データ
初登場 | ポケットモンスター サン・ムーン |
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効果 | 1戦闘につき1回だけ、技によるダメージを無効にする(『サン・ムーン』) |
1戦闘につき1回だけ、技によるダメージを無効にするが最大HPの1/8のダメージを受ける(『ソード・シールド』以降) | |
英語名 | Disguise |
概要
『ポケットモンスター サン・ムーン』より登場するミミッキュの専用特性。
1戦闘に付き1回、偽物の頭部を身代わりにして「ばれたすがた」に変わりダメージを無効化する。
1戦闘1回だけとは言え相手の攻撃によるダメージを無効化できる利点は大きく、この特性のおかげでミミッキュは有利な行動を取りやすい。
さらに恐ろしいのはZワザやダイマックス技・一撃技にも適用されてしまう事である。つまり、Zワザ使用時こいつに交代されるとその試合のZワザ枠が実質空振りで終わってしまうわけである。せっかく一撃技を当てたのにこのばけのかわのせいで倒し損ねる…なんてこともあり得る。
種族値がお世辞にも高いとは言えないミミッキュがレートで使用率が高いのは、攻防共に優秀なタイプの組み合わせと、この特性によるものが大きい。
この特性を活かしてほぼ確実につるぎのまいを使えるのがミミッキュの基本戦術兼長所となっている。
特に初登場した『サン・ムーン』では、きあいのタスキを持たせた場合はアイテムを消費せず先に特性が発動するため最低2回行動が可能という恐ろしい事になっていた。そのためレートでのミミッキュの持ち物も圧倒的にきあいのタスキ持ちが多かった。
あまりにも強すぎたためか『ポケットモンスター ソード・シールド』以降は上記の通り効果が変更され弱体化し、きあいのタスキを使うことは事実上不可能になった。
しかし、それ以外の要素が全てミミッキュにとって追い風となっており、相変わらずトップメタに君臨してしまっていた。
きあいのタスキやZクリスタルに変わって、この作品で最も使われていた持ち物はアッキのみ。ばけのかわで物理技を防ぎつつ防御を上げることができた。
そして『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では更に調整が入り、ばけのかわで攻撃を防いだ時には、アッキのみやタラプのみの効果が発動しなくなった。つまり登場から2シリーズ連続で、相性が良すぎた持ち物が悉く使えなくなる弱体化を受けたのである。
なお、スキルスワップやいえき、トレース等の特性に関与する技・特性の効果を一切受けつけないと言う地味にいやらしい効果を備えている。一応フォルムチェンジしているからであろう。さらにはメタモンが変身しても特性は適用されないという唯一無二の個性を持っているのである。
欠点として、あくまでも無効化しているのは直接攻撃によるダメージのみである事。
すなあらしやステルスロック等の削りダメージは普通に受け、こんらん状態による自滅ダメージに至ってはばけのかわが消費されてしまう。
デバフを与える補助技も無効化できず、技に付加された追加効果も素通しである(分かりやすい例を挙げればがんせきふうじを食らうとダメージは無効化されるが、追加効果の素早さダウンは発生する)。
またフォルムチェンジに関連する特性では珍しくかたやぶりで破られてしまう。タネマシンガンやギアソーサーのような連続技も2発目以降はしっかり攻撃が当たるため、特にスキルリンク持ちには非常に分が悪い点にも注意したい。
とは言っても本体のミミッキュがダイマックスやテラスタルとの相性がすこぶる良いので強さは変わらない。
後述のタグにもあるがこの特性以外にも強力な特性はあったのだがどちらも弱体化や廃止等で対処されている、
しかしこの特性は『これ以上弱くしようがない』という所が強みであり厄介さである。
これからもポケモンで最強クラスの特性の1つであり続けるだろう。
関連タグ
はやてのつばさ:初代最強特性。あまりの強さに次世代で即弱体化させられた。
おやこあい:2代目最強特性。こっちは弱体化した上にメガシンカも廃止されてしまった。
ポケモンガオーレ、ポケモンメザスタ、ポケモンフレンダ:ポケモンのアーケード作品に於いては本来ポケモンの特性は採用されてないのだが、ミミッキュのばけのかわは例外。ここでも1ターンだけあらゆる技を無効化してしまう効果を持つ。(フレンダでは発動後、現在の仕様に合わせて発動後小ダメージを受けるよう変更された)