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ヒードラン

ひーどらん

ヒードランとは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

全国図鑑No.485
ぶんるいかこうポケモン
タイプほのお/はがね
たかさ1.7m
おもさ430.0kg
とくせいもらいび


他言語版の名称

英語 Heatran
イタリア語Heatran
スペイン語Heatran
フランス語Heatran
ドイツ語 Heatran


概要

初出は『ダイヤモンド・パール』(第4世代)。
ハードマウンテンの最奥で1匹のみを捕獲できる、伝説のポケモンである。
ゲームの進行上、殆どの人が最後の方にゲットすることが多い。にも関わらず……

かざんの ほらあなに せいそく。じゅうじの ツメを くいこませて カベや てんじょうを はいまわる。

その伝説からかけ離れたあんまりな図鑑内容にガッカリしたプレイヤーが多かったとか。
おまけにいかにも台所にいそうな見た目も相俟って、いつしかゴキブロスと呼ばれるようになってしまった。
ゲーフリもこれを承知、それどころか積極的にネタにしていくスタンスらしく、教え技でむしくいを覚えられる。
一応伝説らしい伝承も存在し、それによるとシンオウ地方が誕生した際にこぼれだした火の玉からハードマウンテンと共に生まれた存在らしい。またヒードランの影響でハードマウンテンが噴火してしまうので「かざんのおきいし」で封印されたようだ。元ネタは日本神話のカグツチからだと思われる。

タイプはほのおとはがねという唯一の組み合わせ。
マグマのような燃え滾る血液が流れており、その熱さは自身の鋼の体の一部を溶かすほどで、周囲の気温も大きく上昇させる。
複眼なのかは分からないが、瞼が無いらしく瞬きをしない。眠らせても目を閉じない。
伝説のポケモンでは唯一♂♀どちらの性別もある。で、交配でもするのかと思いきやタマゴは生まない。何なんだアンタ。

BW2ではリバースマウンテンに出現する。
ただし18番道路から「かざんのおきいし」を持ってくる必要がある。レベルは68。
しかも上から突然降ってくる。やっぱりお前はゴキ……

ORASではグラードンまたはカイオーガのイベント後、日照りの岩戸の最深部に出現する。
USUMでは『US』でのみ、ウルトラホールから行ける世界に登場することがある。

ゲームでは

「伝説のポケモン」という大きすぎる肩書故に不憫な扱いが絶えないヒードランだが、対戦では決して侮れないどころか伝説の名に恥じない強さを誇る。

HP攻撃防御特攻特防素早さ
919010613010677

腐っても合計種族値は600。「すばやさ」以外の種族値はいずれも高水準で、特に「とくこう」の数値は130もあり、ほのおタイプの中ではかなり上位。
その低いとされる「すばやさ」種族値も並程度にはあり、性格補正とスカーフを組み合わせれば130族を凌ぐことも可能。
じめんタイプから4倍ダメージを受けてしまうのが難点だが、はがねタイプ+特性「もらいび」であることから耐性は多い(第6世代では半減4、四半減5、無効2)。
特にフェアリータイプの技を1/4にできる数少ないポケモンであるため、フェアリー相手の戦いでは重宝される。
当の4倍弱点も、第5世代から登場した「ふうせん」を使えば無効化できる。ローテーションバトル以外では登場した時点でほぼバレてしまうのがネックだが。

マグマストームという専用技を習得でき、大ダメージと拘束ダメージが期待できるが、命中率が低いため、過信は禁物。
BWは命中率が70から75に上昇。
XYで威力が下がったが、代わりに拘束時の割合ダメージが増加。

戦術としては豊富な耐性、タイプ故にはがね・どくを呼ばせないことを生かした「どくどく」、「みがわり」、「マグマストーム」などでの持久戦がシングルでは主流。
かたやダブルでは晴れ時に威力が上がる「ねっぷう」、「オーバーヒート」などの炎技、はがね技「ラスターカノン」を用いたアタッカーが主流。
サブ技では相性補完に優れ同族にも強い「だいちのちから」、無効や半減が少なめの「りゅうのはどう」、「あくのはどう」、Zワザで苦手なみずタイプを返り討ちにできる「ソーラービーム」、一仕事終えたら自主退場できる「だいばくはつ」など。
補助技は前述した「どくどく」以外に「おにび」、「ステルスロック」と中々。
固有タイプを生かしてクレセリアと組んだ通称クレセドラン、SMで登場したカプ・ブルルブルルドランという構築がある。

得意な相手に滅法強く、出しどころさえ間違えなければ大活躍が期待できる。


なお、かつては『ポケモンレンジャー光の軌跡』の特典として、「ふんか」持ちのヒードランLv.50を手に入れることができた。ただし、性格は「れいせい」固定。
一見外れと思いきやクレセリアとの相性がよいことから「トリックルーム」下で降臨させると凄まじい火力を誇る。非常に強力かつ稀少価値の高い存在であることから同ソフトの中古価格が跳ね上がったことがあった。
ただし現在では同個体をレーティングで使うことができない。

ちなみに、さかさバトルにこいつを出してはいけない。
何故なら四半減は4倍弱点に変わってしまう為、4倍弱点が5つという悲惨なことになっているからである。

ポケモンGOでのヒードラン

2018年12月19日に、ギラティナ(アナザーフォルム)、クレセリアに続く、3体目のシンオウ伝説枠として登場。他の伝説ポケモン同様、レイドバトル限定での登場となる。

CPは44905と、前回のクレセリアよりも低い。防御力も低めである上、じめんに対して二重弱点を抱えているので、グラードンドサイドンなどの強力なじめんタイプのポケモンを揃えておけば、そこまで攻略には苦労しない。ダメージ効率は多少劣るものの、みずやかくとうでも十分なダメージは入るので、駒が足りない場合は、カイオーガシャワーズカイリキー等をパーティーに組み込んでみるとよい。
効果抜群のダメージ倍率が上方修正されたこともあって2人で討伐に成功したという報告も上がっているので、自信があるなら挑戦してみるのも面白いだろう。

肝心の性能はというと、原作の高いとくこうを反映してか、攻撃性能だけなら非常に優秀。
だが、覚える技に目を向けてみると、通常技がほのおのうずむしくい、ゲージ技がだいもんじアイアンヘッドストーンエッジと何とも微妙すぎるものばかりである。
一致ゲージ技が「だいもんじ」どまりなので、オーバーヒートを覚えられる他のほのおタイプのポケモンと比べるとどうしても火力では後れを取ってしまいがち。はがね技で勝負をしようにも、「アイアンヘッド」ではやや火力不足であり、さらに通常技がよりによって不一致技の「むしくい」なので、ほのお特化よりもさらに厳しい戦いを強いられることになる。
もっともヒードランは原作においても「バレットパンチ」や「メタルクロー」などといった、本作において通常技に該当するはがねタイプのわざを覚えられないので仕方の無いところはあるのだが……よりにもよってアレを連想させる技とは。
ただしヒードランは伝説のポケモンというだけあって大技の習得が多い一方で基礎的な小技には恵まれておらず、原作において習得可能な、通常技としてポケモンGOにおいて実装済みの技は他には同じくほのおタイプの「ほのおのキバ」、わざマシンさえ対応していれば誰でも習得可能な「めざめるパワー」、最新作では習得手段の断たれた「いわくだき」「どろかけ」の4つしか存在していない。

このように原作譲りのネタポジションでプレイヤーからは落胆の声が広がっているが、全く使えないかというと案外そうでもなかったりする。
まず討伐が比較的しやすいということもあって、貴重なはがねタイプの戦力となり、ステータスも高いので安定して戦うことができる。特に初心者にとってはプレイヤーを数人集めさえすれば手に入る可能性があるというのは好材料と言える。
更に耐性も優秀で、フェアリー半減をはじめ多くのタイプに優位を取れる。特にジム常連のサーナイトに対しては最適解の1つと言え、「アイアンヘッド」でタイプ一致抜群を取れる他向こうから抜群を取られることもない。この他メタグロスケッキングも「じしん」さえ来なければ簡単に倒せる。
散々ネタにされている「むしくい」もゲージが溜まりやすいと考えれば悪くなく、強力なメンバーが揃うエスパータイプに抜群を取れる点は大きい(肝心のポケモンには1倍だが)。
得手不得手がハッキリしているため、ジムバトルやレイドバトルの入門(タイプ相性を覚えるという意味で)としては最適と言えるだろう。

アニメでのヒードラン

アニメで初登場した際はポケモンレンジャーナツヤが登場する回で、彼の言動から珍しいポケモンであることは窺えた。

しかし、シンオウリーグ編では、サトシたちがリーグの参加登録をする場面で、名も無き一般トレーナーのポケモンとして列に並んでいる姿が確認されている。しかも、ついにサトシと対戦することはなく、画面で映らないモブ戦で負けた思われる。
せめてタクトに負けたのだと信じたいが、負けたポケモンの組み合わせを見る限りそんなことはないようだ。

映画アルセウス 超克の時空へ」に登場した際もギシンのポケモンとして登場したが、普通のポケモンのように登場。しかも鎧のおかげで余計Gに見える上、ミーナとギシンの会話シーンで部屋の壁を普通に這い回っていた

アニメでもこんな扱いとは……

余談

名前の由来は「火」+「ドラゴン」でモチーフもズングリとした体型、特徴的な斑点模様などから、モチーフは恐らくサラマンダー(実在する両生類のファイアサラマンダーあるいは炎の精霊とされる幻獣の方)と思われる。
所見でこいつを見たときはタイプがほのお・ドラゴンタイプと思い込んでいたプレイヤーも結構いたようである。
ヒードランのタイプにはがねタイプが入ってる理由として考えられるものに、ギリシャ神話の鍛冶と火山の神ヘファイストスの関連が挙げられる。
伝承ではヘファイストスは火山の奥底の工房で武器や特殊なアイテムを制作していると考えられており、そこからの連想でほのお・はがねタイプになったものと考えられる。
ヘファイストスの別名ウルカヌスをモチーフにしたポケモン次回作でも登場している。

関連イラスト

ごごぼっ ごぼぼぼ
天井の覇者 ヒードラン


関連タグ

ポケモン一覧 ほのおタイプ はがねタイプ 伝説ポケモン ゴキブロス
ボーマンダ……サラマンダー(オオサンショウウオ)モチーフのポケモン仲間。

エンニュート……サラマンダーモチーフのほのおタイプでフェアリー技が1/4、じめん技が4倍弱点など耐性も酷似している。

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