誘導
こむぎのキャラクターとしての詳細は、犬飼こむぎを参照。
この項目では、「犬の姿をしたこむぎ」について記述。
概要だワン!
わんだふるぷりきゅあ!の主人公。犬飼いろはと暮らしている雌のパピヨン犬。
プリキュア覚醒により人間の姿に変身できるようになり、犬の姿の時も人語を話せるようになった。
犬の姿で人間の言葉を喋る時は語尾に「ワン」がつく事が多い。ただし人間の姿に変身した時はこの語尾はなくなる。
犬であるため足の速さはいろはを凌ぎ、バク宙まで可能な程高い身体能力を持つ。また、犬の特徴である人間を遥かに凌ぐ聴覚・嗅覚・動体視力を有する。
第4話にて、「Pretty_Holic」へ訪れるも、犬の姿であった故に店主のすみれにペットの入店をお断りされてしまったことがある。
容姿だワン!
配色は頭部左右と耳が薄茶、耳先と尻尾が茶色、頭部真ん中と体がクリーム色になっている。額の部分に下向きのアホ毛が付いており、後頭部に茶色いハートの模様がある。瞳の色は赤茶色でハート型のハイライトがある。
首にピンクのリボンを付けている。このリボンは彼女のワンダフルパクトを携帯する場所でもあり、犬の姿の際は「ハートリボンの柄が配されたブローチ」にパクトは変化し、それをリボンに着けた状態で持ち歩く。
なお、元々「蝶の形をした飾り」を着けていたが、プリキュア覚醒後もその蝶飾りは健在。
犬から人間の姿に変身するのにパクトを使用する際、その鏡に映る(犬形態の)こむぎの姿に蝶飾りを確認できる(東映アニメーション公式HPの紹介ページでは、スタイル1が蝶飾り、スタイル2(3面図)がブローチを着けた画像となっている)。
蝶飾りの上にブローチを重ねているか、あるいは蝶飾りとブローチが一体化してるかのいずれかと思われる。
第7話以降は、まゆがいろはへのお礼のために作ったピンク色のドレス型ハーネスを散歩時に身に付けている。同時に元々使っていたリボン付きのリードがフレンドリータクトに変化した事で失われた為、代打として飾りのないシンプルなものに変わった。
26話以降はリードだけ7話以降のもので、かつて使っていたハーネスを着ることもある。
こむぎの過去だワン!
第38話において、いろはと出会う前の過去が明らかとなった。
こむぎは前の飼い主栗原に『マロン』と名付けられ世話されていた。
元々(犬飼こむぎと名付けられる前)の名前は栗原マロン。
しかし、栗原が車椅子に乗り、老人ホームに入所することとなり、結城綾子に動物保護施設へ引き取られるも栗原と離れたくなかったこむぎは、ケージの鍵を解除して窓から脱走。その後、原因は不明だが栗原との思い出と記憶を失くし、体と心に大きな傷を負ってしまう。そして雨の中をひとりぼっちでいる所に、当時小学5年生だったいろはと出会う事に。
数年後、フレンドリィ動物病院&サロンへ訪れた結城。こむぎは前の飼い主栗原と再会するのだが……
玩具展開ワン!
本作品では、こむぎの犬形態がお世話ぬいぐるみ等のグッズとして販売される。これは、従来の作品において所謂「妖精枠」のキャラクターで行われていた玩具展開に相当する。
本作品ではプリキュアシリーズに必ず登場していた(メインキャラクターとしての)妖精枠が設定されていない(最も妖精枠に近いポジションはメエメエだが、彼は今のところバンダイによる玩具展開の範疇には入っておらず、過去作で言えば『キラキラ☆プリキュアアラモード』のいちご山の長老のような支援者的存在。後にニコ様も加わるが、彼女は統治者・女王様ポジションであり、厳密には妖精枠とは異なる)。このため、こむぎの犬形態は従来の妖精枠が担っていたマスコットキャラクターのポジションを事実上代替する役割となっている。
なお、ユキに関しても同様の玩具展開で商品化。2024年4月6日に『ず~っといっしょ♥おしゃべりユキちゃん』として発売。
タグについて
pixivでは、こむぎが犬の姿を取っているイラストに「こむぎ(プリキュア)」のタグを、こむぎが人間の姿を取っているイラストに「犬飼こむぎ」のタグを、と使い分けられていることが多いのだが、公式ではどちらの形態も「犬飼こむぎ」と表記している(ペットに名字をつけて呼ぶ事は動物病院等で普通に行われている)。