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フランスパン

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ふらんすぱん

フランス風のパン。外皮が硬く中身も千切れにくいものが多いが、種類はいろいろである。

フランスパンとは

🥖概要

食パンバターロールなどと比較すると、準強力粉で作るバゲットなどは外皮がかなり堅い。

内側も「(す)」の通りが大きく、歯ごたえの利いた口当たりにできている。

この違いは、発酵した後のパン生地を成型する時にガスを抜くか抜かないかによって生じるものである。

フランスパンはガスを抜かないので内部にができやすく、パン生地の水分がその孔を通り抜けて外に逃げ出しやすいので堅くなる。

🥖食べ方

歯の丈夫な若者はともかく、お年寄りや赤ちゃんはフランスパンを食べるときどうするの?と思われる方がいるかもしれない。

しかし、もともとフランスパンはスープに浸けたり皿のソースを拭ったりして食べるのが一般的であり、その時に吸い込む水分でパンが柔らかくなるので、とり立てて問題にはならない。

また、ブリオッシュクロワッサンは日本では菓子パンとして扱われ、フランスパンに含められる事は少ない。

🥖主なフランスパン

フランスパンは形によっていろいろな呼び名がある。

  • バゲット:Baguette。太く長く、クープ(切れ目)が多い。一般に「フランスパン」と聞いてイメージされるパン。
  • バタール:Bâtard。バゲットとパリジャンの中間。
  • パリジャン:Parisien。バゲットよりも太く短く、クープも少ない。
  • フルート:Flûte。楽器のフルートから。細長い。
  • エピ:Epi。の穂の意。バゲットやフルートに深いクープを入れ、麦の穂状に作る。
  • ブリオッシュ:Brioche。「王様のパン」とも呼ばれる。ノルマンディー地方原産で、バターをふんだんに使った菓子パン。
  • クロワッサン:Croissant。三日月の意。バターを練り込みパイ状に作ったパン。
  • ソフトフランス:日本で独自に開発されたもの。皮が薄く柔らかい。

🥖二次元的使用法

フランスパンの代表格であるバゲットやバタールは、棒状または棍棒状の形をしている。

これをとある物体に見立てて、女の子に端から咥えさせたり、女性の乳房に挟ませたりしているイラストが少なからず存在する(けしからん風潮だもっとやれ)。

使用済みのパンを男性諸君がむしゃむしゃするのかどうかはご想像にお任せします。

ちなみに三次元でもやらかしている連中はちらほらいる模様である。

🥖関連動画

フランスパンが出来上がるまで

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