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オーバーホール

おーばーほーる

オーバーホール(OH)は、機械類の分解整備のことであり、転じて、長期休暇を取っての旅行や慰労施設でのリフレッシュなど人間自身の休養をそう言い表すことも。
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概要

定期的なメンテナンスを行っていても、特に部品同士が摩擦する機械類においては、どうしても消耗したり本来の動作をしない部品が発生する。
 そこで動作に信頼性があまりない、あるいは一定時間経過した機械類を部品単位に分解、部品同士を調整加工および整備、必要ならば新品に交換することにより可能な限り新品に近い状態にもっていく行為がオーバーホール(Overhaul、省略形:OH)と呼ばれるものである。日本語では分解整備と呼ばれることがある。

エンジン

 この言葉は自動車などに用いられるエンジンにおいてよく使用され、特にレシプロエンジンに用いられる。その際クランクの軸受けメタルなどの相性があるような部品に関しては、新品が存在してもより上手く動作すると思われる、いわば「こなれた」中古部品をあえて使うケースもままある(無論古い蒸気機関などのように「もはや部品自体製造されていない」ものは部品を自作するか中古部品を使うしかない)。
 潤滑効率の良くないロータリーエンジンや長時間高温に晒されるジェットエンジンなどは交換可能なものが存在すれば整備施設単位では部品の交換は行わず、エンジン交換で対処する場合が多い(無論交換できるエンジンが存在する場合でなければこれはできず、エンジンが手に入らないが部品が手に入るのならば分解して整備を行う。また交換されたエンジンは専門工場に送られ再生されたり、それがない場合や修理不能とされた場合はそのまま破棄されたり事例はさまざまである)。ロケットエンジンに至ってはほぼ使い捨てである(信頼性の問題やパーツの交換により機械が劣化する可能性があるため)。

時計

 時計もまた、歯車ゼンマイなどの複数部品で構成されており、特に複雑な形式の時計の場合手入れを行わないと時間の正確性が失われる。できればそれ以前に一定の期間で点検をするほうがよい。
 また機械式時計に比べ仕組みが簡略化され、それほどの整備が必要がないとされたクォーツ式時計やソーラー式の時計でも電池の消耗が早くなったり遅れを生じたり動かなくなったりする事例は存在する。
 また、点検や使用により時計の動作に問題があると思われる場合、修理をかねて行うことがある。
 そのため時計を部品単位に分解し、分解された部品を洗浄し、摩擦の発生する部分に注油(このとき用いられるオイルには複数種類存在する)し、調整の必要なところにはふさわしい調整を行い、部品に問題があるならばそれを修正あるいは交換ケースなどの外装も清掃を行ったり、新たなものと交換したりする。
 この行為により正しく調整された時計は製造された当時の精度あるいはそれ以上にすることも可能であるといわれる。
 ただしこの作業には経験知識、さらには工具時間が必要となるため、多額の費用がかかり、一部の時計では整備せずに破棄して新品を購入するほうがましだったということになりかねない場合が存在する。

人間の場合

 前述した旅行や慰労施設使用はほぼ精神面のリフレッシュとして行われる(温泉などは実際の医療効果も期待できる)。
 手術や大怪我の治療が済んだあとの機能回復行為は「リハビリテーション(リハビリ)」と呼ばれ、区別される。

関連項目

機械 修理 点検 整備 分解
エンジン

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