曖昧さ回避
1の概要
フランス料理などの西洋料理における、正式な献立に基づいた一連の料理のこと。英語でいうとFull-course dinner。
基本は「オードブル」→「スープ」→「魚料理」→「肉料理」→「サラダ」→「デザート・果物」→「コーヒー」の順であるが、これに「食前酒」や「口直し用のソルベ」が加わることなどもある。
また、近年ではサラダを省略することも少なくなく、場合によってはスープをもオミットまたは代わりにパスタが入ったり、肉料理が「ロースト以外」と「ロースト」(後述のトリコでいう「メインディッシュ」)に分かれることもある。
俗に、選んで組み合わせるようなものを全て選んだ「全部乗せ」のようなメニューのことを言う事もある。
関連タグ
2の概要
トリコでは通称「人生のフルコース」「フルコースメニュー」と呼ばれ、作中の登場人物のお気に入りの食材及び料理の総称とされる。
基本的に本人が捕獲・調理した食材が入るため、それの捕獲レベルに応じて実力を判定できる。中には実力が高いのにあえてレベルの低い食材をフルコースに入れている人物もおり、本人の適合食材、高レベル食材との相性等で必然的にそうなる事例も多い。
あくまでも本人の好物や思い入れが多分に含まれたメニューになるため、仮にAという食材がフルコースの肉料理に認定されているとして、そのAよりBという食材の方が美味いと感じたしても、本人がAを上回るほどの思い入れを感じなければBがフルコースとして上書きされることはほぼ無い(「パーティで食べた特上の黒毛和牛よりも実家で〆た普通の豚肉の方が好き」というような現象である)
実際トリコ作中では一度もフルコースの上書きが発生したことはなく、類似の事例としてトリコが一度フルコースの肉料理に宝石の肉を認定しかけるも、サニーに(じゃんけんで負け)取られたことで、結局物語最終盤に「完象-エンドマンモス-」を肉料理に入れた事がフルコースの上書きといえるかも知れないがかなりのレアケースである。
他にもある目的をかなえるために必要なものや、食材ですらない過去の思い出をフルコースに入れている人物も存在する。