ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

鬼滅の刃

きめつのやいば

『鬼滅の刃』(DEMON SLAYER)とは、吾峠呼世晴による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号から2020年25号まで連載された。略称は「鬼滅」。
目次 [非表示]

概要編集

週刊少年ジャンプ2016年11号から2020年24号まで連載された少年漫画。作者は吾峠呼世晴


単行本は全23巻。本誌連載も終わりかけの頃、コロナ禍という中で巣ごもり特需なども相まって国内で話題沸騰となり、社会現象とまでなった。コミックス累計発行部数は1億5000万部と桁違いの値だが、海外でも人気が高いことが売上を牽引している(特に中国や台湾を初めアジアでの人気が高く、微博による公称で約8000万部を売り上げたともいわれている)。


ブーム全盛期にはXXの型、◯◯の呼吸という言葉が流行ったりもした。


また同時期に人気を博していたゴールデンカムイと並び、近代日本文化への関心高まりやブームを生んでいる(それまで負の存在と見られていた遊郭文化などが見直される現象も起きたりした)。また、世界観が古すぎる、本当に舞台は大正時代なのかと言われたりもしているが、文明開化を謳歌していたのは都市部だけで、それこそ今以上に地方格差が甚だしく、あながち誇張とも言い切れないのである。


一部海外では『Demon Slayer:Kimetsu no Yaiba』の題で刊行されているが、欧米では宗教思想の相違や仇討ちの世界観ではそこまで人気にはならず、むしろヒロアカ呪術廻戦の人気が高い。


大正時代日本を舞台に、家族惨殺された主人公・竈門炭治郎が、鬼に変えられた妹の禰豆子を人に戻すため、古より鬼退治を生業とする組織「鬼殺隊」の隊士となり、仲間たちと共に鬼の脅威から人々を守る戦いを描く。


2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ24号にて、4年3ヶ月の連載に幕を降ろす。

同年10月の劇場版入場特典としての1人である煉獄杏寿郎の特別読切『煉獄零巻』が、その後「冨岡義勇外伝」を含む全3話の外伝が収録された『鬼滅の刃 外伝』(平野稜二作画・吾峠呼世晴監修)が発表された。


作風編集

身内をに殺された人間が集まる鬼殺隊の戦いを描いた。ジャンルとしてはダークファンタジーに分類され、ゴシックホラーでは定番の「吸血鬼退治モノ」のフィクション構造を和風の世界観に落とし込んでいる。

仇討ちの要素があるが、少年漫画らしく、登場人物は明るく個性的。現代には珍しいほど、ストーリーや設定に難解な部分がほぼ一切無く、非常に分かりやすいため誰が見ても理解できる点も支持を集めた要因の一つで、少年少女が苦難を逞しく乗り越えていく内容は朝ドラ世界名作劇場に例えられることも。

敵キャラクターであるの不死性や致死条件の頸切り、身体破壊や人喰いなどハードな描写が多く、鉄則として主人公サイドの人間の欠損は回復しない。しかし笑い所も要所要所に散りばめられ、特にシュールな笑いには定評があり、このセンスは読者によって好き嫌いが分かれる一方で本作の人気の要因にもなっている。


時代設定は物語開始当初より大正時代とされ、正確な年代などは明記されていないが、炭治郎が新人隊士の選抜試験である最終選別に参加した際に遭遇した鬼の台詞から、物語開始時は大正元年~4年(1912年~1915年)、最終選別以降は大正3年~6年(1914年~1917年)と推測できる。

当時の世間情勢として、日本イギリスと同盟関係にあったり、海外では欧州戦争(後の第一次世界大戦)が既に開戦しているなど、実は結構大規模な出来事が起こっている最中にある。


これらの時代背景は劇中の内容にはあまり描かれることはないが、大正浪漫と称され和洋折衷の文化が花開いた美しい近代日本の風景は、幕末の動乱から明治維新を経て安定期へと入った、当時の時代を十分に感じさせるものとなっている。

また、登場人物はこの時代の日本人にしてはかなり高身長な人物が多い(中には現代でもNBA選手並みかそれ以上に大きな人もいる)一方、少年漫画としては珍しくその身長に対する(特に男性陣の)体重は割と現実的な値なのも特徴。


また本作は仏教的思想が強い作品として知られており、本作がきっかけで神仏習合や仏教に興味を持った若者も多かったという(アジア圏で人気を得た最大の理由とも)。



ストーリー編集

時は大正。山中にて炭売りを営む少年・竈門炭治郎は、母や幼い弟妹達を養いつつ、貧しいながらも平穏な暮らしを送っていた。


だがある日、帰宅した炭治郎が見たものは、無残にも殺された母や弟妹達の姿だった。

かろうじて息のあった妹・禰豆子を医者に運ぼうとする炭治郎だったが、禰豆子は凶暴な鬼と化して炭治郎に襲い掛かる。


危機を冨岡義勇という男に救われた炭治郎は、家族を皆殺しにし、禰豆子をこのような姿に変えたのは「鬼」の仕業だと知らされる。

わずかながら理性を残す禰豆子を元に戻すために、そして家族の仇を討つために、炭治郎の果てなき旅が始まった。


少年は、修羅の道へ

  ただ最愛の妹のために―――


あらすじ編集

仮称該当単行本主な話
竈門炭治郎立志編1巻~7巻(序盤)鬼殺隊入隊 / 浅草 / 鼓屋敷 / 那田蜘蛛山 / 蝶屋敷
無限列車編7巻(中盤)~8巻(中盤)無限列車
遊郭編8巻(終盤)~12巻吉原遊郭
刀鍛冶の里編13巻~15巻(前半)刀鍛冶の里
柱稽古編15巻(後半)~16巻(前半)柱稽古
無限城編16巻(後半)~23巻(~中盤)無限城 / 最終決戦
後日談&最終回23巻(終盤)蝶屋敷 / 現代

登場人物編集

下記の主要人物以外は「鬼滅の刃の登場キャラクター一覧」を参照。

本作の登場人物に難読な名前が多いが、その多くは実際に存在する苗字であり、本作の特徴の一つとなっている。


炭治郎。

竈門炭治郎

CV:花江夏樹

主人公。額に火傷らしき傷痕を持つ、両耳に耳飾りを付けた少年。

とても優しい。頭が固く、意志が固く、並外れた嗅覚を持つ。


Nezuko

竈門禰豆子

CV:鬼頭明里

本作のヒロインにして炭治郎の実妹。元は家族思いの少女。

鬼の血が混じり鬼と化すも、兄と共闘する。人を喰わぬよう竹筒を装着している。


善逸

我妻善逸

CV:下野紘

炭治郎と同期の鬼殺隊士。後天的理由で大正時代には珍しい金髪に垂れ眉の少年。

とても小心者。泣き叫び、喚き、鬼を滅する立場のはずが鬼から逃げ惑う。優れた聴覚を持つ。


嘴平伊之助

嘴平伊之助

CV:松岡禎丞

炭治郎と同期の鬼殺隊士。猪の被り物に上半身剥き出しの少年。

とても乱暴者。猪突猛進で強者と戦うことを何よりも好み、常識に欠ける。秀でた触覚を持つ。


水柱

冨岡義勇

CV:櫻井孝宏

妹に殺されかけた炭治郎の前に現れた上級鬼殺隊士。炭治郎を左近次に紹介する。

当初は禰豆子を殺そうとするも、炭治郎の懇願と兄を守ろうとする禰豆子の姿に刀を納めた。


鱗滝 左近次

鱗滝左近次

CV:大塚芳忠

炭治郎の剣の師匠。天狗の面を常に付けている。元は鬼殺隊の柱


鬼舞辻無惨

鬼舞辻無惨

CV:関俊彦

災厄。千年前に最初に鬼になった、鬼の原種。彼の血が混じった人間は人喰い鬼に変貌する。

炭治郎の家族の仇であり、禰豆子を鬼に変えた張本人。


無題

珠世(画像・右)

CV:坂本真綾

200年以上前に鬼舞辻によって鬼に変えられた女性。人を殺すことを嫌い、鬼舞辻と鬼舞辻の呪いから逃れる。人を鬼へ変える、また人に戻す研究をしていて、炭治郎と協力関係にある。


愈史郎(画像・左)

CV:山下大輝

珠世によって鬼に変えられた少年。彼女と同じく輸血で得た少量の血液を飲むことで人を喰らうことなく生活している。珠世のことが大好き。


柱

古の昔より人食い鬼から人を守ってきた鬼狩りの組織である『鬼殺隊』の上級鬼殺隊士。

鬼殺隊士の隊士の中でも最高位に立つ人々の総称。



用語編集

詳しくは鬼滅の刃用語一覧を参照。

編集

本作の敵。人食いの生き物。『陽光を蓄えた鉄を使用した武器で首を胴体から切り落とす』・『日光を浴びる』・『特殊な』以外の方法では死なない不老不死性と怪力、そして特異な能力を持つ。

その正体は元人間(第一話の時点で判明している)であり、鬼舞辻無惨の血を注ぎ込まれ、その血に適応できた場合に変異して生まれる超越生物。鬼舞辻の支配を受け、より多くの人を喰らい、より強くなることを目的として行動する。


十二鬼月

鬼舞辻無惨が選別した直属の配下。“最強”の十二体の鬼達。上弦の六体と下弦の六体から構成される。


鬼殺隊編集

炭治郎達が所属する、鬼を狩る剣士とその協力者が集まった政府非公式の組織

古より存在し、構成人員は数百名超にも上る。


番外編・スピンオフ編集

『中高一貫!!キメツ学園物語』編集

コミックス巻末などに掲載されている、作者自身によるセルフパロディ

本編においては、血と涙に濡れた手で刃を振るい合う人と鬼が、割と明るく暢気に日常を過ごしている。


『鬼滅の刃 外伝』編集

鬼滅の刃【外伝】を参照。


公式小説編集

矢島綾による公式ノベライズ版。

基本的に本編の内容を補完する小話を4~5話+番外編として「キメツ学園」のノベライズ版が1話収録されている構成。

細かいネタバレ防止のため、『鬼滅の刃(小説版)』の項目を参照。


メディアミックス編集

アニメ編集

2018年6月4日発売の週刊少年ジャンプ27号にてアニメ化することが発表された。アニメーション制作はufotable

これに合わせ、公式ウェブサイトではキービジュアル第一弾として、アニメ絵の炭治郎と禰豆子が公開されている。

また、TVアニメ化決定に即して、原作とアニメの情報を一挙に得ることが出来る公式ポータルサイトとTwitterも開設された。

2021年2月14日鬼滅祭にてTVシリーズ第2期として『遊郭編』のアニメ化決定が発表。

2022年2月14日遊郭編』最終話にて『刀鍛冶の里編』のアニメ化決定が発表。


詳細は鬼滅の刃(アニメ)を参照。


劇場版編集

2019年3月29日ミニシアター公開「特別上映版『鬼滅の刃』兄妹の絆編」TVアニメ第1~5話に相当。

2020年10月16日公開「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編PG12指定。

2023年2月3日公開「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ。PG12指定。TVアニメの遊郭編10,11話と刀鍛冶の里編1話に相当。


ラジオ編集

アニメ放送に先駆けて始まった公式ラジオチャンネル『鬼滅ラヂヲ』が配信されている。

ラジオは動画としてアニプレックスYoutube公式アカウントでも配信している。


舞台編集

2019年9月30日に舞台「鬼滅の刃」公式Twitterが開設され、2020年1月舞台化することが発表された。

脚本・演出は末満健一が、音楽は和田俊輔が担当する。


詳細は鬼滅の刃(舞台)を参照。


スーパー歌舞伎編集

澤瀉屋の人気歌舞伎俳優:市川猿之助が総合演出を手掛ける現代歌舞伎。

2024年に上演される予定であったが、2023年6月に猿之助が逮捕されたことを受け、上演見合わせが発表されている(現時点では上演の目途は立っておらず、関係者の間では事実上の上演中止と受け止められている)。


ゲーム編集

2020年3月16日発売の週刊少年ジャンプ2020年16号の誌面にて、TVアニメ『鬼滅の刃』を原作とする二大ゲーム化プロジェクトが進行中であることが発表された。


『鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル』スマートフォン向けアプリゲームとして、『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』家庭用ゲームとして、前者が2020年に、後者が2021年に両タイトルともアニプレックスより、配信・発売予定であるが前者は発売延期。後者は発売中。


発表と同時にゲーム版の公式ポータルサイトと公式Twitterが開設され、作品全体の公式ポータルサイトにはゲームの項目が追加された。


鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル編集

略称及び公式Twitterのハッシュタグは「キメロワ」。

ジャンルは非対称対戦型サバイバルアクションで、プレイヤーが鬼殺隊と鬼の陣営に分かれて戦う非対称型のマルチプレイゲーム。

鬼殺隊は味方の隊士と協力しながら、鬼の滅殺を目指す。

『血風剣戟ロワイアル』に関しては公式サイト及び公式SNSが開設済みで、ufotable描き下ろしのキービジュアルも公開されている。


鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚編集

プラットフォームはPlayStation 4。後にNintendo Switch版も追加。

ジャンルは鬼殺対戦アクション。


鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!編集

プラットフォームはNintendo Switchほか。


評価と売上編集

平成最後の少年漫画の大ヒット作にして、令和の社会現象を引き起こした作品であり、後述のように様々な記録を更新している。この要因として、アニメが多数の動画配信サイトによって視聴されたネット社会との親和性が大きい。


小学生前後の世代の目に触れにくい深夜枠を補完した事に始まり、放送終了後間もないアニメが好評を博していたこと、当時の既刊分の単行本が19巻という手頃な巻数だったこと、連載中の原作が終盤のクライマックスに突入していたことなど様々な要因が重なった結果、折からのCOVID-19による非常事態宣言で自粛を余儀なくされ屋内娯楽を求めた層を丸ごと取り込み、普段は漫画やアニメを手にしない層をも巻き込んで普及したのが主な経緯である。


ストーリーの骨格自体は「主人公の少年が人喰い鬼を倒す」という、少年漫画としてオーソドックスな王道ものだが単純な勧善懲悪とは違う作品の展開におけるシビアさと、同時に主人公である炭治郎の敵であるはずの鬼に対しても向けられる滅私の優しさは、社会の摩擦を表したような今までの批評には収まらず、イデオロギー(政治・社会思想)を超えたものが感じられるなど、人気の秘訣とされる面が多くの面から語られている。


特に戦闘に関しては徹底してシビアであり、今時では珍しい程に主人公達が強くなる方法がひたすらに地道で、主人公的なご都合主義などは少ない。これは作者の「人がそんなに簡単に強くなれる訳がない」という信条を体現した作風であり、そこに惹かれるファンも非常に多い。

一方で、笑いどころやキャラの掛け合いは独特であり、台詞回しや言葉選びなどの評価も高い。編集は特に吾峠氏の語彙力を絶賛し、作中に組み込むことを奨めたという。


秀逸な世界観や設定、それらを彩る独特ながらも魅力的なキャラクターなど、総じて一度ハマればどんどんハマってしまうスルメ的な作品だと言える。それでいてストーリーラインは王道で常に明確なので子供に対しても分かり易く、普段漫画やアニメなどをあまり見ないような人であっても物語に入りやすい作風である事も本作が(特に作画が美麗なアニメから)ヒットした要因である。


初期から作品を追っていた古参の読者からは、「『自分は好みだが、ジャンプでは受けないだろう』と思いながらハガキ(アンケート)を出した」と後に語る者が多く、編集側も当時から支えてくれた彼らあっての作品だと感謝すると共に、「打ち切り寸前だったことはなかった」と巷の噂を否定している

また、早いうちから一部同業者にも注目されていたようで、奈須きのこ(TYPE-MOON)などを始め、著名な作家の称賛コメントが単行本の帯に度々載せられていた。その一人である秋本治からは上述の時代背景から古き良き日本の価値観美意識が色濃い側面について「日本的美学を描いている」と評された。

さらに複数の漫画評論家からも高い評価を得ている。現代の読者が感情移入しやすく描かれ、読者に強い読後感と早く続きが読みたいという渇望を与えているとしており、和洋折衷文化が花開いた幻想的で美しい近代日本の設定は、幻想文学のような空気が漂い華麗で女性ファンも多い理由の一つとされている。


2019年3月時点で国内の累計発行部数は450万部を突破していたが、後述のアニメ放映が話題となり人気・単行本売上が爆発的に急上昇し、完売する書店が続出した。

国内の累計発行部数は全23巻で2021年2月15日1億5000万部を最速で突破している。

2020年度のオリコンコミック年間売上では1位から22位まで発売されている既刊全巻が独占

単巻年間売上は439.3万部(18巻)、シリーズ年間売上は8234.5万部と歴代記録を新しく塗り替えている。

2021年度のオリコンコミック年間売上では2年連続年間1位を獲得(オリコンは12~翌11月までの期間集計。最終23巻は12月4日発行)。23巻は「年間コミックランキング」史上初の最高期間内売上となる517.1万部を売り上げた。


余談編集

描くきっかけ編集

銀魂』と『ジョジョの奇妙な冒険』は吾峠呼世晴が『鬼滅の刃』を描くきっかけになったとされており、『銀魂』側も『鬼滅の刃』に乗っかった商法をしている。


声優や有名人との繋がり編集

ファンになった有名人の中に明石家さんまがおり、2021年の『さんまのまんま』のゲストに炭治郎役の花江夏樹と善逸役の下野紘が1月に、甘露寺蜜璃役の花澤香菜が6月に出演した。花澤は子役時代に『やっぱりさんま大先生』でさんまと共演している(花澤と出演した「もう一人の教え子」は同じ事務所の日高里菜。鬼滅の出演者では産屋敷輝利哉を演じた悠木碧も教え子の一人である)。

更に花江と下野は出演がきっかけで、さんまプロデュースのアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』に出演。逆に花澤ら元教え子2人には何故声をかけなかったとさんまに訴えたが「大竹しのぶの代わりできる?」と返され詰まった。その後出演者の吉岡里帆と共演している。


少女漫画っぽい?編集

実は鬼滅の刃はこれまでの少年漫画の中で、最も少女漫画っぽいと言われる。

例えば、絵柄が少年漫画の中で比較的に女性に引き込まれそうな可愛らしい絵柄で、キャラの目がクリクリとしており、可愛らしい顔もしている為、少女漫画っぽい絵柄をしていると言われる。

他にも、ダークファンタジーという作風だが、鬼殺隊や鬼の過去等といった哀しみや切ない回想、感傷的描写、人間ドラマという心の動きを強調されていて、これら全ては少女漫画の作風で王道となる。

更には、少年漫画の主人公は大体野性的が多かったり、夢を追ったり、勝利をして喜びを感じるのが王道とされるが、炭治郎の場合はそれらとは対照的に、真面目で心優しかったり、辛い過去を持つ鬼達に同情したりと、まるで少年漫画の主人公とは思えず、寧ろ少女漫画の主人公のようなエンパス系主人公とされる。

その為、連載当初では「ジャンプというより少女漫画っぽい」と一部からも言われていた。

恐らく作者は女性である為、かなり女子力高めの少年漫画にしてしまったのだと思われる。




関連イラスト編集

※記事の読み辛さ防止のため、イラストは4個まででお願いします。

かまぼこ隊と禰豆子鬼殺隊 九つの柱

鬼滅完結ありがとうございました!


関連動画編集

累計150万部突破記念公式PV


関連タグ編集

「鬼滅の刃」関連タグ編集


※評価タグや二次創作的なタグについてはコチラ⇒鬼滅の刃(二次創作)



外部リンク編集

公式編集


血風剣戟ロワイアル関連編集


インタビュー編集


試し読み編集


pixivision編集


別の百科編集

関連記事

親記事

吾峠呼世晴 ごとうげこよはる

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3331122329

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました