🥣概要
中国料理の湯や和食の味噌汁なども「スープ」と呼ばれることはあるが、狭義では西洋料理のものを指す。ラーメンなどの汁の多い麺料理の汁も「スープ」と呼ぶ。
フランス料理ではポタージュとスープは区別されるが、英語圏(日本でも)ではポタージュはスープ類に含まれるという理解が一般的である。フルコースでは前菜(オードブル)の後に出てくる。
汁よりも肉や野菜、魚介類などの具がメインになっているものはシチューとして区別されるが、イタリア料理のミネストローネやアメリカ料理のチャウダー、ウクライナ料理のボルシチなどどちらなのか曖昧なものも多い。日本においてはシチューといえば「小麦粉などでとろみをつけたもの」というイメージがあるため、これらは皆「スープ」扱いされるのが一般的である。
皿に入ったものをスプーンですくって飲むが、カップに入っているものはカップから直に飲む事もある。日本語ではスプーンを使う/カップから直接ともに「飲む」というが、英語ではスプーンを使う場合"eat"(食べる)、カップから直接の場合は"drink"(飲む)と言い表す動詞が異なる。
主なスープ
シチュー(煮込み)とされることがあるスープ
以下はシチュー扱いされることが多い