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基礎データ

全国図鑑No.0130
分類きょうあくポケモン
タイプみず/あく
高さ6.5m
重さ305.0kg
特性かたやぶり

概要

きょうあくポケモン・ギャラドスがメガシンカした姿。

東洋龍そのものな長いフォルムから一転、胴体が一気に太くなり、背中には2枚の大きな背びれが突出する等、コイキング程ではないが魚類に近い体型に立ち戻った。

頭部の角・ヒレ・ヒゲは長く伸び、体色も黒・赤・黄が追加され派手さが増したりと、その威圧感をより際立たせている。

脇の噴射口からを吹き出す事で、水面を飛び出す程の加速を可能とし、そのスピードはマッハを超える程。吹き上がる水柱は高さ数百メートルにも及び、万が一巻き込まれれば、大きな船さえ真っ2つにへし折れてしまうという。

そしてメガシンカが脳にも作用した結果、気性の激しさはさらに増しており、全てを焼き尽くす破壊の本能しか残ってないらしい。過剰なエネルギーで身体へ負担が掛かっているストレスもあり、一層凶暴に暴れまわることもあるという。

しかし本当に信頼しているトレーナーの指示になら応えてくれる様だ。

ゲームでの特徴

  • XYシナリオではフラダリが最終戦で繰出して来る。メガギャラドスを知らない初見の場合、電気ポケモンでも用心していないとでんき技を耐えられて「じしん」で沈められてしまう。しかもフェアリーポケモンにも対策技として「アイアンヘッド」を使って来る。
  • なお、メガシンカは任意発動なのであるが、フラダリは繰出した瞬間に必ずメガシンカさせてくる。ただこれはカルネライバルも同様なので、彼の癖というよりはNPC特有の行動パターンという方が正しいか。
  • また仕様上スカイバトルには参加可能で、メガシンカした途端に落下したりすることはない。
  • SMやUSUMでも最難関バトルツリーでスーパー以降の超強者トレーナー(31 - ・41 - ・51 - )が使って来る。バトルレジェンドのグリーンも切り札として使用して来る。

ギャラドスナイトの入手場所

XY殿堂入り後にヒャッコクシティでメガリングを強化した後、20:00 - 59の間にレンリタウンで拾う。
ORAS123ばんどうろ あるポケモンからとんでもない方法で受取ることとなる。リンク先閲覧要注意。
SM・USUMバトルツリーで64BPと交換。
ピカブイセキエイ高のポケセン前にいるピンクの着ぐるみを着た男性から30000円で買う。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計タイプ
ギャラドス95125796010081540水飛
メガギャラドス951551097013081640水悪
比較±0+30+30+10+30±0+100-
  • 最大の特長は持っていた飛行へ変わり、水・悪複合へ変化したこと。これによって地面無効を失い、弱点属性も増えてしまった(格闘・フェアリー)代わりに4倍弱点がなくなったため、「電気技で一撃」という、ギャラドスにありがちであった事故が少なくなっている。また、エスパー・特性「いたずらごころ」無効という強みも得ている。
  • 能力としては攻撃・防御・特防上昇が著しい。攻撃種族値155から放たれる物理攻撃は非常に強力で、「りゅうのまい」があればさらに強い。また特性も「かたやぶり」となったため、単純な殴り性能は大幅強化されたといって良い。
  • 弱点数自体は増えたものの、メガシンカ前の「いかく」で物理耐久も補えるため、実際の打たれ強さはトップクラス。その耐久は不一致弱点程度ならば確実に1発は耐えられる程で、数値を見れば分かるが、同じ悪タイプブラッキー同等の耐久力を誇る(防御が1低いだけであるが「いかく」もあるので実質的な耐久は勝る)。
  • しかも相性不利なはずの「くさむすび」(威力120)でも特攻特化したメガフーディン並みの特攻でようやく乱数1発、「けたぐり」(威力120)に至っては「いかく」が入ればメガバンギラス並みの攻撃力でも確1に出来ない。要するにタイプ一致高火力がないと一撃突破は無理なのである。
  • 持前の耐久力で敵の攻撃を耐え、高い攻撃と「かたやぶり」でがんじょう」相手であろうと、ミミッキュの「ばけのかわ」相手であろうと強引に捻じ伏せるという、「きょうあくポケモン」の名に相応しい栄光のバトルを見せてくれる。
  • 持ち物がギャラドスナイトに固定されてしまうため、「おにび」や「でんじは」といった補助技による機能停止には注意したいが、第7世代からは悪相手に「いたずらごころ」が発動しなくなり先制で変化技を喰らう事態が少なくなったこと、さらには「かたやぶり」のお陰で上述の「ばけのかわ」を持つミミッキュに対するストッパー役としても機能することなど性能に拍車をかけており、第7世代ではメガシンカ枠筆頭としてメガシンカ最強であり使用率がトップクラスに高い。
  • 反面、特攻は心持ち程度にしか上昇しておらず、素早さに至っては一切変化していない。素早さは「りゅうのまい」で補えるため問題はないが、この点は用心したいところ。
  • また当初コイツのあく技は相性の悪い技ばかりで、特殊技の「あくのはどう」や、「りゅうのまい」と相性が悪い「しっぺがえし」、そして威力が物足りない「かみつく」だけであったが、ORASで「かみくだく」を自力習得できるようになったためその点は解決されている。ちなみにギャラドスの飛行技は「とびはねる」と「ぼうふう」しかないので、命中安定という点ではこれでもまだマシな方であった。
  • また、悪である以上はフェアリー技が弱点であるため、いくら「ばけのかわ」を貫通出来るとしてもミミッキュの「じゃれつく」は非常に危険。過信は禁物である。

番外作品

ポケモンGO

  • 2021年2月「旧正月イベント」で初登場。最大CPが5332まで上昇、みず・あく共に高火力を叩き出すことが出来、ドラゴン技も含め汎用性が高いのが特徴。メガカメックスメガアブソルメガヘルガーと比べ覚える技があまり強くないため攻撃力で若干劣るが、それを補って余りある高耐久を誇る。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • フラダリのメガギャラドス
    • 「XY&Z完全マスタースペシャル」のラストシーンでフラダリのギャラドスナイトが登場したこと、後に公開された「XY&Z フレア団編」のPVでフラダリが色違いのメガギャラドスを従えていたことから、アニメにも登場することが判明していた。そして…
  • 「ギャラドスよ、解き放てメガシンカ!」
    • XY&Z編40話にて、フレア団の計画を阻止しようとするサトシアランを迎撃するべく、フダラリによってカエンジシと共に色違いのギャラドスが繰り出された。
    • ゲーム版同様、登場直後からいきなりメガギャラドスへとメガシンカし、カエンジシと共にサトシ逹へ襲い掛かる。僅かな時間で倒されたカエンジシと異なり、こちらはかなりの戦果を挙げている。
    • サトシとアランのポケモン達は決勝戦後に回復できておらず、拘束されてダメージを負ってからの連戦というハンデがあったものの、単体でサトシのオンバーンルチャブルヌメルゴンファイアローの4体を連続で撃破し、サトシゲッコウガやアランのメガリザードンXすら寄せ付けないなど高い戦闘力を見せ付けた。
    • 最終的に蓄積したダメージと連携技で追い詰められピカチュウの「10万ボルト」に倒されるが、まさにフラダリの切札と呼ぶに相応しい圧倒的な強さであった。
    • ちなみに使用技は「やきつくす」「ストーンエッジ」「はかいこうせん」「ドラゴンテール」。
      • タイプ一致技を一切覚えていない
      • ギャラドスの能力に適していない特殊技を使っている
      • 完全な陸上で、しかも狭くて戦い方が限られる場所
      • 場所と体つきの関係で防御や回避が出来ない
    • ギャラドスにとってもハンデ同然の状況下であったにもかかわらずこの強さということは、技を調整していればもっと恐ろしいバケモノに仕上がっていたのかもしれない。
  • カスミのメガギャラドス
    • 「強く雄々しく美しく、私の青いスイートハート!メガシンカ!」
    • サン&ムーン43話ではカスミのギャラドスがメガシンカ。上述とは異なりギャラドスが得意とする広い水場でのバトルであったため、自慢の体躯と機動力を活かしたド迫力の立回りを繰広げた。
    • サトシのピカチュウが繰り出す「10まんボルト」を相殺する「ハイドロポンプ」、「あまごい」で必中技となる「ぼうふう」、メガシンカした事でタイプ一致技となった「かみくだく」などの技でピカチュウを圧倒。
    • 更には「ぼうふう」でフィールドから水を巻き上げ、それにより形成された渦巻きにピカチュウを閉じ込めるという凄まじい戦法を繰り広げたが、ピカチュウが「10まんボルト」で放出した電気の上を「でんこうせっか」で駆け上がるという奇策で渦巻きの中から脱出され、最後はZ技「スパーキングギガボルト」を真正面から喰らい敗北した。
    • 暴風と雨ごいのコンボを破ったチャレンジャーは今まで居ないとカスミが言ってたことからギャラドス嫌い克服後はエースとしての実力を思う存分発揮している。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

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