国際秘密防衛機構イーグル
こくさいひみつぼうえいきこういーぐる
世界征服を目論む黒十字軍に対し、国連が人類を守るべく設立した国際的平和組織の秘密防衛機構で、略称は「Earth Guard League」。
エンブレムは翼を広げ、鋭い爪を覗かせる横向きの赤い鷲が基本だが、隊員達の服に刺繡されたエンブレムには更に黄色い星のマークが付いている物もあり、若干デザインが異なっている。
その総本部はスイスのジュネーブにあり、全世界に各10ブロックのガードサークルを配置する事で黒十字軍に対抗していた。無論、日本もそのブロックに含まれており北海道、東北、関東、関西、四国、九州少なくともと全国に6つの支部の展開が確認されている。
第1話でその支部全てが黒十字軍の総攻撃に遭って壊滅するも、奇跡的に生き残った5人の隊員達が江戸川権八総司令の下で厳しいレンジャー訓練を受けて誕生したのがゴレンジャーである。
日本ブロックの総司令にしてゴレンジャーの指導者。
イーグルの連絡員でコードネームは『007』。
イーグルの連絡員でコードネームは『008』。
イーグルの連絡員でコードネームは『009』。
- ゴレンジャーの5人
黒十字軍の総攻撃で壊滅した日本の各支部の生き残り達。
前述の所属者以外の構成員及び戦闘員達の通称。
前述の通り、スーパー戦隊初の『ヒーローたちが所属する地球を守る組織』ではあるのだが、ゴレンジャーの五人(そしてイーグル連絡員『007』こと加藤陽子)以外の構成員の戦闘能力はとても頼りなく、作中では敵対勢力の黒十字軍との戦闘や襲撃で毎回の様に構成員が戦死(殉職)している。
仮面怪人はともかく一介の戦闘員に過ぎないゾルダーにすらやられており、逆にゾルダーを倒したこともほとんどないという有様である。
秘密基地や研究施設を日本の各地に所有しているが、それらの施設は劇中に登場する度に黒十字軍に発見されて壊滅させられている。
……ただしこれほど甚大な被害を度々受けていながらも正義のチームとしては健在であり、最終話までゴレンジャーを援護し続けた。特撮番組においては壊滅させられる正義のチームも珍しくない中、その莫大な組織力は誇るべきものであるだろう。