概要
2003年公開の『劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション七夜の願い星ジラーチ』の同時上映である短編作品。2012年公開の短編映画『メロエッタのキラキラリサイタル』まではこの作品が最後の同時上映作品であった。
内容は歴代でも屈指のギャグに振り切った作品となっており、山田花子による関西弁のナレーションがそれに拍車をかける。なお本作のオープニングテーマである「ポルカ・オ・ドルカ」は『アドバンスジェネレーション』のエンディングテーマにも採用された。
登場人物
本作の主人公一行。森で遊んでいた所、ロケット団の基地に入り込んでしまった事が騒動の切っ掛けになってしまう。
キモリはクールな彼らしく、モンスターダンシングボールの音楽に最初は抗っていたが、終盤でついに我慢の限界を迎えてノリノリで踊り出してしまった。
どんなポケモンも一度音楽が流れ出せばノリノリで踊り出してしまう「モンスターダンシングボール」なるすごいんだかすごくないんだかよくわからないマシンを開発している。
ちなみにこのモンスターダンシングボールは様々なアレンジに対応している他、バグればポケモン達もその通りに動くという仕様である。
ロケット団のポケモン達。全体的に踏んだり蹴ったりな扱い(文字通り)であり、結果として基地の破壊に加担してしまった。
ロケット団秘密基地の完成を祝うべくロケット団に捕獲されてきたポケモン達。
マラカスを持っているのが特徴。
昼寝を邪魔されて怒り狂い、秘密基地を怒鳴り散らしながらぶっ壊す姿は恐ろしいが、音楽が流れ出せばノリノリで踊るコミカルな面も持っている。
音楽に乗せられてどこからともなくやって来たポケモン。誰も彼の存在には触れないので陽気でありながら、底知れない不気味さを漂わせているポケモン。
毎度おなじみロケット団の二人。サカキを迎えに行くべく、ニャース達に留守を任せる。
同時上映作品に登場したのは本作のみで、例によって顔は殆ど映らない。
また、『七夜の願い星』本編におけるムサシ達の台詞から本作とリンクしていることが仄めかされている。短編の内容が長編の方でも直接言及されるというのはかなり珍しい。
ニャースの妄想のみの登場。ペルシアンを捨てて代わりにニャースが可愛がられるという妄想をした。
ちなみに、短編のポケモン映画は、人間キャラの顔は映さないが、本人でなくともがっつり顔が映った人物でもある。
関連タグ
アニポケ アドバンスジェネレーション 劇場版ポケットモンスター ピカチュウ短編映画 七夜の願い星
史上最悪のトゲピー:ダイヤモンド&パール第142話で登場した極悪非道のトゲピー。騒動の舞台が完成したばかりのロケット団の秘密基地、基地崩壊エンドなどのノリが本作とどことなく似ている。
ピカピカ星空キャンプ←おどるポケモンひみつ基地→メロエッタのキラキラリサイタル