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エスパータイプ

えすぱーたいぷ

エスパータイプ(英:Psychic Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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概要

ポケモンは種族ごとに、1,2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。
エスパー(Esper)」は和製英語であり、英語圏では一般的な"Psychic Type”の呼称が用いられている。
なお、この英名はこの2つと同じだったりする。

超能力者超常現象天体をモチーフとしたポケモンが分類される傾向があり、外見では亜人特性ではふゆう、位置付けでは伝説幻のポケモンの割合が高くなっているという特徴がある。
ただ手品までもがエスパーに含まれるのは皮肉か何かだろうか。
後に技の一つともなった「テレキネシス」のイメージからか、特性が「ふゆう」でない種族もアニメ等で描写される際には宙に浮いて移動することが少なくない。また特性にもある「テレパシー」で会話する描写が特に映画では多い。
逆に一般的な動物のイメージである四足獣などはかなり稀な存在となっている。
初期には都市伝説的な要素も振り分けられており、ゴーストタイプほどではないが図鑑説明文が怪しげなポケモンもちらほら見られる。
また最近では超常現象という点でフェアリータイプとのモチーフ被りが少し見られ、このタイプとの複合になることも増えてきている。

「超能力=賢さ、精神」というイメージからか、ステータス的には特殊面に強く、物理面に弱い種族が多い。
「すばやさ」は二極化する傾向にあり、「中速帯」と呼ばれる80前後にいるポケモンはさほど多くない。
特別な位置付けのポケモンが多いことから、必然的に固有の能力や特徴を持つポケモンが多くなっている。反面一般ポケモンは性能面で埋もれがちになるケースが出てきやすい。

技で見た場合、初代からサイコキネシス(特殊・威力90・命中100)」が多くのポケモンのメインウェポンとして採用されている。だが火力が全体的に上昇傾向にある中この技以上の威力を持つ技は使用者が限られており、火力不足に陥りやすい。
なおこの技は特殊技であり、物理技は更に火力が低く火力不足が深刻。
しかもエスパー技には相手の「ぼうぎょ」を用いてダメージを与える特殊技とかいう規格外の技が2つもあり、単純比較はできないが物理耐久を突くのであればそれらの技を持つ「とくこう」の高いポケモンを用いた方が火力が出るのが現状。物理エスパータイプの存在意義とは。
変化技は多種多様で、中でもトリックルーム」「じゅうりょくといった場を操作できる技を多く抱える。エスパータイプ自身が始動役として選ばれることもしばしば。
更には「ねむる」や「こうそくいどう」といった一見エスパーと関係なさそうな技もエスパータイプに設定されていたりする。

総じて「様々な戦術を器用にこなせるタイプ」という位置づけがなされるだろう。初代は攻撃一辺倒だったが時代が下るにつれ変化技を自在に組み込むのが主流になっている。
変化技を一気に封じるちょうはつがエスパーの天敵あくタイプの技として存在しているのもエスパーの位置づけを象徴する設定だろう。
漢字では「超」と表記される事が多い。

ゲーム中では専門に扱うトレーナーとして「サイキッカー」が登場するほか、「タイプエキスパート」と呼ばれるボス級のトレーナーも多くの地方に存在している。

後述にもあるが、第1世代はその名の通り最強のタイプだった。
しかし、世代が進んでくると特にあくタイプやゴーストタイプに弱いポケモンが多い影響で使用率が下がる傾向がある。
中でもゴーストタイプは耐性のあるタイプが少ない事から使用率が高く、更に『あくタイプ』の『ふいうち』や『イカサマ』で特にやられやすい状況が生まれやすい。
更に耐性は格闘とエスパーの2つだけに対し、弱点は『あく』、『ゴースト』に加えて『むし』にも弱いなど特に複合タイプでの弱点が突かれやすい傾向がある。
特に耐性がゴーストの下位互換の他、攻撃面でも毒以外は上位互換のフェアリータイプに押されがちで使用率の高いポケモンは『フェアリー』との複合が多い。
そのフェアリータイプが登場し、はがねタイプにゴーストとあくの耐性が消えた6世代からエスパータイプの凋落に歯止めがかからない状況になっている。
尚、複合タイプで弱点を3つ以下に出来るのはノーマルかくとうどく、ゴースト、あく、フェアリーのみ。
それ以外は全て弱点が増えてしまう。
又、現時点でどくタイプの複合ポケモンはなく、ゴースト複合だと弱点は全て4倍(ゴースト、あくが共に4倍)になってしまう。

世代別の動向

第1世代

文句なしにこおりタイプと並んで「最強のタイプ」であった
弱点であるはずのゴースト技が、実際は無効になっているという設定ミスに加えて、当時存在していたゴーストタイプはどく複合のゴース系統のみであり、エスパー側が一方的に優位に立てていたからである。
もう一つの弱点であるむしタイプも技が貧弱なものしかなく、低めの「ぼうぎょ」であっても余裕をもって耐えることができた。

よってエスパー対策は耐性のある同じエスパータイプで行う事が常態化しており、対人戦では誰も彼もがサイキッカーと化すという、たいへんカオスな環境であった。
対人戦をせずともフーディンスターミーはストーリーの時点で大概な鬼門だし。
そして最強のポケモンミュウツーもエスパータイプ。
ミュウツーが覚える技「ドわすれ」を発動させようものならただでさえ高い「とくしゅ」が2段階も上がる。一度発動させられると状態異常や自爆技なしで倒すことは困難を極めた。
これらを反映してか、当時のアニポケにおいてもナツメのポケモンやミュウツーは超強敵として描かれていた。
また、初の幻のポケモンであるミュウも登場し、ミュウツーの元とされる他ポケモンブームの火付け役ともなった。

第2世代

「天敵」あくタイプ、エスパー含む12タイプもの技を半減できるはがねタイプの2タイプが追加され、ゴーストタイプとの関係性も正常化されたため、一気に安定性を失った。
また、前世代では一纏めに「とくしゅ」とされていたステータスが現在の「とくこう」「とくぼう」の形に見直され、「とくぼう」については物理主体のかくとうポケモンであっても他タイプに遜色ない値が割り振られるようになった事から、弱点を突いても倒しきれないケースが発生するようにもなった
例の「ドわすれ」も「とくぼう」が2段階上昇する技に変更された。

当然ながら対戦環境は激変し、ただ「サイコキネシス」を撃てばいい時代ではなくなったことから、器用さでの勝負に切り替わっていくことになった。
特に前世代エスパー技一辺倒だったフーディンはかみなりパンチ」「ほのおのパンチ」「れいとうパンチを揃えただけでなくアンコールまでも手にした。
ナッシーやスターミーも複合タイプを上手く活かし前線での活躍を続けた。
新登場組では追加進化組エーフィヤドキング、自らは攻撃せず反撃を主体とするソーナンスなどがいるが、対戦ではあまり活躍できなかった。
伝説組では誰もがみずタイプと疑わなかったルギア、2代目幻のポケモンセレビィなどがいる。
また、技を1つしか覚えず戦闘用では一切ないものの、そのあまりに無機質な姿から様々な憶測を呼び、後に伝説のポケモンとの関連性も打ち出されたアンノーンもこの世代である。

第3世代

新ポケモンではかくとうを複合し「ヨガパワー」を持ったチャーレムはがねを複合し「クリアボディ」を持ったメタグロスドラゴンを複合し「ふゆう」を持った伝説のポケモンラティアスラティオスなどがいる。
特にチャーレムやメタグロスはエスパータイプでは事実上初の物理主体で戦うポケモンで、耐性面でもエスパーの弱点を打ち消すことで安定した戦いが望めるようになった。ただしこの当時物理エスパー技は未登場で、エスパータイプはほぼ耐性面でのみ活用された。
ラティアス・ラティオスはすばやさが同じ以外は戦法がほぼ真逆で、ラティアスは持久戦・サポートを得意とし、ラティオスは攻撃を得意とする。どちらも多彩な技を持ちかつ高速であることから人気を博した。

また、土地のモチーフにロケット発射場で有名な種子島が含まれているためか、この世代では特に天体との関連性が強く意識されてもおり、ソルロックルナトーンデオキシスジラーチと、ポケモンだけでも4種類が登場している。
このうちジラーチとデオキシスは共に幻のポケモンであり、ジラーチは優秀な特性「てんのめぐみ」や専用技「はめつのねがい」、デオキシスはフォルムチェンジという新概念が話題を呼んだ。

特性が新たに実装されたことにより、ソーナンスがかげふみを手にしたことで戦い辛かった前作から一転要注意ポケモンにまでのし上がった。
これ以外では特性「シンクロ」を獲得した種族が多く、特に性格との関連性が加わった『エメラルド』以降厳選での需要が増すことになった。

技では特性を操作できる技の第1弾として「スキルスワップ」が登場し、当時初登場のダブルバトルで味方に使うという新発想で様々なコンボを生み出した。とくこう・とくぼうが上昇する「めいそう」も登場。
更には謎の積み技「コスモパワー」もこの世代で、こちらは天体との関連が見られる。

その他、ライバルの切り札であり、特徴的な容姿からトレーナー以外の注目も広く集めたサーナイト系統が登場した事もpixiv的には特筆される。

第4世代

技の物理特殊が個別に設定されるようになり、チャーレムやメタグロスがタイプ一致物理エスパー技を使えるようになった。同タイプの別ポケモンとしてエルレイドドータクンも現れ、物理型の研究が進んだ。
変化技にも「遅いと速いが逆転する」という革命的な技「トリックルーム」が登場し、鈍足ポケモンの研究も進んだ。
この他「じゅうりょく」も登場し、後期にはエスパータイプに広く行き渡ったことからコンボに用いられるようになった。

だがこの世代、周りの火力がどんどん上がる一方でエスパー技の火力は上がらずじまいで、火力面で後れを取り始めることになった。
特にむしタイプ、あくタイプの火力上昇は痛手で、それまで押し切れていたはずの相手にやられるケースが起き始めた。
ラティオスなども「りゅうせいぐん」を武器にしたドラゴンタイプのアタッカーとして扱われる機会の方が多くなり、エスパー複合が足枷と見做される場面さえ出てくるようになった。

そうした中で、いわゆる準伝説扱いで単エスパーポケモンばかり4種(ユクシーエムリットアグノムクレセリア)が追加されるという、ポケモン全体でも珍しい現象が起こってもいる。
特にクレセリアは、高威力技をものともしない恐るべき耐久力によって対策必須ポケモンとして名を馳せてゆくが、見方を変えるとステータスの高さにものを言わせてごり押すことが一つのエスパータイプの戦略として定着したとも言える。
結果タイプ内部での上位下位が鮮明になり、更にはタイプ単位での環境の調整も難しくなっていった。

余談だがこの世代にて「さいみんじゅつ」が物議を醸すことになった。
『DP』当初この技は命中率が70に引き上げられ、更にゲーム内の仕様変更で「ねむり」「こんらん」が最低でも2ターン続くことになったため、火力インフレも手伝って「高速ポケモンの『さいみんじゅつ』で眠らせて2ターン高火力技をぶつけるだけで試合が終わる」というワンサイドゲームがあちこちで展開されてしまった。
更に公式大会もそれまで禁止していた複数匹の「ねむり」を解禁させたことで、あちこちで眠らせては倒し眠らせては倒しのワンサイドゲームが繰り広げられた(実際一番跳梁跋扈していたのはこいつこの技だが)。
流石にまずいと判断したのか、『Pt』にて「さいみんじゅつ」の命中率を60に、「ねむり」「こんらん」の最低ターン数を1に戻す措置を取ることになった。

同世代末期には初めて公式大会にミュウツーやルギアが出場できるようになった。
当初はルギアが強いと予想されていたが、ミュウツーが雪男海神を連れて大技を乱舞し始めて以降鳴りを潜めてしまった。
当のミュウツーは様々な技を器用に使いこなすポケモンとして使われ、初代からの変化を感じさせる大会となった。

第5世代

技威力の上昇等によってかくとうタイプがかなり幅を利かせるようになり、エスパータイプの出番が更に多く増えた。
だがエスパータイプ自身もむしタイプやゴーストタイプの強化で狙われる立場となり、あくタイプも交えての牽制し合いが繰り広げられることとなった。

新技では攻撃技に「サイコショック」が登場。「相手の『ぼうぎょ』でダメージを計算する特殊技」という新発想により、特殊アタッカーへの対応を狂わせられるようになった。ただし、威力は「サイコキネシス」よりさらに低い80に留められたため、火力不足は解消されず終いだった。
変化技では、トリプルバトルの実装に合わせて「サイドチェンジ」や「いやしのはどう」が追加され、ダブルバトルにも応用が利くことから戦略性が増した。また「テレキネシス」も登場し、独特の仕様で話題を呼んだ。だがこれらの技は習得者がそこまで多くない上に扱いが難しいことからあまり流行しなかった……この当時は。
また、能力が上がれば上がるほど青天井式に威力が上がっていく「アシストパワー」が登場。シングルでは「バトンタッチ」、ダブルでは「じこあんじ」などを活用したコンボで名を馳せた。

この世代で登場したポケモンは、かなり鈍足かつ耐久に寄ったステータスをしていた種族が多い。ムシャーナランクルスがいい例と言える。これらの種族は「すばやさ」以外は高水準で、前世代の流れをそのまま引き継いだと言える。ただしこれらの種族はこれまた前世代から引き続き単タイプで、役割重複で見劣りして埋もれてしまうポケモンも出て来ることになった。
他方、複合エスパーは極めて個性的で、一般枠ではタイプこそ既存のものと被るが戦術がまるで異なるひこう複合のココロモリシンボラー、幻枠では初のほのお複合で地方ナンバー0のビクティニと、キリンリキ以来のノーマル複合でフォルムチェンジ持ちのメロエッタが登場した。

既存勢力均衡では隠れ特性で強化された種族が多く、エーフィネイティオマジックミラーを、フーディンマジックガードを、ヤドランがさいせいりょくを手に入れ前線に躍り出た。だが「ふゆう」持ちにはドータクン系統以外何も与えられなかった。

その他、本世代初登場のゴチミル公式攻略本購入者のみ特性「かげふみ」の個体をゲットできる(1体のみ、繁殖不可、ゴチルゼルへの進化可)というキャンペーンの対象となり、その是非と初の能動的な「かげふみ」持ちが生まれたという二重の物議をかもした。

第6世代

エスパータイプ、冬の時代へ。

何よりもはがねタイプの耐性が下方修正され、ゴースト・あく技が等倍で通るようになったことにより、技が一貫しやすくなったこれら2タイプが大幅に増加したのが最大の原因である。エスパータイプはその対象から外れたばかりか、増加した2タイプ共に弱点を突かれるという非常に厳しい立場に置かれてしまった。
ゴーストタイプにはかげふみ」無効、あくタイプにははたきおとす」強化が入りエスパーの戦術をことごとく封じ込んでゆく始末。

加えてこの世代では先制技が非常に強く、ファイアローメガガルーラなどに先手を取られると低耐久エスパーは何もできないまま退場することが多くあった。
更にはフェアリータイプが登場し、対どく・エスパー以外では上位のタイプ相性を誇り、更に火力もあちらの方が高く、特に対かくとうタイプではほぼ完全にあちらの方が上になってしまった。
既存組のフェアリータイプ追加ないし変更があるかと思いきや追加されたのがサーナイトバリヤードだけで、変更は一切なかったという。三湖は語源に妖精的な言葉を含むので追加してあげてもよさそうなものだが……

これにより環境から一気に駆逐され、前世代までに活躍していたポケモンはクレセリアとヤドランを除き第一線から姿を消してしまった。
伝説戦でも初期こそミュウツーがブイブイ言わせていたが『ORAS』以降すっかり見かけなくなってしまった。
初代の栄光はどこへやら……

それでもテコ入れがないわけではない。
新たに実装されたメガシンカに8種族がノミネートされ、中でもメガサーナイトは新特性「フェアリースキン」による超火力と多彩な補助技を両立し、特にダブルバトルで孤軍奮闘の活躍を見せた。またメガヤドランは特性「シェルアーマー」を手に入れ積み技を使いやすくなった。
一方ミュウツーはメガシンカを2つももらえたが、どちらも期待されていたほどの強さではなく鳴りを潜めてしまった。メガメタグロスも周りが強過ぎたせいで地味な活躍に留まった……この頃までは。
新ポケモンでは御三家初のエスパータイプとなったほのお複合のマフォクシー、性別によって特性や戦法がまるで異なるという新機軸を打ち出したニャオニクス、見た目どころか戦法すら天邪鬼で初のあく複合のカラマネロ、幻枠で初のゴースト複合、更に強化形態があく複合に変化するというこちらも新機軸のフーパなど。
既存ポケモンではゴチルゼルの特性遺伝が可能になり、能動的な「かげふみ」が登場したが、こちらはメガゲンガーにその役目を完全に奪われてしまった。

第7世代

新規追加は『サン・ムーン』のパッケージにもなったソルガレオルナアーラを始め、新フィールド「サイコフィールド」を展開できる準伝説カプ・テテフ、固有技「さいはい」を持つヤレユータン、先制技を封じる特性「ビビッドボディ」を携えるハギギシリ、全4形態のうちアーカラ島で手に入る「ふらふらスタイル」のオドリドリ、『ウルトラサン・ウルトラムーン』にて姿の真相が明かされたネクロズマと、かなり個性的な面々。
リージョンフォームでは何故かライチュウにエスパータイプが付けられたが、どの辺がエスパーなのだろうか?
技では物理技の最大威力を更新しただけでなく壁類を破壊できる物理技「サイコファング」、自爆技以外では初の威力160となる「プリズムレーザー」、自分の能力を見て高い方の技分類になるという新仕様の「フォトンゲイザー」などが登場した。

新フィールド「サイコフィールド」は「エスパー技の威力を1.5倍にし、更に先制技無効」という非常に強力な効果なのだが、難点が1つある。エスパータイプが多く抱える「ふゆう」持ちに一切の影響が及ばないのだ。
当然「ふいうち」なども無効化できるのだがエスパー技が通らないと普通にやられてしまう。
そのため、このフィールドを登場しただけで自力展開でき、火力も高く、かつあくタイプを一致フェアリー技で退治できるカプ・テテフが環境を席捲し始めた。普通にアタッカーとして運用したければこいつ1択という状態になった。
何とこいつの「サイコキネシス」はメガミュウツーYの「サイコキネシス」より威力が高い。訳が分からない。
だがこれにより先制技が無効化できることで大きく動きやすくなり、更にメガシンカによる「すばやさ」の仕様変更、強力なフェアリーの増加による需要増も手伝ってメタグロスが大きく復権した。カプ・テテフとは敵としても味方としても相性がよい。

また『USUM』では「テレキネシス」「サイドチェンジ」が教え技として復活し、特に「サイドチェンジ」は広く配られた。
結果「サイドチェンジ」を覚えたクレセリアが高耐久を盾に味方への技を庇いにかかるというとんでもない状態が生まれた。フィールド無効などお構いなしである。

一方カプ・テテフとタイプ被りだけでなく能力面で完敗状態に陥り、更にメガシンカの特性弱体化まで受けたサーナイトが失速した。
とはいえメガシンカ解禁、相性の良い相方ガオガエンの発見、更にガオガエンの隠れ特性「いかく」解禁が重なりこちらも復権している。

第8世代

新たに加わったのはむし複合のイオルブ、ノーマル複合のイエッサン、フェアリー複合のブリムオンの3種。
リージョンフォームはもともとエスパータイプだったバリヤードがフェアリー複合からこおり複合に変わってバリコオルへの進化を獲得、ほのおタイプだったギャロップがエスパータイプとなってフェアリー複合になった。
更にDLCでヤドン系統のリージョンフォームと、新たにくさ複合の伝説のポケモンバドレックスが登場することが明らかになった。

エスパータイプのダイマックス技「ダイサイコ」はサイコフィールドを展開。
キョダイマックスはイオルブとブリムオンが持つ。

しかし対戦環境で言えば、カプ・テテフやメタグロスと言った前作のトップメタ、クレセリアやヤドランと言った確かな実力者達が軒並み未登場となってしまう。元々タイプの強みより高い個体スペックで戦っている側面が強かったエスパータイプは、準伝説メガシンカの消失によってシングルで大きく衰退する事態となってしまった。既存勢で言えばランクルスゴチルゼルがたまに姿を見せる程度しかいない。
ただ、高種族値のポケモンが軒並みリストラとなったことで、高いポテンシャルを秘めていながらそれらの陰に隠れ埋もれていたポケモンが再注目されることにも繋がっている面もあり、全部が全部悪いことではない。
もっとも実装ポケモンの問題だけではなく、ゴーストタイプが跋扈しかくとうタイプが少ない現環境ではエスパータイプの肩身は極めて狭いと言わざるを得ない。
かたやダブルではやはりコンボ主体のゲームゆえに、コンボ要員としての需要はまだまだ根強い。新登場のブリムオンやイエッサンを中心に活躍している。

剣盾発売当初は、エスパータイプ史上初めて「タイプエキスパート不在」「伝説・幻枠のエスパータイプ不在」という事態に見舞われた。当初エキスパートと目されていたこの人物魔術師ピンクに染められてしまった。
だが追加DLCにおいてどちらも無事登場することが判明し、事なきを得た。
また、追加DLCではメタグロス系統やヤドラン系統等の高種族値ポケモンが返ってくることが発表されているため、これにより対戦環境をめぐる構図も大きく変わる可能性がある。

外伝作品

ポケモンGO

ジム侵攻やレイドバトルにおいては、卓越した攻撃力と優秀な技で、かくとうタイプの相手をするのが主な役割。どくタイプの弱点も突くことはできるが、むしタイプあくタイプの技を使われることが多く互いに弱点を付き合う構図になりやすく、タイプ相性ほど有利ではない。
ここでよく使われるポケモンとしては、入手難度に対してかなり強力なナッシーエーフィ、そして高いCPと優秀な技で全ポケモン中トップクラスのDPSを誇る伝説のポケモン、ミュウツー等。

ジム防衛においては、「ねんりき」「サイコキネシス」が優秀で、侵攻側がよく使うかくとうタイプに対して有利に立ち回れることからフェアリータイプ共々需要は高い。
はがねタイプの強力耐性に加えてエスパーの恩恵によりかくとう技も等倍で受けられるメタグロス、かくとう技に二重耐性を持ち侵攻側に交代を強要させられるサーナイトみずタイプ複合でカイオーガメタグロスにも強いヤドラン等がよく用いられる。

タイプ相性と特性

タイプ相性

攻撃側タイプ
抜群(2倍)闘、毒
今ひとつ(0.5倍)超、鋼
効果なし(無効)
防御側タイプ
抜群(2倍)虫、霊、悪
今ひとつ(0.5倍)闘、超
効果なし(無効)-


タイプ特性

特になし。

エスパータイプのポケモン一覧

※剣盾(ポケモン剣盾に登場するか否か)が◎になっているものはポケモンホーム開始とともに剣盾に送れるもの、△になっているものは今後のDLCで登場予定となっていることを表します。
伝説のポケモン幻のポケモン太字で記載。

第1世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
063ケーシィ064ユンゲラー065フーディン
079ヤドン080ヤドラン--
096スリープ097スリーパー--
102タマタマ103ナッシー--
121スターミー--
122バリヤード※1-
124ルージュラ--
150ミュウツー----
151ミュウ----

※1:第8世代からリージョンフォーム専用の進化形態が追加。

第2世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
177ネイティ178ネイティオ--
196エーフィ--
199ヤドキング--
201アンノーン----
202ソーナンス--
203キリンリキ----
238ムチュール--
249ルギア----
251セレビィ----


第3世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
280ラルトス281キルリア282サーナイト
307アサナン308チャーレム--
325バネブー326ブーピッグ--
337ルナトーン----
338ソルロック----
343ヤジロン344ネンドール--
358チリーン--
360ソーナノ--
374ダンバル375メタング376メタグロス
380ラティアス----
381ラティオス----
385ジラーチ----
386デオキシス----


第4世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
433リーシャン--
436ドーミラー437ドータクン--
439マネネ※2-
475エルレイド
480ユクシー----
481エムリット---
482アグノム----
488クレセリア----

※2:第8世代からリージョンフォーム専用の進化形態が追加。

第5世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
494ビクティニ----
517ムンナ518ムシャーナ--
527コロモリ528ココロモリ--
561シンボラー----
574ゴチム575ゴチミル576ゴチルゼル
577ユニラン578ダブラン579ランクルス
605リグレー606オーベム--
648メロエッタ----


第6世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
655マフォクシー
677ニャスパー678ニャオニクス--
686マーイーカ687カラマネロ--
720フーパ----


第7世代

No.初期No.中間No.最終剣盾
765ヤレユータン----
779ハギギシリ----
786カプ・テテフ----
789コスモッグ790コスモウム791ソルガレオ
792ルナアーラ
800ネクロズマ----


第8世代

No.初期No.中間No.最終
825レドームシ826イオルブ
856ミブリム857テブリム858ブリムオン
※3(バリヤード)866バリコオル
876イエッサン----
???バドレックス----

※3:リージョンフォーム専用の進化。

メガシンカポケモン

ポケモン
メガフーディン
メガヤドラン
メガミュウツー(X/Y)
メガサーナイト
メガチャーレム
メガメタグロス
メガラティアス
メガラティオス
メガエルレイド


リージョンフォーム

ポケモンタイプ(変化前)タイプ(変化後)
アローラライチュウでんきでんき・エスパー
ガラルポニータほのおエスパー
ガラルギャロップほのおエスパー・フェアリー
ガラルヤドンエスパー・みずエスパー
ガラルバリヤードエスパー・フェアリーエスパー・こおり


特殊な条件で追加・変化

No.ポケモン形態名
493アルセウスふしぎのプレート
555ヒヒダルマダルマモード
741オドリドリふらふらスタイル
773シルヴァディサイキックメモリ


エスパータイプの主な使い手

ヤマブキジムリーダー:ナツメ
イツキネイティオ
ナツメイツキ
ジムリーダー(カントー)四天王(ジョウト)
フウとラン
ようこそ
フウとランゴヨウ
ジムリーダー(ホウエン)四天王(シンオウ)
ん・・・
ポケモン X&Y / 12
カトレアゴジカ
四天王(イッシュ)ジムリーダー(カロス)
そこに肩書きがある限り
アローラ ・ デクシオ
ザオボーデクシオ
エーテル財団ポケモントレーナー(アローラ)
暴走期のビートくん
セイボリー
ビートセイボリー
ライバル(ガラル)ライバル(ガラル)


その他のタイプ

ノーマルタイプほのおタイプみずタイプ
でんきタイプくさタイプこおりタイプ
かくとうタイプどくタイプじめんタイプ
ひこうタイプエスパータイプむしタイプ
いわタイプゴーストタイプドラゴンタイプ
あくタイプはがねタイプフェアリータイプ


関連タグ

ポケモン ポケモン一覧 ポケモンのタイプ一覧 ポケモン技絵
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サイキッカー

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