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呪い合え、全てをかけて



概要

週刊少年ジャンプ』2018年14号から連載されている漫画作品。

作者は芥見下々。既刊25巻+番外編1巻(下記0巻)。


ジャンプGIGA』2017年vol.1~4で連載されていたパイロット版の『東京都立呪術高等専門学校』(以下『呪術高専』)をベースとして、今作の連載に至った。

『呪術廻戦』は『呪術高専』の1年後の物語であり、登場人物や設定など世界観もそのまま引き継がれており、『呪術高専』が後に『呪術廻戦』0巻として発売された。


1巻発売直後から品切れが続出し即重版決定するほどの人気が出た他、次にくるマンガ大賞2018にノミネートされ6位となった。また、全国の書店員が選んだおすすめマンガ2019、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019のそれぞれで堂々の1位を飾った。2023年12月までにシリーズ累計発行部数9000万部を突破した。


「呪術廻戦」の文法上の分類は、日本語固有名詞で、なおかつ作品の名称である。漢字熟語が四文字繋がっている四字熟語だが、『呪術』と「回戦」の常用漢字外表記『廻戦』の、普通名詞に属する熟語2つが繋がっている造語であり、慣用句ないし故事成語としての四字熟語ではない。

 なお、英語版のタイトル名も日本語版の作品名をそのままローマ字表記した「Jujutsu Kaisen」である。


AnimeJapanの「ファミリーアニメフェスタ」関連はこちらで参照。


あらすじ

両親の顔を知らず、祖父に育てられた仙台の高校1年生・虎杖悠仁は、ある日学校で特級呪物「両面宿儺の指」を偶然拾う。時を同じくして、祖父は虎杖に「オマエは強いから人を助けろ」と言い残して他界した。


その晩、手続きのため病院にいた虎杖の前に、呪術高専東京校1年を名乗る少年・伏黒恵が現れ「人死が出ないうちに宿儺の指を渡せ」と凄むが、すでにそれはオカルト研究会の先輩の手に渡っており、辛うじて施されていた封印の護符も剥がされてしまっていた。


封印の解かれた宿儺の指を取り込み、新たな力を得ようと学校に「呪い」が集まる中、虎杖は伏黒とともに呪いに取り込まれそうになった先輩を助けるが、伏黒が負傷し一同は窮地に陥る。「呪いは呪いでしか祓えない」という伏黒の言葉を聞いた虎杖は、状況を打開するために宿儺の指を自ら呑み込んでしまった。


虎杖は宿儺の「器」及び「檻」となる素質を持っており、両面宿儺が受肉する。

その圧倒的なパワーで呪いを退け、虎杖が宿儺の意識を抑え込むことで当面の危機は去ったものの、今度は宿儺の檻となったことで虎杖自身が討伐対象に認定されてしまう。

絶体絶命の虎杖に対し、最強の呪術師にして呪術高専東京校1年担任・五条悟は、「この場で処刑されるか」「宿儺の指20本を全て集め、取り込んでから処刑されるか」の二つの死に方を提示する。


作風・特徴

人々の負の感情から発生する「呪い」をテーマに掲げているのもあり、少年漫画にしては陰鬱で残酷な描写が多い。情け容赦のない展開も多々あり、どんなに強く正しく生きようとする者でも死ぬ時はあっけなく死ぬ。

原作とアニメの両方ともバトルシーンの描写は多方面から高く評価されており、非常に見応えのあるアクションがギュッと詰めこまれている。特に虎杖などの徒手空拳が基本のキャラの肉弾戦は必見。


ただ、人間側は呪術を使用しない、もしくは呪術を使用して物理で殴り殺すというのが基本スタイルであるため、作中では虎杖を含めフィカルゴリラが多数登場し、逆に術をメインに戦うキャラの方が珍しいという、この手の異能バトルものではあまり見られない作風にもなっている(当然術をメインで使用するキャラも存在するが、それらのキャラも呪霊とガチで殴り合いができる程の体力バカなので尚更)。誰が呼んだか「ゴリラ廻戦」。 呪術って何だっけ


又、本作品は連載する上で描き切れないキャラの状態等の補足情報をファンブックや著名人との対談等の場で行う事が多い作品でもある。

その為、作中の設定やキャラの状態で気になった事がある場合はジャンプ本誌以外の場でも情報を確認する事が推奨される。




主要な用語

人間の肉身から溢れた負の感情が実体化し、意思を持った悪霊。呪術界では4級、3級、準2級、2級、準1級、1級、特級の7段階にクラス分けされている(四級未満に蠅頭(ようとう)がいる)。


呪力を操り呪いを祓う人間。

呪力操作能力は天性のもので、それを持つ人間も極めて稀であるため、呪術高専東京校でも一学年にせいぜい数人しか在籍していない。

呪いと同じく4級、3級、準2級、2級、準1級、1級、特級の7段階に分けられており、基本的に呪霊に対して同級の呪術師が対応するよう任務が与えられる。(因みに高専関係者以外で一級相当の実力がある者は特別一級術師とされている)。

呪術師の階級は同階級の呪霊を安定して祓えるかを基準に決められるため、原則として同じ階級であった場合呪霊よりも呪術師の方が強くなるようになっているが、特級に関しては階級の上限であるためその限りではない。二級以上から単独任務が許可されている。

なお作中の現在の日本に存在する特級は4人のみ。

なお、他者に害を及ぼす悪質な呪術師は「呪詛師」と区別される。


  • 呪力

相手を呪う力そのもの。怒りや悲しみ、憎しみと言った負の感情を源流とする。

呪力の無い人間は呪いを祓うどころか見ることも触れることもできず、呪力攻撃への耐性も低い。

呪力を操作することで身体能力や武具の強化、術式の発動が可能となる。


正式名称は「生得術式」。詳細は当該項目を参照。本作における超能力に相当し、呪霊・呪術師共にこれを駆使して戦闘を行う。

術式による呪術の極致が領域展開、領域とは別の奥義が極ノ番である。また、術式の出力を最大まで強化したものは『○○・載』と呼ばれる。


  • 縛り

呪術における誓約。術を行使する際のリミッターであると同時にブースターとしても機能する。

詳細は生得術式の項目を参照。


  • 呪術高等専門学校

略して呪術高専。4年制学校で、表の顔は私立の宗教系学校。

東京校京都校の2校しかなく、多くの呪術師が卒業後もここを拠点に活動しており、任務の斡旋・サポートも行なっている呪術界の要。


長い歴史と血筋によって継承される固有の術式を持つ、禪院(ぜんいん)、五条(ごじょう)、加茂(かも)の3つの名門。あまり詳しい描写は現在されていないが、しきたりによるしがらみが多く、家門同士の関係も最悪。特に禪院家と五条家はかつて当主が御前試合で相討ちで死んでしまうほど仲が悪かったと言う。


  • 呪術連

0巻に名称のみ登場。北海道に存在するという、呪術高専や御三家に次ぐ第三の呪術師組織。

アイヌの人々によって構成されているが、それ以外の詳細は今のところ不明。

学長や夏油によると普段は交流がないようだが、非常に高い戦力を揃えていると言う。


打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み。

威力は平均で通常時の2.5乗。空間の歪みによって呪力は黒く光り、稲妻の如く迸る。発生させた者はゾーンに近い状態となり、一時的に潜在能力を最大まで引き出すことが可能となる。これを経験した者とそうでない者との間には、呪力の核心との距離に天と地ほどの差があるという。

あくまで「現象」であって「技」ではなく、黒閃を狙って出せる術師はそもそも存在しない。


登場人物

※本項ではメインキャラクターのみ記載する。

残る登場キャラクターはこちらを参照 ⇒「呪術廻戦の登場キャラクター一覧


黑闪

演:佐藤流司、CV:榎木淳弥

本作の主人公。両面宿儺の強烈な呪いに耐えられる、千年もの間生まれてこなかった逸材。その素質を見込まれ、呪術師として間違った死を阻止するべく、自ら呪いを廻る戦いに身を投じていく。


布瑠部 由良由良

演:泰江和明、CV:内田雄馬

呪術高専東京校1年。2級呪術師として入学した天才。

助ける人間を善悪で選び、あくまで「不平等に人を助ける」ことを信条とする。御三家・禪院家の分家の出身で自身の影を媒介とした式神術「十種影法術」の使い手。


カンザシ

演:豊原江理佳、CV:瀬戸麻沙美

呪術高専東京校1年。排他的な地元に嫌気が差し、呪術高専に入学する。カナヅチで釘を殴り飛ばし、刺さった釘に呪力を流し込む「芻霊呪法」を操る。


落書き

CV:中村悠一

呪術高専東京校1年の担任。4人しかいない特級呪術師の一人。呪術界御三家・五条家の現当主で自他共に認める最強の呪術師。次世代を担う生徒たちの成長を見守っている。


宿儺

CV:諏訪部順一

特級呪物。1000年以上前に実在した人間で、死後もなお呪いの込もった20本の指が屍蝋となって残り、各地に散らばっている。自身の指を取り込んだ虎杖の肉体に宿り、不完全ながらも復活を遂げる。


エピソード

こちらの記事を参照 ⇒「呪術廻戦のエピソード一覧


ノベライズ

北國ばらっどによるノベライズが、ジャンプjブックス(集英社)から刊行されている。

2020年6月時点で2巻刊行。


舞台演劇(じゅじゅステ)

2021年12月19日に、舞台演劇の構想がある事を明らかにした。

2022年7月に東京・東品川の天王洲 銀河劇場、8月に大阪市のメルパルクホール大阪で上演される。公式HP

  • 京都姉妹校交流会・起首雷同-

【東京】2023年12月15日(金)~12月31日(日)天王洲 銀河劇場

【兵庫】2024年1月6日(土)~1月14日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe

公式HP


アニメ

MAPPAの手によってテレビアニメ化された。

詳しくは呪術廻戦(アニメ)を参照。


ゲーム

2023年11月21日配信開始。制作・運営はサムザップ、ジャンルはRPG。

キャッチコピーは「その手で祓え、強大な呪いを」

なお、プロジェクト自体は2021年6月13日の「じゅじゅフェス」で発表されていた。


タグ使用上の注意

いつからかは不明だが、日本語が読めない海外ユーザーの方々が、pixivからのオススメのタグと勘違いをしてしまい、投稿するイラストの内容に関係なく「呪術廻戦」のタグを付加してしまう事案が時々発生してしている。


悪意はないと信じたいが、検索妨害となり得る行為であり、心当たりのあるユーザーには自重を促したいところであり、もしそのような投稿を見かけたら、検索サイト等でその事を和訳して、コメント欄等に書き込んで注意を促してもらいたいところである。


(もちろん、イラスト内容やキャプション等で、呪術廻戦を意識している事が明白な場合はその限りではない)


※詳しくは、※作者は海外ユーザーの記事を参照。





関連動画

漫画PV


TVアニメPV


劇場版PV


関連イラスト

呪術廻戦

廻廻奇譚

呪術廻戦まとめ


関連タグ


二次創作タグ


外部リンク

原作漫画

ジャンプ内公式サイト

呪術廻戦【公式】Twitter

『呪術廻戦』領域大展開キャンペーン


舞台演劇版

舞台演劇版公式サイト


アニメ・劇場版

アニメ公式サイト

劇場版公式サイト

アニメ公式Twitter


ゲーム

ファンパレ公式サイト


その他

ニコニコ大百科

wikipedia

アニヲタwiki(仮)

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