概要
ヒューマンバグ大学に登場するアサシンギルドで、御堂鋼作に付き従う派閥。
彼が従えているネームドのアサシンは僅か4名と明言されており、うち櫻田は旧ELから自主的に移籍、周防と冬馬は旧ELからヘッドハンティングで引き抜かれ、榊は自らが元々持っていた護衛組織で従えていた生え抜きである(ただし櫻田は事前に説明されていた「旧ELからの引き抜きが2名、護衛組織の生え抜きが2名」という内容と矛盾する経歴のため、最後の1枠は現在未登場である別のアサシンの可能性も指摘された)。これは既存ヴィランサイドチームでは日滅軍と桜花会に次ぐ人員の少なさだが、4名全員が圧倒的な戦力を持つ猛者の集団である。
メンバー
トップ
CV:ベルべる☆氏
日本政界を裏から牛耳るスーパーフィクサー。現在は株式会社モーリー、エルペタス、そして伊集院茂夫と敵対関係にある。
「エルペタス そしてモーリー、やはり私に牙を剝く性質だ。ならばこの御堂鋼作が消し去ってみせよう」
直属アサシン
トップランカー
以下の4名全員がトップランカーと確定している。
- 櫻田重信(さくらだ しげのぶ)
CV: 畑耕平氏
グレーの髪色をしたセミロングヘアを後ろに結わえ、顔の左に熊の手のような傷跡があることが特徴的な壮年の男性。銀田栄角の前のCODE-ELのトップだったがELを脱退した。現在は御堂直属アサシンの最高司令官を務めている、御堂の右腕。
「Eとはエモーション、Lとはロスト。これがなければ組織は崩壊です」
- 周防律(すおう りつ)
CV: 酒味たろう氏
白髪に金色のメッシュをかけた髪をオールバックにした美青年。旧CODE-EL時代に御堂から引き抜かれたことで加入した。超一流の殺し屋相手でも無傷で勝つ力を持ち、後述の鶴城に匹敵する実力者とされる。気分屋で自由奔放な性格をしているが、御堂への忠誠心は深い。
「運命・・それは時を超えて繋がる避けられない道筋さ」
- 冬馬辰之進(とうま たつのしん)
CV: 伊藤タカユキ氏
セミロングの黒髪に水色がかかった青のメッシュと後ろ髪をおさげに纏めたヘアースタイルが特徴的な青年。彼も周防と同じく旧EL時代に御堂から引き抜かれて加入した。冷静沈着な性格で、戦闘でも感情を一切出さず、感覚のみを研ぎ澄ます。
「無価値な者には無慈悲が相応しい・・・」
- 榊長介(さかき ちょうすけ)
CV: 酒味たろう氏
異名は「肉切り包丁の長介」。オールバックの金髪にアロハシャツを着た青年。
巨大な出刃包丁を空気を切り裂くスピードで扱うアサシンで、規格外のパワーとスピードを持っている。強い敵に出会うと謎かけを出題し、答えられない者を斬り殺してしまう。
「お前は天才かぁぁぁあ!」
一般戦闘員
- 御堂派構成員A・B
御堂が雇った女性たちの案内を担当したスーツ姿の男性2人。
トップランカーではないものの、鈴蘭が一目見ただけで「隙がない」「明らかに鍛えられている」と評していることから、御堂直属の戦闘員に相応しい戦闘力を持っていると思われる。
これ以外にも直属の戦闘員はいると思われる他、直属ではないが事実上配下となっているアサシン組織が複数あると思われ、その組織のアサシンも動かせると思われる。
後方支援担当
- 影武者 ×
御堂の影武者で、本物よりも若々しい見た目。
外部組織の御堂への忠誠心の有無を判断するための当て馬のような立場。劇中ではエルぺタスが御堂に忠実か見極めるために彼らを煽り、その結果オリオンに殺害されてしまった。
詳細は御堂本人のページを参照のこと。
- 諜報部隊
現時点では本編中での言及のみ。人数等の詳細は不明だが、作中の描写から察するに御堂直属アサシンの支援部隊に恥じない高いレベルの諜報力を誇っていることが窺える。
- 老婆
和装の老婆。有力者への枕営業のために御堂が雇った女性たちの身体検査を担当している模様。
長年御堂に仕えてるからなのか、御堂の命を狙うアサシンが現れても焦らず職務に専念できるほど肝が据わっている。
外部協力者
政財界の関係者
彼らは御堂の顔すらも知らないが、御堂が主導した伊集院一家暗殺事件をはじめ、彼の陰謀に関与しているために掲載する。
- 堂馬利信(どうま としのぶ) ×
CV:ヤシロこーいち氏
伊集院と因縁深く天羽桂司とも因縁あった悪徳政治家。伊集院の父への妬みから御前が主導した伊集院一家暗殺事件に深く加担した。それから20年ほど経ち廣島夫妻殺害事件で天羽組に狙われ、馬場次官謀殺の件で伊集院に断罪された。
- 大鳥(おおとり) ×
CV:ヤシロこーいち氏
堂馬と同じく伊集院父子と因縁深い悪徳政治家。伊集院一家暗殺事件では資金面を担当し、その後も茂夫に刺客を放っていた。彼も堂馬と同じく別件で伊集院に断罪された。
- 近衛(このえ) ×
CV:ヤシロこーいち氏
悪徳政治家で、カジノ誘致のための土地を強奪することで御堂はじめ政財界に取り入ろうとしていた。権力や金を得るために行った土地の強引な獲得とその過程での殺人の件で伊集院に断罪された。
殺し屋
- アジア圏の複数の殺し屋組織
CODE-EL、エルぺタス以外にも複数の組織と関係があり、場合によっては彼らを動員することも可能である模様。
マフィア
タイを拠点としている巨大人身売買組織。
日本での活動を円滑に進めるためトップのアデンが直接交渉に赴き、協力関係を築いた。
関係者・関連組織
政治家
やや腐敗してこそいるが、現状は裏社会や悪辣な陰謀、事件に関わっているわけではなく、あくまでも御堂の影響力を欲するだけの立場。
- 馬場
CV:ヤシロこーいち氏
御堂と繋がりの深い政治家で、次期内閣総理大臣。彼ですら御堂に頭が上がらない。
御堂の支持を得るため、彼に事実上の忠誠を誓っている。
- 成田
CV:ヤシロこーいち氏
御堂と繋がりの深い政治家の一人。御堂に忠誠を誓う見返りとして貴凛町再開発プロジェクトの利権を得ることに成功した。御堂に男女の行為の姿を見せるよう要求された際、相手としてあえて一番胸の小さい女性を選ぶほどの貧乳好きである。
その他、複数の政党やメディア、警察との関連も示唆されている。
スカウト候補
御堂グループのヘッドハンティングに応じなかった面々。現状2人とも御堂には敵対の立場。
- 鶴城史之舞(つるぎ しのぶ)
CV: 小柴大始氏
拘束具のような服を着た黒髪の若年男性。現在は株式会社モーリーの協力者。周防や冬馬と同じように遺伝子のかけあわせで人為的に組織に作られたため、彼らとの関係も深い。しかし御堂から引き抜かれることはなく、同期の中でELに残留。銀田グループの主力として活躍した。EL解体後は改心して殺し屋からおにぎり屋に転身したが、これをチャンスと捉えた周防からスカウトの声を掛けられたが断っている。
- 祇園織文(ぎおん おりふみ)
CV:ヤシロこーいち氏
白に近い銀髪で、白銀のスーツにオレンジのストールを垂らしている偉丈夫。「人には理解できぬ天の悪戯」とまで言われる高い戦闘力を誇っているエルペタスの最高戦力。一時は御堂がエルペタスからの引き抜きを企んでいたが、エルペタスが御堂陣営から離反し敵対関係になったことで彼が御堂グループに加わる可能性もかなり低くなった。ちなみに、御堂の影武者を殺害したのも彼である。
敵対者・敵対組織
ELの旧毛利グループの生き残りに智也や雷一族がいる。協力者として鶴城や鵺の一族がいる。
現在はモーリーと協力関係にあるアサシンギルド。かつては御堂と協力関係にあったが、次第に関係性が悪化し、ある時ついに謀反を起こして御堂の影武者を殺害したことで一転して敵対関係になった。
関連タグ
銀田グループ - 同じく、殺し屋シリーズのストーリーで敵サイドのトップが率いた独自派閥。御堂とも関係が深かった銀田が指揮を執り、鶴城も所属してEL戦争に参戦した。
天王寺組城戸派/戸狩派構成員、獅子王組黒澤派構成員、京極組仁義外れの構成員 - 同じく、ヴィランサイドの派閥集団。現在、天王寺組戸狩派以外はいずれも機能停止となり、残存勢力は主人公サイドの派閥に統合された。