メガメタグロス
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めがめたぐろす
メガメタグロスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するメガシンカポケモン。メタグロスがメガシンカした姿。
てつあしポケモン・メタグロスがメガシンカした姿。
他の600族に遅れること1作、メタグロスもメガシンカを得る事となった。
何とメタグロスにダンバル2匹とメタングが合体するという、いかにもメタグロスらしいメガシンカを遂げている(実にダンバルが8匹分である)。ダンバルはブースターのように後ろの下側に装着され、メタングは逆様にメタグロス下側に入っている。
6本腕のように見えるが公式サイトでも分かるように前4本後ろ4本の8本腕である。
なお形状が形状であるため、突撃のようなパンチを繰出すことも。
さらなる合体により個々の脳が並列的に情報の収集・処理を行う結果、元のメタグロスの比ではないほどの賢さを得た(本当に脳も8個あるらしい)。故に戦闘では冷徹そのものである。正にバトルマシーン。
なお、合体型ポケモンとしては珍しく、体重はメタグロス+メタング+ダンバル×2と全く同じである。元のメタグロスが600族最重量であったため、メガメタグロスも勿論600族最重量となっている。
なお、『ORAS』早期購入特典としてメガストーン持ちの色違いのダンバルが入手できた。同作ではメタグロスナイト入手条件がかなり厳しいためかなり貴重かつ大変珍しい色違いとあって珍重された。
また、アニポケ番外編『最強メガシンカ』でもダイゴの手持ちとして色違いが登場する。
H | A | B | C | D | S | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
メタグロス | 80 | 135 | 130 | 95 | 90 | 70 | 600 |
メガメタグロス | 80 | 145 | 150 | 105 | 110 | 110 | 700 |
上昇値 | ±0 | +10 | +20 | +10 | +20 | +40 | +100 |
- メガシンカすることで何と素早さが大幅に上昇する。激戦区からは少し退いた70からラティオスと同速の110まで跳ね上がった。何気に苦手な相手であるガブリアスを抜いた点は大きい。
- 合計種族値は脅威の700であり、禁止伝説ポケモンをも凌ぐスペック。火力、耐久、素早さの3拍子揃った恐るべきアタッカーへ変貌した。
- ちなみにメガメタグロスの物理ステータス・特殊ステータスを入れ替えると、メガラティアスのステータスとほぼ同等となっている。
- 特性は「かたいツメ」に変化。メタグロスは本来から直接攻撃に不足することはなく、一致技だけでも「コメットパンチ」・「アイアンヘッド」・「しねんのずつき」など有用な技が揃っている。メガシンカ直後の素早さ補助の「バレットパンチ」も対象。硬くなった爪を使って主にやることが頭突きである。爪とは一体……
- サブウェポンも直接技が非常に豊富。上昇したCも無駄になっておらず、特殊技だが「くさむすび」も対象であるため奇襲になったりする。
- 爆発力を伸ばしたりタイプを変えたり主力技が全く違う技になったりする他のメガシンカとは違い、全体的に平たく伸び、豊富な直接攻撃系の技を駆使して堅実な攻めを行うタイプのメガシンカ。
- 堅実とはいっても器用貧乏なんてことはなく、全体的な数値が高い器用万能なステータス。反面積み技に乏しく、技威力も爆発的なものがないためメガシンカポケモンとしてはやや控えめな火力の部類に入る。コレで控えめなのであるからメガシンカ枠は恐ろしいものである。
- そして何よりの強みははがねタイプ2位の速度より放たれるタイプ一致「アイアンヘッド」の高い怯み率。発動確率は3割と「いわなだれ」と全く同じでこちらはまず外れないので高い火力と相まって思わぬ勝ちを拾うこともしばしば。
- じめん対策「れいとうパンチ」、みず対策「かみなりパンチ」とサブ技も補正に入るので十分な威力を出せる。
- 欠点は「クリアボディ」でなくなるため、相手の能力低下技を防げなくなってしまうこと。技火力や命中率も気掛かりであるが、耐久が上昇することにより唯一ともいえる攻撃系積み技「つめとぎ」を積みやすくなる(しかもメタグロスの習得技との相性も抜群Iのも利点)。
- 接触技に反応する特性や「ゴツゴツメット」の影響を受けやすくなる難点もあるが、元々メタグロスはそんな感じのポケモンなのでそこまで気にしなくても良いだろう。
- そんな超性能ポケモンであるのだが、登場当初では天敵であるギルガルドの数が多いのが痛い上、せっかくの素早さ上昇もメガシンカ発動の1ターンは適用されなかったため、採用率は高くはなかった。とはいえダブルバトルの適性は比較的高く、メジャーどころに強い上素早さ種族値110という点が評価され、少しずつではあるが評価が高くなっていた。「つめとぎ」とのコンボでも使われ始めた。
- ホウエン図鑑に登録されているポケモンのみ参加のスペシャルルールでは使用率1位へ返り咲いたほど。
- 第7世代
- 初手からメガシンカ後の素早さが適用される仕様になった。これによりメガメタグロスは初手から素早さ110を活かせるようになり、強化どころか超強化といえる。
- また、これまでメガシンカの枠を争っていたメガガルーラが弱体化し、苦手な相手である耐久型ポケモンが数を減らしたためメガメタグロスにとっては動きやすい環境となった。
- さらに、特性「サイコメイカー」を持つカプ・テテフの登場も追い風。「サイコフィールド」上では最大の障害であった「ふいうち」と「かげうち」が無効化され、「かたいツメ」で強化された「しねんのずつき」の威力もさらに上乗せされるなど、まさにメガメタグロスにとってはうってつけの存在。惜しむらくは「サイコフィールド」を有効的に使えるのが現在カプ・テテフだけなため若干読まれやすいことくらいか。また自身の「バレットパンチ」も無効化されてしまうことにも注意。
- 相性が良かった「つめとぎ」が本作では技マシンが変更されて過去作からでしか習得できなかった。
- 『USUM』
- 教え技が復活し、新たにじめんタイプの攻撃技「じだんだ」を習得。かたいツメ補正で、素威力でもじしんや10まんばりきに匹敵する威力となり、ダブルでの味方を巻き込まない、グラスフィールドで威力半減にならないと有用だが、技スペースがきついので採用率は控えめ。
- 「つめとぎ」は残念ながら教え技に含まれておらず、命中不安の「コメットパンチ」は命中率安定の「アイアンヘッド」に切り替わり、「しねんのずつき」も採用率が落ちている。
- 使用率は相変わらず高くシングルではボーマンダと双璧をなし、ダブルでもメガシンカポケモンの中でトップクラスの使用率を誇っている。『XY』での屈辱的な陥落からすれば、(メガ)メタグロスにとっては非常に活き活きできる時代となったといえるであろう。
- それにしても、スーパーコンピュータ並の知能を更に強化して計算や情報処理を行なっているのに主にやることがただただ殴ったり頭突きするだけのように見えるが、上述の通り全体的に能力がバランス良く上昇しカスタマイズ性が増しているのも事実である。そもそもダンバル自体がとっしんしか出来なかったので殴ったり頭突き出来る時点で知能を使いこなしているといえる。
- 余りに増えたため次第にポリゴン2が「イカサマ」で包囲するようになった。生半可なASベースなら確定2発がざらである。A0厳選が浸透していたUSUM期環境でポリゴン2が「イカサマ」を搭載していたのは、殆どメガメタグロスピンポイントメタであった。
『ポケモンマスターズ』
- ダイゴのバディであるメタグロスがバディーズ技を使用することでメガシンカする。
『ポケとる』
- 通常色
- ステージ451 - 500「ラーウスホール」のボスとして登場。攻略の際何とオジャマガードを使用することができない。それに加えHPも43000弱とあのフーパよりも硬い。幸いにも第5ポケモンは入っていないのでパズルポケモン-1で3匹にしてから大コンボでさっさと倒すというのが最適攻略法であろう。(メガシンカ枠を最初のオジャマ処理用にバンギラス等の指定箇所消去の能力を有するポケモンにし、残りをコンボでダメージが2倍となるスキル(「そうこうげき」や「おくりび」など)を持ったポケモンで埋めてフルアイテムで挑戦すると上手くいけば5手いくかいかないかで倒せる)
- メガシンカ効果はX字(とあるが実際はXというよりバツといった方が良いだろう)に消すというもの。メガリザードンXの通常色と同じである。メガシンカに必要な消去数は17個である。
- 色違い
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 第13章でダイゴのメタグロスがメガシンカを成し遂げられるようになっていたが、本編から数か月前に生体エネルギーを提供した影響で消耗しており、章の開始時点でようやく再度メガシンカできるまで回復したばかりであり、いくつか技が使えないほどに弱体化していた。
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rayといいます。ダイゴ&レッドVSメガレックウザ。かつてホウエンで勃発した頂上決戦です。 お知らせですが来週の映画でフーパの詳細が判明するに伴い今後のシナリオの修正や調整を行いたいと思っています。 ですのでヒガナとシガナの関係が描かれる次の『ΩRαS Interlude「Episode:Zinnia Ⅱ」』を投稿後しばらく休載致します。八月再開予定です。ご了承下さい。 二次設定やアニメネタ、作者の想像や自己解釈に基づくオリジナル要素などが色々含まれていますので苦手な方はご注意下さいますようよろしくお願い致します。15,660文字pixiv小説作品 - ΩRαS 「Episode:Steven Stone」
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