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ウーラオス

うーらおす

ウーラオスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場する伝説のポケモンである(メイン画像はウーラオス・いちげきのかた)。
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基礎データ

ずかんNo.892
ぶんるいけんぽうポケモン
タイプかくとう/あく(いちげきのかた)・かくとう/みず(れんげきのかた)
たかさ1.9m
おもさ105.0kg
とくせいふかしのこぶし


進化

鎧の孤島!


ダクマウーラオス(十分懐かせた状態で"双拳の塔"のどちらかを挑み、塔の掛け軸を見せると進化。どちらを選ぶかでフォルムが決定)

概要

ポケットモンスターソード/シールド』から新たに登場する伝説のポケモン。DLC第一弾『鎧の孤島』のメインとなる存在で、ダクマが厳しい鍛錬の末に進化した姿である。

大柄な獣人の姿をしており、白と黒の『』を着込んだかのような屈強な肉体や、頭部から伸びた鉢巻きのようにたなびく毛という、熟練の武術家を思わせる出で立ちを持つ。
粘り気の強いミツが大好物。

ウーラオスに進化するには塔に挑む前に十分懐かせる事が必須。逃がすか、ポケモンホームポケジョブに移してストーリーを進行すると、悲しいイベントが発生する上に通信交換で貰ったダクマしか進化できなくなる為注意が必要。

アーゴヨンシルヴァディ等と同じく進化によって手に入る伝説で、彼ら同様公式大会に出られる準伝説相応のポケモンである。
伝説としてはヒードラン以来と14年ぶりに進化前共々雌雄の性別がついているが、育て屋などでダクマの卵を量産することはできないので注意。
ちなみに、性別の比率は御三家同様7:1で♂の方が圧倒的に多い。

2つの「かた」

神アプデなんじゃあ、、


ウーラオスはダクマ時に積み重ねてきた修行により、タイプが異なる二種類の「かた」を身につける。
これはバージョン限定ではなく、ストーリー中に登場する建造物『双拳の塔』のどちらかを踏破するかの選択によって決められ、覚えられる専用技にも違いがある。

特性は共通し、ウーラオスだけが持つ「ふかしのこぶし」
接触技を使用した時に、「まもる」など攻撃から身を守る技を貫通して攻撃できる効果を持つ。

いちげきのかた

「べあーく!!」
一撃必殺を得意とするスタイルのウーラオスの姿。八極拳を思わせる構えをとり、所々の毛は逆立っている。
の塔」を踏破したダクマはこの姿へと進化し、タイプはズルズキンゴロンダと同じ、あく・かくとう複合へと変化。

情け容赦のない戦い方を好み、激情すると見境なく相手を追い詰め叩きのめす。直線的な動きが特徴で、離れた間合いから瞬時に相手の懐に飛び込むことで攻撃する。

専用技はあんこくきょうだ
あくの技を極めたウーラオスのみが使えるわざで、必ず相手の急所に当たる。
相手の能力変化などの影響を受けずに攻撃をすることができ、同じ効果の中では威力が最も高い。

れんげきのかた

「べあくあ!」
連続攻撃を得意とするスタイルなウーラオスの姿。蟷螂拳を思わせる構えをとり、所々の毛は流れている。
の塔」を踏破したダクマはこの姿へと進化し、タイプはニョロボンケルディオと同じ、みず・かくとう複合へと変化。

冷静沈着で相手の敵意や攻撃をかわしながら様子を探り、実力を測って戦う。戦闘中は水のように緩やかな動きで相手の動きを受け流しつつ、怒涛の連続技で相手を圧倒する。

専用技はすいりゅうれんだ
みずの技を極めたウーラオスのみが使えるわざで、必ず相手の急所に当たる。
相手の能力変化などの影響を受けずに攻撃をすることができ、同じ効果の中で初の連続技となる。


あくまで外見上は構えと毛の向きが違うだけでフォルムチェンジのように姿そのものが変わる訳ではないので、非戦闘時やミニアイコンなどでは共通の立ち姿で、毛並みはどちらともつかない角度になっている。

そのため対人戦でのウーラオスは選出画面の段階で他のポケモン以上に戦術が読まれにくいという、かつてのメガリザードンを彷彿とさせる特徴を持っている。

キョダイマックス

いちげきれんげき
タイプかくとう・あくかくとう・みず
たかさ29.0m~26.0m~
おもさ???.?kg???.?kg


けんぽうポケモン・ウーラオスがキョダイマックスした姿。キョダイマックスポケモンの中で伝説のポケモンは初となる。
現実の仁王や狛犬等に見られる破邪・魔除けの様式である阿吽を思わせる部分もある。
それぞれのかたによって、キョダイマックス時の姿や専用技が異なる。

20200626


「いちげきのかた」は全身が白とのカラーリングとなり、雄叫びを上げているかのような怒りに満ちた表情を浮かべているのが特徴。その猛々しい表情から「怒りの化身」「怒りによって世界の邪気を払う神の使い」とも言われている。
放たれる一撃はダイマックスしたポケモンを吹き飛ばすほどの衝撃波を発生させる凄まじい威力。

このウーラオスが放つあくタイプの攻撃は「キョダイイチゲキ」へと変化し、相手のダイウォールを含むまもる系の技の効果を貫通して攻撃ができる。

20200618


「れんげきのかた」は全身が白とのカラーリングとなり、頭のハチマキのような毛は伸びた事で天衣の様に身体にたなびいている。
常に片足立ちの静かな構えを崩さず、溢れるキョダイマックスのエネルギーを爆発させる時を待っている。
怒りを秘めた鋭い眼光に睨まれると、心の奥底を見透かされたかのように感じ激しく動揺する者もいれば、邪鬼を浄化してもらったように感じる者もいるという。

このウーラオスが放つみずタイプの攻撃は「キョダイレンゲキ」へと変化し、効果は「キョダイイチゲキ」と同じ。

ダイアークはウーラオスの能力とは完全にミスマッチなため、いちげきのかたの場合はシングルならキョダイマックス一択。ダブルでは隣に特殊技を使えるポケモンがいる場合、通常ダイマックスも採用の余地がある。
一方でれんげきのかたの場合はダイストリームの雨による威力上昇も強力なため、構築次第では通常のダイマックスも候補になる。

ちなみに、ウーラオスのキョダイマックス可否を切り替えるためのダイスープは、ダイキノコだけではなく、ダイマックスしたミツハニービークインから取得できる『ダイミツ』が必要になる。マスタード曰く、ウーラオスはダイキノコの風味が苦手なためそのままでは飲めないのだとか。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ
両フォルム共通100130100636097

どちらのかたでも種族値は同じで、HP、攻撃、防御と共に高い水準。素早さもかのミミッキュを1上回り先手を取れる絶妙なライン。
合計値は550と伝説としては控え目だが、特性や専用技が非常に強力で、まもるやダイウォールといった時間稼ぎ手段にとても強いのが特徴。

「いちげきのかた」はあくタイプである為、環境に蔓延るゴーストタイプを「あんこくきょうだ」で次々屠ってゆける強みを持ち、いたずらごころで上から出鼻を挫かれる心配もない。
ギルガルドに対しても「キングシールド」を全く恐れる事なくガンガン突っ込んでいける。
先制技も高威力の「ふいうち」を覚えるが、相手が攻撃技を使用かつこちらが先制しないと失敗するという癖の強いものなので安定はしない。
また、あくタイプの技は等倍範囲が広いために一貫性が高く、あんこくきょうだは確定急所なのでいかく等での誤魔化しも利かず受けられにくい。

威力自体も実質180と破格なので、あくタイプを半減するかくとうかフェアリーでもなければ受け出しが安定しない(攻撃特化でいのちのたま以上の道具を持っていればB特化のエアームドですら確2にしてしまう)。このため「受けループ戦術」に対しては無類の強さを発揮する。

一方で、フェアリータイプ4倍のネックはやはり気になり、こちらからの一致技も両方半減される天敵となる。
対抗したいならはがねタイプの「アイアンヘッド」を覚えることは必須だが、対面では「ばけのかわ」を突破出来ず返り討ちを許すミミッキュが鬼門で、同じかくとうタイプとの対面も苦手としている。
弱点は少ないが耐性も少ない為、等倍のゴリ押しで倒されることがないように注意。


「れんげきのかた」は環境に蔓延るフェアリータイプは上記の型ほど驚異にはならず4倍弱点が無く半減できるタイプも多い。
「すいりゅうれんだ」でばけのかわやタスキ等の小細工を許す事なく屠ってゆける強みを持ち、リベロ持ちエースバーンに対しても、スカーフで上を取れれば有利となる。

こちらの専用技はみずタイプなのでちょすいやタイプ相性で受けられやすいが、やはり確定急所なので「いちげきのかた」同様にいかく等では誤魔化しが利かない。
威力自体は「あんこくきょうだ」に劣ってしまう(実質威力168)が、連続攻撃という点がそれを補って余りある。
先制技は「アクアジェット」を覚える。「ふいうち」と違って威力は低いが、癖がなく安定している。

一方であくタイプの技を一切覚えることが出来ない為、ゴーストやエスパーへの対策が厳しい。
一致技を両方半減するドラパルトや、連続技が仇となってしまうナットレイ・ゴツメ持ち等の受け出しが鬼門で、ちょすいブルンゲルに至っては一致技両方無効で成す術がない天敵。
「グラススライダー」持ちのゴリランダーも苦手としているが、ゴリランダーに対しては現状物理型しかいないことを逆手に取り、きあいのタスキで耐えてカウンターで強引に落とすという戦法も散見されるようになってきている。

耐性が多い分2倍弱点も多い為、思わぬ所からのサブウエポンで痛手を食らう事もあるので注意。
ちなみに歴代ポケモンで唯一種族値が特攻<攻撃で物理炎技を覚える水タイプである。


総じて得手不得手が非常にハッキリしているポケモンで、一方のかたが苦手とする相手にも、もう一方のかたなら対抗できるというケースが多い。カプ神(特にカプ・コケコ)の様などちらのかたでも厳しいポケモンもいる為、そういった相手には潔く「とんぼがえり」等で引くという選択肢が取りやすい。
また、育成次第で速くも硬くもなる数値故、状況に応じた方向に特化させやすいカスタマイズ性も魅力的。
とはいえ、特防が低いので等倍であっても火力特化したサザンドラの「りゅうせいぐん」はさすがに受けられない。素早さでも上回られているため対峙した場合は無理に突っ張らずに交代しよう。
また、専用技は確定急所技の関係でシェルアーマーカブトアーマーといった急所に当たらなくなる特性には火力が大きく落ちてしまう。これらの特性の持ち主に対してはかくとう技やサブウェポンで弱点を突けるものも多いが留意しておきたい。

どちらが強いかはよく議論の俎上に載せられるが、実際のところ甲乙つけがたい。
「いちげき」はエスパー無効ゴースト半減かつあく技確定急所が最大の魅力。弱点も少ないが4倍弱点を抱える。特にダブルでの採用が多く見られ、サポート役のエスパー・ゴーストを牽制することができる。

「れんげき」は4倍弱点がなく耐性も「いちげき」より多い。何より高威力の連続技を持つのが長所。雨パと組ませることもできる。どちらかと言えばシングルで採用されやすい。
ちなみに「いちげきのかた」と「れんげきのかた」の対決になった場合、タイプ相性の関係で「れんげきのかた」が優位になる。

シーズン13では初めてシングルバトルの使用率で「いちげき」が「れんげき」を上回った。
理由としては環境上位で原種サンダーウオノラゴンの組み合わせが流行し、ウオノラゴンエラがみ対策も当然増えていき、それがそのまますいりゅうれんだの対策にもなってしまっていることが挙げられる。
また、サンダーのせいでんきナットレイてつのトゲガブリアスさめはだ等、すいりゅうれんだの連続攻撃が仇になる特性も増えてしまっている。

一方で「いちげき」の方はあく・かくとうの両方を半減以下に抑えられるポケモンが環境上位にカプ・レヒレくらいしかおらず、どくづきアイアンヘッド等のサブ技も加えれば全てを受け切れるポケモンはほとんど存在しないことが注目され、使用率が伸びてきている。
また、ダブルバトルにおいては「いちげき」がポケモンHOMEのランキングトップに位置するという快挙を成し遂げている。

2020年8月に行われたポケモン日本一決定戦では、いちげきのかたがマスターカテゴリで、れんげきのかたがジュニアカテゴリでそれぞれ優勝を飾っている。
中でもマスターカテゴリの選手はキョダイマックスではなく敢えてダイマックスを採用して優勝した(理由は本人曰く「ダイアークから隣のトゲキッスによる『マジカルシャイン』に繋げる立ち回りなどを想定していた」とのこと)ため、その多様性が窺える。

余談

名前の由来は厳密には不明だが、ラテン語で「クマ」を表すUrusと、ギリシャ神話の天の神ウーラノスが関係していると思われる。キョダイマックスにも、「邪気を払う神の使い」という説明がある。
または、ローブシンにも似ているが、中国語での「武老子」の可能性も否定できない。根拠として、英語表記の「Urshifu」が、ラテン語で「クマ」を表すUrusと、中国語で「師匠」を表す「師父」のShifuの組み合わせの可能性がある。
単純に武術の掛け声である「ウラァッ!」と「押忍!」という可能性もあるが。

ウーラオウ(ガラルのすがた)


モチーフになったかは不明であるが、それぞれのかたが『北斗の拳』のラオウ剛の拳の使い手)とトキ柔の拳の使い手)を彷彿とさせるという指摘も一部である。というか、「キョダイイチゲキ」は拳から暗黒のエネルギーをぶっ放して敵を攻撃するという技で、どこからどう見ても北斗剛掌波にしか見えないと一部で話題になっている。
また、いちげきのかたがバーチャファイター結城晶に似ているという声も一部存在する。

キョダイマックスの姿やその性質等も含め、どちらかといえば東洋的な要素が多く、『剣盾』のストーリーの元になった『アーサー王伝説』とも一見関係なさそうに思えるが、「アーサー」という名前自体が「クマの王」という意味の単語に由来するという説もあるため、実は無関係ではない。
イギリスには少なくとも11世紀中ごろまではヨーロッパヒグマが生息していた(現在は絶滅)ので、イギリスとクマという組み合わせは必ずしもミスマッチというわけでもなかったりする。

マスタードの道場にズルッグニョロボンが居たのはウーラオスの二形態の複合タイプを意識していた演出と思われる。

関連イラスト

鎧の孤島
鎧の孤島


蜜
クマパーティー!



関連タグ

ポケモン剣盾 鎧の孤島
伝説ポケモン 準伝説
バドレックス

ゲイツリバイブ:初期状態の強化先で、一撃型と連撃型の二つの姿を持つなどからこれを連想した人が多数いた模様。但しあちらは二つのモードを切り替えて使えるが、こちらは進化先で姿や能力が固定される。

ウルトラマンコスモス:赤と青二種の姿を持つヒーロー。は悪への怒りを燃やして戦う形態、は心を穏やかにしなやかな動きで戦う形態と役割も似通っている。特にいちげきのかたはカラーリングも合間ってそれのようにも見える。

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ダクマ だくま

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