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詳細

ルンパッパ

るんぱっぱ

ルンパッパとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

全国図鑑No.0272
ホウエン図鑑No.021
マウンテンカロス図鑑No.057
ガラル図鑑No.038
英語名Ludicolo
ぶんるいのうてんきポケモン
タイプみず/くさ
たかさ1.5m
おもさ55.0kg
とくせいすいすい/あめうけざら/マイペース(隠れ特性)
タマゴグループすいちゅう1/しょくぶつ


進化

ハスボーハスブレロ(Lv.14)→ルンパッパ(みずのいし)

ハスボー ハスブレロ ルンパッパ



概要

暗い性格だったハスブレロがみずのいしで進化した、ラテン系の河童である。性格もハスブレロの比ではないほどに明るくなり、素晴らしいまでの笑顔を手に入れた。

メキシカンポンチョのようなもので全身が覆われるようになったが、どうやらこれは体毛である模様。フッサフサである。
一見パイナップルにも見える南国風のフォルムとなっているが、ハングル名は蓮が由来である為、ハスがモチーフであることに変わりは無いようだ。

陽気な音楽を聴くと体中の細胞がうずき、つい踊りだしてしまう。
リズムに乗って身体を動かすことでパワーを増幅させているため、バトルでも存分にパワーを発揮できる。強敵と対峙してもひるむ様子を見せない。
ポケモンコロシアムではミラーボが大量に所持しており、BGMと相まって妙なシンクロ感を醸し出していた。

ちなみに、河童の「頭の皿が割れたり水分が抜けると死ぬ」に相当する弱点に関する記述は今のところない。蓮の葉の帽子で守られているのだろうか。

ポケモンレンジャーでも野生ポケモンとして登場するが、使う技はとてもユニークで、ボンゴのリズムと共にメロディを飛ばしてくるというもの。当時の世代にこのような技は存在しないので、後の世代の技に当てはめるなら、さわぐが妥当な所か?

名前の由来はルンバ(ラテン音楽の一つ。)+ウンパッパ(楽曲の名前)またはカッパ

ゲームでの特徴

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
8070709010070480

愛嬌溢れるルックスとは裏腹に、かなりのポテンシャルを秘めた優秀なポケモン。

能力自体は平均的でとくぼうが3桁に届く程度なのだが、みずくさという弱点を上手く補い合ったタイプのおかげで、攻めても守っても存分に活躍ができる。
みずタイプなのにでんき・くさが、くさタイプなのにほのおこおりが弱点でなく、弱点はどくひこうむしのみ。ただし、「フリーズドライ」は4倍弱点となる。
何気にこのみず・くさという複合タイプ、現在に至るまで所有者はルンパッパ系統のみの固有タイプである。

雨で能力が強化されるため雨パでよく使われる。
「すいすい」を活かした速攻型や、「やどりぎのタネ」等を併用した耐久型が強力。
「あめうけざら」も耐久向けの特性ではあるが、基本的に素早さが高い方が有利な都合上どの構築でも特性は「すいすい」が一般的。
ねこだまし」や「こごえるかぜ」といったサポート系の技も覚えるため、主な戦場はダブルバトルである。
隠れ特性に「マイペース」を持つため、天候を選ばないバトルでも戦えなくはない。また、意外にも教え技で「ほのおのパンチ」や「かみなりパンチ」も覚えられる。因みに前者はくさタイプでは唯一習得可能。登場当初はほのお技を使えるくさタイプというのが非常に珍しかった。

「ねこだまし」を覚え、雨下における「すいすい」で素早さ上昇、みず技を1/4、こおり技を等倍、「じしん」を半減で受けられる上、特防が高いといった性質による数値以上の硬さ等の要素が起因し、禁止伝説が飛び交うルールでの環境と非常に相性が良く、数多くの世代で高い採用率と良戦績を残している。
特にカイオーガの「しおふき」を耐えつつ、「すいすい」で上から「くさむすび」で一方的に殴れる優位性を持つのが魅力で、カイオーガの相棒としても相性補完ができるため非常に優秀。
グラードンも同じく「くさむすび」が打点になり「じしん」を半減できるが、「ひでり」で場を雨から晴れに書き換えられてしまい、ルンパッパ自身も大幅に弱体化するので逆にやられないように注意したい。

第3世代のダブルバトルではルンパッパを崩したいがために「メタグロス」を始めとするアタッカーに「ヘドロばくだん」(当時の仕様上どくタイプの技は全て物理技として扱われた)を搭載して露骨にメタを張る例が多数見られた。その点にルンパッパの立場が表れていよう。

2010年の世界大会では、中学生以上の部の決勝戦、中学生以下の部の決勝戦に上がった4人のプレイヤー全員の手持ちに入っていた。

第7世代からはペリッパーが「あめふらし」を習得するようになり、互いに相性補完ができるタッグとして通常ルールでの地位が向上した。
雨で火力を補強したミズZで相手の耐久を崩すこともできるようになり、アタッカーとしての磨きが掛かる。
ペリッパー側の「おいかぜ」やルンパッパ側のこごえるかぜで相手の速さ調整を掻き乱せるのも強み。

第8世代のダイマックスとの相性は良好。
自前の優秀な耐性とダイマックスの耐久力上昇が噛み合っている上、ダイストリームで攻撃しながら雨を降らせ、能動的に「すいすい」を発動させられる。(ただし、ダイジェットの流行により立場自体はそこまで良くなかった)

このようにかなり強力なポケモンだが、基本的にはカイオーガと同様雨の天候が前提、もしくはそれへ依存したバトルを得意としているために対策された場合のリカバリーはし辛い。
耐性が優秀とはいえ、雨が降っていない状態ではステータスが平凡な一般ポケモンとしての弱みが浮き彫りになってしまうのである。
また、カイオーガとの並びを同時に完封されてしまう「かんそうはだ」のドクロッグや、雨パ対策として運用されるヌケニンも苦手。
ねこだまし等により最低限の仕事はするので、場に出た時に腐りにくいのが長所と言える。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:『シールド』のみ
※2:パーティに四体ぶち込む猛者

アニメ版

漫画版

番外作品

ポケモンGO

初期形態のハスボーがかなりのレアポケモンで、かつ2進化のせいでアメが合計125個も必要なので手に入れるのは困難。
集めるなら雨が降っている時を狙いたい。

性能はというと、原作通りCPが平凡で一見するとパッとしないように見えるものの、タイプの組み合わせが優秀で弱点が少なく、かつみず・くさ両タイプの大技「ハイドロポンプ」「ソーラービーム」をゲージ技にきちんと揃えられるという何気に強力なポケモン。更にちゃっかり「ふぶき」、「れいとうビーム」、「エナジーボール」も覚えたりする。
みず技を半減できるのはこいつとキングドラアローラナッシーのみで、かつみずタイプの弱点まで突けるのは今のところこいつとアローラナッシーのみである。
一方、通常技はやや微妙で、「みずでっぽう」を覚えず「あわ」と「はっぱカッター」の2択となる。

みず・くさのどちらのタイプに特化させても活躍できるが、みずタイプは他に優秀なポケモンがいくらでもいるので、基本的にはくさタイプのポケモンとして運用すると仕事が被らずに済むだろう。

手に入るまでが大変だが、いざ手に入ったらレイド・ジム攻略・トレーナーバトルのいずれにおいてかなりの戦力になってくれること間違いなし。頑張って入手・育成してみよう。

アニメ版

タケシのルンパッパ

  • CV:立木文彦
    • AG編にてタケシのハスブレロが105話でサヨリのリュックから見つけた「みずのいし」でハスブレロからルンパッパに進化。以降は性格が一変し、かなり陽気な性格になる
    • 詳細は当該記事にて

  • パンチョのルンパッパ
    • AG67話で大道芸人パンチョのポケモンでパンチョの叩くコンガのリズムで愉快に踊るのが特徴。サトシのヘイガ二とのバトルでは攻撃をリズムよくかわし「まもる」や「かげぶんしん」で防御や回避を行い、「きあいパンチ」で攻撃をして「はかいこうせん」で止めを刺すというコンボでヘイガニを倒す。ロケット団に捕まった時にヘイガニが助けてくれた一件で再戦した時はコータスとバトルをした。

  • おどるポケモン秘密基地
    • 「モンスター・ダンシング・ボール」の楽しげな音楽に引き寄せられてどこからともなく出現。途中参戦したドゴームと共に秘密基地でダンシングと言う名の破壊活動(※本人は悪意ゼロ)を行い、ロケット団の新秘密基地を崩壊させた。なお、音楽が止まると何事も無かったかのようにどこかへ消え去っていってしまった。

  • DP7話
    • 湖のほとりできのみを集めて踊っていた野生3匹が登場。ロケット団に盗まれたきのみを探していたゴルダックにきのみを盗んだと言いがかりをつけられる。それを見ていたロケット団はルンパッパの味方をするフリをし、ゴルダックを追い払って信用させる。その後ヒカリのポッチャマがゴルダック達を連れてきて文句を言うが軽くあしらう。そこへロケット団が現れて捕まってしまうが、ポッチャマの活躍で開放され、きのみもロケット団の仕業と分かったゴルダックと和解した。

  • DP139話
    • 野生のハスブレロが登場。ニョロトノとヌオー達がオーキド博士を連れてきた理由であり、気弱なハスブレロを元気づける為にオーキド博士からみずのいしを与えられた事でルンパッパに進化して陽気な性格に一変して解決した。


  • XY82話

  • 新無印41話 
    • 「半分、ヌマクロー」に登場。カラカラに干上がった泥沼に顔だけ残して埋まっているというネタ要素全開なヌマクローを助けるべく、サトシとゴウは近くにいたルンパッパに助けを求める。当初2人の意図がわからず「にほんばれ」を使ってしまうが、なんとか「あまごい」で解決した。…が、翌日再び干上がった泥沼に大量のヌマクローが埋まっていた。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 4章でアクア団SSSのイズミの手持ちであるハスブレロが、トウカの森での戦いで「みずのいし」により進化。「しぜんのちから」をメインとした戦法を得意とし、カイオーガ進攻時の攻防ではアスナを圧倒している。
  • 8話ではダリアのポケモンで登場。



関連イラスト

/おーいえー!\
ルンパッパ



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS
ポケモン一覧 みずタイプ くさタイプ
ハスボー ハスブレロ 雨パ

0271.ハスブレロ0272.ルンパッパ→0273.タネボー 
 

みずのいし繋がり

ニョロゾ/ニョロボン
シェルダー/パルシェン
ヒトデマン/スターミー
イーブイ/シャワーズ
ヒヤップ/ヒヤッキー

ポケモン関連


その他

河童 パイナップル  踊り

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