概要
「バリキキューン発射、スイッチ・オン!」
国際秘密防衛機構イーグルが、諜報活動用に開発した気球型の飛行メカ。作中での初出は第69話で、主にモモレンジャーもしくはキレンジャーが操縦する。
バリドリーン上部に搭載され、射出された後気球部分が膨らんで飛行形態への変形を完了する。
低空飛行が可能な機動力と、ステルス機能とを兼ね備えており、これによりレーダーに引っかかることなく、いかなる場所にも離着陸できる優秀なスパイマシンとなっている。
主な武装は、機体両側面に装備されているアームで、左側は鎖付きマジックハンド「バリハンド」、右側は鎖付きアーム「クチバシハンド」として運用される。他にも煙幕「スモークバリア」と機関銃「バリマシン」を装備している。
機体後部にあって異様な存在感を放つ、渦巻き模様の円盤は媒体によって設定や描写が異なり、映像中では一種の推進装置的な描かれ方であるのに対し、放送当時にポピーより発売されたポピニカ版ではドリルと説明されている。また後者においてはこの「ドリル」がある方が前面とされている(パイロットとして付属しているアカレンジャーもこちら側に配置)。
スーパー戦隊シリーズにおいても極めて稀な「気球型」のメカであり、なおかつ戦闘よりも諜報を主目的としたポジションであるという点も含めると、シリーズ中では他に類を見ない異色のメカであるとも言える。
関連タグ
大神官ガジャ :『轟轟戦隊ボウケンジャー』の登場人物の一人。デザインモチーフとしてバリキキューンを採用