データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
いりょく | 100 |
PP | 10 |
めいちゅう | 100 |
タイプ | エスパー |
わざ分類 | とくしゅ |
攻撃範囲 | 相手1匹 |
直接攻撃 | × |
備考 | ねむり状態のポケモンのみに有効。与えたダメージの100%(第1世代)→50%(第2世代~)分のHPを回復する。 |
英語名 | Dream Eater |
概要
初代から存在する技。
寝ている相手の夢を喰い荒らしてダメージを与えるという、恐るべき精神攻撃である。
威力100と、エスパータイプの技では「サイコブレイク」と並ぶ威力を誇り初代当時はエスパー技では最高威力だった。しかもダメージを与えただけ回復できるトンデモ性能により、催眠技を1回位外しても直ぐ全回復が可能だった。その為さいみんじゅつとの併用で覚えられるポケモンは当時必須技として採用されていた。ちなみに当時の公式戦およびそのルールで遊べるピカチュウ版「コロシアム2」では「相手のポケモンを一度に2体以上眠り、または2体以上凍り状態にしてはいけない(※眠りと凍り1体ずつはあり)」という特別ルールがあったため、眠らされたらゆめくいを出される前に眠っていないポケモンに交代してゆめくいをスカさせる戦術もあった。
しかし、名前通りに夢を食べる技であることからねむり状態の相手にしか効かないと言う問題があり、回復量も減った現在の対戦需要では不動の安定技であるサイコキネシスに譲る事が多い。
「すいとる」と同様にHP回復の追加効果もあり、特性「ヘドロえき」のポケモンに使うと逆にダメージを受ける。一体どんな夢を喰ったのだろうか…。
覚えるポケモンは、相手をねむり状態に出来るポケモンだけ…というわけではない。ベロベルトやエテボース、マニューラやオンバーンなど割と色んなポケモンが覚える。しかし、採用するならコンボで狙ったほうが良いだろう。
が、相手を眠らせる技はわざマシンに存在しないので、そのコンボを狙えるポケモンも限定されてしまうのが悩みどころか。
尚、ゆめくいが非常に似合いそうなスリープやスリーパーはピカブイ以外では自力習得できず、SVに至ってはどうやっても習得できない。何故だ。
いずれにせよ、「ねむり」の仕様に左右される事は間違いない。また、当然ではあるがエスパータイプの攻撃技である以上あくタイプを持つポケモンには眠っていても効かないので(やろうと思う人はまずいないだろうが)一応注意。
ちなみにZワザとして使えば体力を吸収しない代わりに眠らせなくても強力な一撃を与えることができる為、サブウェポンに乏しいドレディアなどはどくタイプなどの突破に採用する場合がある。
第9世代禁止級伝説環境では「さいみんじゅつ」「ゆめくい」「からぶりほけん」ルナアーラが使われた事例がある。「さいみんじゅつ」を外せば「からぶりほけん」が発動し、眠った相手が居座れば「ゆめくい」がヒットし、相手が「ゆめくい」を嫌って交代すれば2体目以降に「さいみんじゅつ」がヒットするチャンスが生まれる、三段構えである。
関連タグ
他のドレイン技
ほのお:むねんのつるぎ
みず:いきいきバブル
くさ:すいとる メガドレイン ギガドレイン ウッドホーン シャカシャカほう
でんき:パラボラチャージ
むし:きゅうけつ
ひこう:デスウイング
かくとう:ドレインパンチ
フェアリー:ドレインキッス
もしかして:ラヴォス