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ラグラージ

らぐらーじ

ラグラ-ジとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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ラグラージ



基礎データ

ずかんNo.260
英語名Swampert
ぶんるいぬまうおポケモン
タイプみず/じめん
たかさ1.5m
おもさ81.9kg
とくせいげきりゅう/しめりけ隠れ特性


他言語版の名称

英語 Swampert
イタリア語Swampert
スペイン語Swampert
フランス語Laggron
ドイツ語 Sumpex
韓国語  대짱이
中国語 巨沼怪



進化

ミズゴロウヌマクローラグラージ

青い音の世界


メガシンカ

ラグラージメガラグラージ

容姿

ヒレが二つに別れた他はミズゴロウヌマクローの時の進化方向を引き継ぎ、手足がさらに太くなり、ガッシリとした体系になった。その一方で体色、腹部の色、エラの数など、一部ミズゴロウのような姿に戻っている部分もある。
バシャーモのように進化毎にイメージが一気に変化するということもなく、だんだんズレながら成長していく一方、御三家最終進化ながら目が鋭くならない(他はメガニウムのみ)など、カッコイイほうへのシフトは大きくない。
そのため、かっこよくも可愛くもなくキモいという人と、重厚でたくましくてカッコイイという人と、最終進化しても愛嬌が残りぷにぷにでカワイイという人に、ものの見事に三分される、ある意味奇跡的な姿(デザイン)となり、その結果キモクナーイというあだ名がつくことになった。

概要

『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)から登場したポケモン。
名前の由来はおそらく「ラグーン(英語:lagoon、外海から隔てられ湖沼化した地形のこと)」+「ラージ(英語:large、大きいという意味)」と思われる。

ホウエン御三家の一匹、ミズゴロウの最終進化である。
みず・じめんの2つのタイプを持っているため、弱点タイプがくさしかなく、じめんタイプを持つおかげででんきタイプの攻撃を完全に封殺できる。
攻撃面でもみずとじめんの強力なわざをおぼえられるため、ラグラージ一体でかなり多くのポケモンと戦いやすく、ストーリー攻略の相棒にはうってつけの性能を持つ。

生態

見た目通りの怪力の持ち主で、1tある大岩を運搬するだけでなく大型船も牽引できる程。素早さの値は公式で低いが水中となると話は別なようで、遊泳速度はジェットスキーに匹敵するという。
海沿いに巣を作り、レーダーのようなヒレで津波の気配を察すると大急ぎで岩を積み上げて巣を保護する。
じめんタイプらしく泥の中でもモノがはっきり見える為、泥沼地帯でも生活できるものと思われる。ポケダンでは分類を優先したのかひょうたん沼が友達エリアになっている他、レンティル地方ではミッケジャングルの沼に生息が確認されている。

対戦でのラグラージ

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
10011090859060535


恵まれたタイプと高い防御性能を持つ。種族値上は攻撃がもっとも高く、素早さに難がある以外は他の数値も高水準である。
合計種族値は僅差ながら歴代御三家で単独トップ。種族値の配分や耐性は、ガオガエンと似ている部分がある。

その上べらぼうな器用さを誇り、多彩なタイプの物理攻撃と特殊攻撃の高威力技、さらに色々な補助技を覚え、加えて苦手な敵も反射技で返り討ちに出来る場合がある。

物理攻撃、特殊攻撃、二刀流、耐久居座り、カウンター狙い、「すなあらし」対策、600族対策、起点作り、高速「がむしゃら」……と色々な型で戦うことができ、対戦での需要は高い。
歴代水御三家ではゲッコウガと並び最強クラスの実力者と言われる。

また、「カウンター」と「ミラーコート」を備えている点でも珍しく、第7世代の時点では、他にはソーナンストリトドンがいる。

「なにィッ! めざ草ァ!?」



だが、唯一の弱点であるくさタイプで攻撃されると、通常の4倍のダメージを受けてしまう。
タイプ一致を食らってはいけないのは勿論のこと、不一致でも最近ではZワザブルームシャインエクストラでゴリ押しされる機会が増えてきた。不意の役割破壊にはくれぐれも注意したい。
また、水御三家の中では唯一先制技を覚えられない。アシレーヌすら覚えられるのに。

FRLGの図鑑によると「腕は岩のように硬く一振りで相手を叩きのめす」と説明されていたが、第3世代の段階ではそれに対応するわざは、わざマシンの「きあいパンチ」「かわらわり」が辛うじて解釈できる程度であった。
しかし、それに対応するためか、第4世代になって「アームハンマー」を覚えるようになった。

隠れ特性は「しめりけ」である。
アタッカーとしては役に立ちづらい特性だが、こと起点作りとなると自滅によるあくびループ脱却を封じる強力な特性となる。
相手がしめりけを忘れじばくだいばくはつを選択すると眠ることが確定する。
(また第7世代でこいつの「ビックリヘッド」を無効化できるようになった)

ORAS』ではメガシンカを獲得し、メガラグラージとして新たな戦術を展開するようになった。
だが通常のラグラージは使われなくなるどころかむしろ器用さが再評価され、現在でも両方が対戦の第一線で活躍している。

第7世代では、メガシンカのシステムの変更により、最初のターンからすいすいを活かす事ができるようになった。ただ、多くのポケモンに配られた「アクアブレイク」を取得できていなかった。

なお、もともと「だくりゅう」は本系統の専用技だった。

第8世代ではメガシンカを没収されアタッカーとしては大幅に弱体化することになった。
攻撃技として水物理最高威力のアクアテールを没収されたが代わりに命中安定かつ追加効果のあるアクアブレイクを習得した。

大きな変化点はクイックターンを習得したこと。
この技は水版とんぼがえりというべき技で、対面操作や起点作り後にタスキを潰しつつ裏に繋ぐのに役立つ。
これがカバルドンとの大きな差別化点となり、伝説ポケモンが蔓延る現在のランクマッチで使用率20位前後と大健闘を見せている。

ポケモンGOでのラグラージ

進化前ミズゴロウの出現率が低く、進化に必要なアメも多いので、入手はかなり困難。
幸い巣はあるのでそこで積極的に集めよう。
またみずタイプなので雨が降ると出現率が上がる。

性能的にはでんきを軽減するみずタイプといったところ。
このゲームに無効は存在せず、じめんタイプがでんき技を半減させられるのだが、もう片方のみずタイプが抜群で受けるせいで、弱点(1.4)×二重耐性(0.51)=0.714倍(耐性ひとつ分)で受けるということになっている。
そのため、普通のじめんタイプと比べるとでんき技でのダメージがやや嵩張ってしまう(それでも抜群でないだけマシだが)

同タイプのヌオーと比べCPが遥かに高く、マッドショットじしんを揃えられるため完全な上位互換と言える。ただしこの構成はグラードンガブリアス等と被ってしまうのでやや考え物ではある。
一方のみず技はというとみずでっぽうなみのりだくりゅうを、そして水御三家の限定技であるハイドロカノンを揃えることができる。「なみのり」は半分ゲージで威力たったの65と物足りないが発動クールタイムがダントツで短い。この為ハイドロポンプ」とダメージ効率が殆ど変わらないという非常に優秀な性能だったりする。そして、「ハイドロカノン」はこれをさらに上回る半分ゲージで威力90という恐るべき威力を誇り、クールタイムも短めと「なみのり」のほぼ完全な上位互換となっている。
しかも通常技はシャワーズでお馴染み「みずでっぽう」なので高機動みずアタッカーとしても採用できる。しかもでんきタイプにも強い。
このようにみずタイプとしてもじめんタイプとしてもトップクラスの性能を誇り、原作同様の器用万能ぶりが窺える。

トレーナーバトルでもその強さは健在。
ゲージ回収に優れた「マッドショット」+タイプ一致かつ高性能な「ハイドロカノン」「じしん」という文句の付け所のない技構成ができ、一つしかない弱点のおかげで不慮の事故も少ない。どのリーグでも活躍できるポテンシャルを持っている
もちろん、その強さはGOロケット団との戦闘でも十二分に発揮できる。
特にボスであるサカキとの戦闘においては、豊富な耐性を持つことや、高い攻撃力により放たれる「ハイドロカノン」により相手のじめんポケモンを一気に粉砕できることから、プレイヤーからは非常に重宝されている。新技の「だくりゅう」も「マッドショット」と組み合わせれば高い回転率を誇り、相手のシールドを引き剥がすのに有用。とはいえ、こちらはかくとう技の「グロウパンチ」の方にややお株を奪われがちで、使用される機会は少なめである。
いずれにせよ、先発としても中継ぎとしても非常に優秀な働きができるのは事実。このポケモンの器用万能さが改めて証明されたといえるだろう。

その他の作品でのラグラージ

ポケモンコロシアム』では、敵組織シャドーの幹部格であるダキムの手持ちとして登場している。
……が、肝心の出番はED後。しかもED後シナリオでも終盤であるボトムコロシアムでの戦闘のみ。
エンテイをスナッチし損ねたり稼ぎのためにボトムコロシアムに潜っているなら何度も見ることになるが、そうでないなら一回こっきり戦って終了なのでかなり影が薄い。
なんならかの唯一神を産んだダキムとの初戦に出てくるヌマクローや、ダキムの上司であるジャキラとの決戦で出てくるバシャーモの方が目立っているまである……。

ポケモンレンジャー』シリーズでは初代及び光の軌跡に登場。
特に初代では難所と名高いバンギラス戦で使えと言わんばかりの位置に配置されており、多くのプレイヤーがメタングと合わせてお世話になったとか。

Newポケモンスナップ』ではアチャモ共々ホウエン御三家で数少ない出演を勝ち取っている。
ジャングル・リバーの2コースに登場。
ジャングルでは夜にしか登場しない。普段眠っているが条件を満たすと起き上がり、にこやかな笑顔を見せる。
リバーでは川の中を泳ぐ姿も見られ、条件を満たすといきなり飛び出してくることも。

アニメでのラグラージ

タケシの手持ちはヌマクロー止まりでラグラージには進化しなかったため、レギュラーとしては登場しなかったが、ゲストポケモンとして4回登場している。ちなみに、何故かトレーナー所有の3匹はサトシヘイガニとばかり対戦している。

アニメでは、ゲーム版で言うところのわざマシンや教えわざなどを披露する事が多い。また、「ハイドロポンプ」を普通に使ってくる(ミズゴロウの時でないと覚えない)。

ヒロミのラグラージ
アニメ初登場。ヌマクローだった時に後にすてられぶねとなる船舶でヒロミとはぐれ、すてられぶねで野生化していた。ヌマクローの時に「アイアンテール」を覚えている。ヘイガニ● vs ラグラージ○。

タイプの相性で「でんき」タイプのわざが効かないのが特徴のはずだが、ピカチュウの電撃に驚いたりしている。

ラグラージ3



マサムネのラグラージ
ホウエンリーグで、マサムネの手持ちとして登場。「きあいパンチ」を覚えている。ヘイガニ△ vs ラグラージ△。

ヒースのラグラージ
ゲーム同様にブレーンのヒースが手持ちとして使用する。「みずのはどう」を覚えている。ヘイガニ○ vs ラグラージ●。

……しかし、アニメの宿命とはいえ、あれだけサトシ側にダメージを与えているのに、ヒース側は一発KOなのはいかがなものか。

/キラッ☆\
ラグラージ



野生のラグラージ
シンオウ編にて臨海都市の地下水道に棲む野生個体が登場。何でそんなとこにいるんだお前。
諸事象あって縄張りを横切ろうとしたサトシ一行を襲撃したが草四倍で返り討ちに。ヘイガニはもういなかった……。
その後縄張りから出た後も執念深く一行を追撃に現れるが、ホエルオーの起こした大波に呑まれて流され退場。敵役にしてもこの扱いとは……。



上記以外に背景モブとして登場したケースもあるが、ポケモンハンターに捕獲されて石化した痛々しい姿だったりと出番に恵まれない。

映画でのラグラージ

「蒼海の王子 マナフィ」の冒頭アバンにおいて、ゲーム版RSの男主人公の手持ちとして登場。
「裂空の訪問者 デオキシス」に登場したヒトミのバンギラスと対戦し、れいとうビームを打ち込む一幕が描かれた。

「機巧のマギアナ」では映画の黒幕に操られた敵ポケモン軍団の一体として登場。
他のポケモンたち共々黒幕の手で強制的にメガシンカさせられた状態でサトシたちを襲う戦闘員としての役回りだった。

漫画でのラグラージ

ポケットモンスターSPECIAL

ルビーの「ZUZU」の最終進化形として登場。

がっしりとした強靭な体躯を得たためか、これまでに増してルビーの手持ちの中でもバトルでの活躍シーンが多く回ってきている。
演出面の都合から巨大怪獣サイズに設定されたグラードンの攻撃を素の筋力で受け止め、そのまま同じく怪獣サイズのカイオーガがむしゃらで叩きつける等非常にパワフル。

もちろんコンテストにおいても、たくましさ部門マスターランクを勝ち抜く魅力を備えている。

なお最終進化を経て精神的にも成長したためか、ミズゴロウ、ヌマクローの時にあったトレードマーク(?)の鼻水は垂らさなくなった。

ルビー誕生日



余談

上記で一通り触れた通り、解りやすくヒロイックなジュカイン・バシャーモと比べると扱い辛いのか、特に映像メディア展開では出番が少ない……どころか冷遇と評しても過言ではない程扱いが悪い。仮にも御三家の最終進化形だというのに。

アニメだけ取ってみても、ジュカインは主人公ライバルキャラの相棒を勤め、バシャーモも主人公を下したライバルキャラヒロイン準レギュラーの相棒と非常に美味しい役どころを貰っているのだが、ラグラージの登場は上記の通り。他のホウエン御三家の二匹と比べてしまうと明らかに見劣りする。
内、ライバル・強敵ポジションだったマサムネにしてもヒースにしてもラグラージが相棒・切り札と言うわけではない。
更にORASで追加されたメガシンカも、他二匹は本編中にグリグリ派手に動いたりと見せ場を貰っているのに対しラグラージだけが特別篇のおまけコーナーで十数秒しか出番がないなどとことん扱いが悪い。

ポッ拳ではホウエン御三家の中で唯一参戦していない。
ORASの発売に伴いバシャーモやジュカインが参戦したタイミングで、次に参戦するポケモンの予告としてラグラージの色である青と橙色が使用され「名前にラがあるポケモンが来る」と書かれた画像が公開されたため一時期twitterのトレンド入りにもなった。
……が、散々期待を煽っておきながら実装されたのは何故かシャンデラという謎采配であった。

だが上記の通り『Newポケモンスナップ』ではジュカイン・バシャーモを差し置いて堂々の出演を果たす。
ここから待遇が改善されてくれればよいのだが。

関連イラスト

沼地の王
ラグラージ


ラグラージ
ラグラージ



関連タグ

ミズゴロウ ヌマクロー
キモクナーイ
ポケットモンスターSPECIAL ルビー
同タイプの仲間達……ヌオー ナマズン トリトドン ガマゲロゲ

ホウエン御三家・最終形態

くさタイプジュカイン
ほのおタイプバシャーモ
みずタイプラグラージ


水御三家・最終形態

ポケモン該当地方
カメックスカントー御三家
オーダイルジョウト御三家
ラグラージホウエン御三家
エンペルトシンオウ御三家
ダイケンキイッシュ御三家
ゲッコウガカロス御三家
アシレーヌアローラ御三家
インテレオンガラル御三家

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ヌマクロー ぬまくろー

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