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ウルトラマンタイガ

うるとらまんたいが

ウルトラマンタイガとは、ウルトラシリーズの一作品。「令和」最初のウルトラマン作品となる。
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「この地球に、宇宙人が密かに暮らしていることはあまり知られていない。
 これは、そんな星で出会った若者たちの奇跡の物語である──」

「タロウ」の息子の物語。
そして「タイガ」がここにいる!

行くぜ相棒!バディゴー!

概要

2019年7月6日から放送された令和初のウルトラシリーズ。全25話。
ウルトラシリーズの放送局がテレビ東京系列になって初めて改元を経験することとなった。
新世代ヒーローズ開始から7年連続の新作登場となり、『ウルトラマンタイガ&ニュージェネレーションぴあ超大全』にて本作も新世代ヒーローズに含まれていることが明言されている。

主人公・工藤ヒロユキウルトラマンタロウの息子ウルトラマンタイガの他、U40出身のウルトラマンタイタス惑星O-50出身のウルトラマンフーマの3人に変身するというシリーズ初の試みが行われる(これまでのタイプチェンジの要領で各々の力を使い分けるのだと思われる)。
出身が異なるウルトラ戦士達が集いチームを組む一方で、これまでの新世代ヒーローズで見られた歴代戦士・怪獣の力を借りて変身という要素が現状では見当たらない(必殺技のみに使う)という点は、まさに新時代の第一作にふさわしい展開といえる。

メイン監督は今作が初のメインとなる市野龍一。その他監督、脚本にも新世代シリーズのスタッフが引き続き集決している。
さらに第1〜3話はTVシリーズでは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』以来となる監督と特技監督が別れるスタッフ構成となる。
ウルトラマンマックス』以来13年ぶりにレギュラーでナレーターを起用している(『ウルトラマンネオス』のようにOPで毎回ナレーションが流れる)他、『ウルトラマンオーブ』以来3年ぶりに日産自動車が車両を提供する。

また、本年の劇場作品で登場したばかりのウルトラマントレギアスーパーヴィランとして登場するほか、前作までと比べると野生怪獣や1話限りの破壊活動を目的とした宇宙人が登場する回が増えている。

ストーリーの内容は、タイガ、タロウ、トレギアの因縁を根幹としつつも、地球で暗躍する宇宙人が引き起こす事件を追うというものが多く、『ウルトラマンタロウ』よりかは『ウルトラセブン』に近い印象のものになっている。
また、新世代ヒーローズと同様の明るい要素こそあるものの、全体的にシリアスかつハード寄りの作風であり、善良な怪獣が卑劣な手段で殺害されたり、さらには新世代ヒーローズでは極力避けられていた地球人や善玉キャラの直接的な死も描写されるなど、グルーミーなストーリー展開も多い(尤も、コミカルな作風の『タロウ』にもトラウマを誘発しかねないストーリーが存在する)。
他にも、平成シリーズの定番となっていた本編終了後のミニコーナーが廃止されている。

放送開始に先駆け、6月22日にはプロローグとなる「第0話・ウルトラマンタイガ物語」が円谷プロ公式YouTubeチャンネル限定で無料公開された。
そのタイトルの通り、タロウが主人公の『ウルトラマン物語』を意識した、タイガが歴代戦士の活躍をタロウと振り返る構成となっている。
なお、これも含めて各話の同チャンネルでの公式配信期間は、これまでと異なり2週間となる。

登場キャラクター

E.G.I.S.


トライスクワッド


外事X課



歴代ウルトラマン




その他



スタッフ

監督:市野龍一(メイン)、田口清隆神谷誠武居正能辻本貴則越知靖
シリーズ構成:林壮太郎中野貴雄
脚本:皐月彩、足木淳一郎、柳井祥緒、三浦有為子、小林弘利、勝冶京子、森江美咲
音楽:森悠也

主題歌

オープニング

  • 「Buddy,steady,go!」



歌:寺島拓篤
作詞:寺島拓篤
作曲・編曲:渡部チェル

エンディング

  • 「ヒトツボシ」(第1話~13話)



歌:佐咲紗花
作詞:佐咲紗花
作曲・編曲:堀江晶太

  • 「Sign」(第14話~25話)
歌:スフィア
作詞:松井洋平
作曲・編曲:本多友紀

挿入歌(キャラクターソング)

  • 「覇道を往く風の如し」(第13話)

歌:ウルトラマンフーマ(CV.葉山翔太)
作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:山本恭平

  • 「WISE MAN’S PUNCH」(第13話)
歌:ウルトラマンタイタス(CV.日野聡)
作詞:真崎エリカ
作曲・編曲:原田篤

  • 「超勇者BUDDY GO!」(第13話)
歌:ウルトラマンタイガ(CV.寺島拓篤)
作詞:真崎エリカ
作曲:本多友紀
編曲:脇眞富

本作の楽曲はランティス所属アーティストが担当し、この内声優が歌唱するのは放送がテレビ東京に変わってから3でウルトラマンを演じる声優による歌唱はULTRAFLY」以来7年ぶりであり、EDの変更は『ウルトラマンネクサス』以来14年振りである。

オープニング主題歌「Buddy,steady,go!」の作曲を担当する渡部チェル氏は、過去に平成ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズの楽曲制作にも参加した経験を持ち、本作でウルトラシリーズに初参加したことで日本の三大特撮コンプリートを果たした。

あまり関係ないが、タイトルが「Buddy,steady,go!」と聞いて寺島と同じ事務所属のアーティストでもある水瀬いのりの「Ready Steady Go!」を連想した人も少なからずいる模様(こちらの作詞も仮面ライダーシリーズを手がけた事がある藤林聖子氏)。
尚、この年のアニメロサマーライブでは「Buddy,steady,go!」が歌われたと同時に「Ready Steady Go!」も歌われた珍事が起こっている。寺島氏と水瀬氏が同日だったが故に実現したと言える(アニサマ明けの水瀬自身のラジオにて、寺島氏はこちらの楽曲について熟知していた事もあり意図的なセトリだった模様)。因みにこのアニサマでは1日目がED担当の佐咲氏に加え、レム役の三森氏と『ウルトラマンR/B』のOP担当のオーイシマサヨシ氏、それと後期ED担当のスフィア、3日目がトレギア役の内田氏に加え、『SSSS.GRIDMAN』の主題歌を担当した姉の内田真礼氏にOxT円谷プロに染め上がったライブイベントとなった(ついで寺島氏と内田氏はこれがソロとしては初のアニサマである)。

放送日程

太字は新怪獣。
前作までと比べると、派生型ではない完全オリジナルの怪獣の登場数が増加している点が見受けられる。
また、それ以外の旧作から登場する怪獣は、どういう訳か劇場版が初出のもの(上述したようにトレギアも劇場版が初出である)やウルトラマンX』同様、過去にウルトラ戦士を苦しめた強豪が多いほか、ペロリンガ星人やパゴスなどといった、登場するのが数十年ぶりの怪獣の登場頻度が高いのも特徴。これは『ウルトラマンジード』並に多い。

このため、登場する面子がある程度固定化されていた前作までと比べるとかなり新鮮な感覚で番組が観れるとファンの間では比較的好評である。

本作のサブタイトルはOPの終盤に表示される方式を採用しており、基本的にメインタイトルの直後や本編開始時での表示が多いウルトラシリーズではかなり珍しい。また、サブタイトルの出現はポーズを取るタイガの背後で巨大な爆発が起きるという、非常にダイナミックな演出となっている。ちなみにこれは坂本監督がよくやるオープンナパームを意識したものとのこと

Noサブタイトル監督脚本登場怪獣・宇宙人放送日
1バディゴー!市野龍一(本編)、神谷誠(特撮)林壮太郎ウルトラマントレギア ヘルベロス ヤングマザーザンドリアス ベビーザンドリアス ゼガン マーキンド星人 マグマ星人 セミ人間 クカラッチ星人 リヴァーズ星人河津7月6日
2トレギア市野龍一(本編)、神谷誠(特撮)中野貴雄ウルトラマントレギア チビスケ キングゲスラ マーキンド星人 レキューム人7月13日
3星の復讐者市野龍一(本編)、神谷誠(特撮)林壮太郎ウルトラマントレギア ギャラクトロンMK27月20日
4群狼の挽歌田口清隆中野貴雄ウルトラマントレギア デアボリック(MB) ファントン星人 ゼットン星人ゾリン ヴォルク サーペント星人 ガルメス人 ヒュプナス(回想) ペダン星人(回想)  ???7月27日
5きみの決める未来田口清隆皐月彩セグメゲル セゲル星人葵 ダマーラ星人8月3日
6円盤が来ない田口清隆足木淳一郎ウルトラマントレギア ガピヤ星人アベル ペロリンガ星人 セミ少女8月10日
7魔の山へ!!神谷誠林壮太郎ババルウ星人 フック星人 ナイトファング8月17日
8悪魔を討て!神谷誠林壮太郎ウルトラマントレギア ナイトファング8月24日
9それぞれの今武居正能三浦有為子マジャッパ 水獣の守り人 キール星人 ヒュプナス8月31日
10夕映えの戦士武居正能柳井祥緒ウルトラマントレギア ナックル星人オデッサ ブラックキング9月7日
11星の魔法が消えた午後辻本貴則小林弘利パゴス ギマイラ ゼラン星人オショロ サラサ星人麻璃亜9月14日
12それでも宇宙は夢を見る辻本貴則小林弘利ウルトラマントレギア ギマイラ ゼラン星人オショロ サラサ星人麻璃亜9月21日
13イージス超会議越知靖足木淳一郎第1話~第12話の登場怪獣9月28日
14護る力と戦う力市野龍一勝冶京子ギガデロス イルト10月5日
15キミの声が聞こえない市野龍一中野貴雄ウルトラマントレギア モコ スカルゴモラ チブル星人マブゼ チブロイド サメクジラ リムエレキング バデータ デスモン ガロ星人  プラーナ  ゴモラ(細胞) レッドキング(細胞)  ウルトラマンベリアル(細胞)10月12日
16我らは一つ武居正能林壮太郎ウルトラマントレギア ヘルべロス ナイトファング10月19日

スピンオフ

  • トライスクワッドボイスドラマ

本編終了後の9時30分からyoutubeのウルトラチャンネルで配信されるボイスドラマ。
タイガ、タイタス、フーマの目線からこれまで3人の身に起きた知られざる過去が明かされる長編エピソードや、連動するTVシリーズの事件の裏側でトライスクワッドの面々が本音で語り合う短編エピソードが描かれる。また後藤正行氏による描き下ろし挿絵イラストが登場する回もある。
その性質上、シリアスな空気感で登場人物の新たな事実が判明する回もあれば、メタネタ全開でギャグ気味なやり取りをやる回もあるなど、ギャップが激しくなることも。
また、長編エピソードにはヘラー軍団グア軍団アンドロ警備隊など歴代ウルトラマンや異世界の敵と味方達、オリジナル怪獣が登場するなどこれまで全シリーズに語れなかった歴代戦士が存在した異説のストーリーが存在する。

前年に放送された『SSSS.GRIDMAN』でも同様のスピンオフ企画が行われたことがあるが、ウルトラシリーズでは初の試みとなる。

話数タイトル登場人物時系列
01未来の思い出 前編ウルトラマンタイガ、フィリストライスクワッド結成前
02未来の思い出 後編ウルトラマンタイガ、フィリス同上
03タイタスの帰還ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス第3話の後
04リーダーは誰だウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ第4話の後
05ザ★ウルトラマンタイタス 前編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、マティアトライスクワッド結成前
06ザ★ウルトラマンタイタス 中編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、マティア、グリゴレオス同上
07ザ★ウルトラマンタイタス 後編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、マティア、グリゴレオス、キシアダー同上
08次の機会にウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ第8話の後
09負け犬の子 前編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、ゲルグトライスクワッド結成前
10負け犬の子 中編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、ゲルグ同上
11負け犬の子 後編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、ゲルグ同上
12もしも教師になったらウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ第12話の後
13その拳は誰が為に 前編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、アンドロアレスイムビーザメカバードン改造ブロッケントライスクワッド結成前、タイガの訓練生時代
14その拳は誰が為に 中編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、アンドロアレス、イムビーザ、ザビデンダクミランバゼリア改造ザラガス改造アイロス星人改造ビーコン改造ムルチ同上
15その拳は誰が為に 後編ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、アンドロアレス、イムビーザ、ペストリア同上

余談

タイプチェンジの要領で別々のウルトラマンに変身しその力を使い分けるという戦闘方法自体は、実を言うと今作が初めてではない

「タロウの息子」というのは「セブンの息子」「ベリアルの息子」の前例から過去にもネット上などで予想されていたネタでもある。また、前作『ウルトラマンR/B』の詳細が公開される前、ネット上では、(前々作の『ジード』がベリアルの息子という設定だったこともあり)「主人公はタロウの息子ではないか」という推測もあった(実際にはタロウの力を使って戦っているだけだったが)。その他にもウルトラマン80の教え子が主人公ではないかという推測もあった。

ちなみに『タイガ』の放送開始日の7月6日はタイガの父親が活躍していたシリーズの放送開始日とちょうど3ヶ月違いである他、『ウルトラマン列伝』放送開始から8周年でもある。

放送開始の9年前に、オリトラマンとしてのイラスト投稿があった。

ウルトラマンタイガ



キャスト変更とその影響

レギュラーキャラの旭川ピリカは当初桃果氏が演じる予定だったが、スケジュールの都合により降板し、吉永アユリ氏に変更された。
奇しくも親子揃ってシリーズのキャスト変更が起きた事になる(父のシリーズの場合は白鳥さおり役の朝加真由美。こちらは放映中に変更)。テレビシリーズ終了してから続編の映画でキャストが変更されるのを含めれば『ティガ』のユザレ役の長内美耶子氏以来である。
また、過去には『ウルトラセブン』と『ウルトラマンA』でも放送開始前にヒロインのキャスト変更が発生している。

降板の発表が放送開始の1ヶ月前だった事から、開始までに間に合うのか不安視されていたが、無事に予定通り7月6日に放送開始された。
ただ、影響がなかった訳ではないようで、直接的な関係は不明だが例年なら放送開始1ヶ月前に公開されるはずの本編PVがおよそ2週間前となる6月21日まで公開が遅れ(1ヶ月前には変身アイテムの玩具情報のみ解禁)、東京おもちゃショーで例年開催される紹介イベントもなしになるという、放送開始前にしては些か淋しい展開となってしまった。

関連動画





関連イラスト

ウルトラマンT-タイガ-
タイガ!!!!!!!!!!【ウルトラマンの日】
新たなる世代へ、バディゴー!



関連タグ

ウルトラシリーズ 令和ウルトラマン 新世代ヒーローズ
タロウ親子
ウルトラマンR/B → (ウルトラマン_ニュージェネレーションクロニクル) → 本作 → ?

ウルトラマンタロウ…父親の作品。本作のタイトルロゴはこちらと同様にアルファベットの「T」の文字がタイトルに配されている。

ザ☆ウルトラマン…タイタスと同じくU40出身のウルトラマンが活躍する作品。タイガの展開に伴い、現在YouTubeでの公式配信が行われている。

ウルトラマンオーブ ウルトラマンR/B…フーマと同じく惑星O-50出身のウルトラマンが活躍する作品。

ウルトラギャラクシーファイト…同時期にYouTubeで独占配信されるオリジナル作品。時系列は『タイガ』の前となる。

ウルトラマン超闘士激伝…OP歌詞の一節「超えていくのさ 誰もが闘士(ファイター)」の漢字を組み合わせると、『超闘士』の文字が出来上がる。闘士のルビも原作同様"ファイター"となっている。OP歌詞を作詞した寺島氏は『声優グランプリ』のインタビューで、意識して歌詞に入れたことを明かしている。

仮面ライダー電王…「主人公に複数の個性豊かな人外が憑依する」という設定から連想してしまったファンが多数。実際、ボイスドラマでは同作のように憑依したウルトラマンたちによる軽妙な掛け合いが繰り広げられている。また、最強タイプがてんこ盛り形態になることを期待する声も多い。

東條悟仮面ライダータイガ仮面ライダー龍騎に登場する同名の仮面ライダー。東條を演じた高槻氏はウルトラマンネオスカグラ・ゲンキを演じた。

外部リンク

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令和ウルトラマン れいわうるとらまん

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