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カレー

かれー

多種類の香辛料を混ぜ合わせて食材を味付けした汁物や煮物。
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概要

 スパイス料理の一種。日本においては「米飯にとろみの付いた具材入りのスパイシーなルウをかけて食す料理」として発展し、家庭料理として不動の地位を築いている。市販されているカレールウは甘口、中辛、辛口の3段階が一般的。
 日本のみならず、イングランドドイツなどで国民食といえるほど一般化したカレー料理が存在する。特に日本式のカレーライス韓国台湾香港タイなどのアジア諸国で一般的に受け入れられている。

 「カレーの本場はインド」という認識は正確とは言えない。「インド料理としてのカレー」の本場であればインドを訪ねるべきだろうが、他国に伝播して発展した様々なカレーは、手に入る食材や調理文化によって現地仕様に改造されまくっているため、「日本の家庭料理と化したカレー」の本場をインドに求めるのはナンセンスである。
 言うなれば「日本のカレー」の本場は日本だし、「シンガポールのカレー」の本場はシンガポールだし、「インドのカレー」の本場はインドなのだ。

 発祥とされるインドには元々「カレー」という概念は存在せず、香辛料を多用した様々なインド料理にそれぞれの名前が付いていた。
 世界史的には大航海時代の到来と東インド会社の設立を経た18世紀の中頃、インド東部は英国の植民地となっており、当時の総督が現地のスパイス料理を本国へ紹介する際に大雑把に「カレー」という括りを用いたという説が、カレーのカレー化への第一歩と言えるかもしれない。語源についてはタミル語、カンナダ語で「食事・肉・おかず」を意味する言葉「カリ」に由来するとされる。
 英国人はそれを自分たちの味覚に合うメニューとして改造し、東インドの米食文化を取り入れて「カレー・アンド・ライス」と命名。慣れないスパイス調合で試行錯誤しつつ「 カレー粉 」を開発し、欧州の調理法でもってイギリス式スパイス料理「カレー」を発展させていった。かの王立海軍でも「カレー風味のシチュー」として採用され、好んで食されていたらしい。

 それを日本に仕入れたのが、英国海軍を模範としていた明治の大日本帝国海軍である。日露戦争を機に軍隊食として採用されたカレーは、白米ばかりで栄養の偏っていた軍の食事をみるみる改善したという。日本人の米食に合うよう、とろみを付けるなどの工夫が施された日本海軍式のカレーは、後の日本式カレーの基礎となった(陸軍のカレーはカレースープそのままに近いものだった)。そして戦争が終わると、復員した者たちによってカレーの味は各家庭へ普及していくことになる。
 スパイスの輸入が減少していった第二次世界大戦中でも、軍のカレー食は細々と続いていたものの、一般家庭からは姿を消し、再び息を吹き返すのは戦後になってからのこと。学校給食への採用、カレー産業関係者の東奔西走、友好国インドからのスパイス提供などが合わさり、カレーは戦後日本の復興を胃袋から支えたのである。
 ちなみに、現在の英国では家庭料理としてのカレー・アンド・ライスは絶滅したため(参考リンク)、カレーライスは日本の料理であるとみなされている。

 帝国海軍の直系の子孫である現在の海上自衛隊では、恒例のメニューとして毎週金曜日にカレーが食されている。曜日が決まっているのは、曜日の感覚が薄れがちな艦隊勤務の中で時間の感覚をリセットするきっかけを与える為である。
 各艦に秘伝のレシピが存在し、そのカレーの味が各艦の士気に大きく関わるほど重要な料理でもあり、今では各艦ごとのカレーコンテストが行われてもいる。
 なお、とある艦長が「他艦のカレーの方が美味かった」と口を滑らせた翌日、艦長室の扉に包丁が刺さっていた――という噂が実しやかに囁かれるくらいには、各艦(の厨房)が自艦の味に自信と誇りを持ってるようである。
 少なくとも、レシピ紹介ページで和・洋・中のレシピと別枠で各艦のカレーが紹介されている程度にはカレーにこだわっている模様。
 また軍港の一つであった横須賀では町おこしの一環として、海軍の伝統に則った昔風のレシピを元にした「海軍カレー」を売り出している。

カレーの色

カレーの色が黄から赤系統なのは香辛料の色によるものである。
特に黄色はターメリック(ウコン)によるものが多く、特に日本のカレーライスには必ずと言っていいほどこれが入っている。
また、スープストックにとろみをつける為に小麦粉玉ねぎを炒るなどしても似たような色がつく。
当然スパイスの調合次第では他色のカレーを作り出す事も可能。
有名なのはタイカレーのうち「グリーンカレー」と称されるものであろう。

タイカレーについて

タイカレーはタイでゲーンと言う汁物料理のうち、香辛料の利いた、ココナッツミルク仕立ての料理をそのように称しているもの(ケーン・キョウワン)で、インドのカレーと関係はない料理である。
タイでカレーと呼ばれているのは日本から入ってきた日本風のカレーライスの事。

唐辛子レモングラスといったスパイスを擦り潰したものに、ナンプラーココナッツミルク砂糖などで味を調え、具材(魚介類鶏肉野菜など)を入れ煮込んで調理した、香り高くまったりとした料理である。
小麦粉などとろみを出す食材がほとんど入っていないため、出来上がりはサラサラした汁状に仕上がる。
通常はご飯にかけて食べられる。

ちなみにタイカレー専用のスパイスペーストはタイ本国では普通に製造販売されており、レトルトカレーであれば日本国内でもスーパーマーケットなどで販売されている。
缶詰だと赤・黄・緑と三色揃ったイナバのタイカレーも有名どころであろう。

カレー回

いわゆるグルメアニメなどのカレー対決はもちろんだが、普通のアニメにおいてもカレーを作るエピソードも多々ある、場合によってはキャンプなどでも作られる事も多い。

みんなで一緒に作り、同じ釜の飯を食う事により、仲直りしたり、絆を強くするイベントになっている。
しかしながら、中にはトラブルの原因になる事もしばしばある。
一例:サクラ大戦 艦これ 日常 ペルソナ4

記念日

  • カレーライスの日 (全日本カレー工業協同組合)

1月22日。1982年(学校給食35周年)の同月同日に、全国学校栄養士協議会が、日本全国の学校給食の統一メニューとしてカレーを提供したことに因む。この日を意識しているカレー屋さんも少なくないらしい。

  • 横浜カレー記念日 (横濱カレーミュージアム)
6月2日。1859年の同月同日に横浜港が開港したことに因んで、同時であっただろうカレーの伝来を記念するもの。日米修好通商条約(締結は1858年)による横浜港開港記念日、長崎港開港記念日でもある。なお、制定した横濱カレーミュージアムは2007年に閉館。

……他多数。

関連イラスト

カレーって最強だな
くるっぱ


カレー食系先輩
アルル


0930
飯テロォ…



関連タグ

日本料理 / 料理 洋食 昼食 夕食 食物
ライス / ご飯  にんじん ジャガイモ タマネギ カレー粉 カレールー  胡椒 スパイス 香辛料 福神漬け
全部乗せ てんこ盛り
レストラン 食堂 給食 インド
カレーは飲み物 海軍カレー カレーの日 カレー先輩 カレー臭 カリー

様々なカレー料理

カレーライス カレーパン カレーうどん ドライカレー カツカレー ビーフカレー チキンカレー マーボーカレー シーフードカレー キーマカレー(挽肉カレー)
ホワイトカレー インドカレー タイカレーイエローカレー グリーンカレー レッドカレー

市販のカレー

レトルトカレーボンカレー ククレカレー カレーの王子さま スープカレー カレーメシ プリキュアカレー
缶詰イナバのタイカレー

架空のカレー

ムドオンカレー 比叡カレー

カレーにまつわる有名人

イチロー:一時期毎朝カレーを食べていた事が話題になった。
遠藤賢一:「カレーライス」という曲がある。
筋肉少女帯:「日本印度化計画」というカレーをこよなく愛する楽曲があり、テレ東の子供向け番組「ピラメキーノ」で知名度が広まった。
YOSHIKIX JAPAN):「カレーが辛い事件」を起こした。2004年2015年にこの事件をモチーフにした「YOSHIKIカレー キレ辛」が発売された。
佐藤利奈:逆にカレーが嫌いな事で有名。
前田剛:同上。
カレーマン:下記カレクックをモチーフにした実在の覆面プロレスラー。

カレーにまつわる架空のキャラ。

カレーもしくはカレー料理がモチーフ。

カレクック カレーパンマン 初代コンパ

好物がカレー

アルル・ナジャ
アセオ君
キレンジャー/大岩大太
春日野うらら
川名みさき
クルル曹長
ケンシロウ
シエル先輩
穂歌ソラ
知恵留美子
ハッサン・フルブシ
ヒビノ・ミライ
ポーラ・マッコイ
ぷよぷよのキャラクター全般。
龍造寺淳平

その他

櫂トシキ飴色に炒めた玉葱はルーにコクを与える
カレー・オブ・ザンクトリア
天道あかね:隠し味として白ワインを使っていた‥のだが、実際に使用したのはであったため、味がとんでもないことになっている。
鳥坂先輩:具にこんにゃく、サトイモ、隠し味として缶詰のフルーツポンチを入れたため、「闇カレー」と名づけられたあげく味がとんでもないことになり、本人以外食べることはなかった。
比叡比叡カレーを参照されたし。
豹朝夫スナックサファリ
保坂カレーの妖精
間黒男:特別好物を設定されているわけではないのだが、各種描写と「ボンカレーはどう作ってもうまいのだ」というセリフからスピンオフ作品でボンカレーとの出会いが描かれたお人。

ちなみに…

上記にもあるように、初代キレンジャーがカレーを好物としていることから、戦隊イエローは皆カレー好きと誤解を受けるが、確かにカレーが好物なイエローはいるが、明確にカレーが好きと設定されているイエローは以外に少ない。実際に例をあげると大岩大太の後任としてやってきた2代目キレンジャー熊野大五郎はカレーが好物ではなく、あんみつやナポリタンが好物であったし、ダイナイエローに至っては無類のラーメン好きであり、イエローバスターは甘いものを摂取しないと充電切れを起こして動けなくなってしまう。結論でいうと黄色の戦士は例外こそあれど、食に縁のある戦士が多いというところだろうか。

では逆にスーパー戦隊ってカレー好きが少ない戦士が多いのかと聞かれればそうでもなく、イエローに限定しなければ、海賊戦隊ゴーカイジャーキャプテン・マーベラス(カレーを食べようとすれば大体の確率で邪魔が入るが。)、宇宙戦隊キュウレンジャーホウオウソルジャーこと鳳ツルギサソリオレンジことスティンガーなどが上げられる。興味深い事にこの二人が好んでいるカレーはカジキイエローことスパーダが作ったものである。どうやら今までの事例を見る限り、暖色の戦士がカレーを好む傾向にあるようだ。

ちなみに爆竜戦隊アバレンジャーはカレー専門店が基地で、特捜戦隊デカレンジャーが活躍している時期には大企業に成長している。



外部リンク

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