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ダイマックスアドベンチャー

だいまっくすあどべんちゃー

マックスレイドバトルとは、『ポケットモンスター ソード・シールド』のバトルシステムであり、『冠の雪原』の目玉要素の一つでもある。
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概要

ポケモン剣盾』DLC第2弾『冠の雪原』で登場する、マックスレイドバトル連戦版で、4人のトレーナーでダイマックスポケモンが生息しているといわれる巣穴を調査し、道中に立ち塞がる野生のダイマックスポケモンを倒しながら進んでいく。
バトルに勝利するとそのポケモンを捕まえられるチャンスが訪れるが、敗北してしまうと巣穴の外に弾き飛ばされて最初からやり直しになってしまうのは既存のマックスレイドバトルと同様。

ここに自分で育てたポケモンを連れて行く事は出来ず、入口で借りるレンタルポケモンか、道中で捕まえた野生個体のどちらか1匹を扱い進んでいく。研究員によると、ガラル粒子に反応してポケモンが暴走する危険性があるため、暴走しないよう調整したレンタルポケモンを使わなければならないらしい。
メタ的な事情としては、「ダイマックスほう」をぶっ放すムゲンダイナ等がいれば比較的楽にマックスレイドバトルに挑めるため、自分で育てたポケモンを使えなくする事でベテランプレイヤーと新規プレイヤーとの実力差を埋めるのが目的であると思われる。
ここで登場するポケモンはボスとなる伝説のポケモンも含めて技と特性が固定されている。この仕様を利用すれば、ルートを見てどのポケモンを獲得すればよいか推測することができる。
稀にとんでもなく技構成が酷いポケモンがいるので、この推測は安定クリアに必須。
なお、道中捕まえた個体も駆使して進めていかなければならない仕様故か、通常のレイドとは異なり、ポケモンの捕獲率は100%に設定されている。時間の短縮も兼ねてか、捕獲の際に流れるムービーは通常のレイドと比べて一部の演出が省略されたものが流れる(最後のバトルは通常通りの捕獲ムービーが流れる)。

だがその分戦闘の難易度は通常のレイドと比べて抑えられており(通常のレイドバトルとは異なり、ボスもふしぎなバリアを展開してこない)、味方CPUが操作するポケモンのAIや性能もそこそこ強化されているので、1人でもそこまで苦労せずに進めることができるよう調整はされている。
ただし、一部の全体攻撃持ち(グラードンジガルデゼルネアス等)は、運が悪いと全体攻撃で一気にPTを壊滅させられる可能性があり、非常に攻略難易度が高くなっている。特にジガルデは相当運が良くなければソロでの完遂は極めて難しい。逆に、耐久性が低かったり、ある程度の戦闘力はあっても全体攻撃を持たなかったりする相手はそこまで攻略が難しくない。
とにかく相手によって攻略難易度が大きく変わるのである。

とはいえ、AIは通常のマックスレイドバトルと比べて優先的に攻撃はしてくれるが相変わらず意味もなく変化技を使用する頻度が高く、更に道中は自動ではHPやPPは回復しない上に合計4回ポケモンが倒されると強制的に巣穴の外にはじき出される点は通常のレイドと変わっていないので、1人の場合はレンタルポケモンの弱さも相まって結果的に通常のマックスレイドバトルより難易度が高い面もある。
「変化技主体のポケモンはNPCには使いこなせない」という前提に立って思考し、①最初の選択画面や、途中捕まえたポケモンが変化技ばかりだった場合、自分から積極的に引き取る(NPCに選択させない)②道中はなるべく攻撃技しかない脳筋ポケモンのところを選んで通る、という風にすることである程度事故は軽減できる、と言えるかもしれない。

また、上記の難点はあくまでソロでプレイした場合であり、当然ながら複数人でプレイした場合は攻略難易度は大幅に下がる。AIと違って(良識ある)人間であれば、前述のような意味のないコンボにこだわることもないからだ。この点は通常のレイドと同じと言える。
ただし、アドベンチャー開始から一切操作入力を行わなかったり(いわゆる放置)、相手の特性を理解せず無効になる技を仕掛けるなどの問題あるプレイヤーの存在も報告されている。
(一例として、ここで出てくるマリルリは草食持ちだがそのマリルリ相手に草技を撃つ、等)
ネット上では信頼できるプレイヤーがパスワードを公開して、いわゆる「部屋」を作ってくれていることもあるが、その存在を知っている場合は利用するのも手かもしれない。

捕獲について

今作では過去作品の伝説のポケモンの多くはここで捕獲する事になる。伝説ポケモンは、ストーリー中フリーズ村で入手できるコスモッグ系統を除いて1つのROMにつき1匹だけしかゲットすることはできない(一度でも捕獲に成功し連れて帰った伝説ポケモンは、その後逃がしても再捕獲は不可能なので要注意)が、その見返りに通常のポケモンと同様、捕獲率は100%に設定されているので、オシャボ勢も安心の仕様となっている。

伝説ポケモンの性格や個体値の抽選がどのタイミングで行われるのかは現時点では不明であるが、捕獲した個体はステータスを確認した上で持ち帰らないことも可能で、その場合はクリアしていないとみなされ、捕獲して持ち帰るまで再挑戦が認められる。3匹までという制限こそあるが居場所を特定しておくことも可能で、それによって次回は運に頼ることなく確実にその伝説ポケモン目指して進めるようになる。
そして新しく挑戦するたびステータスはリセットされるため、性格や個体値の厳選は可能である。
ただし、捕獲したポケモンを持ち帰るか否かにかかわらずボールは確実に消費してしまう事に加え、レイド途中で電源を切る等のリセット行為を3回以上繰り返すとペナルティとしてリセットした回数に応じた個数のマックス鉱石をその都度支払わなければならなくなる(2回までならペナルティは発生しない)。手厳しい。
しかもこれはオンラインプレイだけでなくオフラインでソロプレイ中のリセットでも例外では無い

例の没収ペナルティ(ダイマックスアドベンチャー)


しかし、NPCのレンタルポケモンの選択や最奥までのポケモンの配置は参加した時点で踏破もしくは失敗して出口でレポートを書くまで固定されるようで、ソロで挑戦する場合レイド途中でリセットして再び挑戦してもそれらが変わることはない。
この仕様を逆手に取り、レンタル及び道中のポケモンが最奥のポケモンと相性が悪い場合に一度リセットしてから別の巣穴を選択することで、最奥を道中のポケモンと相性がいい別のポケモンに変更するという反則スレスレの攻略も可能である。
特に、上でも挙げた全体攻撃持ちの強力なポケモンの場合、戦闘する面子をある程度厳選しておかないと全く歯が立たない相手もおり、そうした個体は何度もリセットして攻略手順を考えていかないと(特にソロで挑戦する場合は)クリアすることすらままならない。これらのポケモンに挑む場合は、2回の再挑戦でクリアできないことも見越して念のためマックスこうせきを多めに用意してから挑むようにしよう

なお、固定されるのはあくまでNPCの挙動のみであり、出現するポケモンの性格や個体値は固定できないので要注意。
したがって、オシャボ厳選&色違い厳選と個体厳選を同時に行うことは不可能となっている。
一応、性能面に関してはぎんのおうかんミント、そして冠の雪原から登場した新アイテムであるとくせいパッチ(通常特性のポケモンを隠れ特性に変更できる。ただし逆は不可)等を駆使する事を前提に、かなりの面を妥協することが可能である。それでも攻撃や素早さの0V(「ダメかも」判定)はどうにもならないので、これらの条件を満たした個体を手に入れたい場合は依然として厳選が必須となる。
ただ、1回あたりが相当な長丁場になるために周回には明らかに不向きであることに加え、自分で手持ちを用意できない分安定して攻略できるかも不確実であるため、基本的にガチの厳選はお勧めされていない。やはり伝説をオシャボに収めるコレクション要素としてとして捉えておいた方が良いだろう。

なお、途中で探索に失敗した場合でも、その時点まで捕獲していたポケモンはちゃんと連れて帰る事ができる
探索ではホウエン御三家等、伝説以外でも結構レアなポケモンが出現する事があるが、せっかくそれらの珍しいポケモンが手に入ったのに苦労が台無しになったなんて事はないので、その点は安心されたい。
失敗した場合でも、倒したポケモンの数によって1〜3個のマックスこうせきが報酬として手渡される。

逆に、最後までクリアできた場合、手持ちのポケモンを一度も瀕死にさせずに踏破できれば、「安全に探検」というボーナスを獲得でき、報酬としてマックスこうせきがさらに2個追加される。もっとも、これを達成するにはNPCや相手ポケモンの挙動など相応の運も絡んでくるので、狙って達成するのはほぼ不可能である。運よく達成できたらラッキー程度に考えておくのが無難だろう。
また、オンラインでプレイした場合は「オンラインでプレイ」というボーナスが付き、さらにこうせきが上乗せされる。

色違いについて

ダイマックスアドベンチャーで捕獲したポケモンは色違いである可能性が非常に高い
ひかるおまもり所持の場合、野生のポケモンで3/4096(約0.07%)、国際孵化でも1/512(約0.2%)という確率で出現する色違いであるが、ダイマックスアドベンチャーで捕獲するポケモンはなんと1/100(1%)、ひかるおまもり未所持でも1/300(約0.3%)という過去に例を見ないほどの高確率で色違いとなる。
もちろんこの確率は最奥のポケモンにも適用されるため、手間と根気を惜しまなければ過去作の伝説ポケモンをほぼ全て色違いで揃える事も可能である。

ただし巣穴内では全て通常色で表示されるため、レイド終了後に持ち帰るポケモンを選ぶまで捕獲したポケモンが色違いかどうかは判別出来なくなっている。
またあくまで「ダイマックスアドベンチャーで捕まえたポケモンが色違いである確率」なので、当然ながら最奥のポケモンがピンポイントで色違いであるとは限らず、道中捕獲した別のポケモンが色違いだったということも頻繁に起きる。
裏を返せば4匹全てを捕獲できた場合、1/25(4%)の確率でどれかのポケモンは色違いとなっているということでもある。

更にダイマックスアドベンチャーに登場するポケモンは種類ごとに技と特性が固定されているため(レンタルポケモンと共通)、いかりのつぼワルビアル等、数値は高ステータスではあるが実戦には不向きなポケモンも多数存在する事にも注意。特に前述したワルビアルのような隠れ特性のポケモンはどう頑張っても特性を変更出来ないので、鑑賞用と割り切るのも手である。
なおマルチの場合、同じレイドに参加していても捕獲したポケモンが色違いかどうかはプレイヤーによって異なり、マックスレイドバトルのように同じ色違い個体を複数のプレイヤーが同時に捕獲するというような事は不可能となっている。

こうした措置が取られているのは、従来のマックスレイドバトルにおいて、一部のプレイヤーの間で乱数調整を駆使した色違い厳選が横行したため、その対策も兼ねているのではないかと考えられる。

その他

最奥のポケモンを5匹捕獲すると「エンドレスモード」が解放される(ただし、冠の雪原のシナリオをクリアしていることが前提)。
これは文字通り終わりが無くこちらが敗北するまで延々と進めていくモードで、ポケモンを捕まえられない代わりにマックスこうせきを多めに入手できる。

プレイヤーからの評価

ここまで読めば大体察しは着くと思うが、プレイヤーからの評価は賛否両論である。


最後まで到達するまでに2回も通常ポケモンとの戦闘を挟まなければならないため非常に面倒くさく、加えて4回倒されると最初からやり直しになるというマックスレイドバトルのルールがある(しかも、こちらはレンタルされたポケモンしか使えないという事実上の縛りプレイを強制される)ため、運が悪いと伝説戦にたどり着く前にやられることも珍しくない。
しかも、リセットを繰り返すとソロだろうがオンラインだろうがペナルティを課される場合があるというおまけつきである。

このため、過去作の伝説戦と比べて捕獲や厳選が非常に困難となっており、ステータスに拘る所謂廃人層からは「事実上の改悪だ」として批判の対象となっている(上記の通り、後からステータスを補正できるアイテムもあるが、それに頼らず自力で個体を厳選したいというプレイヤーが未だに数多く存在している)。剣盾姉弟ムゲンダイナシンクロ無効化の件も含めて公式は厳選行為そのものをあまり推奨していないのかもしれない。

加えて戦闘のテンポの悪さ(多少は改善されたものの)、NPCの挙動が相変わらず不安定であること、無駄に強制される作業ゲー等、ゲーム販売当初から指摘されていたマックスレイドのデメリットが殆ど解消に至っていなかったこともまたプレイヤーの反発を招く原因となっている。

だが一方で、過去作のバトルファクトリーのように己の知識と運をもって伝説のポケモンへの勝利を目指す競技という見方もでき、4人での協力プレイが実現できれば盛り上がることは間違いない。「コーチング」や「てだすけ」といったシングルバトルプレイヤーには馴染みの薄い技が大きく活躍する(マックスレイドバトルと異なりバリアが存在しないので、「てだすけ」連発は鬱陶しいどころか普通に有用)ため、新たな発見にも繋がる。
攻略難度が高いといっても所謂準伝説であればタイプ相性さえしっかりしていればそこまで苦戦することはなく、色違い入手率が高いことや好きなボールに収められることはプラスポイントと言えるだろう。

無論手放しで評価できるものではないが、協力プレイの試みの1つとして捉えることができるのではないだろうか。
少なくとも本編ポケモンに馴染みの薄いアクションを要求される上に望みのポケモンに遭遇することすら間々ならず、性格補正を後から変更できない超絶難易度よりは余程マシである。

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ポケモン剣盾 冠の雪原 マックスレイドバトル 伝説のポケモン

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