概要
CV:カリー・ペイトン/吹:佐藤せつじ
アニメ『トランスフォーマー アドベンチャー』第4話より登場。所属はディセプティコン。ロブスターの半魚人ような姿をしている。オレンジのスポーツタイプのフューチャーカーに変形し、口や腕から発射するビームを武器とする。
テンションの高いおちゃらけた性格だが、暴走や暴力といった犯罪行為を全てゲームだと思っており、ハイスコアを更新するために犯罪行為を繰り返していた。
ゴルフ場を襲撃した所をチームバンブルビーに発見されて交戦、彼らのコンビネーションに気を取られて、後ろから回り込んだグリムロックのキャノンボールアタックを食らって気絶した所を拘束された。
だが『マイクロンの章』第7話にて、オートボット基地に潜入したスチールジョーによって他のディセプティコンらとともに救出され、彼らとともに女性戦士グロウストライクの一味に加わった。更に相棒として、グロウストライクの部下のサイクロン族のマイクロン「ハンマー」と「アンヴィル」が両腕に装着するようになった。しかし彼自身は性格が幼稚すぎる2体に辟易していた。
第8話にてアジトとしているアルケモア号の防御シールドの修復するためのミキシングボードを盗むためにコンサート会場を襲撃、バンブルビーと共にコンサートの真っ最中に乱入してしまうが、スタッフや観客からは演出用のマスコットと勘違いされ、そのままお互いノリノリで戦闘を継続、最後は敗れ去り再逮捕された。
終盤からは囚人たちとは別に活動していたディセプティコンのトレジャーハンター達の中に、サーミドーという青色の同型個体が登場している。ただしこちらは眼球が飛び出ておらず、おちゃらけた言動も無い。
余談
- ロブスターがモデルでありながら、日本語版では「ズワイ」「タラバ」「ミソ」といった蟹に関連した言葉を頻繁に口にする。「志村後ろ」など何故か二本のコメディネタも知っている。
- 必殺技は「エビーム」。マイクロンの章ではバリエーションが増えて、「甘エビーム」「車エビーム」「オマールエビーム」を披露。しかし後者は不発。
- 原語版で声を当てたペイトンはグリムロック役も兼任している。日本語版の佐藤は「のちに蟹系キャラを演じるとは知らずカニネタをぶっこみ過ぎてしまい、クランプダウンを演じることになった際は苦労した」とtwitterで述べている。
- 海老系の生き物に変形するお調子者という点は、『ビーストウォーズⅡ』のギムレットと共通している。