どろかけ
どろかけ
第2世代より登場した技。
初出 | 第2世代 |
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タイプ | じめん |
分類 | 特殊 |
威力 | 20 |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
追加効果 | 相手の命中率を下げる |
英語名 | Mud-Slap |
第2世代から登場した地面タイプの特殊技。
攻撃が当たれば相手の命中率を確実に下げられる技。
簡単にいえばダメージを与えられる「すなかけ」である。
ならばすなかけの上位互換の技と思うかもしれないが、すなかけと違ってひこうタイプや特性ふゆう持ちには当てられないといった短所がある。泥は当たらないのに砂が当たるのはよくわからない理屈だが、乾いていて軽い分巻き上げられるからとかそんな理屈か?
とはいえこちらは攻撃技であるためちょうはつやマジックコートの非対象という利点もあるので一長一短ではある。
第2世代では何故かひこうタイプ専門のハヤトより貰える、わざマシン専用技であった(わざマシン31)。
ハヤトの扱うポッポ系列が覚える「すなかけ」を攻撃技に置き換えて攻防一体の立ち回りを行うようにしたこと自体は容易に理解できるのだが、ひこうタイプジムで貰ったわざマシンを実際につけたらじめんタイプの技であったというオチは、当時のトレーナーを困惑させた(前作も固くて強いいわタイプのジムで貰ったのはノーマルタイプの技であったのであるが)。
第3世代からはじめんタイプの基本技となった。
わざマシン節約術として遺伝用♂のドーブルにスケッチさせるチャンスも一応ある。
ただし、エーフィのレベルが73と高いため、他に覚えているスピードスターやサイコキネシスを使わせないようにゴーストタイプやあくタイプのポケモンを出してどろかけを使わせるよう動かし、かつエーフィより先手を取る必要があるが(交換出来る環境があるなら勿論、ハヤト戦までにドーブルを用意しておけば良い)。
また、クリスタル版に限り、34番道路にいるピクニックガールのミズホが使うフシギバナと、45番道路にいるやまおとこのタロウが使うダグトリオも、
最終強化時にどろかけを覚えているので、レベル上げが大変であると思ったらこちらを活用するのも手であったりする。
ルビー・サファイアのRTAでは、主流チャートに使われるミズゴロウの最序盤の主力技の1つとしても認知されている。特にトウカのもりのマグマ団(アクア団)のしたっぱ戦では、これを使った後に何回相手の攻撃を回避できるかにタイムが大きく左右される。
対戦でも打点を稼ぎつつ命中率を下げられるので耐久型に採用されることがある。
特に第6世代のメガガルーラの2回攻撃による命中2段階ダウンは全ポケモンで唯一の個性でもある(もっともあちらはそれ以上に強力な技を多数擁するため、どろかけの優先度は低かったが)。
第7世代まではそこまで注目されなかったが、第8世代はマックスレイドバトル、第9世代はテラレイドバトルといったレイドバトルが登場。
攻撃技のためレイドバトルのポケモンに展開されるシールドを無視して命中率を下げることが可能なため、耐久型自ポケモンでも安定した立ち回りを行いやすくなるといったように、活躍の場をキープし続けている。
また、第6世代以降は教え技からもリストラされていたが、テラレイドバトルの関係か第9世代では第2世代以来にわざマシンが復活した。
- なお、テラスタルすると一部を除いたテラスタイプわざは威力が60未満だと60まで底上げされるためテラレイドではまともにダメージを与える用途にも使えるようになる。
また、ダグトリオ系統など特性すながくれを持つポケモンに採用が検討されることもある。
ポケモンGOではノーマルアタックの1つとしてレイドバトル実装当時より登場。
ほとんどがじめんタイプやいわタイプのノーマルアタックとして指定されている。
シーズン20での強化により非常に優秀な技性能になったため、対戦で使用される機会が大幅に増加した。