「ヒュラララ!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0646 |
---|---|
イッシュ図鑑(『BW』 / 『BW2』) | No.152 / No.297 |
ローマ字表記 | Kyurem |
ぶんるい | きょうかいポケモン |
タイプ | ドラゴン / こおり |
たかさ | 3.0m |
おもさ | 325.0kg |
せいべつ | 不明 |
とくせい | プレッシャー |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | キュレム | 求+零+無 |
英語
| Kyurem | 日本語名に同じ |
韓国語 | 큐레무 | 日本語名の音写 |
中国語 | 酋雷姆 | 日本語名の音写 |
ロシア語 | Курем | 英語名の音写 |
タイ語 | คิวเรม | 日本語名の音写 |
概要
第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて登場した伝説のポケモン。
全体的に歪に凍り付いた灰色のドラゴンのような姿で、それが示すように歴代初のドラゴン・こおり複合タイプ。
前傾姿勢で前脚が短いティラノサウルス科のような体形だが、それよりも全体的に細身で、首が長く頭も小さめ。
体内で膨大な極低温の冷凍エネルギーを造りだし、それを解放することで周りを雪や氷で覆い尽す力を持つが、その影響で常に自身の体が凍り付いている。
特に頭部・翼・尾先は分厚く透明度の低い氷で覆われ、人相も瞳のない黄色い目と下顎の牙、頭頂部の黄色い角くらいしか見えず、現在に至るまで正確な素顔は出ていない。
ちなみに翼の形は左右非対称であり"右側"が短く、何気に頭の氷も右側の突起が欠けている。重量バランスも悪いのか、第五世代の待機モーションはまるでふらついているかのよう。
マップ画面での姿および図鑑のドット絵も左右反転しない特殊仕様となっているのだが、公式絵では遠近法で対称のように誤認し易いため、イラストを描く際は注意。
その「翼」も、氷を取っ払った本来の姿はコンセントプラグのような形状となっており、どの媒体でも飛行する様子は一切確認出来ないなど、実際の所は「触手」に近い。
正体は、大昔の双子英雄を支えていた一匹のドラゴンポケモンがレシラム・ゼクロムの2匹に分離した際に残った『抜け殻』であるとされ、二匹が抜け出て『虚無』となった体と心を真実と理想で埋めてくれる英雄を待っているという。
出自上レシラムとゼクロムを越える力を持つらしいが、今の肉体では碌に耐えることも引き出す事もできない為、自らを凍りつかせる事で力を封じ、不安定な細胞組織を安定させるリミッターとしているらしい。
形態
抜け殻であるため、同じ遺伝子を持つ中身・分身のレシラムまたはゼクロムを吸収して合体する能力を備え、触手の先端から発射する螺旋状のビームで両者をダークストーン・ライトストーンに戻し取り込んでしまう。
ブラックキュレム
ゼクロムを取り込んで力を幾分取り戻し、雷電のパワーも扱えるようになった姿。
ホワイトキュレム
レシラムを取り込んで力を幾分取り戻し、火焔のパワーも扱えるようになった姿。
しかし伝承に従うならこれらの姿もまだ不完全で、設定上は3体全員が融合した「本来の姿」が存在しているが、現時点では無理なのか実現していない。
色違い
体の灰色が濃く、氷の青味が濃くなり、目と角が紫色になる。
ゲームでの特徴
初登場。クリア後に入れるダンジョン「ジャイアントホール」中央の小さな池に赴くと、鳴き声と共に雪が降り出し、瞬く間にマップが雪で埋め尽くされた銀世界へと変貌。この時のみ北東部高台にある洞窟へと侵入でき、そこにキュレムが佇んでいる。
レックウザやギラティナ同様、初出作ではストーリーに出ない隠しボス的なポジションで、この段階では様々な部分が謎に包まれていた。
近くのカゴメタウンにはこのポケモンと思われる伝承が残っており、「夜な夜な野外をうろついては、人やポケモンをとって喰らう怪物」という恐ろしい逸話もあるが、ポケモン世界の伝承は誇張込みのことも多いので、本当かどうかは不明。
なお当時ルーチンがかかっていたレシラム・ゼクロムと違い、粘ればこの時点で色違いも出現する。
『ブラック・ホワイト』から2年後、かつ前作主人公が上記イベントを経験しなかった世界線。ジャイアントホールに潜伏していたキュレムはプラズマ団によって捕らえられ、ゲーチスの支配下に置かれてしまう。
冷凍パワーを抽出したプラズマフリゲートの主砲でソウリュウシティが氷漬けにされた後、ジャイアントホールの住処に戻され、そこでゲーチスが奪った「いでんしのくさび」によりNのゼクロム/レシラムと融合。ブラックキュレム/ホワイトキュレムと化し主人公に襲い掛かる。
なおゲーチスが妨害装置を使ってくる為、この場面で戦闘するキュレムは捕獲する事は出来ない。
倒すと両者は分離してキュレムは逃走。クリア後、Nのゼクロム/レシラムを受け継いだ後に戻ってきており、ここでようやく捕獲が可能となる。レベルは70。
同時に「いでんしのくさび」もアイテムとして入手できる。
BW1とは違いタイトルの顔役なので、図鑑完成に必須であり、そもそも手に入れないという選択肢は無いだろう。
本作では未登場な為、他ソフトから連れてくる必要がある。また、2015年6月20日~8月31日まで映画記念で「おや:デセルシティ」の個体が配布されていた。
ちなみに、カロス地方とイッシュ地方は昔に何らかの交流があった様で、パルファム宮殿の庭園にはレシラムとゼクロムの像がある。
レシラムとゼクロムを手持ちに加えた後、「おおぞらをとぶ」で「いびつな穴」に向かい、奥にあるリングを調べるとバトルになる。レベルは50。
「いでんしのくさび」は同じ洞窟内でダウジングマシンを使う事で見つけられる。
ウルトラワープライドでレシラムとゼクロムを手持ちに加えた状態で、青色のワープホールに飛び込むと一定確率で出現。レベルは60。
「いでんしのくさび」はクリア後(『ウルトラサン・ウルトラムーン』はエピソードRRクリア後)にエーテルパラダイスで貰える。
『Pokémon HOME』の連動開始時に先行して送れた。キュレムが手持ちorボックスにいると、ラテラルタウンのほりだしもの市から「いでんしのくさび」を譲ってもらえる。
後に『冠の雪原』のダイマックスアドベンチャーで一般解禁。
今回も『Pokémon HOME』での連動開始時から先行して送れる。キュレムが手持ちorボックスにいると、マリナードタウンの競りで「いでんしのくさび」が出品される。
後にダウンロードコンテンツ『ゼロの秘宝 後編:藍の円盤』にて一般解禁。DLC本編クリア後におやつおやじから「キュレムのおやつ」を貰うことで、プルピケ山道の洞窟内に出現する。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
125 | 130 | 90 | 130 | 90 | 95 | 660 |
HP125、攻撃、特攻がそれぞれ130の種族値があり、火力が非常に高い。素早さも、伝説ポケモンがひしめく90をギリギリ抜く95である。専用技の「こごえるせかい」は「こごえるかぜ」の威力を強化したもの。
しかし、種族値だけで見れば割と優秀だが、配分に無駄があり、こおりタイプ複合であるがゆえに、弱点が4つ(次世代で一つ増えた)もある。特にはがねはどちらの一致技も今ひとつな上、向こうの一致技で弱点を突かれてしまう。
一応サブウェポンに「だいちのちから」「きあいだま」は習得できるが、レパートリーはかなり狭く、伝説ポケモンとしては余りにも悲しいポテンシャルである。
加えて覚える技も使い勝手がイマイチなものばかりであり、フォルムチェンジ無しで戦うとなると霰パに組み込むか、「りゅうせいぐん」「ふぶき」をメインとした特殊技中心のスタイルが存在する程度である。
「ぜったいれいど」はイメージ的によく似合うが、覚えるまでかなりの年月を要した。
キュレムを対戦で活躍させるのなら、基本的にはブラックキュレムかホワイトキュレムに変えての運用が主となるだろう。
番外作品
ポケモンGO
2020年7月8日から最高難易度の★5のレイドボスとして実装された。…実装されたはいいのだが、残念ながらその性能はお世辞にも良いとは言い難い。
元々こおりタイプは弱点が多く、原作同様対戦環境下でよく使われる格闘と鋼に弱いという点があまりにも痛すぎる。そちらは威力と回転効率を両立した優秀な技が多いため、いくら伝説ポケモンのキュレムといえどもあっさり撃ち負けてしまいやすいのである。
そして、肝心の習得技もはっきり言って非常に微妙。通常技が「りゅうのいぶき」と「はがねのつばさ」、ゲージ技が「りゅうせいぐん」「ドラゴンクロー」「ふぶき」と、いずれも回転率が鈍重なものになっている。
ステータス自体は優秀であるが、それをうまく引き出せるだけの技がないために活用の場が見当たらないというのが現状。
2022年12月の復刻レイドにて念願の専用技「こごえるせかい」を習得。1ゲージと技を打つまでかなり時間がかかるものの、ジム・レイドバトルでの威力は脅威の160。これはそれまで氷トップだった「ふぶき」の威力130を余裕で追い越し、こおりタイプのゲージ技の中では威力だけでみたら最強といえる。
ただこおりタイプのレイドアタッカーという目線でみると、2ゲージ技で使いやすい「ゆきなだれ」を覚えたマンムーや超火力のガラルヒヒダルマにどうしても劣ってしまう。
また通常技にこおりタイプの技を持っていないことも若干の使いにくさに拍車をかけており、キュレムの技を考慮すると「ドラゴンタイプとこおりタイプが弱点の相手」こそがキュレムの強みを最大限引き出せる。
その条件を満たすレックウザやメガガブリアスレイドではかなりのダメージを出すことが出来る。ただキュレムの弱点もドラゴンなのでそこには注意したい。
なお、ボスとして攻略する場合は、上記の弱点の多さがそのまま攻略のしやすさに直結するため、この直前まで配信されていたレシラムやゼクロムと比べると攻略は圧倒的に楽で、単純な防御力が低いという事情もある。
反面、ゲットチャレンジは他のボスにはない独特の挙動であるため、慣れないうちはエクセレント判定を狙うのが中々に難しい。何度も投げて練習しよう。
ブラックキュレムおよびホワイトキュレムは長らく実装されていなかったが、2025年3月のツアーイベントにて実装が発表。自身を抜かして合体機能を得たネクロズマとほぼ同じ仕様であり、
- 「ボルトエナジー」を使い、ゼクロムと合体したブラックキュレムになると、ゲージ技の「こごえるせかい」が強力な「フリーズボルト」に変化。
- 「ブレイズエナジー」を使い、レシラムと合体したホワイトキュレムになると、ゲージ技の「こごえるせかい」が強力な「コールドフレア」に変化。
間違いなく本作の氷枠では最高のCPとパワーを誇るが、合体には自身と融合相手のアメ30個+各エナジー1000とかなりのコストが必要。
任意の解除コマンドを選択するまでは合体したままだが、一度分離すると再びアメとエナジーを要求される上、回数を重ねても変わらないので注意。
特にエナジーと「こごえるせかい」はイベントでしか手に入らない為、欲しいユーザーは確実に周回しよう。
なお、それ以前の2023年12月16日にGBL報酬でブラックキュレムおよびホワイトキュレムが出現した事例が確認された。この日はキュレムの復刻レイドだったため、サプライズ出演を期待したプレイヤーも多かったが、ナイアンティックとしては意図しないバグだった様で、直ちに修正された。
ポケモンマスターズ
- ゲーチス&キュレム
2021年5月4日にて、『伝説ポケモンイベント 黒白の親子が求めた解』で実装された、こおりタイプのテクニカル。
トレーナーはアレであるが、攻撃面でも補助面でも頼れるバディーズとなっている
ちなみに、サカキを含めた他の組織のボスはマルチバトルでの交代時に全員目線をボールに動かすのに対して、ゲーチスはバディを戻したボールをチラリとも見ないといった形でモーションが凝られている。
技
こごえるせかい | 相手の素早さを1段階さげる |
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おたけび | 相手の攻撃と特攻を1段階さげる |
りゅうのいぶき | 30%の確率で相手をまひ状態にする |
ふはは! | 自分の急所率を1段階あげる。自分の残りHPの割合が少ないほど自分の特攻を最大で3段階あげる |
バディーズ技
世界を完全に支配する こごえるせかい | 相手の素早さがさがっているほど威力があがる |
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パッシブスキル
相手素早さ↓分威力↑ | 相手の素早さがさがっているほど自分の技の威力をあげる |
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こおり無効 | こおり状態にならない |
- 悪の組織編
『イッシュ 後編』において、トウヤが別個体を手持ちにしていた事が判明。ストーリーではNのゼクロムの合体してブラックキュレムとなる。
トウヤは「英雄が二人いるなら、キュレムが二匹いてもおかしくはない」との事だが、マジレスするなら上記のゲーチスはポケマス時空の人物である為、ゲーチスのキュレムも別時空産という事だろう。
とあるエピソードでは、ゲーチスとキュレムがある人物を闇堕ちさせる決定打となってしまう。
ポケモン不思議のダンジョン
サザンドラをも一撃で粉々にする強力な力を持つだけでなく、予知能力を有しており、定められた未来を頑なに守る。
負の感情が渦巻いている現在の世界をリセットし、新しい世界を生み出すことを目的としている。
使用技はこごえるせかい、りゅうのいぶき、そらをとぶ、きりさくだが、きりさく以外は全て溜め技扱いである。
(元々溜め技であるそらをとぶは普段通りの演出ではあるが、残り2つは発射前にキュレムがそれぞれの技に応じた構えを取ってくる)
残念ながら仲間にすることは出来ない。また、「荒れ空の塔」にてブラックキュレム、ホワイトキュレムの状態で戦闘することが可能。こちらも仲間にすることは出来ない。
『天空遺跡』でレシラム&ゼクロムに勝利した後、『氷の祭壇』のボスとして登場し倒すとコネクテッドするが、更に『氷の祭壇最奥部』が開放されブラックキュレムorホワイトキュレムとバトルとなり、クリア後はフォルムチェンジが解禁される。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
アイテムのモンスターボール、マスターボールから登場。左右に「こごえるかぜ」を起こし、相手に連続ヒットしたあと凍結させる。
アニメ版
キュレムVS聖剣士ケルディオ
アニメ初登場作品。
映画での声優は俳優の高橋克実が担当。また、東宝の配給であるためか、鳴き声にゴジラのものが一部使用されていたりする。
ゲームでは融合することで姿が変わるが、映画ではゼクロム・レシラムと同時に生まれたため、それぞれの遺伝子を持っていることで単独でいつでも姿を変えることが可能。かなりのチートっぷりであり、故に地上最強のドラゴンポケモンとして名を馳せる。
とある巨大な廃鉱を住処としており、経緯は不明ながら聖剣士を目指すポケモンがその二つ名を頂戴するために挑む試練として立ちはだかっていた。だが師達の静止を無視して挑んできたケルディオはその戦いの中で怖気づき、降参も無しに逃げ出してしまったことで、怒ったキュレムは配下のフリージオ達に彼を追い回させる。
能力はもちろんのこと高橋氏の好演もあり、本作における敵(ヴィラン)でありながら試練に対する真摯な姿勢などから観客からは高い評価を受けている。
渋く重厚な演技と優しく柔らかい演技の両方をこなせる氏だからこそ、ゼクロムとレシラムのどちらの姿も出来るキュレムにはピッタリとも言える。
光輪の超魔神フーパ
フーパの影が呼び出した敵役の一体として登場。
めざせポケモンマスター第4話
上手くコントロールできないが凄い氷の力を持つツンベアーに対して、サトシが「キュレムもビックリだよ!」と語ったシーンに姿が登場している。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
11章から登場。本作では、故郷というべきジャイアントホールでは更に力が強化されるという設定がある。
第10章時点でゼクロム・レシラムの復活に呼応するように活動を開始するが、その後間も無くプラズマ団七賢人のヴィオによって捕獲されてしまい、2年がかりで手懐けられていた。
しかしヴィオがアクロマに反旗を翻すも敗れたことで所有権が強奪される形でアクロマへ移ってイッシュの街を凍りつかせるための装置のエネルギー源としてアクロマ派閥に利用される事になる。
ゲームでは街が凍らされる描写はあるが、ポケスペでは更に生きた人間もろともヒウンシティが凍結されるショッキングなシーンが描写された。
また、本章の主人公であるラクツとファイツも凍結されるが、ラクツが予めケルデマル(ケルディオ)に「ナナシのみ」を持たせられた事で無事であった。
その後は支配する権利をゲーチスに委譲され、自分の元に飛んできたゼクロム・レシラムと対峙。
海底遺跡から脱出したラクツが持っていた「いでんしのくさび」(ラクツは元々は身元不明の遺児であり、唯一持っていたのがコレであった)を得てゼクロムを吸収合体してブラックキュレムとなり、プラズマフリゲートの補助なしでサザナミタウンを海ごと凍らせる。
レシラムから解放されたブラックとホワイトのポケモン達の攻撃を受けるが、内部からブラックキュレムを攻撃しようとしたNがはじき出されたことで攻撃できないレシラムに反撃し、ジャイアントホールへと逃走。
ジャイアントホールで強力になったオーバードライブでアイリスや共に行動していた七賢人アスラと合流したブラック達を攻撃するが、七賢人ロットがアクロママシーンを無効化したことで支配から「解放」される。
レシラムと融合してホワイトキュレムへと姿を変えると、プラズマフリゲートを破壊すべく移動を開始、そしてゲーチスが自爆させたプラズマフリゲートからこぼれ落ちたプラズマ団によって略奪されたポケモンのボールを氷の橋を作って受け止め、分離する意味も一つになる意味もなくなったことでレシラムを解放。
自分を操ったアクロマを危険な存在と判断してその元へ向かい、前章でブラックのウォー(ウォーグル)に助けられた恩からウォーと共闘していたラクツを味方と判断したビクティニに力を与えられ、強力な「ぜったいれいど」でアクロマを瞬間凍結する(アクロマは冷凍冬眠状態となっていたが、ハンサムの手でそのまま国際警察へ移送・拘束後に解凍・回復された)。
余談
ゲームとアニメ(劇場版)でその出自に食い違いがある伝説のポケモン。
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』では、初登場が『ブラック・ホワイト』のポケモンにもかかわらず、なぜか図鑑の完成には必要とされていない。イッシュ・全国版問わずである。(クリア前にキュレムをもらうとちゃんと152番で登録される)
似たような事例として、『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』〜『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』までのホウオウやルギアも全国図鑑の完成に必要がなかったが、これは当時、通常プレイでの入手方法が幻のポケモン並に限られていたことによると思われる。初登場の『ポケットモンスター 金・銀』では図鑑の完成に必要だったことも補足しておく。
ちなみに、フォルムチェンジしたキュレムは通信交換や『ポケムーバー』等で他のソフトに送ったり、『ポケモンバンク』に預ける事はできない。これは言うまでもなく「いでんしのくさび」の仕様に関係している。
その為、他のセーブデータに移動する際はキュレムをフォルムチェンジ解除しておく事。
また、同一セーブデータ内に複数のキュレムを保有している場合はいずれか1匹しかフォルムチェンジできない。
キュレムの分類である境界とは物事の境目の事を言い、ゼクロムとレシラムの元ネタである太極図の陰陽の境目にキュレムは位置している。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
第3伝説
同複合タイプ
その他