概要
戦うことを使命・職務とする人のこと。
またそれら全般への総称。そのため、魔法使いだろうが僧侶だろうが遊び人だろうが広義では「戦士」である。
RPGやファンタジー関連の絵に付けられることが多いが、ガンダム(機動戦士)やセーラームーン(美少女戦士)も検索で含まれていることがある。
ファンタジー職業としての戦士
剣や槍、斧などの本格的な接近戦武器を主体としたパワーファイターとして扱われる。
その防具も重甲冑や大型の盾と言った重武装で固められ、パーティの攻めと守りを一手に引き受ける砦のような存在となることが多い。
また装備に特殊な条件(魔力や種族、特殊な出自等)が有る物を除いた武器・防具の類を一番手広く扱えるウェポンエキスパートとしての性格が付けられた作品も多い。
その一方、魔法の類いはほとんど扱えず、RPGなどではパラメーターも体力や力をメインに上昇し、素早さ・魔法・知力に関連するステータスはかなり上がりにくい所謂「脳筋」型に設定されている(まれだが、「最も基本的な職業」として物理も魔法もほどほどにこなすバランス型の職業として設定されることもある)。
このため冒険初期には大いに頼られるが、魔法使い系の職業の能力が上昇してくる中盤以降は単なる下働きと化すという現象が多くのTRPG等で見られる。
ブラックジョークとしてその超人的な耐久力を活かして打撃に耐える、最前列で敵と渡り合うことを特殊能力呼ばわりされることもある。
レイベンロフトなどAD&Dの一部のワールドでは、仲間の精神抵抗を支援するなどの特殊能力が与えられていることもあるが、少数派である。
戦士の上級職としては、騎士や魔法戦士といった正統派から、バーサーカーなどのイレギュラー系といったものまで幅広く用意されることが多い。
ドラゴンクエストシリーズ
職業システムの登場した『ドラゴンクエストⅢ』から、転職のあるほとんどの作品で登場している。基本的に力が強い代わりにMPが少なめになることが多く、呪文もほとんど覚えない。
女性の戦士は『ドラゴンクエストⅢ』に登場するビキニアーマーのものが有名。詳しくは女戦士(DQ3)の記事を参照。
ファイアーエムブレムシリーズ
斧で戦う辺境の部族兵という設定となっている。
戦闘ステータスは力が高いが、守備が低い。
派生クラスは、海を渡れる海賊、山を渡れる山賊、人跡のごく希な辺境に棲む部族の蛮族と、沢山ある。
主な昇格先は、斧の他に弓も使えるウォーリアーと、斧しか使わないが必殺の一撃が一番出やすいバーサーカーなどがある。
関連タグ
せんし・センシ:表記ゆれ。後述に関して言えばダンジョン飯の登場人物に絞られるが。