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大怪獣首都激突

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だいかいじゅうしゅとげきとつ

『大怪獣首都激突』とは2024年2月23日公開の『ウルトラマンブレーザー』の映画。

俺たちが、行く。

概要

『大怪獣首都激突』とは2024年2月23日に公開された『ウルトラマンブレーザー』の映画。正式タイトルは『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』。

田口清隆監督が劇場版を担当するのは劇場版『ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』以来7年ぶりである。

予告映像では第1話のセルフオマージュとしてアースガロンからSKaRD隊員達が降下している。

田口監督によると子供達も初めて見る怪獣映画をコンセプトに作ったと語っている。

TSUBURAYAIMAGINATION加入者向けのデジタル特典として、劇場入場者プレゼントに封入された二次元コードを読み込む事で、スペシャルボイスドラマ『首都直下撃滅作戦』を視聴可能になる。

STORY

工業地帯に怪獣が多数出現し、SKaRDがそれを迎え撃つも、倒しても倒しても怪獣は次々と現れる。

怪獣が現れた工業地帯に工場を持つ、怪獣の残骸の処理や研究を行う先進化学企業「ネクロマス社」に、今回の怪獣の一件と何らかの関係があると考えたSKaRDは、最高経営責任者で世界有数の化学研究者でもあるマブセ博士の元へ行く。研究所ではなんと不老不死に関わる物質「ダムドキシン」を開発しており、完成間近だという事が判明した。

そんな中、宇宙の覇者と名乗る宇宙人・ダムノー星人が出現。タンクから漏れたダムドキシンが研究所のサンプルを飲み込んで妖骸魔獣ゴンギルガンが誕生してしまった。日本の首都を舞台に、ブレーザー&SKaRDと大怪獣との壮絶な大激突の幕が切って落とされたのだった…!!

登場怪獣・宇宙人

テレビ版からの登場

タガヌラー

ズグガン

使用楽曲

主題歌

星と獣

作詞:シト(From ReReGRAPHICS)/編曲:尾澤拓実(From ReReGRAPHICS)

作曲・歌:きただにひろし/コーラス:MindaRyn

挿入歌

僕らのスペクトラ

作詞:シト/作曲・編曲:尾澤拓実(from ReReGRAPHICS)

歌:きただにひろし

余談

  • 2年連続で同じ日に映画が公開されるのはウルトラシリーズでは初めてである。
  • また新世代ヒーローズ劇場版において恒例である客演として、前作『ウルトラマンデッカー』からアスミ・カナタをはじめとしたキャラの客演が予想されていたが、結局客演無しとなった(ちなみに余談ではあるが、本作のグランドフィナーレ舞台挨拶においてブレーザーからアークへのバトンタッチイベントが行われた際にはデッカー及びカナタ役の松本氏もアスミ・カナタとして登壇し、ブレーザーの終わりとアークの始まりに花を添えた)。
    • なお、映画でウルトラマン1人のみの登場となった作品は映画『ULTRAMAN』以来20年ぶり。
  • 田口監督によると、スケジュールやロケ地の関係上最終回の変身シーンと予告映像にも写ってるタガヌラーとズグガンとゲントの対決シーンは同日に撮っており、最終回でいちばん気持ちが入るシーンのためゲント役の蕨野氏は一睡もせず朝食を抜いたため、最終回のシーンの撮影が終わった後、そのまま映画の撮影に移行したと語っている。
  • また、今回は2作とは異なりCOVID-19の5類移行に伴ってかTSUBURAYAIMAGINATIONでの同時配信が廃止される代わりに、公開劇場数がコロナ禍以前の150館程へと戻っている。れっきとした劇場版の形式に戻ったわけであるが、製作委員会のくくりは前二作と同じく「ウルトラマンブレーザー特別編」のままであり『タイガ』以前の「劇場版○○」の形式にも戻っていない。代わりに「THE MOVIE」がついたが今後はこのスタイルでいくのか本作だけのものなのかは現状不明である。
    • その後、同年3月22日にツブイマでの配信が開始された。
  • プレミア発表会にて音楽の力に感銘を受けた田口監督は「新録の曲をたくさんいれてます」と話している。
  • 予告でも映っていた国会議事堂のカットは、田口監督が下積み時代ウルトラマンとは別の作品で合成カットのロケハンで永田町を訪れた際に「国会議事堂をいつか自分の手で撮りたい」と長年暖めていたものであり、第1話の舞台になった池袋の実景の撮影時、プロデューサーに「1話でウルトラマンの夏の聖地であるサンシャインシティ池袋を舞台に池袋を派手に壊したから、映画はもっとすごいことしたい」と話したところプロデューサーも嘆息を漏らし、そのタイミングで前作デッカーのロケ時に国会議事堂の目の前にある憲政記念公園をロケハンした際に撮影で使えることが分かっていたため、国会議事堂しかないと提案したことで実現している。田口監督肝いりのウルトラマンの設定に合わせた1/25スケールの国会議事堂のミニチュアを作れないか美術スタッフにも提案してみた所「行けなくはないが当初は予算と時間的にキツイ」という反応だったが、最終的にスタッフ全員乗ってくれたことで実現したと語っている。
  • 当初、田口監督は本作に特空機1号セブンガーとアースガロンを共闘させる流れを作りたかったが、今回のブレーザーの世界観が別のマルチバースで他のウルトラマンも来ないという設定にしてるため、出しにくいという理由で没になった。後にこのアイデアはウルトラヒーローズEXPO2024のステージショーに流用されている。
  • 例年のニュージェネシリーズの劇場版と比較して宣伝はかなり控えめで、前々作「エピソードZ」のようにTV本編の最終盤のフィーチャーや、イベントで作品キャスト発表があった前作「旅立ちの彼方へ…」と比較しても、特にイベントでの発表もなくテレビ東京系列のCMも少なく「ジェネスタ2期」でも特集は組まれなかった。また商品展開も新戦士やフォームも登場しなかった為、新商品はゴンギルガンのソフビのみだった。
  • 初稿ではズグガンとタガヌラー以外のテレビ本編に出た新怪獣達ももっと出る予定だったが、映画単独のエンタメ作品のはずがテレビ本編見てる前提になってしまうため没になっている。

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