サトシのジュカイン
さとしのじゅかいん
CV.うえだゆうじ
性別:♂ 特性:しんりょく
『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第7話から登場した、元々はキモリの生息地にいた群れのうちの1体。
生まれ故郷である巨大樹が枯れていく中、同族の群れから離れて棲み続けていた。
巨大樹はやがて最期の時を迎え、サトシにバトルを申し込んだ末にゲットされる。
常に木の枝を咥えており、進化するたびに近くにある木から折るため、先端の形が微妙に異なっている。
プライドが高くクールな性格。普段はあまり仲間と群れず、独りで過ごしている描写が多い。
その反面、負けず嫌いかつ情熱的な一面もあり、戦闘不能寸前で勝ち目が薄い状況でもバトルを続けようとしたり、一度やられた相手には何としてもリベンジを果たそうとする。
しかし、映画『おどるポケモンひみつ基地』では思わずポケモンが踊り出してしまうモンスターダンシングボールの音楽を必死で堪えていたのだが、耐えきれずに踊り出してしまった。モンスターダンシングボールが壊れ始めると同じようにバグったような動きで踊り始めるなど本作屈指のネタキャラとして君臨している。
ジュプトルに進化してからは、『アドバンスジェネレーション』におけるサトシのエースポケモンとして大活躍。
更に野生のデオキシス、ジンダイのレジロックやタクトのダークライ&ラティオスといった伝説のポケモン・幻のポケモンと戦う回数が多く、サトシのポケモンの中ではトップクラスとなる。
初代『ポケットモンスター』のフシギダネは進化せず、金銀編のチコリータはベイリーフ止まりとなった為、サトシの持っているくさタイプのポケモンでは最初の最終進化となる。
キモリ時代
通常の個体よりも遥かに素早く、その素早さを活かしたヒット&アウェイ戦法を得意とするが、当初は草タイプの技は覚えておらず、「はたく」と「でんこうせっか」といったノーマル技と持ち前のスピードを活かした近距離戦で長らく戦っていたが、第41話でようやく「タネマシンガン」を習得。
ジュプトル時代
第66話でジュプトルへと進化した際に「リーフブレード」を習得。
近距離、遠距離に幅広く対応できるようになり、戦術に幅が広がった。
センリ戦ではトリとしてケッキングと戦い、パワーとスタミナに途中まで圧倒されるものの『しんりょく』を発動させ「リーフブレード」で逆転勝利。またナギ戦では相性の悪いチルタリスにポールを利用して勝利という活躍をした。
ただ打たれ弱い面がある為、ナギの色違いオオスバメの「つばめがえし」・アダンのラブカス相手に「てんしのキッス」と「みずでっぽう」で敗北する等負ける時にはあっさりとやられてしまうこともあった。
ホウエンリーグあたりから大きく成長し、予選3回戦のダブルバトルではヒューガのマグマラシ・本戦ではカエデの切り札のトドゼルガ・マサムネのハガネールに勝利。3回戦ではテツヤのメタグロス相手に「タネマシンガン」で大健闘するが惜しくも敗北した。
バトルフロンティア編での最初の出場はコゴミ戦で、ハリテヤマに膝をつかせるなど健闘をしたが強力な「きあいパンチ」を前に惜しくも敗れる。
ジュカイン以降
ジュカインに進化する直前、メガニウムへの想いが失恋に終わってしまったのをきっかけにスランプに陥りわざが全く出せなくなってしまい(ただ「がむしゃらに強くなるだけでいいのか?」という疑問を持ち始めたのが大きな原因もある)、ハブネークとサボネアに集中攻撃をしかけられ戦闘不能状態にされてしまっている。
第163話で、ロケット団に捕まったピカチュウと自分を助けようとして気球から落とされたサトシを助けたい決死の思いから、再び技を出せるようになった。
体が大きくなっても持ち前のスピードは落ちるどころかむしろ磨きがかかっており、ジュカインに進化してからは瞬間的な速さならばデオキシスのスピードフォルムにも匹敵するように。
最終回直前におけるハルカのバシャーモとのコンテストバトルでは、相性不利であり向こうももうかを発動させた状態で対峙しつつも彼女と引き分けてダブル優勝させる結果をもたらした。
ダイヤモンド&パール
第189話のシンオウリーグ準決勝でコータス、オオスバメ共々、久々に出陣。
4体目での登場ながらも、劇中で無敗と言われていたタクトのダークライの「ダークホール」を打ち破り、「リーフブレード」で勝利する快挙を見せた。
その後、ラティオスにはスピードとパワーを兼ね備えた戦法に翻弄され、「ギガインパクト」の一撃で敗れてしまうものの(ダークライ戦で効果ばつぐんのれいとうビーム、そしてダークホールからのゆめくいの極悪コンボを喰らっていたことを考えると仕方ないとしか言いようがない)、前述の通りダークライ戦で大金星を挙げたため、改めて『アドバンスジェネレーション』のエースとして扱われるようになった。
ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)
114話にて再登場し、研究所でサトシたちを出迎えた。また、フシギダネ、ミジュマルとともにネギガナイトの特訓を手伝っていた。
めざせポケモンマスター
1話で手持ちに加わり、ブイゼル、オンバーン、ドンファンと共に負傷したラティアスを介抱して眠ったサトシに代わって見張りを担当。
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