マスター「え?・・・言っちゃあ悪いけどね、あんた。ウチの大盛りは正真正銘の大盛りなんだよ。
4枚なんかとても食えたもんじゃないな、2枚にしときな」(第1話)
概要
マスターと呼ばれる中年男性が店を切り盛りしており、海城剛を始めとする変身前のゴレンジャーの面々、それに加藤陽子の弟である太郎少年などが頻繁に出入りしている。
中でも大岩大太は、マスターが作る特製のカレーをえらく気に入っており、来店の度に大皿のカレーを何枚も平らげ、しかもその度に(急な出動がかかるなどやむを得ない事情があるとはいえ)ツケにしてもらっているほどである。
大岩が終始出払っている話ではマスター自身がカレーをやけ食いすることもある。
マスター特製のカレーは彼に限らず好評を博しているようで、第37話では店内でカレーの作り方教室も開催されているが、ここでも試食役を買って出ているのは大岩であった。
・・・しかしこれはあくまでも表の顔に過ぎない。
実はこの店舗の奥に、ゴレンジャー基地に通じる隠し通路が設けられており、海城達がゴンに屯するのもそのためである。またマスターも、ゴレンジャー総司令・江戸川権八というもう一つの顔を持っており、当初はゴレンジャーの面々にも素性を隠し声のみで接していたが、比較的早い段階でマスターと同一人物であることが明らかにされている。
こうした事情から、ゴレンジャーとの関連を睨んだ仮面怪人達に物語の最序盤からしばしば探索の対象とされており、第44話ではエレキ仮面率いる軍団の基地探索に遭った末、店の内装を徹底的に破壊されてしまい、ゴンも閉店を余儀なくされた。
そのため、続く第45話からは場所を移転(現たまプラーザ駅近辺)した上で、フルーツパーラー・ゴンにリニューアルされた。
関連タグ
スナックサファリ、恐竜や、TIGER BOY:以降のシリーズに登場するメンバーゆかりの飲食店。いずれも秘密基地のルートが施されている。
爆上戦隊ブンブンジャー:バクアゲ31にて同名のカレーショップが登場。店主の名前も同姓だが、あくまで元ネタとは別の店らしい。
二つで充分ですよ:『ブレードランナー』に登場する台詞の一つ。この台詞の元ネタが、記事冒頭に示した台詞なのではないかと見る向きもある