「我こそ時計仮面なるぞ!」
概要
第64話「青いUFO!宇宙軍団大襲来」に登場する仮面怪人。出身地は北海道の札幌(これを意識した物と思われる)。
巨大な目覚まし時計のような仮面をつけ、頭には時計の針が角のように刺さっている。頭以外はシンプルな造形の多い仮面怪人達の中では珍しく、大変カラフルで、見た目的にもかっこいい部類に入る。
武器は時計の針の形をした剣と、文字盤の形をした盾であり、剣を使ってゴレンジャーの飛び道具を打ち返す「はね返し」という技を使う。
身に付けた赤いたすきには「時計爆弾」が装着されており、敵に投げつけて攻撃する。
薄っぺらい文字盤に変身して、相手を欺くこともできる。
また体内には自爆装置が内蔵されており、頭の文字盤と連動して爆発する。
黒十字忍団の指揮にも使っているようでモモレンジャーに逆回転させられた時には忍団の動きが逆さまになって撤退してしまった。
活躍
黒十字軍の新型戦艦「バットラー」と新部隊「黒十字忍団」を率いてイーグルの基地を襲撃し壊滅に追いやる。
駆け付けたモモレンジャーとミドレンジャーに対してもモモ爆弾をはね返しで反射し、黒十字忍団の力で優位に立つが文字盤を逆回転させられて撤退。
バリドリーンがモモレンジャーからの連絡で出動するが、空中機雷で撃退する。
その後、制空権を獲得するべくバットラーでイーグルのレーダー基地を次々と破壊。ゴレンジャーに対し、ストーンサークルでゴレンジャー基地のレーダーを破壊するという予告を行う。
予告通りに基地を襲撃して窮地に陥れるが、バリドリーンが「スペースリング」でついにバットラーを撃破。
5人揃ったゴレンジャーとの決戦となり、黒十字忍団の忍術で翻弄して苦戦させるが、時計仮面を狙うことで逆転され、ゴレンジャーもろとも自爆を図る。
それに対抗すべく放たれたゴレンジャーハリケーン・マグネットロックをゾルダーを使って妨害しようとするが、ゾルダー程度で止められるはずもなく磁石に変形したエンドボールが顔にくっついてしまい「うわあああ目が回る!目が回る!うわあああ!」と叫んで爆死した。
時計仮面の死によってレーダー基地は守られたかと思われたが、そこに黒十字軍の移動要塞「黒十字城」が現れて機雷を投下。
何とかバリタンクで機雷を除去するが、ゴレンジャーの戦いはより厳しいものになっていくのだった。
余談
久しぶりの弱点らしい弱点もなく、ギャグなしの真面目な怪人となった。
関連タグ
時計モチーフの戦隊怪人の後輩
モチーフが時計だけに時属性が付加された個体が多い。
昭和戦隊
平成戦隊
ジクウマンモス、時計オルグ、ギガノイド第3番「時計」、タイマーのバクトフージER、クロックシャドー※、妖怪ネコマタ、妖怪マタネコ
令和戦隊
※分針と時針を模した剣を武器に使う共通項もあるが、時計仮面と異なり長剣と短剣の二刀流で盾は使用しない。