データ
全長 | 50m |
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重量 | 95t |
飛行速度 | マッハ1.1 |
装備
攻撃 | スカイロック、スカイミサイル、スペースウィング他 |
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その他 | 人工雲、プロペラシェーブ、小型ムービーカメラ他 |
概要
バリブルーンの後継機として投入された、新型の空中要塞。設計・製造はイーグルのコンピューターによって行われ、紙面に出力された設計図も完成後に自動的に処分されたことが、後に作中にて言及されている(第50話)。
操縦席は5名搭乗出来るように拡張されている他、バリブルーンを踏襲した回転翼・尾翼プロペラに加えて5色の可変翼も実装しているなど、バリブルーンをより発展させた機体構造となっている。また機首前方部には、バリドリーンと同時期に投入された万能戦車・バリタンクを、機体中央には諜報用気球メカ・バリキキューンを搭載。これらのメカを現場に輸送する役割も担っている。
バリブルーンに引き続き、メインパイロットはアオレンジャー/新命明が担当する他、オートコントローラー(小型自動操縦装置)による無人操縦も可能となっている。
物語後半の主戦力として、バリブルーンに負けず劣らずの活躍を見せ、黒十字軍との最終決戦でも燃料が尽きかける中、スターマシーンとともに大量の爆薬を積載した上で黒十字城へ突入、これを爆破せしめた。
その後の活躍
前述の通り既に設計図は失われており、またゴレンジャー基地も既に破壊されていたため、その後の復活はないものと思われていたバリドリーンであったが、後日談に当たる映画『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』において早くもカムバックを果たす事となる。
この時は、先んじて日本に戻っていたペギー以外のゴレンジャーと共に西サハラから帰国し、犯罪組織クライムと交戦している。
2001年リリースのVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』においては、歴代レッドメカの一角として参戦。「歴代レッドメカ」という括りではあるものの、操縦は以前と同じく新命が担当しており、三浦参謀長からの指示を受けて先陣を切るという、ファンならばニヤリとさせられる一幕も盛り込まれている。
ガオレンジャーとはこのVシネマ以外にも、「てれコロコミック」掲載の漫画『百獣戦隊ガオレンジャーVS秘密戦隊ゴレンジャー』でも共闘しており、ここではバリドリーンとガオキングとの合体必殺技・ハリケーンブレードを披露している。
スーパー戦隊レジェンドウォーズではアカレンジャーのビクトリーカードのスーパースキルとして登場。ゴレンジャーがゴレンジャーハリケーンを放った後、バリドリーンがスカイミサイルを放つという演出がなされる。
関連タグ
秘密鬼ング:『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する敵怪人の一体。巨大化前の姿も含めて公式な言及こそされていないものの、バリドリーンを始めとするゴレンジャーの全ビークルをモチーフとしていると見る向きもある
セッちゃん:『機界戦隊ゼンカイジャー』の登場キャラクター。バリドリーンをモデルにしたとされる鳥型のロボットで、当の本人も似ていると反応した事がある