ソルガレオ

そるがれお

『ポケットモンスターサン・ムーン』に登場する伝説のポケモン。

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目次 [非表示]

1 基礎データ

1.1 各言語版での名称と由来

1.2 進化

2 概要

3 ゲーム中での性能

4 使用トレーナー

5 外伝作品

5.1 ポケモンGO

5.2 ポケモンマスターズ

5.2.1 主人公&ソルガレオ

5.2.2 リーリエ（２４アニバーサリー）＆ソルガレオ

6 アニメ版

6.1 アニポケ・第1～7シリーズ

7 漫画版

7.1 ポケットモンスターSPECIAL

8 関連動画

9 関連イラスト

10 関連タグ

「ラリオーナッ！！」

基礎データ

全国図鑑	No.0791
アローラ図鑑	No.389
ローマ字表記	Solgaleo
UBコードネーム	UB:SUN
分類	にちりんポケモン
タイプ	エスパー/はがね
高さ	3.4m
重さ	230.0kg
せいべつ	不明
特性	メタルプロテクト
Zワザ	サンシャインスマッシャー
タマゴグループ	タマゴみはっけん

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ソルガレオ	ソル(ラテン語で太陽)+レオ(ラテン語でライオン)+ガリレオ
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語	Solgaleo	日本語名に同じ
韓国語	솔가레오	日本語名に同じ
中国語	索尔迦雷欧	日本語名に同じ

進化

コスモッグ → コスモウム(Lv.43) ┬→ ソルガレオ(Lv.53(サン・US・剣・スカーレットのみ))

　　　　　　　　　　　　　　└→ ルナアーラ(Lv.53(ムーン・UM・盾・バイオレットのみ))

概要

初登場は『ポケモンサン・ムーン』。

アローラ地方に存在する伝説のポケモンの1匹であり、太陽を司る獅子の姿をしたポケモン。ルナアーラとは対を成す。

太陽を思わせる立派なタテガミを持ち、顔や体つきなど全体的なフォルムは、歴代で最もリアルなライオンに近い。四肢の鋭いツメも、猫のように出し入れ可能。

一方、毛を除く体の白い部分は、全てしなやかな外骨格になっており、頭骨の上半分に至っては透明で、そこから見える青い目と星空そのものな体組織はまるで宇宙生物のよう。

無尽蔵といわれる莫大な光エネルギーを体内で作り出し、外に放出しながら活動する。その光量は真っ暗な闇夜でさえも真昼のように明るくしてしまう程。

ルナアーラのような翼もないのに、空中を自在に駆け回れる能力があり、タテガミを広げて天から世界を激しく照らす光景は、まさに太陽そのもの。

更に強大なパワーを解放すると、額部分に紋章のような第三の目が浮かび上がり、全身が金色に輝く。この姿は「ライジングフェーズ」と呼ばれる。

こうした性質から、太古の時代には「太陽を喰らいし獣」と呼ばれ、アローラの人々からは「太陽の使者」「生まれ行く命を育む存在」として崇められていた。

ムーンのポケモン図鑑によるとルナアーラとは同じ種族であり、こちらは♂にあたるらしい。

ウルトラホールを作り出す能力も健在だが、それを自在にコントロールする術と、高い戦闘力や成熟した性格を身に着けた為、闇雲に使うことはない模様。

他のUBと違い、どの媒体でも決まった場所に定住している様子は確認できず、様々な時空を流浪する生物としての印象が強い。

名前の由来は「ソル＋レオ」とまんま「太陽の獅子」からで、鳴き声もハワイ語で「la(太陽神)＋liona(獅子)」とストレートなもの。

獅子といってもモチーフには諸説あるだろうが、ポリネシアやメラネシア、太平洋の熱帯圏から選ぶなら、インドネシアのバロンや沖縄や台湾などのシーサーなどに近い属性を持つ。または、錬金術における「緑の獅子」もあるだろうか。

色違いは真っ白な全身が真っ赤になり、どぎつい程に目立つ。とにかく赤く、プロミネンスに燃えており、通常色より更に太陽に近くなった。

ゲーム中での性能

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
137	137	107	113	89	97	680

タイプは新たにはがねタイプが追加され、はがね・エスパーの複合に変化。

太陽モチーフなので炎タイプと思いきや、むしろ炎弱点。あくまで太陽光の方がクローズアップされたのだろうが、「フレアドライブ」は習得可能。

HP・攻撃・防御の物理方面が高水準に纏まっており、素早さも伝説のポケモンの中では意外と高い方。特殊面さえ特段弱い訳ではなく、最も低い特防ですら89と悪くはない数値。

専用技の「メテオドライブ」は、威力・命中共に100という優秀な鋼物理技で、相手の特性を無視して攻撃できる特性「かたやぶり」の効果も持つ。

特性の「メタルプロテクト」はクリアボディと同じ効果だが、こちらは逆にかたやぶり効果を無効化する隠された仕様があり、地味ではあるが上位互換となっている。

物理型としては受けたくないいかくを無効にできる為、活用法がゼロと言う事も無いだろう。

「フレアドライブ」の他エスパー・はがね・ほのおタイプの技を幅広く覚え、太陽の化身だからか「ソーラービーム」まで覚えてしまったりする。

ちなみに伝説のポケモンとしては実に3世代振りに「じしん」を習得可能。

小技も「でんじは」「ひかりのかべ」「リフレクター」と意外と充実しており、「あさのひざし」でしぶとい立ち回りも可能。

地味に「バークアウト」まで覚えてしまう為、若干不安の残る特殊耐久までフォローできる。

但し「おにび」は覚えない。そこまでするとさすがにやり過ぎか。

そしてなんといってもある方法で習得できる「はねる」。

「なんではねる？」と思う人も少なくないだろうが、実はこれを習得可能＝Zはねるで攻撃を3段階上昇させられる唯一の伝説のポケモンなのである。こうなればもはや誰も止められない(ちなみに相性最悪のゲンシグラードン(HP振り)ですら、攻撃3段階上昇のじしんで高乱数1発である)。

ただしこれにより、モンスターボール以外のボールにソルガレオを入れている場合、Zはねる型では無いことがバレてしまう点は注意。

同タイプで基礎火力や素早さで勝るメガメタグロスは強力なライバルだが、あちらと違いメガ枠を消費しない、炎技やワイドガードの習得、そしてZ技による瞬間的な火力などで勝ることから単純に上位下位と呼べる関係ではない。

対戦ではゼルネアスに対するメタになり得る事から使用率は高く、日食ネクロズマの登場後もまだまだ現役と呼べる性能である。その為、この2匹の影響でゼルネアス(と相方のレシラム)の使用率が大きく減っている。ただ、イベルタルは天敵と呼べるので要注意。

ポケモンUSUMではZワザ「サンシャインスマッシャー」が新たに追加され、「メテオドライブ」の威力をシンプルに倍にした強力なもの。

加えてネクロズマがソルガレオを取り込んだ姿「たそがれのたてがみ」が登場する。あくまでネクロズマがベースの別ポケモン扱いとなるが、こちらは能力的にも相互互換といった所。

使用トレーナー

ゲーム版

ヨウ：SM・USUM男主人公
ミヅキ：SM・USUM女主人公
ケイ：ポケモンマスターズ男主人公
ユイ：ポケモンマスターズ女主人公
リーリエ（ポケモンマスターズ）

外伝作品

ポケモンGO

期間限定イベントで入手できるコスモッグから進化させる事で入手でき、進化条件は変わらず日中。

現状他の入手方法は無く、レイドにも登場しない為、厳選は極めて難しい。

性能は「しねんのずつき＋サイコファング」によるエスパー枠で、本作では鋼技を単体では碌に覚えないので、そちらの枠を担うことは出来ない。

普通にエスパーチームの一員として活躍させてあげるのも十分アリだが、マスターリーグでは非常に高いscp（総合ステータス）でかなり活躍できる。

また、2024年6月実装のネクロズマと合体することで、強力な鋼アタッカーとして活躍可能。

ポケモンマスターズ

この世界線におけるほしぐもちゃんはパシオに登場していないが、リーリエ（21アニバーサリー）のバディーであるルナアーラは原作ED後に日輪/月輪の湖で登場する別個体のコスモッグから進化した個体である事が判明している。

したがって、複数登場するソルガレオは全てほしぐもちゃんとは別個体である。

主人公&ソルガレオ

2020年1月1日に実装。『伝説ポケモン編太陽を喰らいし獣』で仲間にする事ができる、はがねタイプのアタッカー。

あるポケモンが連れてきたと思われる個体で、ハウとホミカと共に日の出を見に来た主人公達の前に現れ、何度もバトルを行った事で主人公のバディーとなった。

わざ

メタルクロー
10%の確率で自分の攻撃を1段階あげる
メテオドライブ
ダメージを軽減する相手のパッシブスキルを無視して攻撃する。攻撃が急所に当たらない相手のパッシブスキルを無視して攻撃する。相手のこらえる状態を無視して攻撃する。
太陽のきらめき
自分の攻撃と特攻と命中率を3段階あげる
きあいだま
10%の確率で相手の特防を1段階さげる

バディーズわざ

いつも一緒に輝くサンシャインスマッシャー
追加効果なし

パッシブスキル

全ダウン無効
すべての能力がさがらない

リーリエ（２４アニバーサリー）＆ソルガレオ

21アニバーサリーでルナアーラをバディーにしていたリーリエだが、5周年記念でまさかのソルガレオをバディーにして実装。エピソードイベント「祭日を祝う月と太陽」で仲間にできる。

はがねタイプのスピードロールで、EXロールはフィールド。

この個体は上述した『主人公の個体』でも『現在ルザミーネのバディーであるネクロズマに取り込まれている個体』とも違う全くの別個体（つまりまさかの3体目のソルガレオ）であり、イベント内のひょんな事からリーリエのルナアーラちゃんが呼んでしまった。

わざ

メテオドライブ
ダメージを軽減する相手のパッシブスキルを無視して攻撃する。攻撃が急所に当たらない相手のパッシブスキルを無視して攻撃する。相手のこらえる状態を無視して攻撃する。
キズぐすり
味方のHPを最大HPの約40%回復
シンクロ技：全力メテオドライブ
【解禁条件】自分のポケモン技を1回使ったとき
【封印条件】この技を使ったとき
ダメージを軽減する+攻撃が急所に当たらない+こらえる状態にする相手のパッシブスキルを無視して攻撃する。
対象が複数の場合でも威力が下がらない
初めてこの技での攻撃が成功した時だけ、はがねタイプの威力が上がる｢こうてつゾーン｣にする
太陽の輝きを！
自分のバディーズ技発動可能状態までのカウントを2減らす。自分の攻撃を4段階+急所率を2段階上げる。

バディーズ技

健気な心を育むサンシャインスマッシャー
相手の素早さが下がってるほど威力が上がる。

パッシブスキル

攻撃時特攻ダウン9
技での攻撃が成功した時に相手の特攻を1段階下げる
攻撃時素早さダウン9
技での攻撃が成功した時に相手の素早さを1段階下げる
全ダウン無効
全ての能力が下がらない

アニメ版

アニポケ・第1～7シリーズ

サン&ムーン第52話で、カプ神の協力を得たことによってほしぐも(コスモウム)が進化した姿。サトシ達のことはちゃんと覚えており、差し出された金平糖を黄色い舌で食べている。ちなみに声はバラゴンの流用。

ルザミーネを助けるため、ウルトラホールを開いてウツロイドの異世界に突入。無事に皆で元の世界に戻った後は行方不明だったが、ククイ博士とバーネット博士の結婚式に現れ再び空の彼方に飛んでいった。

その後襲来したネクロズマに追われる形で再登場し、取り込まれ「たそがれのたてがみ」になってしまったが、サトシ達が協力してネクロズマに力を送ったことで解放された。

終盤でも三度サトシとピカチュウの元を訪れ、一緒にどこかのウルトラススペースを冒険した模様。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

14章で登場。スカル団のグズマに預けられていた2匹目のコスモッグが進化した姿。

だが、ザオボーを見つけたサンがオーラを拒んだために力を発揮できず、直後現れたネクロズマに捕まって一体化され、半年後に解放されるもメガロタワーの下に倒れて動けなくなっていた。

ネクロズマが開けた異世界への穴から降り注いだアローラの太陽光を浴びて復活し、ジガルデ(パーフェクトフォルム)と共にウルトラネクロズマと激戦を繰り広げる。

猛攻により一時は戦闘不能になるが、ムーンから「げんきのかたまり」を投与されて復活し、ルナアーラも加えた3匹同時攻撃で遂にネクロズマを無力化した。

その後はウルトラ調査隊の活動に協力しており、ダルスを背に乗せてグラジオの活動を手伝っている。

世代	ポケモン	ポケモン
第2世代	ホウオウ	ルギア
第3世代	グラードン	カイオーガ
第4世代	ディアルガ	パルキア
第5世代	レシラム	ゼクロム
第6世代	ゼルネアス	イベルタル
第7世代	ソルガレオ	ルナアーラ
第8世代	ザシアン	ザマゼンタ
第9世代	コライドン	ミライドン