2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

目次[非表示]

ダンジョン飯
それは食うか食われるか
そこには上も下もなく
ただひたすらに食は生の特権であった
ダンジョン飯 ああダンジョン飯    ※第一話より抜粋

概要

ハルタ2014年2月号より連載中。
短編で活躍してきた作者・九井諒子にとって初の長期連載。
古典的なRPG風の世界を舞台に、「モンスターを料理して味わいながらダンジョンを攻略する」という異色のアドベンチャーグルメ漫画。

スライムバジリスク、食人植物、動く鎧などといった、TVゲーム世代が古くから馴染んできた定番モンスターを、いま一度理論的に考察(スライムは胃液で体表を覆っている、動く鎧は鎧の形をした貝のような生物である…など)し、その上でやたら説得力のある調理法を用いて美味しい食事へと変えていく。
架空の生き物を料理する漫画には週刊少年ジャンプの「トリコ」などが存在するが、想像を絶する美味を持つ食材が登場しそれらを攻略する同作と違い、こちらは見るからに美味しくなさそうなモンスターを何とかして美味しくいただくといった趣き。
出来上がる料理も(食材が異常な点を除けば)現実に存在するものばかりである。定番の設定に考察を加える作風は、冒険者の財政事情などといった部分にも及んでいる。

2019年9月14日の第8巻発売に合わせたアニメーションCMが同年9月5日に公開された。
アニメーション制作はキルラキルプロメアでお馴染みTRIGGERが担当している。
そして、2022年にテレビアニメの制作が決定した。TRIGGERが引き続き担当する。

あらすじ

ある日、かつて滅びたはずの黄金の国の王と名乗る男が現れた。彼は現在城を支配する“狂乱の魔術師”を倒した者に国の全てを与えると告げ、塵となり消えていった。
その言葉を信じた冒険者たちは、地下に広がる巨大なダンジョンに挑むようになった。

冒険者ライオスが率いるパーティはダンジョンに仕掛けられた補充もできないまま下層でレッドドラゴンと遭遇、疲労と空腹から実力を発揮できず、全滅の危機に陥る。
すんでのところでライオスの妹・ファリンの身を挺した魔法により、一行は脱出に成功するが、ファリン自身はドラゴンの餌となってしまった。
すぐにでも妹を救い出そうとするライオスだが、資金の問題から雇用メンバーが離脱。さらにファリンの蘇生を確実にするためには、失った装備や物資を補給しているヒマはない・・・ならばと、「ダンジョンの中で自給自足する」ことを前提に、ダンジョンへの即時再突入を決意する。
最初は魔物の調理に手間取る一行だったが、そこへ魔物食を研究するドワーフ・センシが加入。パーティに心強いシェフを仲間に迎え、レッドドラゴンを食べるために・・・もとい、ファリン救出のために、一行はダンジョン飯を食べながら下層を目指す。

登場人物

ライオス・トーデン マルシル
斯くも美味しきこの世界
マルシル
種族:トールマン/26歳種族:ハーフエルフ
所属:ライオスパーティ リーダー所属:ライオスパーティ
パーティリーダーを務める青年。長剣と鎧で身を固めた剣士。根っからの魔物マニアで、好奇心から度々暴走して仲間を呆れさせている。ローブと(アンブロシア)を装備した魔法使い。ファリンの親友でライオスとも付き合いは長い。魔物食を誰よりも嫌がるが、誰よりも美味しそうに食べる。
チルチャック センシ
めだまパン
から揚げ
種族:ハーフフット種族:ドワーフ
所属:ライオスパーティメンバー所属:ライオスパーティメンバー
ハーフフットの特徴として子供のように見えるが、実は29歳。ひねくれもので毒舌が目立つが、その分仕事へのプライドは高く、パーティに対する責任感は強い。10年もの間魔物食を研究していたという、変わり者のドワーフ。料理の名人。妹を救う為レッドドラゴンを探すという目的を聞き、調理したいという一念からパーティに加わる。
イヅツミファリン・トーデン
再来一碗!
ファリン
種族:トールマン種族:トールマン
所属:シュローパーティ →ライオスパーティ所属:ライオスパーティ
黒子のような装束を纏った小柄な少女。俊敏な動きで音も無く敵を葬る忍者。最初はシュローの取り巻きの一人「アセビ」として現れたが、元々呪いで無理やり従わされていたらしく、自身にかけられた呪いを解かせるために黒魔術(正確には古代魔術)使いのマルシルを追って出奔した。ライオスの実妹。回復魔法の他、死人祓いや補助魔法を得意とする神官(プリースト)型の術士。トールマンとしてはかなり魔術に対する適性が高い。物語冒頭でパーティを救う為に脱出魔法を使用したが、自身はレッドドラゴンの餌食となり、ダンジョンに取り残されてしまった。
ナマリシュロー
トシロー坊ちゃま
種族:ドワーフ種族:トールマンの東方人種
所属:ライオスパーティ →タンス夫妻パーティ所属:ライオスパーティ →シュローパーティ リーダー
ドワーフの女戦士。何度もドラゴンを撃破した腕利きの女戦士あり、斧を担ぎ前衛を務めていたが、レッドドラゴンに敗北した直後にパーティを脱退。その後城の魔方陣の調査を行うタンス夫妻の護衛として『高い金』で雇われている。日本刀と和式の具足を装備した剣士。ライオスをして「この島の大概の戦士より強い」と言わしめる実力者。一刻も早くファリンを救い出し、蘇生するべくライオスのパーティーから離脱。五名の精強な女中を従えてダンジョンに戻ってきた。
カブルーミスルン
カブルー一味
真っ黒おめめって良いスよね
種族:トールマン種族:エルフ
所属:カブルーパーティ リーダー所属:カナリア隊 隊長
パーティリーダーを務める褐色の肌の青年。将来はダンジョンの謎を解き明かし、王とすることを目標にとらえて挑戦を続けており、島主(ロード)とも繋がりを持っている。笑顔の下に冷徹な判断力を持っており、メンバーからの信頼は篤い。自分が王になることで島の平和を取り戻すという理想を抱いている。西方エルフの迷宮調査部隊である『カナリア隊』の隊長。転送術を攻撃に転用した高い戦闘力を持つ。
リンシャ(リン)ダイア
種族:トールマンの東方人種種族:ドワーフ
所属:カブルーパーティ所属:カブルーパーティ
黒髪の女魔術師(ソーサレス)。東方人だがシュロー達とは別の島らしく、彼女自身もこちら生まれ。カブルーといいとこまで行かない。前髪で目元の隠れた女戦士。片刃の斧を使う。
ホルムミックベル(ミック)
種族:ノーム種族:ハーフフット
所属:カブルーパーティ所属:カブルーパーティ
眠たげな目をした術師。魔術も行使するが、本領は精霊使い(シャーマン)であり、ウンディーネの「マリリエ」と土精の「エシエ」を操る。クロの雇い主。チルチャックをおっさん呼ばわりしている。微妙に性別がわかりにくい
クロマイヅル
種族:コボルド種族:トールマンの東方人種
所属:カブルーパーティ所属:シュローパーティ
種族特性として、ハーフハットを上回るほどに五感が鋭く、ライオス達のパーティ構成を匂いで突き止めるほど鼻が効く。毒にも強く、トールマンなら即死するような毒を受けても顔が腫れあがるだけで済んでいる。ただし、鍵士のような複雑な作業(技能)は行使できず、(全種族)共通言語もカタコト程度しか通じない。鶴のような装束を着た、黒髪の女性巫術士(ドルイド)。シュローが幼い頃から彼の世話係を務めており、現在もシュローのパーティーにおける実質的なリーダー格として行動している。お札や切り紙、掛け軸など「紙」を用いた術の使い手。
イヌタデヒエン
種族:オーガ種族:トールマンの東方人種
所属:シュローパーティ所属:シュローパーティ
武者鎧を着た大柄な体躯の女性。額に角が生えており、前歯が一本欠けている。通称「タデ」。金砕棒を武器とする見た目通りの力持ち。不意打ちだったとは言え、ドワーフのセンシが完全に膂力負けしていた程である。本職は護衛でなく半本家のお抱え力士で、賭け相撲を生業としている。頭の回転はやや悪い。女忍者。シュローとは幼なじみでゆくゆくは自分と結婚するんだろうなと思っていたがそんな事はなかった。
ベニチドリタンス夫妻
種族:トールマンの東方人種種族:ノーム
所属:シュローパーティ所属:タンス夫妻パーティ リーダー
女忍者。自分と正反対の性格をしたヒエンを嫌っていたが、今では親友。夫は齢210歳の魔術師(ソーサラー)。補助魔法の達人で、蘇生術も得意。迷宮にかかった不死の術を解明するため、迷宮内の魔法陣を調査している。島主(ロード)とも昵懇でシビアな性格。妻は204歳。大人しく夫に連れ添っているが、さりげなくごっつい棍棒を持っている。
カカ&キキ
種族:トールマン(20歳)
所属:タンス夫妻パーティ
褐色の肌をした男女の双子で、男の方がカカ、女の方がキキ。タンス夫妻をじーちゃん・ばーちゃんと慕っている。


狂乱の魔術師シスル
狂乱酱
ライオス達が探検する迷宮の主。極めて強力な黒魔術を使い、モンスターを介して迷宮を監視、管理している。

世界観

迷宮(ダンジョン)

「人工迷宮」「自然迷宮」の2種類があり、人工迷宮は「迷宮の主」が設計管理している。
自然迷宮は洞窟などに魔力が満ちた人工迷宮に似た環境のこと。

不老不死の呪縛

ダンジョンに入る人型の生物にのみ自動で付与され、出ると解呪される呪術。
魂が死体に固定されやすいため、傷を癒やせば死者を生き返らせることができる。
蘇生の成功確率は「死体がどれだけ原形を保っているか」、「死亡してからどれだけ時間がたったか」によって決まる。
冒険者たちは便利なシステムとして何気なく利用しているが、実のところ魂の固定術については未だに謎が多く、その謎が解き明かされれば黄金をも凌ぐ宝になるとして魔術師達に目を付けられている。
舞台となっている島の迷宮だけでなく、冒険者の多いダンジョンにはこの術がかかっていることが多い。

種族

それぞれが固有の文化や言語を所持しているが、異種族同士のコミュニケーションの為に「共通語」と呼ばれる言語が用いられている。
それぞれの種族ごとに身体的特徴やそれに基づいた得意分野が異なり、例えばライオスのパーティはほとんど全員種族がバラバラで、長所を活かして互いの欠点を補いあう好例である。

トールマン
現実世界で言う所の人間。トーデン兄妹、シュロー等が該当する。
名前の通り他種族より(相対的に見て)長身。膂力と魔力いずれにおいても一定以上の水準にあるが、“基本的には”各分野のスペシャリストには及ばない器用貧乏とも言い換えられる種族。
しかしながら個体ごとの能力(=才能)の振れ幅が大きく、限られた分野のみに着目するならば、他の特化種族さえも圧倒的に凌駕する者もまれに生まれる。
トールマンの中にもいくつか人種の違いがあるようで、トーデン兄妹は「北方人」、シュロー一行は「東方人」と呼ばれている場面がある。平均寿命は60年程。

エルフ
長い耳を持つ容姿端麗な種族。狂乱の魔術師等が該当する。
優れた魔力を持つが体つきは華奢で、力仕事は苦手。ただ、しなやかな身のこなしを身に着けた者もいる。
特徴的な耳から「耳長」という俗称(蔑称?)で呼ばれることもある。
他のどの種族よりも長い寿命を持ち、平均寿命は300年ほどだが、500歳まで生きた者もいるという。
トールマンのように北方人や東方人という区別があるのかは不明だが、作中には褐色や黒などの肌をしたエルフも見られる。

ハーフエルフ
エルフと短命種の混交。純粋なエルフと比較すると耳の先端がやや丸みを帯びるという見た目の違いがある。
この世界の近縁交雑種は、純粋種よりも長寿且つ生まれながらにして優れた才覚を備える者が多い反面、交雑種の生物的宿命として子孫を残せない(生殖能力を持たない)というデメリットを抱える。
マルシルが黒魔術の研究に没頭するのは、この事が少なからず影響しているようである。

ドワーフ
頑丈で力強い肉体を持つ種族。センシ、ナマリ等が該当する。
トールマン、エルフよりも背は低いが、体格は非常に良く優れた腕力を持つ。
手先も器用で道具の加工などを得意とする。
一方で魔法への適性は非常に低く、理解にも乏しい。
また、腕力こそあれど疲れやすくすぐ空腹になるなど、燃費難を窺わせる部分もある。
成人男性のドワーフは大変立派な髭を蓄えているのが普通。女性でも髭が濃くなる。
ただ、女性で髭を蓄えているのは、田舎の老人くらいしかいないようで、ナマリやダイアは、髭をそっている。
非常に結束が強い半面、掟を破った者は村や氏族から追放されるなど、村八分に合う。
平均寿命は200年程で、『長命種』と呼ばれる場面がある。

ハーフフット
小さい体躯と鋭敏な感覚を持つ種族。他作品で言う所のハーフリングに近い。チルチャック等が該当する。
大人でもトールマンの半分ほどの背丈しかなく、顔つきも幼い。
その為、ハーフフットという種族を知らない者からはトールマンかドワーフの子供だと思われることもある。
聴覚や視覚と言った感覚器官が非常に鋭敏で、罠や仕掛けが満載のダンジョン攻略には欠かせない。
しかし、その特徴から盗賊などを営む者も多く、子供のような容姿も含め他種族からは偏見や差別を受ける事もあるという。
種族名の語源も「窃盗の罪で片足を落とされる者が多かったから」と言われているが、これも差別から来るデマであり、実際は身長がトールマンの半分程度である事に由来する。
ただ、「他の人種を基準にした呼び名」は気に入らないハーフフットもいるようで、チルチャックは「冒険者バイブル」にて、ライオスに「お前らこそ倍フットを名乗るべき」と言っている。
なお、彼ら自身が、自らの言葉で自分たちの種族を表す単語もあるらしいが、共通語では使用に問題のある単語であり、これを回避した結果、種族の呼び名が乱立している。ハーフフット以外にも、ハーフリンクやゴブリンコロボックルと呼ぶ者もいるらしい。
寿命はトールマンよりも短く、50年程しかない。

ノーム
大きな手を持つ種族。タンス夫妻等が該当する。
エルフ同様魔法の扱いに優れる。中でも、精霊のような霊的存在と対話するタイプの魔術の扱いに長けるという。
背は低めで丸っこい鼻を持ち、外見はドワーフによく似ている。
ノームは手が大きい事と耳が若干上の方についている事、目がたれ目気味な点が異なる。
具体的な寿命は不明だが、長命らしい。
土の精霊としてのノームとは別。ややこしい事にどちらもこの世界観に存在しており、種族としてのノームが精霊としてのノームを使役する事すらある。

そのほかの種族
オーク
筋骨隆々の猪のような肉体を持つ種族。詳細は下部の登場モンスターの同名項目参照のこと。

コボルト
「立って歩く犬」というべき外見の種族。嗅覚や聴覚に鋭く勇猛だが、興奮すると我を忘れる欠点がある。

オーガ
見上げるような巨体と怪力を持つ種族。額に角が生えており、牙も鋭い。
幼い者や華奢な女性は人間と大差ない顔つきだが、壮健になるにつれ眉骨や鼻根がライオンのように隆起する。

ダンジョン飯の登場モンスター一覧

登場するモンスター(個別記事)
多くは名前を聞いた事のあるRPGでおなじみのモンスターが多い。

関連イラスト

ダンジョン飯
ダン!飯!


ダンジョン飯
ダンジョン飯



関連項目

エンターブレイン ハルタ(漫画誌)
グルメ 料理 ファンタジー

関連作品

Wizardry:ダンジョンが発見される経緯や扉絵に描かれる地図、「みじん切りまでは生き返った奴がいる」など随所にWIZを初めとした3DダンジョンRPGへのオマージュが見られる。

ダンジョンマスター:名作リアルタイム3DダンジョンRPG。「ドラゴンステーキ」の概念はもちろん、食糧をそれまでのTRPG的な数値要素ではなく「食品」というアイテムとして扱う観点、モンスターの死骸から食用になる部位を切り出す行動などはこのダンマスが始祖と言ってよい。

ソード・ワールドRPGソード・ワールド2.0:純日本産テーブルトークRPG(TRPG)。「職業」を決めてしまうわけではなく、複数の魔術系統や、それとは別個の知識(対魔物、対宝物)などを「技能」として扱い、自由に組み合わせてキャラクターメイキングを行う。

グッドイーターガガガ文庫から発売しているライトノベル。ダンジョンで仕留めたモンスターを食べるというコンセプトが似通っている。

トルネコの大冒険:チュンソフト開発のゲーム。「満腹度」というパラメータが設定されており、歩いたり攻撃したりなど、行動をするたびに僅かずつ減少する。「満腹度」がゼロになると、今度は歩くたびにHPが減っていき、そのままHPが0になるとゲームオーバーとなる。満腹度はパンや弁当を食べることで回復し、薬草などでも僅かばかり回復する。ゲーム中では、さすがに魔物を調理して食べることはしないが、食料も戦略に組み込むことが重要なゲームである。手元に食べるものが何もない時には、リスクを犯して「くさったパン」や「くさりきったパン」を食べる必要も生じてくる。

風来のシレン:上記トルネコから始まった不思議のダンジョンシリーズ。やはり満腹度の概念が存在する。世界観が和風になったため、食料はパンから「おにぎり」になっている。そして、シレン1作目にはズバリ魔物の肉を食べるシステムがある。

関連リンク

ハルタ公式Twitterアカウント

関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「ダンジョン飯」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「ダンジョン飯」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 14345338

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました