ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

わんだふるぷりきゅあ

わんだふるぷりきゅあ

『わんだふるぷりきゅあ!』の表記揺れ。このページでは、同作品に登場するプリキュアチームについて解説。
目次 [非表示]

説明編集

  • 正式なタイトルはわんだふるぷりきゅあ!。作品全体については当該項目参照。
  • 本記事では当作品に登場する同名のプリキュアチームについて説明する。

概要編集

動物モチーフプリキュアとなっており、動物が人間、そしてプリキュアに変身する(勿論従来シリーズと同じく人間のプリキュアもいる)。


変身はそれぞれ単独でできるが、基本的にペットと飼い主の二人一組で行動する。

前作のチームと同じく、初期メンバーは4人構成だが、そのうち2人が準追加キュア的な要素を持っている。


ガルガルという怪物に変身させられたニコガーデンの動物達(キラリンアニマルニコアニマル)を元の姿に戻し、ニコガーデンへと帰すことが主な使命となる。


そのため、人間や並の動物よりも遥かに高いフィジカルを備えているが、本作の敵であるガルガルに対しては過去のプリキュアシリーズでは定番であった徒手空拳による攻撃はおろか超常的な力を用いた攻めなども一切行わず、チェイスアクションによるガルガルの捕捉及び鎮静化に重点を置いている。


中には反撃してくるガルガルもいるが、その場合でも基本は回避や防御に徹するため、全員が盾やバリアの技を使用する。そのためチームメンバー全員が盾キュアでもあると言える。


当初は浄化技すら用いることなく、ガルガルを宥めるだけで浄化させる事が出来たため、本格的な浄化技の登場は第7話と遅い。


フィジカル自体は超人的だが、能力によってはガルガルに劣る分野がある他、寒さや暑さへの耐性がない、自前の飛行能力を持たないなど、フィジカル以外の能力には乏しい傾向があり、キラリンアニマルの能力を借りる事でその部分を補っている。

そのため敵組織幹部のトラメから「そんなんでオイラ達を止められっかよ」「オマエ達、弱ェなァ」と雑魚認定されてしまっている(挑発目的の過小評価ではなく真っ当な評価である)。

ダイヤモンドリボンスタイルを得たものの、現時点ではあくまでガオガオーンに対抗する為の必殺技を発動する時のみであり、元の戦闘力は向上しておらず据え置きのままの可能性もある。実際、第32話のガオガオーンの方が力で勝る上キラリンアニマルを使ってもどうにもならないという敵どころか味方からも弱いと言う印象を与えている(もっともあくまで可能性の話であり、現状は必殺技を発動する時しか使っていない及び弱い印象を与えているだけとも取れる)。一応第31話では、(様々な要因が重なった結果ではあるが)キラリンアニマルに頼らずに自分達の力だけでガオガオーンの足止めした事もある。

総じてこのチームは、の的確なアドバイス敵側の戦術を立案する能力の低さで保たれていると言っても過言ではない。


また、明確なパートナー妖精がいないという特徴もある。過去シリーズの妖精の役割はメエメエが担っているが、彼はどちらかといえば協力者的な立場として描かれており、本記事でも協力者として分類している。ニコについても厳密にはパートナー妖精ではなく女王様ポジションに当たるが、復活後は強化フォームの発動に直接関与している事から、彼女も協力者として記載している。


例によってプリキュアの存在は他人には知られてはいけない掟があるが、その理由が「ニコ様に怒られる(責められる)から」というメエメエが主にお叱りを受けたくないという保身的なものになっている。実際、復活した彼女から笑顔で威圧されている。


しかし、本作ではこむぎといろはの隠し事が極端に苦手な性格により、例年以上に正体バレをやらかすリスクが高くなっている。

また、極端な秘密主義が却って逆効果になるのではという従来の変身ヒーロー・ヒロインの定番設定に対するアンチテーゼ的な描写もされている(異世界出身の家族には全部ではないが話せても人間界出身の家族には全く話せない事に違和感覚える視聴者もいるにはいる)。


第16話時点で当事者と協力者以外でプリキュアに関する事情を把握していたのは猫屋敷ユキであったが、第17話で彼女がキュアニャミーの変身者だと発覚した。もっとも彼女はニコガーデンとは無関係に覚醒していたため、ニコガーデンの事柄は殆ど知らなかった。


後にいろはの両親にもこむぎの秘密やニコガーデンの存在を知られる事になったが、「ご両親を心配させない」というメエメエの配慮から、こむぎといろはがプリキュアである事は伏せている。

ユキもこれ以上秘密を隠し切れないと判断したからか、第23話猫屋敷すみれの前で喋れることや人間化できることをカミングアウトした。ただしすみれにはプリキュアやニコガーデンのことまでは知らせていない。


ガルガルやガオガオーンは街中で暴れているが、一般人が退避するか、人目のつきにくい場所で対峙しているため、一般人にプリキュアが直接目撃される様子はほぼ無い。例外として知覧友真とその母親にははっきり見られているが、友真のチンチラを元に戻すと直ぐに去ったため、本人達も一般人に見られないように意識はしている模様。


本作のプリキュアはニコガーデンでは伝説とされる存在であるが、その伝説の詳細や過去の時代のプリキュアの存在は第29話時点で描写されていない。

直接敵を攻撃するわけではないからか「伝説の『戦士』」とまでは明言されていないが、第29話ではメエメエが「伝説のプリキュア」と発言している。

プリキュアの力を与える存在であるニコ様は、目覚めるまでこむぎ達がプリキュアである事は知らなかった模様。ガオウたちも当初プリキュアの事は把握していなかった。


1チームで2組編集

前述した通り基本的にペットと飼い主の二人一組で行動するため、1チームでもワンダフルとフレンディ、ニャミーとリリアンの2組に分かれており、プリキュアシリーズでは初めての編成である。ただし2組は互いに連携するのでプリキュアチームとしては成立している。


実際のところ、変身アイテム変身バンク(BGM)、チームとしての名乗り、キラリンアニマルやニコアニマルをニコガーデンに帰すときのバンクでワンダフル&フレンディとニャミー&リリアンで別々に用意されている点も2組分かれていることを強調している。


作中でもユキは猫である自分が「わんだふるぷりきゅあ」を名乗るのはおこがましいと思ったようで、まゆからの提案でニャミーとリリアンのチーム名にニャンダフルプリキュア!を名乗っていた。

(つまり狭義的には「わんだふるぷりきゅあ」のチーム名はワンダフル・フレンディの2人だけを指していた)


そして第30話で、2チームずつではガオガオーンに敵わないと考えたユキが4人で力を合わせる事を進言。ついに4人揃って「わんだふるぷりきゅあ!」と名乗る事になった。

ちなみに4人同時変身バンクは犬組メインと猫組メインの両方が作られている。変身BGMも犬組のものに統一されるわけではなく、猫組の変身BGMもロングバージョンが制作され、バンク映像に応じて使い分けられる。


変則的な所では、劇場版でフレンディ、リリアンが敵に囚われ不在の中、ワンダフル、ニャミーの二人で名乗ることになった際、『二匹はプリキュア!』と名乗った(台詞、ポーズ、背景まで完全に初代プリキュアのセルフパロディである)。


メンバー編集

こむぎ/犬飼こむぎ/キュアワンダフル編集

CV:長縄まりあ

本作の主人公。犬飼いろはに飼われているメスのパピヨン犬

元野良犬だが、いろはに保護される形で犬飼家に迎えられる事となった。

主人公では初となる犬キュアで、ガルガルに襲われたいろはを助ける為に人間態のプリキュアへと覚醒した。元々が犬と言う事もあり、足が速く身軽な動きで敵を翻弄する。


犬飼いろは/キュアフレンディ編集

CV:種﨑敦美

アニマルタウンに暮らす中学2年生の少女。動物が大好きで、「世界中の動物と友達になる」のが夢。ペットとしてこむぎを飼っており、日々愛情を注いでいるが、奔放なこむぎに振り回される事も。運動神経抜群で、よく運動部の助っ人として呼ばれる。

第2話でこむぎがキュアワンダフルに変身し、一人で苦戦する姿を見て「こむぎと一緒に戦いたい!」と願った瞬間、鏡石からワンダフルパクトが現れ、キュアフレンディに覚醒する。


ユキ/猫屋敷ユキ/キュアニャミー編集

CV:松田颯水

猫屋敷まゆに飼われているメスの白猫。シリーズ初の純然たる猫キュア

第12話で突然現れ、素性や行動目的は一切不明のまま、事実上の第三勢力として行動しており、

ガルガルに対して引っ掻く等の肉弾戦で攻撃することも辞さない。

第17話で正体が開示され、行動原理が「まゆを守ること」である事が判明し、

続く第18話でニコガーデンとはほぼ無関係に覚醒した事が明らかになった。

まゆがリリアンに覚醒してもチームに加わるつもりは無かったが、

後に考えが変わり、第20話で正式にチーム加入を承諾した。


猫屋敷まゆ/キュアリリアン編集

CV:上田麗奈

アニマルタウンに引っ越してきた中学2年生の女の子。メイクや裁縫が得意で、飼い猫のユキには溺愛レベルの愛情を注ぎ、定期的に猫吸いをして精神を落ち着かせている。引っ込み思案で人見知りな性格だが、好きな物の話を始めると饒舌になったり、一つの事に集中し始めると周りの事が一切見えなくなるオタク気質な部分がある。その為、転校前の学校ではそれが原因で人間関係が拗れてしまった過去がある。第14話でプリキュアやガルガルの事情を知って協力者になり、第19話にて遂にプリキュアに覚醒する。


サポーター編集

兎山悟編集

CV:寺島拓篤

いろはの幼馴染で、大福を飼っている。

こむぎといろはがプリキュアだと知り、動物の豊富な知識を駆使して彼女らをサポートする。

いろはに片想いをしているような描写があるものの、いろは本人は全く気付いていなかった。

しかし、ある時メエメエの思わぬ一言により互いを意識するようになり、周りの応援もあってか晴れて恋仲となった。


大福編集

CV:???

悟に飼われているオスの兎。正式なメンバーでは無いものの、序盤からプリキュアの活動に関わろうとしている。

基本的に無口(そもそも声帯がない)だが、こむぎ曰く、「大福にとって悟はマブダチ」との事。

そして、映画版で遂に…!?


メエメエ編集

CV:立花慎之介

ニコガーデン出身の羊のニコアニマルで、ニコガーデンを管理する執事

ガルガルにされていたがキュアワンダフルに救出され、プリキュア達を指導・支援する。


ニコ編集

CV:植田佳奈

ニコガーデンを統治する創造主にして、メエメエの主人である幻獣・ダイヤモンドユニコーン

プリキュアの力の源でもあるニコダイヤを祀る巫女的存在で、ニコガーデンが元の姿を取り戻した事で第24話で卵の姿で登場。その後第29話で孵化する形で完全復活し、第30話からは協力者として犬飼家に居候することになる。


アイテム編集

コンパクト型の変身アイテムで、キュアワンダフルとキュアフレンディが使用する。

「プリキュア・マイ・エボリューション(My Evolution)!!」の掛け声で変身開始。


タクト型の浄化アイテム。元々はこむぎ用のリードだったが、コンパクトを通して鏡石がフレンディとワンダフルの思いを具現化させた。


上記と同じくコンパクト型の変身アイテムで、キュアニャミーとキュアリリアンが使用する。

「プリキュア・マイ・エボリューション(My Evolution)!!」の掛け声で変身開始。


シャイニーキャッツパクトタンバリン型の浄化アイテムに変化した物であり、プリキュア・アミティールミエールを放つ事ができる。更にフレンドリータクトと同じくキラリンアニマルの特殊能力を借りる事も可能。技の使用時以外はシャイニーキャッツパクトの形態を取っている。


ニコガーデンに行く時やキラリンアニマル達を保護する際に使うトランク型のアイテム。

普段は手の平サイズだが、使う時は大きなトランクに変化する。


プリキュア達をダイヤモンドリボンスタイルへパワーアップさせる城型アイテム。

「ニコの力をみんなに!」の掛け声でニコから出現したキーを用いてワンダフルがダイヤモンドリボンキャッスルを開錠・変身する。


余談編集

動物メンバーの二段変身のシーンを挿入する関係なのか、変身バンクは45秒程度と比較的短い。


1号キュアなのは、犬の鳴き声の「ワン」以外に、人間が最も早く家畜化した動物である為と思われる。その為、人間と最も関わりの深い動物といえる。


最近のプリキュアチームとしては珍しく初期メンバーに黄キュアが存在せず、これは魔法つかいプリキュア!以来となる(魔法つかいプリキュア!のトパーズスタイルを初期メンバー黄キュアとみなす場合はスイートプリキュア以来)。また、所謂寒色トリオ紫キュア青キュア緑キュア)が初期メンバーだけで成立するのもシリーズ初である。


現時点でプリキュアに変身する存在は、人間に拾われた動物とその飼い主という共通点がある。


上記の通り初期メンバー4人での同時の名乗りは歴代で最も遅い第30話となった。


近年は勝手に出てきたチーム名を名乗っただけで終わり特に深い意味もないシリーズが続いた中、地味にチーム名に対する由来や言及がある久々の作品になった。


関連タグ編集

わんだふるぷりきゅあ!


ひろがるスカイプリキュアDancingStarプリキュア…前年の作品に登場したプリキュアチーム(前者はTV、後者は2.5次元舞台)

関連記事

親記事

わんだふるぷりきゅあ!の登場キャラクター一覧 わんだふるぷりきゅあのとうじょうきゃらくたーいちらん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1822617

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました