概要
1992年2月26日生まれ、岩手県出身の漫画家。2014年『神代捜査』でデビュー。
2018年14号(2018年3月5日)から2024年44号(2024年9月30日)まで『週刊少年ジャンプ』にて『呪術廻戦』を連載していた。
作者の自画像は一つ目の猫。そのため読者からは「単眼猫」の愛称で呼ばれる事も多い。
連載前は一時期猿渡哲也や叶恭弘の元でアシスタントをしていた。
好きなおにぎりの具は明太子。
好物はサッパリした油物(ササミ大葉フライ的な)。食べ物以外だと温泉と頭皮マッサージ、脱毛。
趣味は「仕事関係を除くとマジで何もないです。運動能力も人並み以下で特技もないです。強いて言うなら人より腕が少し長いので遠くのものが取れます。」
好きなアーティストは、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46といった坂道シリーズやハロプロなどの女性アイドルグループ。
生粋のリトルトゥースでもあり、髙羽史彦の人物像及び設定はオードリーの影響を色濃く反映している。
実は色弱らしい。
呪術廻戦の単行本27巻発刊時には毎巻の恒例であったオマケが無くなっており、読者を冷や冷やさせたが28巻にて「虫垂で入院していました(余白ページ)」「大変ご迷惑をおかけしました(カバー折り返し)」とコメントしている。
作品
読切作品
- 神代捜査
- No.9
- 二界梵骸バラバルジュラ
- 東京都立呪術高等専門学校(呪術廻戦の前日譚)
- 呪術廻戦
余談
脚の太さについて
読切時代は女性キャラの脚を太く描くことが多かったが、本人はあくまで普通の太さで描いているつもりであった。
しかし、兄の結婚に際しウェルカムボード(新郎新婦の絵とメッセージが描かれたボード)の作成を依頼され、いつものように足を太めに描いたが、式前日に初めて会った兄嫁に「そんなに足太いかな?」と言われ、よくよく見てみると「おや?そんなに太くないぞ。」と思い直し、以降は「女性は自分が思っている以上に華奢なことがある」と考えを改め、足を細く描くようになったという。
他作品への言及
生粋の漫画好きらしく、その趣味を前面に押し出しており他作品への言及が非常に多い。
好きな漫画として以下のタイトルを挙げている。
2020年のジャンプフェスタにて行われたアトリエ公開コーナーでは上記の幽☆遊☆白書の他に、HUNTER×HUNTER、AKIRA、喧嘩稼業などが置かれていた。
漫画『ワールドトリガー』並びに著者の葦原大介に対して、デビュー作「ROOM303」時代からのファンであることを公言している。曰く「"現代"の"ジャンプ(少年誌)"で未だに私達の知らない種類の面白さを提供してくれるところ。」が魅力とのこと。
呪術の単行本3巻の帯で葦原からの推薦文を貰っており、ワールドトリガーがジャンプSQに移籍した際には巻末コメントで『私が死んだら棺桶には3巻の帯を敷き詰めて下さい。』とコメントを残した。
漫画『アクタージュ』作画担当の宇佐崎しろ氏に対する質問コーナーにて、『弧月派ですか?スコーピオン派ですか?』と唐突にワールドトリガーの話題をぶっ込んだ事がある。宇佐崎氏からの回答は『使うのも描くのもスコーピオンの方が好き』。
新世界漫画賞の審査員を担当した際、「先生のセリフや技名には印象的な個性やインパクトがありますが、言葉選びで参考にしているものはありますか?」という質問に対し「BLEACHを読んでください!!」と回答し記事の内容がそのままBLEACHの分析になってしまった事がある。
また、学生時代にはBLEACHの作者久保帯人に憧れて詩集を作った。
ジャンプ作品で好きなキャラクターを聞かれた際に、『ワールドトリガー』の出水、影浦、東、『ハイキュー!!』の天童、『僕のヒーローアカデミア』のオーバーホール、ステイン、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨を挙げている。
設定の作り方は奈須きのこから影響を受けている。絶望的な展開に至るまでの流れとかはほぼそのまま。Fateには相当な思い入れがあるようで、15周年記念展にランサーのイラストで寄稿、20周年では乙骨憂太に無限の剣製をやらせたりとやりたい放題である