基礎データ
全国図鑑 | No.0211 |
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ジョウト図鑑 | No.161 |
コーストカロス図鑑 | No.038 |
ガラル図鑑 | No.304 |
ヒスイ図鑑 | No.084 |
パルデア図鑑 | No.331 |
ローマ字表記 | Harysen |
分類 | ふうせんポケモン |
タイプ | みず / どく |
高さ | 0.5m |
重さ | 3.9kg |
性別比率 | 50%♂・50%♀ |
特性 | どくのトゲ/すいすい |
隠れ特性 | いかく |
落とし物 | ハリーセンのトゲ |
タマゴグループ | すいちゅう2 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ハリーセン | ハリセンボン |
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Qwilfish | quill(ヤマアラシなどの針)+fish(魚) |
ドイツ語 | Baldorfish | Ballon(風船)+Dorn(針)+Fisch(魚) |
韓国語 | 침바루 | 침(「針」の韓国式音読み)+바늘(針)+balloon(英語で風船) |
中国語(簡体字) | 千针鱼 | 千+针(針)+鱼(魚) |
中国語(繁体字) | 千針魚 | 千+針+魚 |
ヒンズー語 | कविलफिश | 英語名の音写 |
ロシア語 | Квилфиш | 英語名の音写 |
タイ語 | ฮารีเซน | 日本語名の音写 |
リージョンフォーム
タイプ | あく/どく |
---|---|
高さ | 0.5m |
重さ | 3.9kg |
特性 | どくのトゲ/すいすい/いかく |
『ポケモンLEGENDS』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウに生息していたハリーセンのヒスイのすがたであり、原種にはなかった進化を遂げる。現在のシンオウ地方こうてつじまには原種が生息しており、何らかの理由でヒスイ地方から絶滅したらしいことが窺える。
概要
『金・銀』(第2世代)より登場したハリセンボンの様なポケモン。ただし、色合いはどちらかというとフグに近い。
当然海に生息している(特に5のしまでは広範囲で釣れる)一方、ガラル地方ワイルドエリアでは淡水域でも確認されている。
全身のトゲは現実のハリセンボン同様ウロコが変異したものであるが、無毒な元ネタと異なり毒針となっており、その毒は刺されると気を失う程に強い。
プリンやフワンテと同じ「風船ポケモン」の分類通り、10リットルもの水を一気に呑み込むことで身体を膨らませ、相手をいかくすると同時に、その際の勢いで全周囲へ一斉にどくばりを放つ。
相手が大きいと対抗して、体を破裂する限界まで膨らませようとする向こう見ずな所もあるが、その際ビックリして水を噴き出すと、思わぬ方向へ飛んで行ってしまう。
またその姿を良く見ると、胴体にはバランサーになる背びれや胸びれがなく、水の中での推進力は背面についた尾びれ1つだけという、魚類としては異質な体系の持ち主。そのため魚ポケモンでありながら、何と泳ぎを苦手としている。
毒針を撃ち出した直後の無防備な状態を狙うとベテラン漁師は語るが、これが駆除目的なのか食用目的なのかは不明。
色違い
色違いは上側の体色が濃い紫色、下側の体色が薄い紫色となっている。
ゲーム中での性能
- 水棲ポケモンとしては珍しい部類で、登場した『金・銀』当時は32ばんどうろで釣り上げるしかなかったが、普段はすごいつりざおでしか釣れない上に出現率が僅か10%しかなく、大量発生でもない限り入手は困難を極めた。
- 『HGSS』であると良いつりざおでも釣れるようになったが、代わりに殿堂入り前では大量発生が起こらなくなり、シナリオで連れて行きたければ出現率1%の壁を乗り越えなければならない。
性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第6世代まで | 65 | 95 | 75 | 55 | 55 | 85 | 430 |
第7世代以降 | 65 | 95 | 85 | 55 | 55 | 85 | 440 |
- ステータスは「攻撃」がそこそこ高いものの全体的に控え目で、100を超える能力もなく所謂「低種族値」の烙印を押されることが多いが、中々侮れない実力の持ち主。
- 風船体質を活かした「ふゆう」等は出来ないものの、「とびはねる」やフグの仲間が噛み付く力が強い生態を反映してか「かみくだく」を習得可能。「ダストシュート」も使えるが、どうやってゴミを発射しているのかは謎。
- タイプ的にルンパッパに物凄く強く、第3世代の公式大会でルンパッパキラーとして大活躍を果たしたこともある(しかもその当時「だいばくはつ」がなく「みちづれ」だけであった)。
- 隠れ特性は「いかく」。元々タイプが優秀なのもあり、物理(特にかくとう)に対してかなりの堅さを見せてくれる。「ちいさくなる」「みちづれ」「どくびし」などの搦め手も得意なため、舐めてかかると痛い目を見る。地味に「でんじは」も覚えたりする。
- BW2では教え技で「いたみわけ」を習得し、より堅さに拍車が掛かる。
- 『剣盾』では『GBA』の教え技で覚えて以降何故か覚えなかった「つるぎのまい」が復活した。
使用トレーナー
ゲーム版
- トシヒロ:たんぱんこぞう/マックスレイドバトルNPC
アニメ版
- ハリゾウ(無印216話)
- リュウジ(無印256話)
漫画版
番外作品
『ポケモンレンジャーバトナージ』
- プエルおきに生息し、キャプチャ可能なポケモンなのであるが、ミッションによっては触れるとダメージを受ける障害物としても登場する。
アニポケ.シリーズ
第1シリーズ(無印)
- ハリゾウのハリーセン
無印216話で、うずまきカップでカスミの最初の対戦相手ハリゾウのポケモンで登場。大量の水を飲み込んでミサイル針を発射し、爆風でカスミのサニーゴにダメージを与え、さらに「とっしん」で大ダメージを与えるが、「じこさいせい」で体力を回復された上に再度突進攻撃した際にサニーゴの角に引っ掛かって身動きが取れなくなった所で「とげキャノン」を受けて倒れた。
- リュウジのハリーセン
無印256話で私設ジムのリュウグウジムリーダー・リュウジのポケモンでカスミとのバトルで登場。カスミのトサキントと激しいバトルをした。トサキントに「ミサイルばり」を雨の様に撃ち込み、「とっしん」で倒している。
~第7シリーズ
- 第2シリーズ・アドバンスジェネレーション
- 第3シリーズ・ダイヤモンド&パール
- 劇場版:ギラティナと氷空の花束シェイミ
- 第5シリーズ・XY
- 22話・50話
- 第6シリーズ・サン&ムーン
- 46話
第8シリーズ
- 27話:野生で登場。
- 77話:銀幕スター・ギンジロウ主演の『海の男vsサメハダー』の台詞で登場。
Webアニメ版
漫画版
8章でプラチナがバトルファクトリーへ挑戦した際に選んだポケモンの1匹。「どくびし」を相手の足元へ撒き散らして動きを封じ、「ミサイルばり」で狙い撃ちする戦法を使って20戦を勝ち進んでおり、21戦目のネジキ戦まで主力として使い続けた。
ポケモンローカルActs
山口県下関市にチョンチーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。
フグとアンコウが下関市の特産品である。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0210.グランブル→0211.ハリーセン(ヒスイハリーセン)→0212.ハッサム(メガハッサム)
同複合タイプ
関連ポケモン+αなど・グループタグ