もしかして→ポケモンスリープ
基礎データ
全国図鑑 | No.0096 |
---|---|
カントー図鑑 | No.096 |
ジョウト図鑑 | No.087 |
アローラ図鑑 | No.066 |
パルデア図鑑 | No.066 |
ローマ字表記 | Sleepe |
ぶんるい | さいみんポケモン |
タイプ | エスパー |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 32.4kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ふみん/よちむ(第4世代から)/せいしんりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | スリープ | sleep(英語で睡眠) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Drowzee | drowsy(眠い)+zzz(オノマトペ、グーグー) |
ドイツ語 | Traumato | Traum(夢)+traumatisch(トラウマの) |
フランス語 | Soporifik | soporifique(催眠性の) |
韓国語 | 슬리프 | sleep(英語で睡眠) |
中国語(簡体字・繁体字) | 催眠貘 | 催眠+獏 |
中国語(大陸) | 素利普 | 日本語名の音写 |
中国語(香港) | 食夢獸 | 食べる+夢+獣 |
中国語(台湾) | 索利普 | 日本語名の音写 |
ヒンズー語 | द्रॉवज़ी | 英語名の音写 |
ロシア語 | Драузи | 英語名の音写 |
タイ語 | สลีป | 日本語名の音写 |
進化
スリープ → スリーパー(レベル26)
概要
二足歩行の獏のような外見をしたポケモン。進化後と比べると、こちらは実在する動物のマレーバクに近い姿をしている。
夢を食べるのが大好きだが、夢にも好き嫌いがあり、悪い夢を食べてしまうとお腹を壊してしまうらしい。「さいみんじゅつ」→「ゆめくい」というコンビネーションを初めて披露したという。また、夢を食べるだけでなく、食べた夢を見せる力を持っているらしく、懐いた人に見せてくれる事があるらしい。
対象がどんな夢を見ているかについては鼻のムズムズ具合でわかるらしい。また、夢を食べられている間は対象の鼻もムズムズするとの事。
初代とファイアレッドのポケモン図鑑では伝説の生き物バクの子孫であると語られているが、今ではその手の設定は無くなっていると思われる。その代わりなのか、『ムンナやムシャーナと共通の祖先を持つと言う説がある』と言う設定が明かされている。実際にバクと言うポケモンがいた可能性も否めないが。
進化後のスリーパー同様、ロリコン疑惑のあるポケモンである。スリーパーが『ファイヤレッド・リーフグリーン』で幼女を襲うイベントがあった進化後に対し、レジャー施設で子供を狙っていると解説されているが、ウルトラサンの図鑑説明によると、これにはちゃんとした理由があり、レジャー施設で狙いを定めた子供が夜に見る夢は特に美味しいからと言う理由に起因しているらしい。
また、食べた夢を全て記憶しており、曰く、大人の夢よりも子供の夢の方が美味しく、悪夢は酸っぱく感じるので苦手なのだと言う。
また、後述するポケダンでやらかしてるが、そもそも目的が違うのでロリ・ショタコンではない。
ゲームでの特徴
- ジョウト地方では、ウバメのもり~コガネシティの間に出現する。
- ポケモンSM以降は、アローラでは2ばんどうろ・ポケモンSVのパルデアでは南1ばんどうろ…と序盤で登場する様になった。
- ピカブイでも11番道路に登場するが、同じ場所に出現するバリヤードと比べると初期性能では分が悪い。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 60 | 48 | 45 | 43※ | 90 | 42 | 285 |
第2世代から | 60 | 48 | 45 | 43 | 90 | 42 | 328 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- ステータス上は特防が高いがそれ以外はやや低め。攻撃するよりも豊富な補助技で戦局を混乱させるほうが得意なポケモンである。
使用トレーナー
ゲーム版
- ミナキ:ポケモントレーナー
- フウとラン:ジムリーダー(ホウエン)
- カイト:スリープマスター
- スリープおじさん
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンスタジアム2』
- 「スリープのさいみんがっせん」というスリープがさいみんじゅつをかけあうミニゲームがあり、中央の振り子が真ん中にきたタイミングでボタンを押し最後まで眠らずにいたら勝利する。でも結局最後は寝…zzz
『ポケモンレンジャー』
- シリーズ名物のスリープおじさんが登場。『おもいでキャプチャ』はエンディングを再体験できるイベントである。この原理が上述の食べた夢を見せる力に由来しているのかについては定かではない。
『ポケモン不思議のダンジョン 』
- 『探検隊シリーズ』にて、ルリリを襲ってしまい、進化系統そろって子供に手を出してしまった。ただ、スリープがルリリをさらったのは自分が狙っていた財宝が非常に小さな穴の奥にあったためで、それで身体の小さいルリリを利用したのが本当の理由であるため一概にロリコン(このルリリは♂なので正確にはショタコンか)とは言いにくい。
- 他にも小さいポケモンはいるのにあえてルリリを選んだ点についてはどうなんだと突っ込まれそうだが、ルリリはこの作品が出た時点では全ポケモン中最も小さく(20cm)、他に同じ大きさのポケモンはシェイミ以外全員進化前(≒子供)である。また、図鑑の大きさ比べでのルリリは自分の体と同じくらいの大きさの尻尾に乗っかった状態で測られており実際はもっと小さい可能性もあるので、穴の大きさは直径20cm以下だったのかもしれない事も念頭に置いておきたい。
- それにスリープはちゃんと反省してるので許してやってください。実際、クリア後ではルリリを救う事になるし…
- クリア後のイベントでは禊のために「しゅぎょうのやま」に篭っており、悪魔に苦しむルリリを助けるべく、能力を頼ってきた主人公たちの要請を受けて主人公たちをルリリの夢の世界へと送り込む手伝いをした。
- ポケモンシリーズで夢をテーマにしたコンテンツはのちにPDWが登場するが、(特にポケモンの夢の世界にダイブするという展開を含め)作中のダンジョンとして登場するのは非常に珍しい。
- このダンジョンの名前こそ「あくむのなか」なのだが、出てくるポケモン(※本物ではない)の内訳はピィ系、ププリン系、ニャース系、エーフィ、ピンプク系(ラッキー除く)、ミルタンク、ゴニョニョ、エネコ、パッチール、ソーナノ系、バネブー系と何故か可愛い系が過半数を占める。あくむとは…。
- 一応、マルノームやグレッグル、ベロリンガのような悪夢の世界に住むと言われても納得のいく連中もいるが…。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのスリープ
〈ゲストなど〉
- ポケモン大好きクラブ会長のスリープ
- 無印27話でスリーパーと共に初登場。
- 都会暮らしのストレスのせいで睡眠不足に陥った大人達が催眠ポケモン・スリーパーの催眠術に頼った結果、その催眠波の波長を人間向けに変えたせいで他のポケモンや敏感な子供達がおかしくなり、特に子供達は「ポケモンがえり」を起こしてしまう。
- そこでスリーパーの催眠波を同じくだいすきクラブのポケモン・スリープの夢の波長で打ち消す事で子供達や他のポケモン達を正常に戻すことに成功した。
- ヤマトのスリープ
- DP135話
- チシヲと共に様々なイベントに現れては他人のポケモンを盗んでいる強盗・アツキのポケモンで登場。
- ジュンサーのガーディとポケモンを取り返したロケット団とバトルになる。ロケット団はあっさり退けるが、ジュンサーのガーディには敗れ、主人は逮捕された。
- DP71話
- リオルを奪う為に育て屋の老人の元にやって来た悪の科学者の部下のポケモンで登場し、「サイコキネシス」を使い襲いかかろうとした。
- 劇場版『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』
- OPでレイモンドがサトシとのバトルで出している(リメイク前はゴローニャだった。おそらくタイプ相性的に変更されたのだろう)。
その他
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ロケット団・ギンガ団・スカル団など、悪の組織が手持ちにしてる事が多く、第1章ではタマムシシティジムを狙ってロケット団のスリープがトレーナーの後をつけてきたが、エリカのラフレシアにより一瞬で倒されている。
- 例外をあげるならゴールドの母の手持ちで、ゴールドが生まれる前から一緒にいるポケモンの一匹として登場する。
関連イラスト
関連タグ
0095.イワーク→0096.スリープ→0097.スリーパー