基礎データ
全国図鑑 | No.0385 |
---|---|
ホウエン図鑑(RSE) | No.201 |
ホウエン図鑑(ORAS) | No.210 |
ローマ字表記 | Jirachi |
ぶんるい | ねがいごとポケモン |
タイプ | はがね / エスパー |
たかさ | 0.3m |
おもさ | 1.1kg |
せいべつ | 不明 |
特性 | てんのめぐみ |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ジラーチ | желать(ジラーチ、ロシア語で願う) |
英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語 | Jirachi | 日本語名に同じ |
韓国語 | 지라치 | 日本語名の音写 |
中国語 | 基拉祈 | 日本語名の音写+祈る |
アラビア語 | جیراچی | 日本語名の音写 |
ギリシャ語 | Τζιράτσι | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | जिराची | 英語名の音写 |
ロシア語 | Джирачи | 英語名の音写 |
タイ語 | จิราชิ | 日本語名の音写 |
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』から登場した、七夕をモチーフにした幻のポケモン。
名前の由来は、"願う"を意味するロシア語「Желать(ジラーチ)」。
3つの短冊が付いた星のような頭部を持つ、可愛らしい姿をしている。短冊の色は現在は緑であるが、RSでは青色であった。色違いは短冊と目の下の模様が赤色になる。
腕が振袖のようになっているのは7月7日が浴衣の日でもあるからと思われる。背中に付いている「願いの羽衣」は伸縮自在で、睡眠中は羽衣に自らを包んで眠る。
1000年間のうち7日間しか目覚めない極めて稀少なポケモンであり、「眠り繭」という固く美しい結晶体に覆われ地脈・水脈と一体化した状態で眠り続けているが、千年彗星の光と清らかな歌声でその姿を現すという。
そして「ねがいごとポケモン」と言われている通り、起きている時に出会った者のどんな願いも叶えてくれると伝えられている(映画では更に「目覚める時は自分を見守る役目として、素直な心を持った少年をパートナーに選ぶ」という設定がある)。
ただし実際は、他のポケモンと同じように年中活動する個体が存在する…というかゲームシステムの都合上、ゲーム中で仲間にできる個体は年中目を覚ましたままである。そのため各作品によって設定はまちまち。詳しくは後述。
腹部には「真実の目」と呼ばれる第三の目があり、千年の眠りで蓄えた恐ろしいまでのパワーを発動する時に開くという。
しかしこの目を開く事はジラーチ自体にも相当の負担がかかるため、開いている時を見たものは殆どいないと言われている。劇場版で無理やり第三の目をこじ開けられた際の悲痛な描写は今もプレイヤーの間で語り草となっている。……にもかかわらず初登場時のドット絵にて、第3の目が常に開いていたのはどういうことなんだろうか?
なお、真実の目が開いている状態のジラーチのイラストが投稿されると、「開眼」というタグがつけられる。
ちなみに、所謂年中行事をモチーフとしたポケモンは非常に珍しく、ジラーチ以外ではハロウィンがモチーフのバケッチャ・パンプジンと、クリスマスのサンタクロースがモチーフとなっているデリバードくらいしか存在していない。なお世界中で祝われるハロウィン・クリスマスと違い、七夕を祝うのは基本的に日本含む東アジアのみのローカルな年中行事だったりする。
星空をテーマにしたグッズシリーズ『Look Upon the Stars』ではこと座を担当している…どう見ても琴に見えないのは気にしてはいけない…のだが、七夕つながりで織姫役になったと言ったところであろうか?
ゲームでの特徴
- ポケットモンスター ルビー・サファイア
通常プレイでは手に入らない幻のポケモンのうちの一匹だが、『ルビー・サファイア』発売時点で既に海外ではゲームキューブ向けソフトの特典で配布されており、以下の方法で入手できた。
北米版『ポケモンコロシアム 拡張ディスク』 |
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親名:WISHMKR。日本版ではセレビィが貰えるもの。アゲトセレビィと異なり『ルビー・サファイア』側の殿堂入りと『ポケモンコロシアム』側のリライブは不要で、『ルビー・サファイア』側でポケモン図鑑を貰っているだけでよく、『ポケモンコロシアム』の本体ディスクがなくても受け取り可能。 |
欧州版『ポケモンチャンネル』クリア特典 |
親名:CHANNEL。欧州版のゲームデータ(英・仏・独・伊・西)ならどれでも可。受け取りには『ルビー・サファイア』側の殿堂入りが必須。 |
無論、ゲームソフト本体、ゲームボーイアドバンス本体、通信ケーブルの他リージョンに対応したゲームキューブがあれば現在でも入手でき、『ポケットモンスター ソード・シールド』まで送ってくることができる。このジラーチは「ゲームキューブ側からは無限に送れるが、『ルビー・サファイア』側は1データにつき1回まで」という制限があるが、「『ルビー・サファイア』側のセーブデータを消すとジラーチの送受情報もリセット」という仕様のため無限回収が可能(ただし、CHANNELジラーチは殿堂入りが必要で手間がかかりすぎるため、回収や厳選はWISHMKRジラーチを使うのが一般的)。
WISHMKRジラーチは乱数調整の中でも最高峰の難易度で知られており、しかも乱数コミュニティの意向により、2024年8月時点でその手法は秘匿されている。性格や個体値に拘らないなら色違いのすがたは乱数調整よりも大規模な複数画面厳選で出してしまった方が普通に効率的である。
映画前売り券による引き換えで「おや:ネガイボシ(ID:30719)」
の個体、ポケモンフェスタでは「おや:タナバタ」の個体が配布されていた。
また、トクサネシティにある白い岩が願い事に関する伝説が伝わっていると言うNPCの話から、ジラーチに関する裏技が広まったが、ガセネタである。
2007年と2008年に「おや:タナバタ」の個体が抽選で配布。
2009年に「おや:NZ、他」の個体も配布された。
アニメ放送記念で「おや:デコロラ」個体がWi-Fiで配られた。「コメットパンチ」を覚えた個体がそれである。
2013年にはポケモンセンタートウホクで「おや:たなばた(ID:08013)」が配布。
ポケモンセンタートウホクでは、2014年に「おや:たなばた(ID:08014)」、2015年に「おや:おりひめ(『X・Y』)、ひこぼし(『オメガルビー・アルファサファイア』)(ID:07185)」、2016年に「おや:ひこぼし(『X・Y』)、おりひめ(『オメガルビー・アルファサファイア』)(ID:08076)」が配布。
ポケモンセンター各店でシリアルコードおよびビッグパレットふくしまでワイヤレス通信で「おや:ポケセン」も配布された。
【ある人物との関係】
『ポケットモンスター アルファサファイア』ではアクア団アジトのとある部屋に、ジラーチと思われるポケモンの写真が飾られている。主人公が写真を見たときには、「坊主頭の少年と黒髪の少女が頭に短冊の付いたポケモンと一緒に写っている」と説明され、「『…002年 …月 7日…アオ…リ …ラーチと』 写真の端にかかれた文字はかすれてうまく読めない」と続く。
このことと、ストーリーを進めていくと聞ける「ある人物」の台詞から、「ある人物」と「もう一人のとある人物」に関係があり、更にジラーチにも関わる出来事が、ストーリー中での彼らの思想および行動に関して、非常に大きな影響を与えていた可能性が窺える。彼らの過去についてはそれ以上現時点では語られず、過去にいかなる事件があったのかは不明(しかし、番外作品『ポケモンマスターズ』では…?)。
(※掠れた文字を埋めると『2002年7月7日…アオギリ ジラーチと』になると思われる。2002年は『ポケットモンスター ルビー・サファイア』が発売された年、7月7日は七夕の日だったりする)。
ポケモンセンタートウホクにて、2017年に「おや:たなばた(ID:170806)」、2018年におや:たなばた(ID:180801)が配布。
『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では、『ソード・シールド』とのセーブデータとの連動という形で一般配布された。日本語ソフトでのジラーチの一般配布解禁は初となる。
『ソード・シールド』での配布は長らくなかったが、「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」で、『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』の観賞特典(2022年8月19日~25日)として「親:ねがいぼし(ID:030719)」が配布されことになり、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』を持っていないプレイヤーも遂に入手が可能となった。もっとも、3ヶ月後に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が発売されるというかなりギリギリになっての配布だったので、一部ではあまりに遅すぎたという批判もあったが。
ちなみに、ジラーチが『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』で入手できるようになったことで、『ダイヤモンド・パール』までに登場する幻のポケモン全てが通常プレイで入手可能になった(ミュウはジラーチ同様に『ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』との連動で、セレビィはバーチャルコンソール版『ポケットモンスター クリスタルバージョン』で、デオキシスは『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で、マナフィとダークライとシェイミとアルセウスは『Pokémon LEGENDS アルセウス』で入手出来る。セレビィとデオキシスはポケモンバンク経由で連れてくる必要があるが、その配信期間及び利用券購入が2023年3月末までになっているので注意)。
色違いのすがた
短冊の色がオレンジ色、体の白色がうっすらと色づいている。
一般的に知られるジラーチの正規個体については上記の通り『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』や『ポケモンGO』によって入手できるためそこまで難しくないが、色違いのすがたの個体となると屈指の難易度を誇る(この点は2024年現在のミュウも同様だが……)。
正規入手で最も確実な方法はポケモンセンターなどのイベントでの配布を待つか、期間限定ながらもポケモンGOである。
後者は2023年2月21日3時〜3月21日3時までゲーム内ショップにて有料(800円)のスペシャルリサーチを購入すれば、ゲーム内で1体を必ず入手できる。ただし配布期間が1か月なのに加え、一度スペシャルリサーチを入手すれば受取期限は存在しないものの、入手までの道のりは非常に長い。
過程を簡単に説明すれば、
- 累計1200体弱のポケモンを捕まえる:最初の難関。カントー地方・ジョウト地方・ホウエン地方で初めて登場したポケモンを385体ずつ捕まえなければならない。リージョンフォームもカウントされるため、カントー地方はやや集めやすく、反面ジョウト地方は総数が少なく追加進化や進化前もいるためかなり困難。
- 10匹のポケモンと最高の相棒になる:参考までに1匹のポケモンを最高の相棒にするために必要なハートは合計300個なので、10体で3000個。相棒の交代を駆使すれば1日80個を稼ぐこともできるが、非常に面倒かつ大量のきのみやポフィンが必要となる。………など。
ちなみにタスク達成には物理的に20日以上かかる(もっとも最高の相棒になるのと同じタスク内のため、あちらを地道にこなせば達成は難しくない)。とはいえ上記のハードやROMの厳選とジラーチ自身の厳選に比べれば、試行回数1回で100%入手可能なだけマシな方である。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 600 |
種族値はミュウやセレビィと同じく全て“100”で、幻組の中では使い勝手がいい方に分類される。
実は「てんのめぐみ」と「アイアンヘッド」でトゲキッスと同じく6割の確率で相手をひるませられる強力な戦法の使い手。しかもあちらと異なりまず外れない。しかし、物理技は火力が低く、積み技も「グロウパンチ」くらいしかないという欠点がある。
それでもはがねタイプでは数少ないほのおタイプ技の使い手(「ほのおのパンチ」)である他、「しねんのずつき」「かみなりパンチ」「れいとうパンチ」「ドレインパンチ」「とんぼがえり」などを揃える。
特殊技では一致技の「サイコキネシス」「ラスターカノン」を始め、追加効果が優秀な「かみなり」「みずのはどう」「シャドーボール」、その他「エナジーボール」「くさむすび」「マジカルシャイン」「こごえるかぜ」などを揃える。『ソード・シールド』では「アシストパワー」も獲得し、積み技とのコンボが実現した。
専用技である「はめつのねがい」ははがねタイプ版「みらいよち」で、威力も何と140と非常に高いが、「2ターン後に攻撃する」という癖のある技の為使い勝手は今一つ。余談だが、グラフィック3D化後の作品でこの技を使うと真実の目が開くようになっている。
補助ではエスパーのお家芸とも言える「トリックルーム」「トリック」「じゅうりょく」の他、積み技として「めいそう」「コスモパワー」なども覚えられる。ただし回復技は「ねむる」と「ねがいごと」しかないので注意。ちなみに、昔はレベルアップで覚えるわざに2回「ねむる」が出てきたが、『ウルトラサン・ウルトラムーン』で1つが「おまじない」に置き換わった。
配布時期によっての限定技が目立つポケモンでもあり、『ダイヤモンド・パール』の頃に「りゅうせいぐん」が、『ブラック・ホワイト』の頃に「コメットパンチ」が全国で配信された。
だが最近では東北との絡みで配布される傾向があり、『ブラック・ホワイト』では上記「りゅうせいぐん」「コメットパンチ」の他「このゆびとまれ」までも覚えた個体が、『X・Y』では「ムーンフォース」を覚えた色違いのすがたの個体、その翌年には「ハートスタンプ」「じゃれつく」を覚えた通常色個体がポケモンセンタートウホク限定で配信された。
確かに七夕祭りといえば仙台であり、復興運動の一環という名目は分かるのだが、他で代用の利かない内容の配布を地域限定で行うことに対して批判が噴出した。
後年の非公式対戦シミュレーター環境ではセレビィ共々一般ポケモン扱いとされており、そこでは強ポケの立場を築き上げている。
2020年2月にはDLC組に先んじて剣盾への入国が許可。先の配布技が一部一般化され、何と自力で「コメットパンチ」を、わざレコードで「じゃれつく」を覚えられるようになった。また、新たに「はどうだん」を獲得し、コアなところでは「ゆびをふる」「のしかかり」が復活した。
反面ダイマックスした相手にひるみ効果が無効になってしまうため、ひるみ戦法は弱体化した。そもそも自身のダイマックスは特性が事実上死ぬのであまり相性が良くないのだが。ちなみに、上記の映画との連動で入手できる個体は、性格が「おくびょう」で固定となっている。特殊型としてそのまま育ててもいいが、ミントで性格補正を変えて物理型にすることもできる。
幻のポケモンが解禁された剣盾ランクバトルシリーズ13ルールでは、シングルバトルではがね枠としては高い素早さ、そこそこの耐久種族値を活かした「ステルスロック」「でんじは」による起点作り型として活躍した。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にはDLC『ゼロの秘宝 前編:碧の仮面』で入国が可能になった。
使用トレーナー
ゲーム版
- フウ:ジムリーダー(ホウエン)※
- ※『ポケモンマスターズ』23シーズンのバディ
番外作品
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
出演作品では総じて非常に寝相が悪く、寝ぼけてこちらに襲いかかってくるという特徴がある。
なお、『マグナゲートと∞迷宮』には登場していない。
エクストラダンジョンである「ねがいのどうくつ」(お金持ち込み不可、レベル1からスタートといういわゆるやりこみ系ダンジョン)のボス(いわゆる隠しボス)として登場。ジラーチに勝利し、うたごえのいしを持っている場合、ジラーチにねがいごとをしてもらえる。もちろんジラーチを仲間にすることもできるが、そうするとねがいごとができなくなるため、敢えて仲間にせず何回も「ねがいのどうくつ」でジラーチを倒しに行くプレイヤーもいたとか。
だがリメイク版となる『救助隊DX』では仲間になったとしても到達すれば何度も願いを叶えてくれるので、そのような行動を取る必要はなくなった。
ゲームクリア後のイベントをこなすと出現するガラガラどうじょう さいごのま(道具持ち込み不可のダンジョン)の特定のフロアで出現する。ただし仲間になりにくい。
ビッパが主人公の外伝「ビッパのねがいごと」の主要人物にしてボスとして登場。寝相が悪く、ジラーチに願いごとをしてもらおうとやってきたビッパに襲いかかる。無事ジラーチを倒すとビッパは「後輩がほしい」と願い事をする。これが後にメインストーリーで主人公とパートナーとの出会いに繋がることになる。
メインストーリーでは、ゲームクリア後しばらく経過した時点で上記「ビッパのねがいごと」を一度でもクリアしている場合に挑戦状を出してくることがある。この挑戦を受けて「ほしのどうくつ」最深部のジラーチに勝利すると、仲間にすることが出来る。
デンリュウ率いるポケモン調査団の一員として登場。天文学者で自他ともに認めるほどの天才。ガショエタワーを作ったのも彼。前述の「ビッパのねがいごと」に登場した個体と同一個体のよう(曰くほしのどうくつ出身)なので、やはり寝相が悪い。デンリュウに頼まれ彼を起こしに行くよう頼まれた調査団に入ったばかりの主人公とパートナーに襲いかかる。
ポケモンGO
リアルイベントのGOFESTでの先行実装を経て、2019年8月21日にスペシャルリサーチの報酬として実装。今までに実装された幻のポケモンと同じく、このスペシャルリサーチも難関タスクが多く、ヒンバスを相棒にして20km歩きミロカロスに進化させる、ほかのトレーナーとの対戦で7回勝利、はがねタイプかエスパータイプのポケモンを50匹捕獲……など、一筋縄では攻略できない難易度になっている。
だが最もやきもきさせたであろうタスクはまさかのこいつだったりする(3匹捕まえるうえ1匹を進化させる必要があった、無論その3匹以外の個体を進化させても問題ないのだが)。
バランスの取れた種族値と出だしの早い「はめつのねがい」を覚えているため、ジム・レイドバトルは勿論トレーナーバトルでも活躍させられる。後者に於いてははがねタイプが出られる(特にエンペルト)と止まるためパーティを構成する際にはそれに抗えるような要因を入れるべし。尚上記の通り第8世代で多彩な技を覚えるようになったが、通常技にあたるはがね技は含まれていなかったため、はがね統一の希望は叶わなかった。
ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT
ファイターポケモンのサポート役としてエルフーンと共に登場。呼び出すとねがいごとで共鳴バーストを一定時間強化しながら共鳴ゲージを上昇させる、一発逆転を狙いたい時にオススメ。
ポケモンマスターズ
フウ(23シーズン)&ジラーチ
2023年6月30日に実装。ポケモンの技を2回を使うごとに「はめつのねがい」で追加ダメージを与え、更に味方全体の能力のうちランダム1種が2段階アップする。
また、サマーイベント「離れ離れの双子星」では上述のある人物の事も語られている。そもそもこのジラーチを見つけたのは「その人物」であり、(彼とは異なりポケモンを利用しようとする)悪の組織などから守る為に人目が無い場所に眠ってるジラーチを隠していた。ひょんな事からフウとランが知る事となるが、彼と秘密を共有する。
技
ラスターカノン | 10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
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でんじは | 相手をまひ状態にする |
あまえる | 相手の攻撃を2段階さげる |
星空に願いを……! | 味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。自分の特攻を4段階+急所率を3段階あげる |
バディーズ技
いつまでも仲良しなスチールレイ |
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相手の攻撃がさがっているほど威力があがる |
パッシブスキル
P技2回使用時はめつのねがい |
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ポケモンが技を2回つかうごとに2回目の技の対象にした相手に追加ダメージを与える。このダメージは一部の状態変化の効果を受けない |
はめつのねがい使用時能力統一2アップG |
「P技2回使用時はめつのねがい」をつかったときに味方のバディーズ全員の攻撃と防御と特攻と特防と素早さと命中率と回避率の中からどれかひとつを2段階あげる(味方のバディーズ全員の同じ能力があがる) |
相手にP技後特防2↓9 |
相手を対象にしたポケモンの技をつかったときに相手の特防を2段階さげる |
ポケとる
1/6~1/9、7/6~7/9の計8日間スーパー1日ワンチャンのステージとしてイベントステージに登場。4日間の間で捕獲し損ねると半年間登場しないので注意が必要である。
バトル開始時に盤面中央上に球形にバリアが張られており、その後は5手連続で岩をランダムに3か所召喚して来る。HPも4300程度と極端に高い数値ではないので比較的倒しやすい部類に入るかと思われる。
スキルはメガパワー+。メガゲージを6上げることができるので早期のメガシンカに役立つ。はがねタイプのポケモンは(メガスキルアップを投与していない/投与が追い付いていない場合)全体的にメガシンカが遅い傾向にあるので、育成が進んでいない間はメンバーに入れておくのもありだろう。最大攻撃力も110と極端に低いわけでもないので、戦力が整っていないうちは火力枠としてもそれなりに使えると思われる。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから低確率でジラーチが出現する。出現するとたくさんシールを落としてくれる。また、初めて出現した際はメッセージが流れる。
次々作『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではファイターをサポートするスピリッツとして登場。レアリティは幻のポケモンにふさわしい★4のレジェンド級、効果は最後の切りふだゲージが早く溜まる「高速切りふだチャージ」。
アニメ版
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ
2003年公開の同作で主役のポケモンを務めた。
声優を務めたのは鈴木富子氏であり、この映画が放映されるほんの数週間前の2003年7月7日に心不全で亡くなられたため、この映画は彼女の遺作となった(奇しくもその命日は七夕の日であった)。
映画に登場する個体はマサトの初のポケモンである。一人称は「ボク」で性格は子供のように純粋、会話する時はややカタコトのテレパシーで喋る(この影響かコロコロコミック版スペシャルコミック、公式フィルムコミックではセリフが漢字混じりのカタカナ表記に、おそらく7日しか目覚めない為あまり言葉を理解していないと思われるが、後の作品のシェイミやゾロア等と比べたら至って普通の口調である)。
遊ぶのが大好きで他の人が言った言葉を真似する癖を持つ、かわいい。
物質を瞬間移動させる力を持っており、どんな物でも思った場所に飛ばすことができる。お菓子をいっぱい食べたいというマサトの願いに、遊園地のお店のお菓子を全てテレポートで移動させる事で願いを叶えた。
テレポートで一定のエネルギーを使うと短時間眠ってしまい、睡眠によってエネルギーを補給する。
ファンが多い作品であり、25周年ポケモン映画祭でアンコール上映作品の1つに選ばれた。
メロエッタのキラキラリサイタル
川の底にジラーチの形をした岩が登場した(EDには本物が出現)。
ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 デコロラアドベンチャー
- 第48話(通算第132話)「ジラーチに願いを! 七日間の奇跡!!」
アニメ本編では前述の設定の存在もあり、登場したのはなんと2013年に入ってから。
デコロラ諸島で一番大きな島・オオキナ島にて、サトシ一行の近くにあった結晶体から変化し、サトシのピカチュウとアイリスのキバゴと仲良くなるが、興奮したサトシに驚いて逃げてしまった。
サトシ達はホリーという少女と出会い、「山を元の美しい自然に戻す」という願いを叶えるべくジラーチを探す事となる。
別個体という考え方だが、声が声なのでアイリスのエモンガにしか聞こえなかった人が多くいたという。
また、アトラクション映画『ポケモン3Dアドベンチャー ミュウを探せ!』にも登場している。
ピカチュウ、これなんのカギ?
担当声優は金田朋子。
クレッフィの鍵穴を通って行けるその世界はオーロラ舞う一面雪と氷の美しい世界。ジラーチはそこでチゴラス、アマルス、オンバット、シシコと共に暮らしている。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第6章におけるキーポケモン。6章主人公で10人目の図鑑所有者・エメラルドは、オーキド博士とクリスタルから、ジラーチを捕獲する使命を受け、バトルフロンティアへ単身乗り込む事となる。
1つ目はガイル・ハイダウトの「全てを呑みこむ海の魔物を出現させる」という願いを叶えてしまい、カイオーガによく似た怪物(サファイア曰く「カイオーガの方がマシ」)を出現させる。
2つ目は、「5章ラストで石化してしまったレッド、グリーン、ブルー、イエロー、シルバーを解放する事」。当初は心を開かなかったが、エメラルドが本心であるポケモンへの想いを叫んだことで願いが聞き入れられた。
3つ目はエニシダの「バトルフロンティアに初日から10万人の客が来ること」
以降の出番は無いが、しばらく経った15章においてローズ委員長がジラーチについて言及している。
コラボ
ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs
ポケモンと初音ミクコラボにおいて、はがねタイプ枠かつはがねミクのパートナーでジラーチが抜擢された。
ポケモンローカルActs
仙台七夕まつりの開催地である宮城県仙台市に地域応援ポケモンのラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
余談
『七夜の願い星 ジラーチ』の脚本を手掛けた園田英樹氏によれば、当初は「ガンボー」という名前で、後に「リクエス」、そして「ジラーチ」へと変更されていった、とのこと。また、企画段階で既に配布キャンペーンを映画の時期に合わせて行うことが決定していたようだ(参考)。
関連イラスト
pixivでの傾向
pixivでは、七夕に多く描かれる傾向があるが、七夕以外の季節は描いちゃだめなんてことはないのでどんどん投稿して良い。七夕以外の季節ではハロウィンやクリスマスに出張したイラストが見られ、七夕とはまた違った味わいを見せている。
映画の影響のためか、ジラーチとマサトのイラストも少なくない。
ポケモン同士の絵では1000年以上生き続けるキュウコンとビクティニ、ときわたりで時空を超えられるセレビィと一緒に描かれる事がある。
また、星・任天堂繋がりでカービィやスタフィー、チコ等と一緒に描かれることもある。
ちなみにカービィとの共演は先の『大乱闘スマッシュブラザーズX』で実現している。
よく寝る→おねしょしてそうという発想からかどんなポケモンにオムツを履かせてみたい?タグでは常連、かわいくおむつを着用しているイラストがちらほら見られる。
………ちなみに頭の黄色い部分が取れると思った人はどれくらいいるだろうか?(当然取れません)
関連タグ
図鑑番号順
0384.レックウザ(メガレックウザ)→0385.ジラーチ→0386.デオキシス(ノーマルフォルム/アタックフォルム/ディフェンスフォルム/スピードフォルム)
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
グループ | 幻のポケモン 第3世代伝説・幻組 星ポケモン 蛹・繭ポケモン 種族値完全同値ポケモン |
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番外作品 | ポケモン調査団 |
コラボ | ProjectVOLTAGE はがねミク 宮城ポケふた組 |
アニポケ | 七夜の願い星 小さきもの |
その他