概要
古龍種に属する山のような巨体のモンスター。別名「老山龍」
全長70mにも達し、重厚な甲殻に身を包み強靭な脚に尻尾を備えており「天敵の居ない無敵の生物」と言われている。
その巨体故に歩くだけで大惨事、街一つ、国一つを他意も無くただ歩くだけで踏みつぶして行く事から「歩く災害」とも呼ばれている。
生態
その巨体からは想像もできない程神出鬼没で謎の多い生物。
「時折起こす大移動時のみ発見出来る」と言われるほどで、何処からやって来て何処へ向かい、普段何をしているか一切が不明。
が、その大移動がもたらす被害の大きさからか、古龍種の中では認知度が高い方で、一般的にも名が知られている。
大移動の進行方向に街が有った場合は、住民避難から大規模な誘導作戦、迎撃準備等で、ハンターズギルドが他に手が回らなくなる程の脅威となる。
ラオシャンロンが大移動を起こす理由は判明しておらず「単なる縄張り巡回説」や「餌を求めて移動している説」等が有る。
「外敵から逃げている」とする説も存在するが、「古龍も恐れる古龍である老山龍を脅かす存在などありえない」というのが一般的な学者の認識のようである。
寿命は1000年以上とも言われており非常に長寿。
古龍種で唯一ブレス攻撃をもたないが、シェンガオレンはラオシャンロンの口にあたる部分から酸を発射する。
MHP2Gより後はMH3シリーズにはすべての作品で未参戦、MH4でも装備と素材だけで、姿が確認出来たのはアイルー村方面だけだった。
モンスターハンタークロスでは古代林の奥地に頭骨だけとして登場はしたが、生きている姿は見られなかった。
しかし、2017年1月1日、MHXXにておよそ9年ぶりに復活を果たすことが発表された。
クエストでのラオシャンロン
ラオシャンロンのクエストの指定地は砦以外にはなく必ずエリア1から5まで移動する。ラオシャンロンはハンターに見向きもせずただ前に進んでいくが、橋の上に乗っていると立ち上がって噛み付き攻撃をしてくる。それ以外には途中の障壁や砦を壊す以外には攻撃といったことはしてこない。エリア1~4では絶対に死ぬことはない(MHFの剛種は例外的に途中討伐が可能)。エリア1~4で時間切れになると撃退となる。エリア5のみで倒すことができる。
またエリア5で流れるのはモンスターハンターシリーズのテーマ曲でもある英雄の証の短縮版である。フルバージョンは初代, GまたはMHPのエンディングでもある。
MHXXに登場する際には、自走式の大砲のようなもの(MH4Gで戦闘街に設置されていたものに近い)が設置されており、作業感が強く退屈であると酷評されがちだった戦闘に大幅なテコ入れが入る模様である。
防具
男女共に鎧武者、武将をイメージした形状であり、人気は高い。
余談
MHPまではラオシャンロンにも逆鱗が存在していた。
関連イラスト
関連タグ
シェンガオレン - 甲殻種の大型モンスター。ラオシャンロンの頭蓋骨を背負っている。
ジエン・モーラン - クジラのような巨大古竜種。MH3シリーズにおけるラオシャンロン枠。
ダレン・モーラン - MH4でのラオシャンロン枠。ラオ素材もこのモンスターの素材と交換して入手する。
ゾラ・マグダラオス - MHWのラオシャンロン枠。ただし大きさはラオシャンロンをはるかに超える。
オフラインラスボス(メインシリーズ)
モノブロス→ラオシャンロン→モノブロス