演:だるま二郎
概要
第55話から第67話まで、及び映画「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン!」に登場。
それまでキレンジャーとして奮闘してきた大岩大太がイーグル九州支部の教官に着任。
それに伴い、イーグル内部で最も優秀な隊員達で構成された『ゴレンジャー予備軍』から
二代目キレンジャーに抜擢。
大岩同様大食漢だが、大岩がカレーなのに対し、こちらはあんみつなど甘いものが好物。
また、精密機械に対するノウハウもあるようで『UFO発見眼鏡』なるアイテムを自作していた。
二代目キレンジャーの受難
成績優秀を引っさげてゴレンジャーの一員となった大五郎だったが、彼にとってはそれまでの常識や価値感を大きく覆されるものとなった。
それゆえ、斜め上を行く(?)状況に対応しきれず後手に回ってしまう場面が度々みられた。
- 第55話
- 黒十字軍大耳仮面の一団と遭遇、海城・ペギー・明日香の3人はいつものようにゴレンジャーに転換(変身)。しかし、大五郎だけは転換できず「ダメだ~」とあきらめ顔。アカ「大五郎、精神を集中するんだ!」と言われ、精神集中。ようやくキレンジャーに転換できた。
- 第58話
- 柔道着を着た海城と新命にバーベル投げ特訓で叩き込まれて「少し休ませてくださいよ」と、早くも音を上げるが「黒十字軍は休ませてくれないぞ、立て!」と、江戸川総司令に一喝される。
- 子供の通報でパラボラ仮面の足取りを追うも逆に捕われの身となり、残る4レンジャーの誘き寄せに利用された。
- 第64話
- 時計仮面と黒十時忍団との戦闘中、キーステッカーが誤ってアカレンジャーに当たりそうになり「何やってんだ!バカ!!」と怒られた直後、今度はミドレンジャーに当たってしまい「痛てっ!コラっ!キ!!」と、たて続けに怒られる。
- 第66話
- 風車仮面の一団に拉致された黒田博士(実は偽者)の救出成功の代償として反対に捕われ、その後、博士(に変装した海城)と人質交換をする形で解放された。そして67話では……
壮絶な最期
大五郎最期の勇姿並び、その壮絶な末路が描かれた、
第67話『真赤な特攻!! キレンジャー夕陽に死す』は、ゴレンジャーの戦いを知る者たちにとっては永遠に忘れることができない語り草のエピソードである。
イーグルの科学陣が開発した細菌兵器『カビカX』が厳重なチェックを怠ったことで、黒十字軍のカンキリ仮面にまんまと奪回されてしまう。
さらに、慰めにきた太郎少年がカビカⅩに犯された車に跳ねられるという事態に見舞われ、責任を感じた大五郎は単独でカビカⅩの奪回を図り、見事に成功!
が、処理をしていたところをカンキリ仮面の放ったカンキリカッターで致命傷を負ってしまい4人が駆けつけた頃には、その命は風前の灯火となっていた。
「今度から・・・・油断しねえよ・・・・」
その台詞を最後に大五郎は4人に看取られてそのまま息絶えた。
そしてこれがスーパー戦隊シリーズでの最初の殉職者となった。
大五郎の死後、大岩が戦列復帰。弔い合戦としてカンキリ仮面を倒した。
関連タグ
秘密戦隊ゴレンジャー キレンジャー 戦隊イエロー
白石謙作/バトルコサック:戦隊シリーズ2人目の殉職者
ナポリタン:実は熊野があんみつを食べているシーンは少ない
戦隊イエロー
大岩大太/熊野大五郎→黄山純