タマゴグループは基本的水中だが、陸上にも入っている。
コダックやポッチャマやブイゼルはわかるが、足の無いホエルオーやジュゴンまでも属する。

みずタイプポケモンのステータスは、総じて高い「HP」を持つものが多く、攻撃・防御面でも「とくこう」「とくぼう」などのとくしゅわざ方向に優れて設定されている傾向がある。
とはいえ、該当ポケモンが全タイプ最多を誇るだけありぶつり攻撃に優れたポケモンも普通に多い。とくしゅ・ぶつり問わず極端な偏りの少ない珍しいタイプである。
加えて弱点もでんきタイプくさタイプの2種類のみなので非常に扱いやすく、冒険から対戦まで多くのトレーナーに幅広く使われている。

みずタイプが強化される天候「あめ」があり、技「あまごい」や特性「あめふらし」で発動する。
この天候下では、みずタイプの技の威力が1.5倍、ほのおタイプの技の威力が0.5倍になり、攻防ともにみずタイプに非常に有利になる。
加えて「すいすい」や「うるおいボディ」などの天候を生かした特性も所有者が多く、「雨乞いパーティ(雨パ)」と呼ばれる戦術が成立する。
特性が登場した第3世代から常に一定数のシェアがあり、みずタイプの安定ぶりが窺える。
ただしこの天候下ではかみなり」「ぼうふう」が必中になる。
特に弱点でもある「かみなり」には十分注意する必要がある。
あめふらし持ちへの一貫性が非常に高いため、こちらの雨を利用されて負けては元も子もない。

みずタイプの技には水を使うものが多い。砂漠の上だろうが洞窟の中だろうが「なみのり」や「ダイビング」ができる。どこから水を持ってきたんだろうか?
また、ひでんマシンに設定されたことのある技が4つ(「なみのり」「うずしお」「たきのぼり」「ダイビング」)と、ノーマルタイプと並び最も多い。
特に「なみのり」「たきのぼり」は使いやすい為育成も手軽である。
ただしこの4つが全て同時にひでんマシンになったことはない。
性能面では、技威力は安定しているものの、威力100以上の技の中で習得者が多いのが「ハイドロポンプ」くらいしかない(威力100以上は他に4つあるが、どれもこれも習得者が少ない)。
追加効果のある技もいくつかあるが、威力は控え目。
火力インフレの昨今においてはやや火力が低く、命中率が低い「ハイドロポンプ」頼みになることもしばしばある。
変化技では上記「あまごい」の他、「アクアリング」「みずびたし」などがある。

メインウェポンとして見た場合、みずタイプの攻撃技はこおりタイプの技と極めて相性がよく、この二つのタイプだけでかなりのポケモンに対して安定して攻撃できる。
反面、この二つだけだとみずタイプ自身に対して攻撃がさっぱり通らない。
そのため、自力ででんきタイプかくさタイプのわざを使えなければ、「みずタイプの最大の敵はみずタイプである」ということもしばしばある。
メインでの安定感がある反面サブウェポンとしての需要はあまりなく、弱点を突けるほのおタイプじめんタイプいわタイプにどうしても弱いというような場合を除けば、採用されることはあまりない。

とはいえみずタイプ全体のバリエーションが大変に豊富なので、みずタイプだけでパーティを組んだとしても、くさとドラゴンには「れいとうビーム」、でんきには「じしん」をぶつけられ、同じみずタイプに対してもくさやでんきの複合組がいるのでそいつらに任せればよく、伴って非常に安定感のあるものが出来上がる。
特に単みずで物理特化の場合、れいとうパンチとじしんでほぼすべてのタイプに対応できる場合が多い。
それに、じめんタイプの複合の場合はくさタイプ以外は等倍以下にできる他、そのくさタイプにはこおりタイプの技を使うことで弱点に対抗できる。

世代別の特徴

第1世代

登場当初からかなりの数がおり、バリエーションが豊かだった。
加えてひでんマシン「なみのり」が非常に使いやすく、みずタイプのレベル上げは「なみのり」を覚えさせてどうくつにいるいわタイプなどを倒せば簡単にできると言われたほどだった。

スターミー


対戦では、当時みずタイプ最速でかつとくしゅも高いスターミーが大活躍を見せていたが、当時弱点となる3タイプのうちほのおタイプ、いわタイプは冷遇されていたこと、残るじめんタイプの弱点を突くだけならこおりタイプの技でいいことなどから、みずタイプの技が入ることは少なかった。

鏡花水月
ヤドラン
ラプラスとポッチャマ


この他、初代御三家のカメックス、ブイズの一員シャワーズ、スターミーと同じエスパー複合のヤドラン、こおり隆盛を支えたラプラス、でんき4倍が災いしステータスの割に使われなかったギャラドス、こおり隆盛の陰に埋もれたパルシェンなどがいる。
……当時から優遇冷遇争いが激しかったタイプでもある。

第2世代

ひでんマシンに「うずしお」「たきのぼり」が追加され、みずの秘伝技が何と3つに増えた。といっても「たきのぼり」は前作にも登場してはいる(元トサキント系統専用技)。
対戦では技「あまごい」の登場で、火力を強化する手段を手に入れた。
この世代の新規追加で目を引くのは、みずタイプ初の伝説のポケモンであるスイクンだろう。

スイクン


舌を巻くしかない耐久力と低くないとくこう、すばやさで、みずタイプの持つ安定感の象徴のような存在である。
『金銀』当時は厳選が困難だったが、『クリスタル』になると所謂「固定シンボル」となり、厳選が容易になった。「れいとうビーム」も加わったことで一段と強化された。

パルシェンの つららばり!
勝てる気がしない


また、パルシェンが「まきびし」を、ドククラゲが「つるぎのまい」「ヘドロばくだん」を手に入れたことで急激に躍進したが、ラプラスは一転鳴りを潜めた。

特訓
すいすい


金銀初登場組は御三家最終形態オーダイルの他に、ファンシー枠マリルリ、ニョロゾからの分岐進化ニョロトノ、シードラから進化したキングドラがいるが、この3匹が本気を出すのはまだ先の話である。

第3世代

ひでんマシンから「うずしお」が消えた代わりに「ダイビング」が追加され、数は変わらず3つとなった。

ルンパッパ/Ludicolo


特性が付与され、多くのみずタイプに「すいすい」が行き渡った。これによって「あまごい」を使っただけで火力と機動力の両方が上昇するというとんでもない増強方法を確立した。
この戦法でキングドラが一大強化を受けたほか、ハリーセン、オムスターなども躍進し、新登場のルンパッパもこの戦法で名を馳せた。

雷雨


だが、それだけならまだ大人しい方である。
『サファイア』のパッケージにもなったみずタイプ初の禁止伝説であるカイオーガは、何と登場しただけで天候を「あめ」に変える(しかも永続!)というとんでもない特性「あめふらし」を引っ提げて登場した。
出しただけで自分のタイプ一致技の威力が常時1.5倍になるだけでなく、当時初登場のダブルバトルにおいてこの特性は反則級の強さで、初手でカイオーガと特性「すいすい」のポケモンを同時に出せばそれだけで場を支配できるため、対策必須レベルであった。
このカイオーガが出場できた公式大会ではどこもかしこもカイオーガだらけ。そりゃそうじゃ。

ギャラドス
深海


一方、「あめ」に関係しない特性を得たポケモンについては、ギャラドスが「いかく」を手に入れ、新技「りゅうのまい」を引っ提げて対戦環境に躍り出た。
ランターンは「ちくでん」を手に入れ、でんきキラーのみずタイプとなった。
そしてスイクンは「プレッシャー」を手に入れ持久戦に更に磨きがかかった。

ラグラージ
ポケモンイラスト・ミロカロス/メイキング
トドゼルガ


この世代の初登場組は、御三家最終形態にしてバランスの取れたステータスと技を持つじめん複合のラグラージ、ミクリの切り札でもあり持久戦が得意なミロカロス、こおり複合でタイプで無効化されない一撃必殺技「ぜったいれいどを持つトドゼルガなど。

第4世代

ひでん技から「ダイビング」が削除され、「うずしお」がHGSSで復活した。
この頃の特徴は物理特殊分化であるが、みずタイプは「なみのり」が特殊、「たきのぼり」が物理に分かれたため技威力がそこまで偏ることなく、むしろそれまで不遇だった物理主体みずタイプが一気に強化された。

一日一匹金銀ポケモン描いていこう〜No.184
ギャラドス


これによって一大強化を受けたのがマリルリである。
前世代に手に入れた特性「ちからもち」に加え、今世代で「たきのぼり」「アクアテール」「アクアジェット」と優秀なタイプ一致技を手に入れ、サブも「れいとうパンチ」「ばかぢから」が加わり、「はらだいこ」による火力増強も手伝って一気に前線に躍り出た。とはいえ同時習得の壁があった為、最前線というわけではなかった。
この他ギャラドスも念願のみず物理技を手に入れ、一度だけでんきタイプの技を半減できるアイテム「ソクノのみ」も加わり攻守共に安定した強さを誇った。

この他既存勢力ではミロカロスがさいみんじゅつの強化で一躍最メジャーポケモンの一角に躍り出たが、後期に修正されて以降は鳴りを潜めた。
HGSS』でキングドラのタマゴ技にだくりゅうが、オクタンのタマゴ技にしおふきが加わり、ダブルバトルで新たな活躍を見せるようになった。

虹の北風


またカイオーガがアイテム「こだわりスカーフを、スイクンが配布限定でまさかの「ぜったいれいどを手に入れてしまい、手のつけられない強さになった。

エンペルト
フローゼル
トリトドン


この世代の新規登場組は、御三家最終形態にしてはがね複合のエンペルト、「すいすい」持ちで最速を更新したフローゼル、独特な鳴き声で話題を呼んだじめん複合のトリトドンなどがいる。
ただし既存ポケモンから進化したみずタイプは登場していない。進化前は登場しているのに。
この現象は他にドラゴンタイプが該当する。

ポケモンイラスト:パルキア


伝説のポケモンでは、『パール』のパッケージにもなったドラゴン複合のパルキアがタイプ相性、種族値、専用技のどれにも恵まれて大活躍を見せた。

蒼海の王子
Phione


みずタイプ初の幻のポケモンであるマナフィは、積み技「ほたるび」を生かし、「あめ」の時に発動する「うるおいボディ」を持つためカイオーガとの相性がよい。
……フィオネのことも、たまには思い出してあげてください。

第5世代

ひでん技は「うずしお」が削除され、「ダイビング」が復活した。
隠れ特性が登場し、ニョロトノがまさかの「あめふらし」を手に入れた。

梅雨とニョロトノ


これにより使用率が急上昇しただけでなく、「雨パーティ」がシングルでもダブルでも大暴れする一大全盛期が訪れた。
その他3つの天候も永続特性が存在している為安定するとは言い難いが、対策していない相手には一方的に勝ててしまうことも多かった。
また、みずタイプの技なのに3割の確率で「やけど」を負わせる「ねっとう」、相手をみずタイプに変えてしまう「みずびたし」といった従来にはない効果を持つ技も登場した。

しんかいのブルンゲル
アバゴーラ【ポケモン言えるかな?描いてみた ver.BW】
Keldeo!


この世代の追加組は、御三家最終形態のダイケンキ、「おにび」が使えるみずタイプであり高い耐久と特性「のろわれボディ」の相性が抜群なブルンゲル、下記「からをやぶる」の使い手でいわ複合のアバゴーラ、幻のポケモンでかくとう複合のケルディオなどがいる。

パルシェンがからをやぶった!


既存組ではパルシェンが超強力な積み技からをやぶると強化されたつららばりを引っ提げ前線に復帰した。この「からをやぶる」は他のポケモンにも加わり、特にハンテール・サクラビスバトンタッチとのコンボで注目を集めた。

washing time!


ロトムのフォルムチェンジ形態が対応する技に依存するようになり、伴って「ハイドロポンプ」を覚えたウォッシュロトムがみずタイプを得ることになった。これによりこのポケモンはでんき・みず複合かつ特性「ふゆう」で弱点が何とくさタイプのみとなり、安定したステータスも手伝って一躍メジャーポケモンに名を連ねた。

ヤドラン
待ちうけ用w
どっちのぽわぐちょー(ショー)


また、ヤドランが隠れ特性さいせいりょくを、ヌオーが隠れ特性てんねんを手に入れシングルで独自の役割を持つようになった。
前世代に登場した特性「よびみず」が「みずタイプの技を吸収かつ無効化し、『とくこう』が1段階上がる」という仕様に変更されたことでトリトドンが大躍進を遂げたが、同時に他のみずタイプはこの特性を警戒しなければならなくなった。

第6世代

ひでん技は「ダイビング」がXYで削除されたものの、ORASで復活した。
永続天候が終了し、「なみのり」「だくりゅう」「ハイドロポンプ」の威力が下がってしまった。強化点と言えば「クラブハンマー」の威力が10上がったくらい。
それでも多少弱くなった程度であり、不遇とはとても言えない。

ゲッコウガ再投稿


今作初登場組で目を引くのは御三家最終形態でもあるゲッコウガだろう。
みずタイプ最速、比較的高い「こうげき」「とくこう」に加え、特性「へんげんじざい」で出した技と同じタイプになるというトリッキーかつ強力なポケモンである。
スマブラの参戦キャラにも選ばれ、アニメにて「サトシゲッコウガ」なる姿にもなり、遂にはポケモン総選挙で1位に輝いた。

ゲンシカイオーガ


メガシンカは計5匹可能で、カイオーガはゲンシカイキを手に入れた。

青い悪魔
シザリガー


既存ポケモンでは、マリルリが自身のタイプにフェアリータイプが追加されたことや技の同時遺伝条件の緩和ではらだいこ」と「アクアジェット」の両立が可能になったことで、はがねタイプが弱点でない高火力フェアリーとして大活躍を見せた。
少しずつ強化がなされてきたシザリガーがここにきてはたきおとすの超強化と「クラブハンマー」の強化でクレセリアまでも射程に入れる高火力アタッカーとなった。
一方で初代から活躍を続けていたスターミーは火力不足が祟り第一線から退いた。

一方で、他のタイプからみずタイプに対して絶大な影響を与える技が登場した。
その名もフリーズドライ」。
こおりタイプの技であるにもかかわらず、みずタイプの弱点を突けるというとんでもない効果を持った技である。
もともとこおりタイプを弱点としていたタイプはドラゴン・ひこう・くさ・じめんの4タイプ。いずれも耐性面が優秀、雨天候下で有用な特性などの恩恵を受けていたポケモンが多く、「通常のこおり技はみず複合のおかげで等倍に抑えられた」ことも大きなメリットだった。
これらの4倍弱点を突くことのできるこの技は、雨パにさらなる追い打ちを与えた。

なみのり


習得者がそれほど多くはないが、自身がこおりタイプでもありこのフリーズドライをタマゴ技で覚え、かつ特性ちょすい」によって相手のみず技を吸収できる上に素の耐久も高いラプラスが、雨パキラーとしての立ち位置を確かなものにした。
ちなみに第7世代でも同技を覚えるみずタイプはラプラスが唯一である。

Volcanion - Heat & Vapor


そして2016年、幻のポケモンにして、初のほのおタイプとの複合であるボルケニオンが登場し、全タイプとの複合が実現した。

第7世代

ひでん技が廃止になった。
その代わりを務めるライドポケモンにはラプラスとサメハダーが抜擢された。
なお、「たきのぼり」と「なみのり」の技マシンはちゃんとある。

サトシゲッコウガァ・・・


この世代ではサトシゲッコウガがゲームに逆輸入されており、特性「きずなへんげ」によって変化でき、メガシンカと同等かそれ以上の強化を与えられた。
また、「みずしゅりけん」がぶつりわざからとくしゅわざに変更になったため、特殊寄りのステータスのゲッコウガとは相性抜群となった。
また、この世代の御三家はフェアリー複合のアシレーヌが初登場。
ゲッコウガと並ぶシングルバトルにおけるみずタイプ御三家のトップメタとして活躍した。

オニシズクモ
twitterまとめ


新勢力では、むし複合のオニシズクモが特性「すいほう」で2倍になった新みず技「アクアブレイク」で「ちからもち」マリルリをも超えるダメージを放てるポケモンとして登場。同じ複合のグソクムシャは特性「ききかいひ」と技「であいがしら」でトリッキーな動きを得意とする。

ドヒドイデ
バイト


どく複合のドヒドイデはかなりの耐久を誇り、特性「ひとでなし」や「さいせいりょく」で嫌らしい動きを見せる。
単みずタイプで登場したナマコブシはその見た目や性能もさることながら、1日1回で2万円もらえるナマコブシ投げバイトの何とも言えない感じや補助技が豊富なことからサポーターや耐久型が意外と強いことが話題になった。

ヨワシ
ヨワシの群れが集まった!


同じく単みずタイプのヨワシは、単体ではヒマナッツをも下回る全ポケモン中最低種族値を更新するほどの貧弱さだが、群れることで600族をも上回る合計種族値620になるという極端なフォルムチェンジを持つ。

カプ・レヒレ


伝説のポケモンでフェアリー複合のカプ・レヒレは、当初こそ微妙と評されるも安定したステータスに強力な技、特性の効果で状態異常が無効となることが評価され、今やトップメタの地位にいる。

そらをとぶ


既存勢力では、ペリッパーまさかの特性「あめふらし」を第2特性で獲得し、かつとくこうも10上昇したことで必中「ぼうふう」、超火力「ハイドロポンプ」、サポート技「おいかぜ」、自主退場技「とんぼがえり」を1匹でこなすというとんでもないポケモンに化けた。
しかしこのペリッパーもひこう複合であったため、ラプラスが第6世代から輪をかけて雨パ対策として採用されるようになった。
一方でスイクンは「ぜったいれいど」を自力で覚えられるようになった反面、同技の命中率が下げられてしまった上に役割がやや被るカプ・レヒレに押されてしまい後退している。

第8世代

ジムリーダーのルリナ&カジリガメ
ウオチルドン


御三家の最終進化であるインテレオンカムカメ系統、サシカマス系統を武器にするウッウ、更にカセキメラウオノラゴンウオチルドンが追加された。
キョダイマックス持ちはカジリガメとラプラスの2匹。
みずタイプのダイマックス技「ダイストリーム」は5ターンの間、雨を降らす追加効果を持つ。
カジリガメのキョダイマックス技「キョダイガンジン」は、ダメージを与える他に「ステルスロック」を相手の場に撒くことができる。

既存勢では環境最上位のウォッシュロトムを始めダイジェット+じしんかじょうが強いギャラドスからをやぶるが相変わらず強いパルシェン、後述のウオノラゴンとの組み合わせが増えたペリッパーナットレイと並ぶ受けループの代表格ドヒドイデが一定数いる他、ダイマックスの火力上昇が流行し、その結果てんねんの中でも特に硬いナマコブシヌオーが数を増やし、一方でダブルではキョダイマックスを得てシングルでも数を増やしつつあるラプラスを始め、よびみずを持つトリトドンなどとかなり多様化し、新規勢も一定の躍進を見せている。

ウオノラゴン
カマスジョー可愛い


ウオノラゴンは準専用技「エラがみ」の超火力で暴れまわっている他、サシカマスの進化形であるカマスジョー水ポケモン最速を更新した。

ウッウと謎の獲物


他には上位勢で話題となったウッウや、御三家初の高速特殊アタッカーであるインテレオンがシングルではゲッコウガの火力を上回る「げきりゅう」型で、ダブルではトリトドンの「よびみず」を無視できることができるためゲッコウガとはまた違った役割で顔を見せている他、そのスタイリッシュな容姿が話題となった。
また「鎧の孤島」ではキョダイマックスを獲得し、専用キョダイマックス技「キョダイソゲキ」で特性を無視できるようになった。

カメックス-キョダイマックスver.
水流連打


ポケモンHOME解禁後はアシレーヌとカメックスが先行して復帰し、「鎧の孤島」ではスターミー、原種ヤドラン、マリルリといったおなじみの面々が復帰した。
またダクマから進化するウーラオスもれんげきのかたが水の型ということでみずタイプとなっている。
カメックスはメガシンカを失ったもののキョダイマックスを獲得。
キョダイマックス技の「キョダイホウゲキ」は、みずタイプ以外に4ターンの間スリップダメージを与える効果を持ち、使用者が場を離れても効果は持続する。
ウーラオスは専用特性「ふかしのこぶし」で接触技が「まもる」などで防がれないだけでなく、自分に不利な能力変化の影響無視+確定急所の3連撃「すいりゅうれんだ」を備え、一部の耐久型にとってはいやらしい性能になっている。
れんげきのかたの専用キョダイマックス技「キョダイレンゲキ」は、まもるやダイウォール貫通の追加効果を持つ。

「鎧の孤島」で追加された技は「クイックターン」である。
みずタイプ版「とんぼがえり」といった性能だが、威力がなぜか10低い。
テクニシャン」持ちが覚えるわけでもないのに何故に?
とはいえその強力ぶりは変わることがなく、「こだわりスカーフ」や後攻での交代など様々な戦術が編み出されている。

冠の雪原」ではスイクン、ラグラージ、カプ・レヒレなどが復帰。
スイクンは「しんそく」「エアスラッシュ」が全個体に解禁されたことで、レヒレとの大きな差別点を手に入れた。
ラグラージはメガシンカを失いながらも前述のクイックターンの習得により器用さを増し、準伝説が蔓延る環境にも関わらず使用率を伸ばしている。
一方カプ・レヒレは他のカプ神に比べて弱体化の影響が少なく、未だトップメタの地位にいる。
また、禁止伝説が1匹だけ使用可能となったシリーズ8では、カイオーガとパルキアが使用可能となっている。
カイオーガはゲンシカイキが廃止されたものの、シングル・ダブル共に禁止級トップメタの一角として猛威を振るっている。
ダイマックスすることにより、こだわりスカーフのデメリットを打ち消すことができるのも追い風。

歴代御三家のほとんどが姿を消したにも関わらず、今作でも需要の高いみずタイプだが、ファイアローブレイブバードと同等の火力で草原を高速で滑るゴリラの登場により相対的に最も厳しい時代になった(あくまで「相対的」であり需要が高いことには変わりないが)。


タイプ相性と特性

タイプ相性

攻撃側タイプ
抜群(2倍)ほのお、じめん、いわ
今ひとつ(0.5倍)みず、くさ、ドラゴン
効果なし(無効)-
防御側タイプ
抜群(2倍)でんき、くさ
今ひとつ(0.5倍)ほのお、みず、こおり、はがね
効果なし(無効)-


タイプ特性

  • みずびたしを受けたポケモンはタイプがみず単タイプになる。
  • フリーズドライは通常の相性ではなく、効果が抜群で技を受ける。


みずタイプのポケモン一覧

※剣盾(ポケモン剣盾に登場するか否か)が◎になっているものは追加DLCで出現しポケモンホームを通じて剣盾に送れるもの、△になっているものは今後のDLCで登場予定となっていることを表します。
伝説のポケモン幻のポケモン太字で記載。

第1世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
007ゼニガメ008カメール009カメックス
054コダック055ゴルダック--
060ニョロモ061ニョロゾ062ニョロボン
072メノクラゲ073ドククラゲ--
079ヤドン080ヤドラン--
086パウワウ087ジュゴン--
090シェルダー091パルシェン--
098クラブ099キングラー--
116タッツー117シードラ
118トサキント119アズマオウ--
120ヒトデマン121スターミー--
129コイキング130ギャラドス--
131ラプラス----
134シャワーズ--
138オムナイト139オムスター--
140カブト141カブトプス--


第2世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
158ワニノコ159アリゲイツ160オーダイル
170チョンチー171ランターン--
183マリル184マリルリ
186ニョロトノ
194ウパー195ヌオー--
199ヤドキング--
211ハリーセン----
222サニーゴ※1---
223テッポウオ224オクタン--
226マンタイン--
230キングドラ
245スイクン----

※1:第8世代からリージョンフォーム専用の進化形態が追加。

第3世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
258ミズゴロウ259ヌマクロー260ラグラージ
270ハスボー271ハスブレロ272ルンパッパ
278キャモメ279ペリッパー--
283アメタマ--
318キバニア319サメハダー--
320ホエルコ321ホエルオー--
339ドジョッチ340ナマズン--
341ヘイガニ342シザリガー--
349ヒンバス350ミロカロス--
363タマザラシ364トドグラー365トドゼルガ
366パールル367ハンテール--
368サクラビス--
369ジーランス----
370ラブカス----
382カイオーガ----


第4世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
393ポッチャマ394ポッタイシ395エンペルト
400ビーダル--
418ブイゼル419フローゼル--
422カラナクシ423トリトドン--
456ケイコウオ457ネオラント--
458タマンタ--
484パルキア----
489フィオネ----
490マナフィ----


第5世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
501ミジュマル502フタチマル503ダイケンキ
515ヒヤップ516ヒヤッキー--
535オタマロ536ガマガル537ガマゲロゲ
550バスラオ----
564プロトーガ565アバゴーラ--
580コアルヒー581スワンナ--
592プルリル593ブルンゲル--
594ママンボウ----
647ケルディオ----


第6世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
656ケロマツ657ゲコガシラ658ゲッコウガ
688カメテテ689ガメノデス--
690クズモー--
692ウデッポウ693ブロスター--
721ボルケニオン---


第7世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
728アシマリ729オシャマリ730 アシレーヌ
746ヨワシ----
747ヒドイデ748ドヒドイデ--
751シズクモ752オニシズクモ--
767コソクムシ768グソクムシャ--
771ナマコブシ----
779ハギギシリ----
788カプ・レヒレ----


第8世代

No.初期No.中間No.最終
816メッソン817ジメレオン818インテレオン
833カムカメ834カジリガメ--
845ウッウ----
846サシカマス847カマスジョー--
882ウオノラゴン----
883ウオチルドン----


メガシンカポケモン

ポケモン
メガカメックス
メガヤドラン
メガギャラドス
メガラグラージ
メガサメハダー


ゲンシカイキ

ポケモン
ゲンシカイオーガ


フォルムチェンジ

No.ポケモン形態名
351ポワルンあまみずのすがた
479ロトムウォッシュロトム
493アルセウスしずくプレート
658ゲッコウガサトシゲッコウガ
773シルヴァディウォーターメモリ
892ウーラオスれんげきのかた


水御三家

水リマスター


該当世代初期形態中間形態最終形態
カントー御三家ゼニガメカメールカメックス
ジョウト御三家ワニノコアリゲイツオーダイル
ホウエン御三家ミズゴロウヌマクローラグラージ
シンオウ御三家ポッチャマポッタイシエンペルト
イッシュ御三家ミジュマルフタチマルダイケンキ
カロス御三家ケロマツゲコガシラゲッコウガ
アローラ御三家アシマリオシャマリアシレーヌ
ガラル御三家メッソンジメレオンインテレオン

みずタイプポケモンの主な使い手

ポケモンつめ2
ミクリ
カスミミクリ
ジムリーダー(カントー)
いい声すぎて…!!
マキシマムフローゼル
アダンマキシ
ジムリーダー(ホウエン)ジムリーダー(シンオウ)
コーン落書き
ごようきみずぎ
コーンシズイ
ジムリーダー(イッシュ)ジムリーダー(イッシュ)
水の料理人
スイレン
ズミスイレン
四天王(カロス)キャプテン(アローラ)
ルリナ
ルリナ
ジムリーダー(ガラル)


余談

近年では水棲生物モチーフや実際に水辺に生息するポケモンであっても、みずタイプが付かないというケースが多い。こういったケースは第3世代から見られたが、近作では増加傾向にある。
こうした背景にはポケモンが実在の生物をモチーフにする関係上、水棲生物が増えてしまうのは必然であり、そうしたポケモンにみずタイプをやたらと付加してしまうと、みずタイプの総数が他のタイプを大きく越えてしまう、といった事情もあると思われる。

ポケモンモチーフタイプ
リリーラユレイドルウミユリいわ / くさ
アノプスアーマルドアノマロカリスいわ / むし
シビシラスシビビールシビルドンデンキウナギでんき
マッギョヒラメ/オニダルマオコゼじめん / でんき
マーイーカカラマネロイカあく / エスパー
ケケンカニイエティクラブこおり / かくとう
ダダリンくさ / ゴースト
タタッコオトスパスヒョウモンダコかくとう
バチンウニウニでんき
ガラルサニーゴサニゴーンサンゴゴースト

また、第8世代においては本来は海に生息するみずポケモンでも、ワイルドエリアの湖に生息している事が判明しており、クジラだろうが、タコだろうが、アンコウだろうが普通に泳いでいる。エイも一応淡水性が存在するが、ポケモン世界ではまだそれに該当する種が登場していないので、普通にマンタイン族が出現する。ポケモンの生命力の高さが改めて実感できる事だろう。

その他のタイプ

ノーマルタイプほのおタイプみずタイプ
でんきタイプくさタイプこおりタイプ
かくとうタイプどくタイプじめんタイプ
ひこうタイプエスパータイプむしタイプ
いわタイプゴーストタイプドラゴンタイプ
あくタイプはがねタイプフェアリータイプ


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