基礎データ
全国図鑑 | No.0260 |
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ホウエン図鑑 | No.009 |
ブルーベリー図鑑 | No.190 |
ローマ字表記 | Laglarge |
ぶんるい | ぬまうおポケモン |
タイプ | みず/じめん |
たかさ | 1.5m |
おもさ | 81.9kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | げきりゅう/しめりけ(隠れ特性) |
タマゴグループ | かいじゅう/すいちゅう1 |
各言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ラグラージ | ラグーン+large(英語で大きい) |
英語 | Swampert | swamp(沼地)+rampart(城壁)またはexpert(専門家) |
ドイツ語 | Sumpex | sumpf(沼地)+expert(専門家) |
フランス語 | Laggron | lagune(ラグーン)+gros(大きい) |
韓国語 | 대짱이 | 대(大)+짱뚱어(ムツゴロウ) |
中国語 | 巨沼怪 | 巨大+沼+怪獣 |
進化
ミズゴロウ→ヌマクロー(レベル16)→ラグラージ(レベル36)→メガラグラージ(メガシンカ、ラグラージナイト)
概要
第3世代『ポケットモンスター ルビー・サファイア』から登場したポケモンで、ホウエン地方のパートナーポケモンの一匹、ミズゴロウの最終進化である。
名前の由来はおそらく「ラグーン(英語:lagoon、外海から隔てられ湖沼化した地形のこと)」+「ラージ(英語:large、大きいという意味)」と思われる。
頭部のヒレが二つに分かれた他はミズゴロウ→ヌマクローの時の進化方向を引き継ぎ、手足がさらに太くなり、ガッシリとした体系になった。その一方で体色、腹部の色、エラの数など、一部ミズゴロウのような姿に戻っている部分もある。
バシャーモのように進化毎にイメージが一気に変化するということもなく、だんだんズレながら成長していく一方、御三家最終進化ながら目が鋭くならない(他はメガニウムのみ)など、カッコイイほうへのシフトは大きくない。
そのため、かっこよくも可愛くもなくキモいという人と、重厚でたくましくてカッコイイという人と、最終進化しても愛嬌が残りぷにぷにでカワイイという人に、ものの見事に三分される、ある意味奇跡的な姿(デザイン)となり、その結果「キモクナーイ」というあだ名がつくことになった。
見た目通りの怪力の持ち主で、1tある大岩を運搬するだけでなく大型船も牽引できる程。素早さの値は公式で低いが水中となると話は別なようで、遊泳速度はジェットスキーに匹敵するという。
海沿いに巣を作り、レーダーのようなヒレで津波の気配を察すると大急ぎで岩を積み上げて巣を保護する。
じめんタイプらしく泥の中でもモノがはっきり見える為、泥沼地帯でも生活できるものと思われる。ポケダンでは分類を優先したのかひょうたん沼が友達エリアになっている他、レンティル地方ではミッケジャングルの沼に生息が確認されている。
ゲームでの特徴
- ヌマクローがレベル36で進化する。入手に関してはミズゴロウの記事を参照。
- みず・じめんの2つのタイプを持っているため、弱点タイプがくさしかなく、じめんタイプを持つおかげででんきタイプの攻撃を完全に封殺できる。攻撃面でもみずとじめんの強力なわざをおぼえられるため、ラグラージ一体でかなり多くのポケモンと戦いやすく、ストーリー攻略の相棒としてもってこいの性能を持つ。
- 『RSE』『ORAS』ストーリー上で戦う相手に天敵たるくさタイプが少なく、いても育ったラグラージで抜ける程度の鈍足だったりそもそもくさ技覚えてなかったりで、対策できていれば大きな脅威足り得ないという点がかなりの追い風。
- この例に唯一漏れるライバルが使用するジュプトルは大きな脅威(所謂「橋の下のライバル戦」)だが、逆に言うならここの対策さえできていれば後はほぼ詰まらずにエンディングまで一直線に進める。
- 秘伝要員を無理なく兼任できることもあって、特にRTAではこだわりがない限りラグラージを採用し単騎でチャンピオンまで倒し切るのが通例となっている。
- また、『ORAS』からメガラグラージへとメガシンカが可能となり、ストーリーにおいては主人公がミズゴロウを選んだ場合に120ばんどうろでダイゴから「ラグラージナイト」を貰う事ができる(その他2匹を選んだ場合はグラードンorカイオーガとのバトル後に114ばんどうろの石屋で買う必要がある)。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
110 | 110 | 90 | 85 | 90 | 60 | 535 |
- 恵まれたタイプと高い防御性能を持つ。種族値上は攻撃がもっとも高く、素早さに難がある以外は他の数値も高水準である。合計種族値は僅差ながら歴代御三家で単独トップ。種族値の配分や耐性は、ガオガエンと似ている部分がある。
- その上べらぼうな器用さを誇り、多彩なタイプの物理攻撃と特殊攻撃の高威力技、さらに色々な補助技を覚え、加えて苦手な敵も反射技で返り討ちに出来る場合がある。
- 物理攻撃、特殊攻撃、二刀流、耐久居座り、カウンター狙い、「すなあらし」対策、600族対策、起点作り、高速「がむしゃら」……と色々な型で戦うことができ、対戦での需要は高い。歴代水御三家ではゲッコウガと並び最強クラスの実力者と言われる。
- 唯一の弱点であるくさタイプで攻撃されると、通常の4倍のダメージを受けてしまう。タイプ一致を食らってはいけないのは勿論のこと、不一致でも最近ではZワザ「ブルームシャインエクストラ」でゴリ押しされる機会が増えてきた。不意の役割破壊にはくれぐれも注意したい。
- 何故か水御三家の中では唯一先制技を覚えられない。図鑑説明で遊泳速度の比較対象が同じジェットスキー(表記も「互角」と「負けない」で差は感じられない)かつゲーム内のすばやさ種族値も同じ60のエンペルトは普通にアクアジェットを使えるのだが……一体何が違うのだろうか?
- FRLGの図鑑によると「腕は岩のように硬く一振りで相手を叩きのめす」と説明されていたが、第3世代の段階ではそれに対応するわざは、わざマシンの「きあいパンチ」「かわらわり」が辛うじて解釈できる程度であった。しかし、それに対応するためか、第4世代になって「アームハンマー」を覚えるようになった。
- 隠れ特性は「しめりけ」。アタッカーとしては役に立ちづらい特性だが、こと起点作りとなるとじばくやだいばくはつでの自滅によるあくびループ脱却を封じることができる。相手がしめりけを忘れじばく、だいばくはつを選択すると眠ってしまう。使い所は限られるが流行りによってはメタとして採用するといいだろう。(また第7世代でこいつの「ビックリヘッド」を無効化できるようになった)
第3世代
- 当時まだみずタイプの攻撃技が全て特殊技扱いであったため攻撃面では本領発揮を後発世代まで待つこととなったが、汎用くさウエポンの最高威力が「ギガドレイン」の60止まりであるため突然死の恐れは非常に低かった。コミュニティ次第では「めざめるパワー(くさ)」で包囲されることもあったが、なおも勢力を持っていた。この世代では環境の中心に立ち、最速ラグラージ抜きが素早さ調整の指標の1つとなっていた。
- ポケモンリーグ2005中学生以上の部では決勝進出者9人中1人が使用していた。
第4世代
- WCS2009日本大会グループBのFINALステージ進出者8人中2人が使用し、うち1人は同ステージ準優勝の実績を残している。
第5世代
- 隠れ特性「しめりけ」を獲得。
- くさタイプの強化によって逆風を受け、アタッカー型より起点作り型がメインであった。
第6世代
- 『ORAS』ではメガシンカを獲得し、メガラグラージとして新たな戦術を展開するようになった。だが通常のラグラージは使われなくなるどころかむしろ器用さが再評価され、両方が対戦の第一線で活躍した。
第7世代
- メガシンカのシステムの変更により、最初のターンからすいすいを活かす事ができるようになった。ただ、多くのポケモンに配られた「アクアブレイク」を取得できていなかった。なお、もともと「だくりゅう」は本系統の専用技だった。
第8世代
- 大きな変化点はクイックターンを習得したこと。この技は水版とんぼがえりというべき技で、対面操作や起点作り後にタスキを潰しつつ裏に繋ぐのに役立つ。これがカバルドンとの大きな差別化点となり、ランクマッチ環境に伝説ポケモンが解禁されて以降も一定以上の使用率をキープし続けていた。
第9世代
- 藍の円盤で解禁。テラスタルの登場により、くさ4倍弱点を克服できるようになった。どく辺りだと弱点を補完できる上にフェアリー打点でのごり押しも防げるためベター。純粋に耐性の良いはがね、ほのおでもくさ4倍弱点を補完できる。
- さらに新技として「ビルドアップ」を獲得(厳密にはBDSPでプレ獲得)。4倍弱点を消せるようになったことで即死の危険性が下がったため、「ビルドアップ」耐久型は見た目より使いやすい。だがそれ以上に「はたきおとす」を覚えたのが大きい。「ステルスロック」「あくび」「はたきおとす」「クイックターン」という技構成の、起点作りと対面操作に特化した型が作れるようになった。
- この世代では前評判通り「ステルスロック」「あくび」「はたきおとす」「クイックターン」という技構成の、通常火力を完全にカットした起点作り特化型が主流。性格も後攻「クイックターン」が安定する最遅や耐久特化を意識した「のんき」「なまいき」がメイン。後は精々「あくび」の枠を「ほえる」に変える、「ステルスロック」以外の1枠を「じしん」に変える程度(しかもシーズン14シングルで「じしん」の採用率は3割弱)しかカスタマイズ性はなく、良くも悪くも王道の使い方一本槍である。
- だがこの世代ではテラスタルが登場している上にアタッカーもインフレし切っているため、テラスタルを切らなければ王道ののんきHB型の場合「オボンのみ」込みで確定2発がざらとなり、結局「ステルスロック」1回か「あくび」1回で退場というケースも目立つように。そのため、シーズン15から早くも使用率に陰りがみられるようになった。環境の中軸にあるオーガポンに極めて弱い上に、第8世代に補完枠のサンダーがいたのと異なりくさ4倍弱点をケアできる味方に恵まれないのも無視できないところ。
レギュレーションHではカイリュー対策の「ゆきなだれ」型やブリジュラス、アカツキガチグマへの有効打となる「けたぐり」を搭載した型が開拓され、ブリジュラス軸の構築での動かし方が研究されたこともあって、シーズン23シングルバトルでは使用率33位と大健闘。
- 相方としては、カイリューやハッサム、ハバタクカミやパオジアン、ラティオスやれんげきウーラオスなど選り取り見取りで、とにかくこの世代においてはスイーパー(として使われる余地のあるポケモン)に恵まれている。
- レギュレーションHシングルバトルシーズン22最終1位構築には、王道ののんき炎テラスタル起点作り型が投入されていた。
使用トレーナー
ゲーム版
- ユウキ:RSE・ORAS男主・ライバル※1 ※2
- ハルカ:RSE・ORAS女主・ライバル※1 ※2※3
- ミクリ:ホウエンリーグチャンピオン※4
- ヒース:ドームスーパースター
- マキシ:ジムリーダー(シンオウ)※5
- デンジ:ジムリーダー(シンオウ)※5
- クリフ:GOロケット団リーダー
※1 ミズゴロウを選んで進化させた場合
※2 ライバルとしては、主人公がアチャモを選んだ場合
※3 ポケモンマスターズでのバディー
※4 BW2
※5 BDSPのバトルタワー
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンコロシアム
敵組織シャドーの幹部格であるダキムの手持ちとして登場している。……が、肝心の出番はED後。しかもED後シナリオでも終盤であるボトムコロシアムでの戦闘のみ。
エンテイをスナッチし損ねたり稼ぎのためにボトムコロシアムに潜っているなら何度も見ることになるが、そうでないなら一回こっきり戦って終了なのでかなり影が薄い。
なんならかの唯一神を産んだダキムとの初戦に出てくるヌマクローや、ダキムの上司であるジャキラとの決戦で出てくるバシャーモの方が目立っているまである……。
ポケモンGO
進化前ミズゴロウの出現率が低く、進化に必要なアメも多いので、入手はかなり困難。幸い巣はあるのでそこで積極的に集めよう。またみずタイプなので雨が降ると出現率が上がる。性能的にはでんきを軽減するみずタイプといったところ。
このゲームに無効は存在せず、じめんタイプがでんき技を半減させられるのだが、もう片方のみずタイプが抜群で受けるせいで、弱点(1.4)×二重耐性(0.51)=0.714倍(耐性ひとつ分)で受けるということになっている。そのため、普通のじめんタイプと比べるとでんき技でのダメージがやや嵩張ってしまう(それでも抜群でないだけマシだが)
同タイプのヌオーと比べCPが遥かに高く、「マッドショット」と「じしん」を揃えられるため完全な上位互換と言える。ただしこの構成はグラードンやガブリアス等と被ってしまうのでやや考え物ではある。
一方のみず技はというと「みずでっぽう」、「なみのり」、「だくりゅう」を、そして水御三家の限定技である「ハイドロカノン」を揃えることができる。「なみのり」は半分ゲージで威力たったの65と物足りないが発動クールタイムがダントツで短い。この為「ハイドロポンプ」とダメージ効率が殆ど変わらないという非常に優秀な性能だったりする。そして、「ハイドロカノン」はこれをさらに上回る半分ゲージで威力90(トレーナーバトルは80)という恐るべき威力を誇り、クールタイムも短めと「なみのり」のほぼ完全な上位互換となっている。
しかも通常技はシャワーズでお馴染み「みずでっぽう」なので高機動みずアタッカーとしても採用できる。しかもでんきタイプにも強い。
このようにみずタイプとしてもじめんタイプとしてもトップクラスの性能を誇り、原作同様の器用万能ぶりが窺える。
トレーナーバトルでもその強さは健在。ゲージ回収に優れた「マッドショット」+タイプ一致かつ高性能な「ハイドロカノン」「じしん」という文句の付け所のない技構成ができ、一つしかない弱点のおかげで不慮の事故も少ない。どのリーグでも活躍できるポテンシャルを持っている。
もちろん、その強さはGOロケット団との戦闘でも十二分に発揮できる。特にボスであるサカキとの戦闘においては、豊富な耐性を持つことや、高い攻撃力により放たれる「ハイドロカノン」により相手のじめんポケモンを一気に粉砕できることから、プレイヤーからは非常に重宝されている。新技の「だくりゅう」も「マッドショット」と組み合わせれば高い回転率を誇り、相手のシールドを引き剥がすのに有用。とはいえ、こちらはかくとう技の「グロウパンチ」の方にややお株を奪われがちで、使用される機会は少なめである。
しかし、あまりにも強すぎたためか2023年秋に「じしん」の威力ナーフ&「マジカルリーフ」「くさわけ」の大量配布という重すぎる逆風を受けた。これによりラグラージを含め、今までの環境の大きな変化が予想される。
いずれにせよ、先発としても中継ぎとしても非常に優秀な働きができるのは事実。このポケモンの器用万能さが改めて証明されたといえるだろう。
ポケモンマスターズ
ハルカ&ラグラージ
2021年1月14日に実装。当初はミズゴロウで、条件を満たせば「バディーズエピソード」で進化可能。
性能はあまごいで天候を雨にして攻めるアt…テクニカルロール。雨に関するスキルとバディストーンボードを大量に保有しており、雨が降っている時の戦闘力は格段に上がる。
バディーズ技を使用するとメガラグラージになる。
自身で攻めるのもいいが、他の水バディーズの火力補強も可能であり、水編成では必須バディーズと言っても過言ではない。マスターバディーズであるアオギリ&カイオーガとは相性抜群であり、雨パの結論編成とまで言われている。
技
だくりゅう |
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30%の確率で相手の命中率を1段階さげる |
あまごい |
天気をあめにする |
だいちのちから |
10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
準備はいいよね? |
自分のわざゲージを2増やす。自分の特攻と急所率を1段階あげる |
バディーズ技
フィールドかけめぐる だくりゅう |
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バトル終了までメガラグラージになる。天気があめのときは威力があがる |
パッシブスキル
雨時威力上昇3 |
---|
天気があめのときは技の威力をあげる |
雨時技ゲージ加速2 |
天気があめのときはわざゲージが早くたまるようになる |
相手命中率↓分威力↑ |
相手の命中率がさがっているほど自分の技の威力をあげる |
パッシブスキル(メガシンカ時)
雨時威力上昇5 |
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天気があめのときは技の威力をあげる |
雨時技ゲージ加速4 |
天気があめのときはわざゲージが早くたまるようになる |
相手命中率↓分威力↑ |
相手の命中率がさがっているほど自分の技の威力をあげる |
ポケモンレンジャーシリーズ
初代及び光の軌跡に登場。特に初代では難所と名高いバンギラス戦で使えと言わんばかりの位置に配置されており、多くのプレイヤーがメタングと合わせてお世話になったとか。
Newポケモンスナップ
アチャモ共々ホウエン御三家で数少ない出演を勝ち取っている。ジャングル・リバーの2コースに登場するが、ジャングルでは夜にしか登場しない。普段眠っているが条件を満たすと起き上がり、にこやかな笑顔を見せる。
- リバーでは川の中を泳ぐ姿も見られ、条件を満たすといきなり飛び出してくることも。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
タケシの手持ちはヌマクロー止まりでラグラージには進化しなかったため、レギュラーとしては登場しなかったが、ゲストポケモンとして登場している。ちなみに何故かAGで登場したトレーナー所有の3匹はサトシのヘイガニとばかり対戦している。
アニメでは、ゲーム版で言うところのわざマシンや教えわざなどを披露する事が多い。また、「ハイドロポンプ」を普通に使ってくる(ミズゴロウの時でないと覚えない)。
- ヒロミのラグラージ
- ヒースのラグラージ
- ゲーム同様にブレーンのヒースが手持ちとしてウインディと共に使用。サトシのヘイガニ、オオスバメとバトルを行った。
- 序盤からウインディとの連係プレーでサトシ側を圧倒し、自身のみずのはどうとウインディのだいもんじによる合わせ技である「炎と水のフュージョン」攻撃によりオオスバメとヘイガニに大ダメージを与えて追い込んだ。
- が、サトシ側の「ぎりぎりまで引き付けて回避することでウインディのしんそくをラグラージに誤爆させる」「ウインディのかえんほうしゃとヘイガニのバブルこうせんをぶつけ合わせて多量の水蒸気を起こし視界を塞ぐ」という作戦にはめられ、体勢を立て直す前にオオスバメのつばめがえしを叩き込まれ倒れた。
- なお、サトシ側からまともに喰らった攻撃はこの〆のつばめがえし一発のみだったりする。
- DP91話
- トライアスロンのポケモンで登場。
- 特別編「最強メガシンカAct2」
- イメージのみ登場
- 新無印63話
- 映像のみ登場。
- ミクリのラグラージ
- 新無印に登場したミクリの手持ちで、サトシとのバトルで先鋒として登場。カイリューと対戦しだくりゅうを放った。
野生のラグラージ
- DP109話
- 臨海都市の地下水道に棲む野生個体が登場…何でそんなとこにいるんだお前。諸事象あって縄張りを横切ろうとしたサトシ一行を襲撃したが草四倍で返り討ちにされた。
- その後縄張りから出た後も執念深く一行を追撃に現れるが、ホエルオーの起こした大波に呑まれて流され退場。敵役にしてもこの扱いとは……。
- 新無印133話
- 「さいはてのことう」の野生個体が登場し、プロジェクト・ミュウのチェイサー達を襲撃した。トキオのビリジオンにより撃退されている。
劇場版
- 「蒼海の王子マナフィ」
- 冒頭アバンにおいて、ゲーム版RSの男主人公の手持ちとして登場。「裂空の訪問者デオキシス」からゲスト出演したヒトミのバンギラスと対戦し、れいとうビームを打ち込む一幕が描かれた。
- 「ボルケニオンと機巧のマギアナ」
- 映画の黒幕に操られた敵ポケモン軍団の一体として登場。他のポケモンたち共々黒幕の手で強制的にメガシンカさせられた状態でサトシたちを襲う戦闘員としての役回りだった。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ルビーのZUZU
- 性別:♂・特性:げきりゅう←→すいすい
- 性格:のんき・個性:のんびりするのがすき
- 前口上:「時の流れは移り行けども、変わらぬその身のたくましさ。ほとばしたるは怒りの激流!」
- いがみ合いながらもそれなりに交友を育んでいたサファイアと仲違いし落ち込むルビーの前で進化。
- 手持ちが小型~中型のポケモンばかりでここまで移動は他人の乗り物に頼っていたルビーが初めて獲得したまともな移動要員でもあり、進化直後にも失意のルビーを乗せてヒマワキシティからカイナシティまで航行した。
- 精神的にも成長したためか、ミズゴロウ・ヌマクローの時にあったトレードマークの鼻水は垂らさなくなっている。がっしりとした強靭な体躯を得たため名実共にルビーの主力となり、これまでに増してルビーの手持ちの中でもバトルでの活躍シーンが多く回ってきている。
- 演出面の都合から巨大怪獣サイズに設定されたグラードンの攻撃を素の筋力で受け止め、そのまま同じく怪獣サイズのカイオーガにがむしゃらで叩きつける等非常にパワフル。
- もちろんコンテストにおいても、たくましさ部門マスターランクを勝ち抜く魅力を備えている。
- 第6章でもルビーの主力としてバトルドームやバトルタワーでの戦いで活躍。終盤にハイドロカノンを習得し、歴代図鑑所有者10人の究極技一斉射に参加した。
- 第13章では諸事情あって単独行動をとるルビーからサファイア達に預けられており、石の洞窟付近でキワメの修行を受ける。その後シーキンセツでメガシンカを遂げた。
〈ルビーの手持ち〉 |
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NANA (ポチエナ→グラエナ♀️) |
COCO (エネコ→エネコロロ♀️) |
RURU (ラルトス→キルリア→サーナイト↔️メガサーナイト♀️) |
ZUZU (ミズゴロウ→ヌマクロー→ラグラージ↔️メガラグラージ♂️) |
POPO (ポワルン♀️) |
MIMI (ヒンバス→ミロカロス♀️) |
???※4章の重大なネタバレ |
『赤き情熱と藍き英知』
- 双子の主人公の兄・オメガのポケモンとして登場。
余談
不遇?
- 上記で一通り触れた通り、解りやすくヒロイックなジュカイン・バシャーモと比べると扱い辛いのか、特に映像メディア展開では出番が少ない……どころか冷遇と評しても過言ではない程扱いが悪い。仮にも御三家の最終進化形だというのに。
アニメ
- ジュカインは主人公やライバルキャラの相棒を勤め、バシャーモも主人公を下したライバルキャラやヒロイン、準レギュラーの相棒と非常に美味しい役どころを貰っているのだが、ラグラージの登場は上記の通り。他のホウエン御三家の二匹と比べてしまうと明らかに見劣りする。
- 内、ライバル・強敵ポジションだったマサムネにしてもヒースにしてもラグラージが相棒・切り札と言うわけではない。
- 更にORASで追加されたメガシンカも、他二匹は本編中にグリグリ派手に動いたりと見せ場を貰っているのに対しメガラグラージだけが特別篇おまけコーナーの十数秒しか出番がないなどとことん扱いが悪い。
派生作品
- 『ポケモンレンジャー バトナージ』ではホウエン御三家の中で唯一登場していない。しかもジュカインとバシャーモは進化前が出現せず、彼ら単品での登場だったため余計にハブられた感が強まっている。ちなみにこちらも進化前二匹は登場していない。
- 『ポッ拳』でもホウエン御三家の中で唯一参戦していない。ORASの発売に伴いバシャーモやジュカインが参戦したタイミングで、次に参戦するポケモンの予告としてラグラージの色である青と橙色が使用され「名前にラがあるポケモンが来る」と書かれた画像が公開されたため一時期twitterのトレンド入りもした。……が、散々期待を煽っておきながら実装されたのは何故かシャンデラという謎采配であった。
- と、スタッフたちはラグラージに恨みがあるのだと言わんばかりに同期の二匹とあからさまに待遇に差を付けられてばかりだったラグラージだったが、『Newポケモンスナップ』ではジュカイン・バシャーモを差し置いて堂々の出演を果たした。言うまでもないだろうがこの三匹の中でラグラージがハブられないどころかピンで採用されるのは登場から19年経って初である。ここから待遇が改善されてくれればよいのだが。
関連イラスト
関連タグ
0259.ヌマクロー→0260.ラグラージ(メガラグラージ)→0261.ポチエナ
ホウエン御三家・最終形態
水御三家・最終形態
ポケモン | 該当地方 |
---|---|
カメックス | カントー御三家 |
オーダイル | ジョウト御三家 |
ラグラージ | ホウエン御三家 |
エンペルト | シンオウ御三家 |
ダイケンキ(ヒスイダイケンキ) | イッシュ御三家(ヒスイ御三家) |
ゲッコウガ | カロス御三家 |
アシレーヌ | アローラ御三家 |
インテレオン | ガラル御三家 |
ウェーニバル | パルデア御三家 |