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竈門禰豆子

かまどねずこ

漫画『鬼滅の刃』のヒロイン。
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概要

漫画『鬼滅の刃』のヒロインで、炭治郎の妹。
長い髪の数か所を部分的に結び額を出し、麻の葉文様の着物に市松柄の帯を締めた格好をしている。
物語開始時(享年)12歳。炭治郎の修行後は実質14歳である。

家族と共に慎ましやかながらも幸せな生活を営んでいたが、唐突に、そして理不尽に訪れた残酷な災厄により人ならざるとなってしまう。

人を喰らう鬼としての業に抗い、兄と共に人を護りながら、己が人へと戻るための果てしない旅路に踏み出す。


人物

人間であった頃

『いいよいいよ大丈夫 この着物気に入ってるの それよりも下の子たちにもっとたくさん食べさせてあげてよ』
竈門家六人兄妹の長女で、村でも評判の美人(美少女)であった。
その容姿の美しさは、炭治郎の同期隊士・善逸の目には輝いて映るほど。
内面は家族想いの優しい少女であり、行商に赴く長男・炭治郎に次いで、家庭で母親と共に弟妹たちの面倒を見る役目を担っていた。ちなみに生前(鬼化前)の理想の男性像は「飛車のような人」。

しかし色んな意味で怖い部分も有り、弟の竹雄が言うには昔小さい子にぶつかって怪我をさせたガラの悪い大人に対して、謝ってくださいと怒ったことがあるらしい。
竹雄「人のために怒る人は 自分の身を顧みない所があるから そのせいでいつか 大切なものを失くしてしまいそうだから怖いよ」(83話)

鬼化して直後

物語冒頭にて鬼舞辻無惨によってにされた直後は、腹が減って思考能力が著しく低下しているようで、まさに飢えた獣として炭治郎を襲った。しかし炭治郎からの呼びかけを受け、そこに来た冨岡義勇と炭治郎の行動を見て、禰豆子は炭治郎を庇う行動を見せる。
その後どうやってか冨岡に無力化され、落ち着いた様子になる。しかし簡単なコミュニケーションしか取れず、行動原理も非常に単純。また、人を喰らわせないようにする保険として、竹製の口枷を常に噛まされている事もあり、会話も不可能。朗らかだった表情も、虚ろな眼のみとなってしまった。指の爪は鋭く尖っている。
しかし、本人の資質によるものか意思の強さによるものかは定かではないが、人肉を喰らわずにはいられないはずの鬼としての飢餓を抑え込み、逆に鬼としての力を兄(家族)を護るために振るうという、鬼としては異端の同族殺しとでも言うべき存在となった。

炭治郎が鱗滝左近次の徒弟となり修行を始め状況が落ち着くと、何故か禰豆子は眠り続け目を覚まさなかった。

眠り続けた2年後

炭治郎が修行と試練を超え鬼殺隊の一員となり鱗滝の家へ帰ると禰豆子が目を覚ましており兄を出迎えた。
しかも「奇跡」とも言い表せられるほどに鬼としては特異な事に、人を喰らってエネルギーにする体質の代替として「睡眠」によってエネルギーを補充するよう体質を変質させたらしく、その後戦闘行動で消耗するとよく眠り、それ以外も基本的に眠っているか赤子のようにぼーっとしているようになった。
(ただし、飢餓自体は感じているようで、切迫した状況下では人の血に涎を垂らしてしまっている。それでも衝動を理性で抑え込んでいるため、人を傷つけたことは無い)
鬼は日光を浴びると灰化するため、移動する日中は常に炭治郎の背負う「箱」の中で眠っている。
そして、アプローチは異なるが、珠世に続き自力で鬼舞辻の呪いを外した鬼でもある。

精神面においては、人喰い鬼となった人間の常として記憶の混濁と幼児化が生じている。
戦闘中は炭治郎の剣の師匠による暗示により、人間を全て「家族」と認識し「家族を傷つけるを滅する」よう意識下に刷り込まれているため、自らの近くで鬼に人間が傷付けられると激昂して鬼へと襲いかかる。しかし、自身の意志もある程度残っているようで、最愛の兄である炭治郎の言葉や導き手に従い、判断して行動する面もある。炭治郎を除く家族たちが既に死去していることは理解しており、鬼舞辻に対する憎悪と怒りは、彼の血が濃い上弦の鬼に対しても向けられる。
戦闘以外の場面では子供のように兄に触れあって甘えることが多い。敵対する鬼の血鬼術によって眠りから覚めない炭治郎に対してすら、そうとは理解できずに、ただ「撫でて欲しい」という幼い欲求に従って無理矢理起こそうとした挙句、爆血(後述)で兄を火だるまにするなど、浅慮な行動が目立つ。
しかしながら、塁との戦い以降は比較的感情豊かになってきており、自分を傷つけ挑発した不死川に対してプンプン怒ったり、可愛らしい金魚を見て和む姿も見られる。
余談だが、6巻のおまけページでは目にハイライトが描かれており、(本編では56話から描かれるようになっている)日に日に何かしらの変化が起きているものと考えられる。

兄と同じで、目をつぶった時に死んだ家族から言葉を貰うことがある。

鬼殺隊での立場

蜘蛛山にて虫柱胡蝶しのぶに見つかりその場で即処分されそうになるが、鬼殺隊の最高管理者産屋敷耀哉からの指令により庇われ、禰豆子のために柱合会議が開かれた。会議では一部の柱らから反発もあったが、

  • 産屋敷耀哉が炭治郎と禰豆子を現状打破の要素になり得ると判断したこと、
  • 2年間禰豆子が人を襲ってないこと、
  • そしてその場で不死川実弥により刺されて消耗した禰豆子が不死川の血を見ても襲わなかったこと
これらが実績になり、結果禰豆子が人を襲わない限り処分を見送ることになった。
なお、もし禰豆子が人を襲った場合はその場で炭治郎が禰豆子を処分した後、その責任を持って炭治郎もその場で自害し、並びに彼女らを鬼殺隊へ手引きした鱗滝左近次冨岡義勇の両名も腹を切ることになっている。

竈門兄妹と一緒に行動している我妻善逸嘴平伊之助はそうでもないが、鬼殺隊には身内やよく見知った仲間が鬼に殺されているものもいる。柱から禰豆子への処分要求が強いのも、そういった鬼の所業を見続けたことによるものである。

能力

身体能力

の基本特性としてほとんど不死身であり、日光を浴びるか、鬼狩りの振るう日輪刀で頸を撥ねられる以外は基本的に死ぬ事が無く、四肢をもがれても短時間で再生する。
更に禰豆子は鬼舞辻無惨から分け与えられた”鬼の血”の量が多かったため、若い鬼としてはかなり高い身体能力を有しており、その剛拳は鬼の臓腑を破裂させ、その烈蹴は鬼の頸を撥ね飛ばす。
ただし禰豆子本人は格闘技術を習得しているわけではなく、上述の通り複雑な思考も出来ないため、攻撃パターン自体は非常に単調で見切られ易いという弱点もある。

また、鬼は人を喰らい続ける事で身体能力を増強し、さらに異能力である”血鬼術”が使えるようになるが、なぜか禰豆子はいっさいの人を喰らうこと無く、迫る危機に対して自らの意志で力を増していき、更には下記の血鬼術すら習得してしまった。

体格変化

こちらも鬼の基本特性の一つ。
自身の体格(身体年齢)をある程度操作できるため、炭治郎の背負う箱に収まる際には幼児化(幼児体化)し、戦闘時などには本来の年齢(14歳)の大きさに戻っている。

旅路の中、兄が立ち向かう“災厄”に対抗するため、自らの本来の年齢よりも戦闘に適した手足の長い成人の姿に変化させるという“成長”を見せつつある。
ただし、成人の姿は鬼化を進行させた姿でもあり、体力の消耗が大きく人喰いの本性が出やすくもなる。

血鬼術 爆血

自らの血を爆熱させる事により、血が付着した対象を焼却あるいは爆裂させる術。
その火力は鬼舞辻無惨の直属である十二鬼月の鋼糸すら、滅却せしめた。

だが威力以上に、この術の最大の特徴となるのは、人喰い鬼の細胞のみを焼却する効果である。
人間や衣類はこの炎に触れても燃えず、むしろこの火で人を包めば鬼が生み出した毒を人の体内から消滅させる解毒効果や術の効果を弱める効果さえある。
また、鬼をこの血鬼術の火で焼くと、焼いた部分は再生能力が鈍り中々治らなくなる効果もあり、特に再生能力が高く身体欠損すら秒で治る上弦の鬼に対しても、この火で焼けば多少は足止めすることができる。一般の鬼に対しては未使用なのでどの程度効果があるか不明である。
全ての人喰い鬼は、鬼舞辻無惨に血を分け与えられた者が適応して生まれる事から、禰豆子の術は親殺しの火そのものとでも言うべき、極めて特殊な――あるいは「矛盾している」とすら言える――性質を有している。

血を媒介とする必然から、負傷していない状態では自身の爪で己の身体を傷つける事で発動させる。
なお、血鬼術の行使は通常の戦闘行動以上に“力”を消費するため、戦闘後は術の行使頻度に比した眠り(エネルギー補給)が必要となってしまう。
禰豆子自身もこのエネルギー消費を本能的に理解しているようで、敵対する鬼の強さを鑑みて、可能な限り体術のみで戦おうとする傾向を見せている。

爆血刀

竈門炭治郎の刀に血を塗り、血鬼術を発動して燃やした刀。燃えた炭治郎の刀は黒から赤へとその色を変えた。
この状態の刀にて上弦・半天狗を切り、その厄介な能力を一時的に鈍らせることに成功する。

余談

禰豆子が戦闘に主に用いる手段は蹴りである。慎ましく和服に身を包んだ美少女は、戦闘時にはその美脚を惜しみなく曝け出す。惜しみなく。
ファンの間でたびたびその(鬼の頸を捻じ切るほどの)健脚が話題に挙がるが、劇中である大正時代(特に農村部)の女性は下着を着用しないのが一般的であったため、はいてない可能性が高い。

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鬼滅の刃 竈門炭治郎

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